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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

実家

「レイさん、相談があるんだけど、、。」

あらためて相談、なんて言われると、つい身構えてしまう。
なになに? 深刻な話?
「いや、そうじゃなくて、レイさん、年末、どうする?」
あぁ、それなら、私も相談したかったわ。
実はさぁ、実家の親からね、
浪人、大学時代、実家で年を越した事がないんだから、
今年くらい、年末に帰って来い、、ってさぁ、言われちゃって。

「まぁ、私も似たようなもんかなぁ。
 親父がさ、健診受けたら、再検査の通知だったらしくてさ、
 お前と過ごす最後の年末年始かもしれないぞ、
 なんて言いだして、、、」
そんなに具合が悪いの?
「いや、単に再検査にビビってるだけらしいけど、
 たまには、親孝行の真似事でも、って思ってさぁ。」

賢治様に連絡してみようか、、、。



「そりゃぁ、実家に帰るのが優先に決まっている。
 もし、俺のせいで、ご両親に寂しい思いをさせたのなら謝る。
 、、、
 じゃぁ、クリスマスを派手にやるか。
 紗江の所はどうだ?
 まぁ、どんな展開になるかは、紗江の気分しだいだけどな。
 連絡しとくから、クリスマスの3連休は空けておいてくれ。
 年末年始は、、、、
 たまには、お前達がいない正月も、新鮮かもしれないな。」


まぁ、そんな『新鮮』はご勘弁願いたいとは思うけれど、
でも、賢治様、どうやってお過ごしになるのですか?
まさか、、、、

「紅白歌合戦」の出場歌手をチェックしたりはしてないですよね?



 

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黄色いベンザ

 
「だだいまぁ、、、ズズゥ、、、」
とんでもない鼻声で、ハルさんが帰ってきた。

何その声、別人みたいよ。
「うん、風邪だなぁ、今年は、鼻から、ってな感じだぁ。」
ちょっと待ってね、今、薬、出してあげる。
「いや、いらないよ。風邪薬買ってきたから。」
そう言いながら、レモン缶チュウハイを6本、ドンって。
なにこれ?
もちろんハルさんではなく、水野 裕子さんです
「コンビニでさぁ、薬買おうと思ってね。
 、、あなたぁの風邪に狙いをきめて、ベンザブロック、、、
 なんて歌いながら、探したけど、売ってねぇの。
 だからさぁ、鼻風邪には黄色いベンザだよなぁ、、、
 そう思って、彷徨ってたら、この黄色が目に入ってね。
 この缶チュウハイがさ、
 『私を呑んで元気になって!!』
 そう私に語りかけて来た訳よ。
 絶対、ベンザより効き目があると思ってね。
 ビタミンCだって、たっぷりでしょ。」

ハルさん、一つだけ言わせてくれ。
酒を呑みたいんかい、風邪を治したいんかい、、、。
「酒を呑みながら、風邪が治ったっら最高じゃん♪」


「あなたぁの風邪に狙いをきめて、ベンザブロック、、、」
トイレから、そんな鼻声が聞こえる。
便座に座って、、ベンザかよぉ、、、。くだらねぇ。
次は、、お風呂場から、
「あなたの風邪はどこから? わたし、、鼻から、、」
オイオイ、風邪で風呂はいいのかぁ、、?

たのむから、風邪うつさないでくれぇぇぇ、、、
「うっ、寒っ。」
そう言いながら、私の布団にもぐりこんでくるハルさん。
「誰かにうつすと、風邪って治るらしいよね。」
オイオイ、私ぁ、年末進行って程じゃないけど、
すげぇ忙しいんだぞ。
「大丈夫よ、
 次はもうちょっと度数の高い缶チュウハイにするから。」
言ってる意味が分からねぇ、、。

もし、私が熱を出したら、青い缶チュウハイなのかぁ?
もし、私の喉が痛んだら、銀の缶チュウハイなのかぁ?

何味だ?、、、飲みたくねぇ、、、、。



 

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自己査定

猛烈に忙しい、、、。
なのになぜか、「業務改善、残業時間を減らせ」、、だとよ。
自分なりに、効率化を求めて、工夫して、、、、。
それでも終わらない仕事量。
私の能力不足なのかぁ?
現場で一緒に働いてる上司が言うのなら納得もするけれど、
結果の数字だけを眺めているお偉いさんには言われたくねぇ。
それにどうして、こんなに忙しい今の時期に、そんな事言い出すんだ? 
我社の業績、そんなに悪いのかぁ?
まぁ、右肩上がりの高度成長時代ではないし、
時代的に、経費節約モードは分かるけど、、、
たぶん、仕事量に対して、人員が少なすぎるんだぁ。
特に意味はありません、、右肩上がり、、、、


仕事慣れした、仕事慣れしすぎた先輩の言葉、、
「レイ君、仕事が早く終わっても、
 ギリギリまで、仕事してるフリをしたほうがいいぞ。
 下手に早く仕上げちゃうと、次はもっと過酷になるからな。」

まぁ、一理だ、という気はするけれど、
でもそれもちょっと違うと思う。
私が今目指しているのは、スキルアップであって、
けっしてオジサン的処世術じゃぁないからなぁ、、、。

残業しないで、膨大な仕事をこなせかぁ、、、。
暗に、、、サービス残業しろって言ってるのか?
社会が、組合が、真っ向から否定しそうだぞ。

でもなぁ、、、社内でどんな事情があろうとも、
お客様は、やっぱり結果を待っている、、、。



とりあえず、私が出した結論。
部所の他の誰よりも早く出社している。
他の人が出社する頃には、
仕事メールのチェックや、その日の段取りなど、
雑用的仕事は、終えている。
これが、実にいい。
始業時間には、しっかり本業に専念できるから、、、。

早朝出勤って程ではないけど、
まぁ、サービス残業、朝バージョンってとこだろう。

実を言えば、御調教のない土曜日は出社してるけどね、、



こんなに努力してんだぞ!!
冬のボーナス! 、、500万円は下らないに違いない!

、、と、勝手に自己査定していたのですが、、、、
まぁ、そんなはずは、なかった、、、、


、、、、、当然だろうけど。



  

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女の子すわり

 
「この格好の座り方って、正式名称はなんて言うんだろう?」
この座り方の正式名称?、、、、
女の子すわりする私達の周りを廻りながら、
御主人様が、おしゃった。
「まぁ、これで股間にディルドゥでも刺さってれば、、、
 ん~ん、、、『咥え座り』、なんだろうけどなぁ。」





あの日以来、私達の間では、この座り方を、
『咥え座り』と呼んでいる。

「ほら、ちゃんと正座しなさい。咥え座りはダメよ。」
ってな具合に。

咥え開脚、、、、?
でもさぁ、これが咥え座りなら、
バレーダンサーや体操選手の180度開脚は、咥え開脚かなぁ?

「そりゃそうよ、
 相撲取りは、咥え股割り、、、坊さんは、咥え座禅、、
 ってなもんよ。」



お相撲さん、お坊さんのは、、、想像したくねぇ。

   、、、、咥えらんねぇし、、、  


 

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日本海側のクリスマス寒波が、
山脈の隙間をぬって、この山にも雪を運んできたらしい。

車は路面の薄い雪を蹴散らして山道を進んでいく。
車が坂道に疲れだした頃、紗江さんの料亭が見えてきた。

お盆の時以来だ。、
あの時は、マゾ気分だった紗江さん、今日はどんな感じかしら。
御主人様曰く
「どんな展開になるかは、紗江の気分しだい、、」だから、、。

プレゼントは、ちょっとお高い、白と赤のワインを2本持参した。
なんてったって、料亭料理にクリスマスは考えにくかったので、
肉でも魚でも、どちらでもオッケーを狙った次第だ。



「俺は、なにもプレゼント持ってこなかったなぁ。」
「あら、いやだ。
 賢治さんにプレゼントいただこうとは思いませんよ。
 先日みたいに、接待や忘年会で当店を使っていただければ充分。」
 、、、
 でもぉ、せっかくですから、、、、」

紗江さんの目がきらりと光って、、、、紗江様に変身した。
「じゃぁ、賢治さん、
 このワインにあう料理をご馳走してくださいな。」

御主人様は、しばし思案中。
「ローストチキンやビーフ、叉焼はすぐに思いつくけどなぁ。
 、、、、、、
 よし、紗江、今日は白ワインにしよう。
 ハル、レイ、脱げ!」





麻縄が体を廻って、
私達は、、、、、、蟹になった。
白ワインにあう素敵なカニ料理、、、、?
「あぁ、この蟹達、素敵だわ。活蟹なのね。
 確かに、生きた毛蟹は、鋏で怪我しないように
 こんな風に縛って売ってるわね。」
うっとりと拘束された私達を眺めていた紗江様が、
付け加えるようにこうおっしゃった。
「どうやって茹でようかしら?
 熱湯風呂に放り込む?、、、、」
「いや、蟹としては、まだ未完成だ。
 調理は俺に任せろ。
 真っ赤に茹でて、もっとうまそうにしてやる。」


歯を食いしばって、熱さに耐えている、、、。
蟹として未完成の私達に、甲羅が作られていく。
赤い蝋が、胸に背中にお尻に、
しっかりと赤い甲羅を作っている。
「蟹の卵巣は甲羅の中だよな。」
「グェ、、、そっ、そこは、、、」
ハルさん蟹の股間に蝋が垂らされる。

ギャァ、熱っ、、、当然私の股間にも、、、、。



「賢治さん、そろそろ、蟹、食べましょうよ。
 皮をむいてくださいな。
 白ワインも開けましょうね。」
「よし、食べやすいように、しっかり皮をむいてやるからな。」


ギャァー、、、
グゥアァー、、、、

体中にできた甲羅を、バラ鞭が容赦なく引きむいている、、。
身動きの取れない蟹達は、
それでも体を揺すって、必死に抵抗するけれど、
所詮、無駄な足掻き、、、、、、



「紗江、よく見てみろ。
 おマンコから、なんか流れてきたぞ。
 まさか、蟹味噌じゃぁないよな。」

「私がちょっと、味見してもいいですか?」




ワイングラス片手に、紗江様が近づいてくる、、、





              2011年12月23日の事でした。
 

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クリスマスソング

紗江様が食器を洗っている。
御主人様は、クリスマスの飾りつけ中だ。
私達は、、、、クリスマスツリー、、、だ。

あらぁ、素敵なクリスマス吊り、、、、、
食後のお茶を運んできた紗江様が、驚いたようにおっしゃった。
「あらぁ、素敵なクリスマス吊りねぇ。
 和食料亭では、クリスマスなんて関係ないと思ってたけど、
 賢治さん、素敵なプレゼントありがとう。」


静かな静かな時間が、ゆっくりゆっくり流れている。
薄く積もった雪が
冬の陽射しで溶ける音さえも聞こえてきそうなのに、
でも今、私達の耳を震わせているのは、
『クリスマス吊り』の荒い息だけだ。


「俺、街育ちだからかなぁ、
 こんな静かなクリスマスは初めてだ。」

「♪ I'm dreaming of a white Christmas
   Just like the ones I used to know ♪」
紗江様が、そっと歌いだす、、。御主人様がそれに続く、、
「♪ Where the treetops glisten
   and children listen
   To hear sleigh bells in the snow. ♪」
紗江様は、うっとり、御主人様の肩に頭を乗せて、、、、。

「ねぇ、賢治さん、ツリー達にも何か歌わせましょうよ。」
「そうだなぁ、ちょっと陽気な歌がいいか?
 それとも、卑猥な歌か?」
紗江様が、心得ているとでも言うようにおっしゃった。
「当然、卑猥を伴奏にして、陽気なクリスマスソングよ。」


私の股間に差し込まれたバイブが、股縄で固定される。
バイブのスイッチが入ると、もうそれだけで、
、、喘ぎ声が止まらない、、、、
どうやら、私が、卑猥な伴奏担当らしい、、、、。

隣のハルさんのお尻に、強烈な鞭が走った。
「ほら、ハル、陽気なクリスマスソングを歌え!」

「まっ、、、、
 ♪ 真っ赤なお尻の、、、、ギャ
   トナカイさんは、
   いっつもみんなの、笑いぃ者、、、♪、キャァー」

あぁん、うぅんの卑猥伴奏に合わせて、
ハルさんのクリスマス鞭ソングは続いている。
紗江様のアンコールにお応えしながら、、、、、。



「あぁ、賢治さん、素敵なクリスマスイブよ。
 最後に、もう一つだけ、プレゼントしてくださる?
 私、逆さツリーが見てみたい。」




クリスマスソングは、、、歌えない、、


『逆さツリー』は、、、、息も絶え絶えで、、、、


、、、、、クリスマスソングは歌えない、、、






              2011年12月24日の事でした。
 

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クリスマス寒波

 
「あぁ、うまい。
 俺、日本人でよかった。寒い朝は、やっぱり味噌汁だよな。」
熱々の味噌汁をすすりながら、御主人様がおっしゃった。

「そうねぇ、今朝は一段と冷えたわねぇ。
 そういえば、去年もクリスマス寒波がありましたよね。」
「どっかの国道で、何十台もの車が雪に閉じ込められて、、、
 自衛隊が出動したんじゃなかったっけ?」

「ねぇ、賢治さん。
 牝奴隷って、どのくらい寒さに耐えられるのかしら。」
「バーカ、牝奴隷だぞ。
 俺が命令すれば、一晩中でも外で正座してるさ。全裸でな。
 なっ、レイ?」
ハイ、もちろんです、御主人様。
って、こんな時、他に答えがあるはずがない、、、、、。

「それは、かわいそうよ。」
「かわいそう? 紗江が言い出したんだぞ。」
「いえ、そういう意味じゃなくて、
 目的もなく全裸で正座じゃ、かわいそうって事。」
「目的?」
「そう、たとえば、麓のコンビニに買い物に行かせるとかさぁ。
 もちろん全裸で、雪道を歩いていくのよ。」
「あぁ、それなら牝奴隷も目的を持ってがんばれるってもんだな。
 なっ、ハル?」
「ハイ、もちろんです。御主人様。」
って、こんな時、他に答えがあるはずはない、、、、、。

「よし、今日の調教は決まりだ。
 クリスマス寒波、雪中行軍!、全裸でコンビニのエロ本買い!!」

いつもながら、御主人様と紗江様のSМ調教掛け合い話は巧妙で、
こうして、少しずつ奴隷達に不安と恐怖を与える言葉責めだ。

でも、まさかね、、、、、
そんな風に、半分高をくくっていた私は、まだまだ未熟者。
御主人様と紗江様のS度を、理解していなかった、、、。

さすがに、全裸コンビニエロ本買いは、なかったけれど、
クリスマス寒波、雪中行軍は実行、という事になった。



紗江様が部屋の暖気で曇ったガラスを拭いている、
もう、それだけで、外気の冷たさが分かってしまう、、。

「レイ、ハル。向こうの高い木が見える?
 あそこまで行って、オシッコして戻ってくるのよ。
 私達は、暖かいこの部屋からしっかり応援してるわ。」
御主人様にお茶を差し出しながら、
「でも、足が冷たいでしょうから、
 このサンダル履いて行っていいわよ。」
奴隷の足を心配してくださるありがたいお言葉だ、、、、。

「ハル、レイ。全裸では寒いだろうから、
 俺が、防寒服をプレゼントしてやるぞ。」
御主人様が、後手縛りをしてくださった、、、。
奴隷の体を心配してくださるありがたい後手縛りだ、、、、。

キリッとした真面目な顔で、主人様がおっしゃった。
「ハル、レイ。心頭滅却、とは言わないが、気を引き締めろ。
 生半可な気分では、死ぬぞ。」



ここは雪国でもないし、それほど標高が高いわけでもない。
だから、かすかに積もった雪で雪中行軍は大げさだろうし、
雲の切れ間から薄日さえも射しているけれど、
それでも私達は必死だ、、、。必死に気を引き締めて、、、

あの高い木は、まだまだ遠い、、、、。
つま先が冷たい。指先が冷たい。
雪以上に、吹き付ける風が、体温を奪っていく、、、。
震えが止まらない、、、、。


ねぇ、ハルさん、
こうしてがんばって、御主人様や紗江様に喜んでいただければ、
きっと、ご褒美があるよねぇ。
紗江様が、暖かいお風呂を沸かしてくれてるとかさぁ、、。

「レイさん、分かってないわね、まだまだ未熟よ。
 お風呂は、あるでしょうけどね。
 でも、たぶん昨日の夜の残り湯よ。
 それで、紗江様がおっしゃるのよ。
 『残り湯でも外の寒さよりは暖かいでしょ』、、って。」

、、ハルさんの話し声も震えている、、



 、、、、『 向こうの高い木、、』 は、まだ遠い、、。



残り湯でも、お風呂に入りたい。

、、、たとえ未熟者と言われても、、、。



              2011年12月25日の事でした。
 

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親不孝娘

浪人の時、年末はアパートで除夜の鐘を聞いた気がする。
大学時代は、賢治様と毎年過ごした。
だから、もう5年も年末年始を実家で過ごしていない。
ひたすらに、親不孝娘だ。
まぁ、今は、父も母も、兄の孫に夢中だから、
きっと娘の事は忘れているのだろうけれど、
今年は親孝行の真似事をしようと思う。



「疑っている訳じゃないんだけどね。切符見せて。」
ハルさんが、私の帰省の切符を確認して、実家に帰っていった。
オイオイ、今年はちゃんと実家に帰りますヨォ。
一人抜け駆けなんかしませんから、ご安心を。





今年最大のニュースは、私の就職になる予定だったけれど、
ひたすら、『東日本大震災』に尽きてしまう気がする。
たくさんの犠牲を払って、世の中に『絶対』はないと学んだ。

仮設住宅での暮し、海岸地域からの集団移転の決断、
原発事故非難区域の見直しの話、、、、
細切れなニュースは伝わってくるけれど、
被災した皆様方は、どんな年末をお迎えなのだろう。
来る年が、希望に満ちた素敵な年であることを願うばかりだ。


そんなこんなで、私も、夕方の列車で実家に帰る。
そんなこんなで、今年のブログもここで筆をおくことにする。


皆様、よいお年を ♪

             じゃぁ、又。  レイ



   まぁ、1月2日には戻ります、、、という予定。
 

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夜討ち

「夜討ち朝駆けは、新聞記者の基本よ。」

私達は、もちろん新聞記者ではないけれど、
記者魂を振りかざして、『夜討ち』を敢行した。

夜討ちの先は、当然、賢治様のマンション。
エントランスのインターフォンを鳴らす。
「おぉ、いいところに来てくれた。早くあがって来い。」
せっかくの『夜討ち』でびっくりさせようなんて思ったのに、
たやすく歓迎されちゃうと、ちょっと拍子抜けだ。


「俺も今さっき、帰ってきたところだ。
 明日、新年会なのに、ぴちっとしたワイシャツがなくてな、
 慌てて、アイロン掛けしたんだが、うまくいかなくてさぁ。」

私がやります。
御主人様、お出かけだったんですか?

「ん?、あぁ、年末年始は、紗江の処で過ごした。」

ゲゲ、、、、、。

「おい、お前達、そんな目でにらむな。
 ごくごくノーマルに過ごしたんだぞ。」

「ノーマルに姫納め、姫初め?」

「バーカ、同じ屋根の下に男と女だ。
 それがノーマルってもんだろう。嫉妬してんのか?」




アイロン掛けしたワイシャツをハンガーに掛ける。
背広と、、、ネクタイはこれがいいかなぁ、、、
奥さんみたいにかいがいしくお仕えしいてるけど、
紗江さんは、もっと、らしく、御奉仕したんだろうなぁ。
お雑煮は、あの京風丸餅だったのかなぁ、、、



せっかくの『夜討ち』も、あっさりと斬り返された私達でした。




              2012年1月2日 夜の事でした。
 

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新年会

新年、会社に出社してみると、あら不思議、
あれほど溜まっていた仕事が、綺麗さっぱり片付いていて、、、
、、な訳はなくて、、、
新年の挨拶もそこそこに、やっぱり仕事に忙殺されて、
にもかかわらず、
夜には、しっかり飲み会的新年会は行うそうで、
「全てを忘れてゆっくりやってくれ、」
などという上司の挨拶は、忘年会でも聞いた気がするし、
その言葉に忠実になれるほど、仕事に余裕はないし、
だから、適当な所で退散、なんて思ったら、
「レイ君、正月だぞ、もっと飲め、」
などと、ハゲオヤジに捕まって、
正月に観たエロビデオの話題から、日本経済の今年の展望まで、
酔っ払い談義に適当に相槌をうちながら、
「すみません、ちょっと、トイレ。」
と言って、逃亡した私です。

世の中の仕事始めと同じく、寒気団も仕事始めだったらしく、
店の外の空気がやけに冷たくて、
ほろ酔い気分も、あっという間に消え去って、
帰りの電車の中、翌日の仕事の段取りを考えてしまった私です。


でも、週末からの3連休は、
「罪滅ぼし的新年初御調教」をいただけるから、
もう少し、もう少しの辛抱よ。

まぁ、「俺にどんな罪があるんだ?」
なんて、賢治様はおっしゃるだろうけれど、
紗江さんと年末年始をノーマルに過ごした罰です!!

、、アブノーマルならよかった、って意味じゃぁありませんよ。

 

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お年玉

御主人様のマンション。
玄関の靴脱ぎ場で「伏せ」をする。
「御主人様、あらためて、あけましておめでとうございます。」
今年もよろしくお願いいたします。
「おめでとう。よし、ハル、レイ脱げ!」



「今年の初調教だからな。お年玉をやろうな。
 お年玉の語源を知ってるか?
 御主人様からの賜り物という意味だぞ。
 やっぱり、年の初めは、基本の基本からだな。」

御主人様からのお年玉は、基本から始まった。
御主人様が基本とおっしゃれば、、、両腕を後で組む、、、。
そう、後手高手小手縛りに違いない。

「ほう、お前たちも成長したな。以心伝心。
 ツーと言えばカー、縄と言えば後手高手小手。」

麻縄が、手首を廻り、二の腕と乳房を締め上げていく、、、。




正座して、御主人様にご鑑賞いただいている。
「うん、二人とも綺麗だぞ。新年の晴れ着だな。
 このまま、首輪、股縄姿で商店街に行ってみるか?」


目を閉じる、、、、。

  御主人様のリードに引かれて、
  たくさんの他人様が行きかうアーケード街を歩いている。
  市中引き回しの上、駅前広場で、磔、鞭調教だ。
  「わぁ、あれ変態マゾよ。」
  汚いものを見るような視線が、後ろ指を差している、、、。
初縄酔いに、意識が遠ざかる、、、、
腕の痺れも、足の痺れも、、スーっと消えた。
遠ざかる意識を必死に追いかける私がいる、、、、。

「おい、レイ! 初縄酔いの気分はどうだ?」

御主人様の声で、ハッと我に返った。
申し訳ございません。素敵なお年玉、ありがとうございます。








野辺で摘んできた七草で、、、、
いえいえ、嘘です、
スーパーで買ってきた七草セットで、七草粥を作っている。
お味は、ちょっとヒトヒネリの中華風。

「ねぇレイさん、七草ってどうして七つなの?」
セリ、ナズナ、、って数えたら、七つだったからよ。
「ほんと?」
そんな訳ないっしょ。いくつでもいいのよ。様々な、という意味。
『無くて七癖』、って七つ数える人はいないでしょ。

「ねぇレイさん、もう一つ。お年玉って、本当はどんな意味なの?」
御主人様からの賜り物という意味よ。
「ほんと?」
そんな訳ないっしょ。御歳神様のからの賜り物という意味よ。



まぁ、、、今日のお年玉は、、、、
まさしく御主人様からの賜り物だったけれど、、



              2012年1月7日の事でした。
 

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オープンブラ

昨日の私の縄酔い、、、しっかりお喜びいただけたようだ。
だから、今日は、実践市中引き回し、、ということになった。

素敵なオープンブラでしょ?
「せっかくだからなぁ、、、しっかり着飾ってやらんとな。」

何度かの試行錯誤の後に、すてきなオープンブラになりました。





「オープンブラに組み合わせるとしたら、、、、
 当然、穴あきパンツかTバックだよな。」


フロントVのTバック、、、、
御主人様がお選びになったのは、フロントVのTバック。
「んーん、ちょっと絞め不足、食い込み不足かなぁ。
 街中を歩いてる時に落ちるかもしれんなぁ。まっ、いいか。」
あんまりよくはないと思う。
それに、おトイレはどうしたらいいんでしょう御主人様。
「トイレ? せっかくの正月だから、たれ流しでいいぞ。」
それも、あんまりよくないと思う、、、。




まぁ、なんとかなるでしょう。

、、、お正月だから、、、?



              2012年1月8日 午前の事でした。
 

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市中引き回し

御主人様は肩越しに引き縄を握っている、、、そんなポーズ。
市中を引き回されている変態マゾ牝の私達は、後ろで腕を組む。
御主人様はいきなり縄を強く引く、、、そんなポーズ。
変態マゾ牝は、前によろけながらも後についていく、、ポーズ。

穏やかな真冬の陽射しに誘われたように、
アーケード街にはたくさんの人々が行き交っているけれど、
私達のセーターとスカートの下が、
縄ブラ股縄だって事を知る人はいようはずもない。
そして私達が、御主人様に引き回されているマゾ牝だって事も。


変態マゾ牝市中引き回し露出もどき、、を楽しんでいたけれど、
この寒さの中、オーバーニーソックスだけでは股間が冷える。
そろそろ尿意も限界に近い、、、。

「御主人様、おトイレお許しいただけますか?」
「おぉ、勝手にしていいぞ。」
いやぁ、いくらお正月でも、やっぱり、そういうわけには、、、

「なんだよ、せっかくしていいって言ってるのに。
 よし、リアル露出したら、ションベン許してやる。
 5秒でいい。おれにブラジャー見せてみろ!」

あたりをうかがいながら、、、1,2,3,4、Go!!

辺りをうかがいながら、ささっとセーターを持ち上げ、
「1,2,3,4,Go!!!」
近くのデパートのトイレに駆け込む私達でした。



まぁ、コートで隠しながらだから、
誰も気づかなかった、、、と思うけど、、、




              2012年1月8日 午後の事でした。
 

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正月事始め

「正月事始めにするか。」
御主人様がおっしゃった。

「事始めって12月13日ですよぉ。
 祇園の芸子さんのニュース、年末やっていましたもの。」

「バーカ、正式には旧暦の12月13日だ。
 まぁ、今日は旧暦12月16日だけど、、、、。」


アナル事始め、、、、

「ハル、レイ! 伏せ! ケツを突き出せ!!」






旧暦十二月十六日、新暦一月九日
もしくは、一月第二月曜日、、

今年から私達に『成人の日』は無くなった。

、、、『アナル事始めの日』になったから。



              2012年1月9日の事でした。
 

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日めくり


ちょっと古風なのかなぁ、、
我が家には、日めくりカレンダーがある。
毎年末、同じ商店からハルさんがいただいてくる。
だから、その日めくりをめくるのはハルさんの役目だ。
昨年も、ハルさんが365回、日めくりした。


この365回というところが凄い。
だって、賢治様宅にお泊りして、土曜、日曜と日が空いたとしても、
ハルさんは、2枚一緒に破りとったりはしない。
ちゃんと、一日一日を確認するように、一枚ずつはがす。

どうして、一枚ずつなの?
「来る日を喜び、過ぎし日に感謝するためよ。」
すげぇ、宗教家みたいだ。

ちょっとがさつで、奔放そうなハルさんだけれど、
実は、繊細な日めくり娘なのかもしれない。
私の知らないナイーブな乙女がここにいる、、、。


昨年末の日めくりをしっかりめくり終えた後、
今年の新しい日めくりカレンダーを掲げたハルさん。
ふーって息を吐いて、新しい一年が始まった。

今年は、366回の日めくり、よろしくお願いしますね。


 

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阪神淡路大震災

私は、小学校の2年生だったろうか。
朝、寝ぼけ眼で居間に行くと、
父と母が、「大変な事が起きた、、、」と言いながら、
テレビに向かっていた。
地理も何も知らなかったであろう私が、兵庫県、と聞いて、
「おねぇちゃん、だいじょぶなの?」
と、叫んだのが、阪神淡路大震災の記憶だ。
おねぇちゃんとは、神戸の従姉。
あれから17年。
彼女はその地を離れることなく、
今では2児の母親として、元気に暮している。


阪神淡路大震災を契機に、
耐震指針が見直されたり、住宅耐震化が推進されたりしたそうだ。
6000人を超す犠牲をはらって、、、、。

昨年、偶然にも東日本大震災に関わってしまった私。
地震の性質や規模や広域性は違っているし、
亡くなられた皆様の多くが、その後の津波によって、、、
という違いはあるけれど、
阪神淡路大震災の教訓は、どう活かされたのだろう、?



今日は、復興に尽力なさった行政や市民の皆様への敬意と、
お亡くなりになった皆様への哀悼の想いを込めて、
午前5時46分52秒に、このブログをアップする。

、、黙祷


 

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お燗

御主人様、熱燗ですか? 温燗ですか?

「今日の気分は、、、だなぁ、、、
 掌がジワッとする暖かさ、
 唇がホッコリする温もり、
 食道が、胃が、あぁ、って溜息を漏らす、、、
 そんな燗で頼む!!」

人肌よりは高い、でも、アチチって程じゃない、、、。
ん~ん、むずかしい、、、、。

食道が悶えているポーズ、、、、?
お燗したお酒を密かに呑んでみる私、、
食道が、あぁぁぁ、、って悶えている。
うん、これでいいな。
この『 悶え温度 』、覚えておかなくっちゃ♪





「レイさん、私には、熱燗でお願い。」
ハイハイ、ちょっと待ってね、ハルさん。
、、、、、

、めんどくせぇなぁ、、、、、、

       、、、、、、沸騰酒でいいか?




               先日の夜の事でした。
 

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モッコリ

「たとえばな、
 お前たちが、体操選手や水泳選手のモッコリに、
 おぉ、って思うのと同じように、
 俺だって、女の胸の膨らみやケツの丸さや股間のツルンに、
 おぉ、って思うのさ。」

オイオイ、勝手に決めてくれるな。
御主人様のモッコリ以外に、おぉ、なんて思ったことないぞぉ。

「だからな、次は、、、これを呑もう。」
オイオイ、それは朝鮮どぶろく、マッコリだぞ。
酔っ払いの話のツジツマは理解しがたい。


「俺、しみじみ思ったんだけど、
 鮫肌の女っているだろ?
 その女が全裸で水泳したら、凄い記録が出ると思わないか?」

まぁ、今の水着は鮫肌タイプで、水の抵抗を最小限にしてるけど、
全裸で泳いだら、それだけで反則負けだぞ。
それに、鮫肌女って、体全体が鮫肌なのかぁ?
半魚人のイメージで話してないかぁ?
酔っ払いの話のツジツマは理解しがたい。

鮫肌股間でワサビをおろす、、、、?
「御主人様ぁ、私が鮫肌女だったら、
 ワサビを綺麗におろしてさしあげられるんだけどなぁ。」
お刺身をつまみながら、酔っ払いハルさんが言った。

「当然、おマンコでおろすんだろ。
 すりおろしたワサビがワレメに流れて、、。最高の調教だな。
 でもまさか、、、、
 鮫肌女って、粘膜まで鮫肌じゃないよなぁ。」



モッコリ、マッコリ、鮫肌女、ワサビ、御調教、、、、、、

酔っ払いの話のツジツマを理解しようと思うのが間違いらしい。







マッコリを呑みすぎたモッコリは、ひたすら沈黙したままだ。


  

               先日の夜の事でした。
 

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メンタマ

「あぁ、俺、老眼かなぁ、、、。」
上司のつぶやいている症状が、まるで私と同じだったので、
オイオイ、私ぁ、若年性老眼なのかよ、、と怖ろしくなった。

社外打ち合わせの帰り、
街角の、目に付いた初めての眼科に立ち寄ってみる。

問診や検査の後、老先生がおっしゃった。
「まぁ、30代後半からの若年性老眼はありますけど、
 あなたの年齢では、さすがにそれはありませんよ。
 睡眠後には症状がでてはいないようですから、
 今はまだ『疲れ目』ですけれど、眼精疲労予備軍ですな。
 目のかすみ、ドライアイ、肩こり、が出てきたら大変ですよ。
 今のうちに、しっかりケアしなさい。」
あのう、どうしたらいいんでしょう?
「仕事中にできるのは、メンタマ体操ですな。」
メンタマ?
目玉オヤジ体操、、、?
目玉オヤジのようなメンタマ模型で、先生の説明があった。
まぁ、筋肉の動きなどの理論はともかく、
簡単に言えば、目玉を、上下左右に動かしたり
遠くを見たり、近くを見たり、ということだ。

「それとね、夜はね、
 疲れたからといって、いきなり冷やしちゃいけませんよ。
 入浴時に目を温めて血行促進して、目のツボマッサージ、
 それから、目薬ですな。」

診察が終わった時、なにげなく聞いてみた。
こんなオフィス街の患者さんて、仕事疲れの方が多いんですか?

「はい、そうですねぇ。
 コンピューター、スマホ、携帯、コンタクトの時代ですからね。
 ひたすら、目を酷使してるんですよ。
 私は皆さんにお勧めしてるんです。
 田舎で畑仕事でもして、自然の中で暮しなさい。、ってね。」

患者さんが皆、田舎で畑仕事を始めたら、
患者さんというお客さんがいなくなるだろがぁ。
先生の医学的な腕は分からないけれど、
その一言で、なぜか、全面信頼、ファンになった。

又、ご相談にあがります。
「はいはい、この時間帯が一番暇ですから、
 ぜひ又、遊びに来てください。」

いや、遊びに来る訳ではないんだけど、、、、、、


  

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子袋

「あぁ、、、不調だぁ。スランプじゃぁぁぁ。」
どうしたの? 体の調子でも悪いの?
「いや、そんなんじゃなくて、アイディアが出ないのよ。」
なんの?
「当然、バレンタインプレゼントのアイディアよ。」

あぁ、そういえば毎年、ハルさんのアイディアで、プレゼントしてるよね。 
二匹の牝奴隷ワインでしょ、安眠枕はちょっと違うけどぉ、、
緊縛トルソー、去年はぁ、、、、あぁ、似顔絵ワイン。

「ねぇ、レイさん、なんかアイディアだしてよ。」
ん~ん、、、、思いつかないなぁ、、、
こんな時は、逆に賢治様に聞いてみたら?



「そうだなぁ、、普段と違う、、、、。
 たまには、ハルの手作り料理もいいな。」
「私の、、、ですか?
 あのぉ、、、どんな料理をお望みですか?」
「今日食いたいと思って食い損ねたトンカツ、、、、
 それじゃぁ、普通すぎるな。
 よし、牝豚料理!!! うん、それがいいな。
 レイと相談してうまいのを作ってくれ。期待してるぞ。
 俺は、その日まで豚肉絶つから。」




「あぁぁん、電話しない方がよかったよう。牝豚料理よ。
 どうしよう、私が作るのよ、、、、。
 レイさんを丸焼きにするってのはどう?」
ハイハイ、それも一案だろうけど、もっと具体的に考えようよ。
牝豚限定、、、と言えば、、オッパイかなぁ、、子袋かなぁ?
「レイさんのおマンコを蝋燭で炙る?」
ハイハイ、それも一案だろうけど、きっと不味いわ。
「やっぱり、ちょっと凝った料理がしてみたいなぁ、、。
 ミミガーとか、トンソクとかさぁ。」
私の耳と足は使わないでね、、、。
あのさぁ、ハルさんがメインで作るのよ。
トンソクなんて調理できると思う?
「うん、できるはずがない。
 だいたい、どこで売ってるのかも知らないわ。」
ハツとか子袋とかトントロは、商店街の肉屋さんで売ってたわ。
「そうかぁ、やっぱり牝豚料理のメインディッシュは子袋なの?」
ん~ん 中華風の子袋の和え物しか思いつかないなぁ。
和え物はメインディッシュにはならないよねぇ、、、
いっその事、いろんな部位で、和え物、煮物、焼き物、炒め物、
そんなのはどう?
股間蝋燭炙りは、、、堪忍してくれぇ、、
「よっしゃ、ナイスアイディア。それでいこう。
 調理は私がするから、レシピは考えてね。
 調理に失敗したら、レイさんの子袋蝋燭炙りよ。」



ハルさんにも簡単に調理できて、
なおかつ、賢治様に喜んでいただけるレシピを、
真面目に、しっかり考えなければいけないようだ。


蝋燭炙りを避けるためにも、、、、。

 

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ハルとレイ

「ハルとレイ、ついに見つけました、、、」
過日、そんなコメントをいただいて、
私も、一生懸命探しました。
「こち亀」の大阪キャラ、ハルとレイです。
出番が少ないので、苦労しました。


二匹の牝奴隷とは、関係あらへん!!

御堂 春、芦原 レイ、、、
もちろん、このブログのハルとレイは、
ここから名付けた訳ではありませんが、
これほど極端ではないにせよ、
なんとなく性格的に似てるかも、、?
まぁ、ハルの身長は160センチ以上あるけど、、


 上記画像、
 ジャンプコミックス「こちら亀有公園前派出所」より借用。
 こういう使い方は、著作権上問題ありですか? 
 台詞も変えてるし、、、、
 秋本先生、ごめんなさい。

 

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バール

無粋ではあるけれど、我が家の玄関ドア脇には、
大きなバールが立て掛けてある。
巨大釘抜き、って感じのあの工具だ。

東日本大震災の際、マンションのドアが歪んで、
脱出困難になった事例があったそうだ。
そんな話を聞いて、
賢治様がホームセンターで買ってくださったのだ。
「これをさ、ほら、こんな風に梃子の原理を利用して、、、。」
歪んだドアを持ち上げて、ドアを開く、、らしい。
「脱出時に、窓ガラスを割るのにも使えるし、
 それにな、不審者撃退の武器にもなるだろ。」

ハルさんが反応したのは、震災脱出ではなく、不審者撃退だ。
バトントワリングのように、孫悟空の如意棒のように、
少林寺拳法の棒術のように、
狭い我が家で、バールを振り回しての不審者撃退訓練は、
戸棚に深い傷をつけて、終了した。
どう考えても、女性が振り回すにしては重すぎるだろがぁ、。

あれ以来、誰も触ることなく、玄関脇に鎮座ましましている。


東日本大震災から11ヶ月、そして、もうすぐ一年。
災害時脱出用としても、不審者撃退用としても、
このバールが活躍しない事を願っている。


 

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飲料水

無粋ではあるけれど、我が家のキッチンには、
水の入った2.7リットルのペットボトルが2本、置いてある。

東日本大震災の際、水道水が供給されずに、飲み水はもちろん、
トイレを流す事もできない、という事例があったそうだ。
そんな話を聞いて、ハルさんが張り切った。

「飲み水は、コンビニや自販機で確保できても、
 トイレ用としては足りないでしょ?」

その日以来、ハルさんは、ペットの焼酎を呑みだした。
大きなペットボトルを確保する為、、という理由をつけて。
大は小を兼ねる、、、?
真偽の程は分からないけれど、ハルさん曰く、
「一回分のウンチを流すには、3リットルの水が必要なのよ。」
オシッコは?
「オシッコだけの時は流しちゃダメ。
 ウンチの時に一緒に流すのよ。
 ほら、大は小を兼ねる、って言うじゃない。」
ナイスボケ、その諺、そういう意味だったんだぁ、、、。

焼酎のペットボトルじゃなくて、
ポリタンクを買ったほうが安いと思うんだけど、、、。
「そういう問題じゃないの。
 焼酎を呑む、という付加価値がついてるのよ。」

でもなぁ、巨大地震で上水道が壊れたら、下水も壊れていると思う、、。
そんな時には、おトイレ流しちゃいけない気がするのだけれど。



東日本大震災から11ヶ月、そして、もうすぐ一年。
私は毎日、ペットボトルの水替えを続けている。
いざという時の飲料用と、、、一応、おトイレ用のために、、


 

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牝豚料理

さぁ、今日はハルさんの牝豚料理お披露目の日。

御主人様に喜んでいただけるバレンタインプレゼントになるよう、
ハルさんには、豚肉料理を私なりに指南した。
「もう、豚肉見るのもイヤだ。」って程に。


裸エプロンで、御主人様のキッチンに立っている。
お肉屋さんが綺麗にスライスしてくれた様々な部位肉が並んでいる。
時間のかかる煮物や下ごしらえは、ハルさんと一緒にやった。
あとはハルさんが実際にどの程度うまく作れるかだ。
現場と土壇場に強いハルさんのパフォーマンスが楽しみだ。



楽しみだ、、と思った私は、まだまだ、甘い。
ハルさんが、現場と土壇場に強いのは確かだけれど、
それにもまして、用意周到のパフォーマーだった。

えっ、何?、何するのよう、いや、いやぁぁぁ、、、。
訳がわからぬままに、ハルさんのパフォーマンスが始まった。



「御主人様、バレンタインデープレゼント、牝豚料理です。
 今日は新鮮な牝豚奴隷を用意しましたので、
 召し上がりたいメニューのスイッチを押してください。」

「そういう趣向かぁ、なるほど。
 じゃぁ、まずは、ここから食ってみるか。」
私の右乳首に貼り付けられたローターが動き出す。
「はい、かしこまりました。牝豚胸バラ肉の肉じゃがです。
 牛とは違う牝豚独特の味が自慢です。」
オイオイ、、そっそれは、、、ほとんど私が作ったんだぞ、、。
「という事は、これはぁ、、、」
左胸の乳首が震える、、、、。
「はい、ハツですね。焼き物でよろしいでしょうか、
 一緒に、トントロはいかがですか?」
「トントロっていうと、頬肉だっけ?」
口に咥えさせられたバイブが動き出す、、、、。

調理人とお客様のお酒と会話は弾んでいる。
お客様が調理人を褒めて、お酌なんかもしている。
牝豚メニューは、会話にも混ざれないし、
屈辱と快感の狭間を一人楽しむしかない、、、。

股間のローターが震えて、、、『子袋』のご注文、、、、
突然、股間のローターが震えた、、、。
「はい、かしこまりました。子袋の和え物ですね。」

続いて、アナルのローターが暴れだす。
「はい、かしこまりました。テッポーの野菜炒めです。」

「ハル、ちょっと聞いていいか?
 この、メニュースイッチを全部押すと、何が出てくる?」
「はい、ぜひお試しください。
 素敵なBGMが流れると思いますよ。」


牝豚メニューの喘ぎ声をBGMにして、
御主人様が、ハルさんにキッスする、、、。


「ハル、うまかったぞ。
 ところで、子袋蝋燭炙りはないのか?」



ありません、と否定してくれ!
、、牝豚メニューは、心の中で叫んでいる、、、、



              2012年2月11日の事です。
 

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奉仕者

「申し訳ございません、子袋は売切れてしまいました。」
ハルさんの言葉にホッと溜息をもらす。

ホッと溜息をもらしても、それで終わりではなかった。
「でも、牝豚のタンはあります。
 牛タンよりも脂がのってて、独特の歯ざわりですよ。」
お肉屋さんのウケウリだ。
「でも、メニュースイッチがないぞ。」
「少々お待ちいただけますか。
 蝋燭炙りで、よろしいでしょうか?」

ジュウジュウと豚タンの焼ける音がする。
いい香が漂ってきた。
真っ赤な蝋で、牝豚のタンをご注文です、、、
もう、、、もうメニュースイッチは押し終えたはずなのに、
まだまだ、真っ赤な蝋が牝豚の舌先に溜まっていく、、、






よく呑んで、よく食べて、よくしゃべって、
御主人様にはご満足いただけたようだ。
ソファで、うつらうつらなさっている。

私達は、キッチンで洗い物をしている。
「レイさんも満足してくれた?」
何言ってるのよ、牝豚メニューなんて聞いてなかったわよ。
「もちろん、それは秘密で、私なりのヒトヒネリよぉ。」
やっぱハルさんは、ちょいSだよね。
私をいじめて喜んでたでしょ?
「いじめた訳じゃないわ。
 レイさんだって、いじめられたなんて思ってないでしょ?
 それなりに感じて、悦んでたみたいだったよ。」
まぁ、楽しかったけど、、、

「今日、しみじみ思ったわ。
 御主人様が私達を御調教する時ってさぁ、
 いろんな設定で趣向を凝らしてくださるじゃない?
 ご自分の楽しみって事もあるけど、
 逆に言ったらさぁ、牝奴隷を喜ばせる為の奉仕みたいだなって。」

うん、そうだねぇ。
御主人様がご満足なさって、奴隷も満足させて、、かぁ。
御主人様って、ワガママ言ってるようで、苦労してるんだねぇ。





              2012年2月11日の事です。
 

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舟を漕いでいたはずの御主人様が、キッチンを覗いている、。

「バカか、お前ら。
 なんで俺がお前達に逆奉仕しなくちゃならんのだ?」

ヤベ、聞かれちゃった、って顔をしながら、
ハルさんが平然と答える。
「いえ、私達、素敵な御主人様にお仕えできて、
 幸せだなぁって、話していたんです。」


「女偏に喜ぶで、何だ?」
いきなりのご質問、、、
漢字ですか?、、嬉しい、、、です。
「そうだ。じゃぁ、喜んだのは誰だ?」
女、、、ですか?
「バーカ。女偏の女って誰だ?」
、、、、、
、、分かりません、、、。

「いいかぁ、漢字の成り立ちの勉強だ。
 女偏の女は巫女だ。
 巫女が踊り謡う。そして、喜ぶのは神様だ。
 神様が喜べば、巫女が喜び、民が喜ぶ。
 それが『嬉しい』だ。」

、、、、、
、、、、
、、
はい、申し訳ありませんでした。
女偏の女は、牝奴隷、喜んでいただくのは、御主人様です。

「よし、それでいい。忘れるなよ。
 ところで、俺のチンポコが言ってるんだ。
 牝豚の子袋、食いたい、って。
 ハル、レイ、ケツを突き出せ!!」
牝豚料理の〆は、子袋料理、、、、

牝豚料理の〆は、結局、子袋料理だった。
調味料はいらない。
お尻を持ち上げて、御主人様の視線を感じただけで、
牝豚奴隷の股間には、蜜があふれていたから、、、、、。




うん、御主人様が嬉しいと、牝奴隷も嬉しい。
基本、原点に戻った牝豚料理、でした、、、、。



              2012年2月11日の事でした。
 

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