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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

ぐずぐず

御主人様のマンションのエントランスから、エレベーター、
エレベーターフロアーから御主人様のお部屋。
その間に、気持ちを牝奴隷モードに変換しているつもりでも、
玄関で、「脱げ!」と御命令されてると、
おずおずとしてしまって、すぐには脱衣できない。
いつもいつも、全裸をご覧いただいているはずなのに、
やっぱり恥ずかしい。
「ほら、ぐずぐずするな、早くしろ!」
そんなお叱りをいただく。


お部屋に入って、
「壁に手をついて、ケツを突き出せ。
 自分でケツを開いてみろ!」
そう指示されても、おずおずとしてしまって、
なかなか行動にうつせない。
やっぱりやっぱり恥ずかしい。
「ぐずぐずするな。遅い!」
バラ鞭や乗馬鞭がお尻に炸裂して、
そこで初めて羞恥心が砕ける。

鞭の痛みが牝奴隷モード変換の合図なのだろうか。
そこからはもう夢中になって、
御調教の内容も、ところどころ覚えていない。




夕食後のお酒の時、御主人様に謝った。
いつもいつもぐずぐずしていて申し訳ありません。
「いや、ハルもレイもそれでいい。
 牝の羞恥心を弄ぶのも、サドの悦びだ。
 いきなりカパッと大股開かれたら、こっちがしらける。」


女と牝のモード変換時期さえも楽しんでいただいてるのかぁ。
ぐずぐず、おずおずも、そう捨てたもんじゃないらしい。

 

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女と牝

「牝奴隷に、いちいち説明するのもおかしな話だけどな、」
お酒を召し上がりながらの、御主人様の話はつづく。
「女と牝のモード変換をしっかりしろと言っているのは、
 お前達自身を守るって意味合いがある。
 Jのような不幸にあわせたくはないからな。
 だから、女と牝のモード変換だけは忘れるな。」
あぁ、モード変換の大切さは、
牝奴隷にしていただく時に、きつく言い渡されたな。

「そしてもう一つ、、、
 サドとしての楽しみはな。
 女が牝に変わる瞬間を見る時だ。
 貞淑な人妻が、聖職にある女教師が、
 とあるきっかけで千々に乱れて、牝に堕ちていく、、、
 ってななもんだ。
 まぁ、陳腐なエロビデオ的表現だがな。」
「私達はモード変換で、堕ちていくんですか?」
「堕落ではないにしても、堕ちていく、って言った方が、
 お前達のオマンコがクシュッとなるだろ。」
まぁ、当たらずといえども遠からず、、、かなぁ。

「もう一人のハル、もう一人のレイ、
 もう一匹のハル、もう一匹のレイ、
 二人の女、二匹の牝。
 女の陰に隠れた牝を引きずりだしたぞ、
 そんなサドの支配欲を満たすのさ。」
「では、、私達の羞恥は、
 御主人様の御不満じゃないんですね。」
「だから言ったろ、羞恥心をいたぶるのも俺の楽しみだ。
 お前達が羞恥心を忘れたら、最悪だ。
 慣れは牝の破滅だと覚えておけ。」



今、こうして全裸で御主人様にお酌していても、
時に鋭い視線を浴びると、ドキッとしてしまうから、
羞恥心もなくしていないし、慣れもないようだ、、、
まぁ、よしよしこれでよし、という事かな?

 

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カクテル

「御主人様は、カクテルなんかお飲みになります?」
「接待の流れで女性社員が混ざってたりすると、
 まぁ、あのバーで飲むことはあるな。」
私が牝奴隷に憧れていたころ、連れて行っていただいた、
あの半地下のバーの店名をおっしゃった。
「私、先日同僚とカクテルを飲んで、とってもおいしかったんで、
 又、カクテル飲みたくなっちゃって、、、」
なんてことはない、連れて行ってくれと、せがんでいる。


あの半地下のバー、
間接照明と喧騒の中の静寂、、、、
雰囲気はなにも変わっていないような気がする。
今日は、バーテンダーさんがいるカウンターに座った。
「カクテルってお酒はないんだから、
 お酒とお酒とか、お酒とジュースを混ぜれば、
 なんでもカクテルなんですか?」
早くもハルさんとバーテンダーさんの話が始まる。
「まぁ、無理やり日本語にすれば混合酒ですから、
 広い意味ではチューハイもカクテルですね。
 でも、お酒やジュースの組み合わせを楽しんでいただく、
 それがカクテルだと思っております。
 その組み合わせを創造するのがバーテンダーの仕事です。」

軽くすっきりとしたジンフィズで乾杯した後、
やがて、本格的なカクテルに、という事になった。
何が本格的なのかは全然分からないけれど、、、、
「俺は、バーボンウィスキーベースのマンハッタン。」
カクテルの名前を知っているだけでもお洒落ぇ、、
私に、そんな知識はない。
飲みやすくてあまり強くないものを、、、って言ってみた。
「女性に人気のバレンシアにしましょうか。」
バーテンダーさんが決めてくれた。
ハルさんは、「爽やかで飲みやすくガツン!」って。
「ガツン、、、中甘辛口でよろしいでしょうか。
 ソルティードッグをお試しになられますか?
 喉ごしはいいですけど、ベースはウォッカですから、
 それなりに『ガツン』だと思います。」


赤、白、黄色、、3色のグラスが並んだ。
ハルさんが、口から迎えに行く。
おいおい、いくら塩がついてるからって、
塩を盛った枡酒じゃぁねえんだぞぉ、、、、
「このソルティドッグ、おいしいぃ、、」
うん、私のバレンシアはブランデーベースらしいけど、
飲みやすくておいしいし、アルコールも強くない。
「俺もそんなに詳しくないけど、
 同じ材料を使ってもバーテンダーによって、
 だいぶ味が変わるらしいぞ。
 お前達、そんなにカクテルが気に入ったんなら、
 明日、俺が本格的カクテル作ってやろうか。」
「本当ですか。ぜひお願いいたします。」

 

「後手縛りをベースにして、鞭と蝋燭にするか?
 もっと刺激と羞恥が欲しければ浣腸も加えてやる。」

そう来たかぁ、、
まぁ、素敵なカクテルに違いないだろうけど。

 

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もう献立で悩まない

私、今晩のおかず何にしようって、悩むことありますけど、
御主人様は、お一人の時、何を食べようかなんて、
悩むことありませんか?
「まぁ外食が多いから、食いたい物を食うけど、
 今週は肉が多かったから、野菜や魚にするかとかは思う。」
今晩の夕飯は何がよろしいですか?
「なんでもいい。任せる。」
それが一番困っちゃうんですよねぇ。
「そこをうまく考えたり工夫したりするのがキッチン奴隷だ。
 おなじレイという牝素材を使っても、
 全裸放置調教とか、緊縛調教とか、鞭打ちとか、
 蝋燭調教とか、排泄羞恥調教とか、いろいろできるだろ。
 同じ鞭打ちだって、乗馬鞭、バラ鞭、一本鞭があるし、
 緊縛の発展形として吊り調教もあるだろ。
 料理もそれとおんなじじゃないか?」

毎日の料理がSMなのかぁ、、なんて思いながら、
脇で緊縛放置されてるハルさんを横目に、
一人、夕飯の買い出しに出かける。

まぁ、御主人様の食生活を想像すれば、
肉系が多いだろうから、今晩は野菜がメインだな。
商店街の八百屋さんで一番最初に目に飛び込んできた野菜は、
インゲンだった。
まだ地物じゃないかもしれにけど、
旬の野菜だから、今晩はインゲン責めにしちゃおうか。
最初に思いついたのは、当然のようにゴマ和え、、
他にはぁ、、、、なんて考えているうち、
御主人様の言葉がよみがえった。
『おなじレイという牝素材を使っても、
 いろんな調教方法がある。』
うん、それでいこう。


夕飯は、インゲン料理がメインで並んだ。
ゴマ和え、インゲンと鰹節のマヨ和え、
茄子とインゲンの辛味噌炒め、
そしてインゲンの豚肉巻きだ。
私的には、熱湯責め、辛味責め、後手縛り火責め、、
そんな責めでインゲンを調教したつもりです。
「おぉ、いろんなバリエーションになったな。
 これで天婦羅でもあったら、コース料理かもな。」
あぁ、油責めは忘れてしまったなぁ。


普段、ご自分で料理なさらない御主人様だけど、
外食や御接待で、いろんな料理を召し上がっているからなぁ。
生、茹、炒、煮、揚、、、、、
自然と料理の基本が身についているのかな。
いやいや、違うな。
御調教の基本を料理に当てはめてるだけかもしれない。


 

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お手当て

御調教が一段落すると、
御主人様は、財布から一万円札をとりだし、私に差し出す。

辛く苦しかったり、凄く恥ずかしい御調教であっても、
差し出される金額は一万円だ。
お財布に万札が入っていない時は、五千円の時もある。
それが、『お手当て』だ。
あぁ、私の体とMの心は、お金で買われているんだわ、、
男の身勝手に弄ばれる、私は悲しい女、、、


なぁんて、勝手な妄想遊びで自分を貶めたりするけれど、
『今晩は外食しない。飯を作れ、』という意味だ。
疲れ切った体を無理やり起こして、
下着は着けずに、急いで夕飯の買い出しに出かける。

分厚い高級霜降り肉が食いたい、なんて言われない限り、
3人分で一万円なんて事はあり得ない。
私の作る夕食は、しょせん家庭料理の延長だから。

ハルさんにも一万円の『お手当て』が渡される時もある。
ハルさんは知ってのとおり、お酒担当だ。
そして、当然のように一万円を使い切る。
足りなくなると、私に不足分を要求する。
「食材は食べきれる分じゃないと腐るけど、
 お酒は、悪くならないからね。」と主張する。
しかたなく、私の『お手当て』から不足分を渡す。



レシートと残金を御主人様にお返しした時点で、
『お手当て』はお手当てじゃなくなり、
私の『金で買われた牝』妄想は終わる、、、、、。


 

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自業自得

自業自得なら、身から出たサビって感じで、
後悔と諦めの気分が漂うけど、

類義語の自縄自縛って言うと、セルフ緊縛って感じで、
羞恥と快感の気分かなぁ、、、、


一般の人はそんなこと思わないんだろうけど。




まぁ、ヒマネタで、アホな話ではございますが、、

  

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梅雨葵

「さぁ、御主人様、出かけましょうか。」
「どこへ。」
「ちょっと早いですけど、Jさんのお墓参りですよ。」
「行かなきゃだめか?」
「何をおっしゃってるんです。」
「ちょっと感ずることがあってな。」
「お墓参りは別です。さぁ、行きますよ。」
なんか、元気のない御主人様。
景気づけに、御主人様の目の前で全裸になって腕を広げる。
縄衣装でのお墓参りが習わし(?)だから。

車での移動中、民家に様々な色の花がすくっと咲いている。
「ねぇねぇ、あの花なんていうんだっけ。」
あれはねぇ、タチアオイ。
梅雨入り頃、下から咲きだして、
てっぺんの花が咲くと梅雨明け、なんて言われているわ。
だからね、別名『梅雨葵』とも呼ばれているのよ。
気が早すぎた梅雨入り宣言だったのかもしれないけど、
梅雨の晴れ間の快適ドライブだ。


Jさんのお墓の前、他人様の視線がないのを確認して、
いつものように、ブラウスの前を広げてお参りする。

 Jさん、お久しぶりです。
 今日、御主人様はなぜか元気がありません。
 お墓参りを渋るほどでした。
 そんな沈んだ空気を払拭しようと、
 車の中ではハルと大声で話をしたんですけど、
 まだ、御主人様の元気は戻りません。
 どうかJさん、御主人様を支えてあげてください。
 お見守りください。よろしくお願いいたします。

「はるか遠くから、見守る事はできるけど、
 実際に支えるのは、あなたたちなのよ。
 賢治さんをよろしくね。」

そんなJさんの声が聞こえた。
 


私達の前にしゃがんだ御主人様は、
まだ、お参りを続けている。
やがて、、、、
膝をつき頭を抱えて、嗚咽しだした。


いつもは広くがっしりした肩が、小さくなって震えている。
 

 

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デジタルタトゥー 

「どうなされたんですか?」
ハルさんが、今にもそう言いそうだったので、
唇に人差し指を当ててから、親指小指で電話のポーズをする。
ハルさんは何も言わずにうなずき、離れた所で電話をする。
親指人差し指がOKサインを送ってきた。
御主人様を助手席に乗せ、和子さんのお店に向かう。
普段、強さ厳しさしか見せない御主人様が泣いた。
いや、牝達の前で肩を震わせ嗚咽した、
今は私達の立ち入れない世界で、
Jさんと話をしているに違いない。

いつものようにカツオを一本買って、和子さんのお店に行く。
もちろん母親のように大歓迎してくれたけれど、
ボーっとしている御主人様には、何も言わなかった。
「最近さぁ、カツオのタタキを注文するお客さんばかりよ。
 ほら、寄生虫のアニ、、、ナントカでさ。」
あぁ、アニサキスですね。
「そうそれよ、火を通せば安心だってね。」
まぁ、炙るだけでもそれなりの効果があるのかしら。

カツオ料理がカウンターに並ぶと、
和子さんが、ビールジョッキを御主人様の前にドンと置いた。
泡がはねて、御主人様が驚いたように顔を上げる。
「ほらほら、元気出しなさい。
 Jさんはもう思い出の人。
 あなたには今、レイさんとハルさんがいるのよ。」

「おぉ、ハル、レイ、すまなかったな。
 実は先日、海外の画像投稿サイトで知り合いを見かけてな。
 かつて仕事で世話になった女史だと思う。
 もちろん鼻から下しか写ってなかったから、
 顔は分からんが、あの顎の形に見覚えがあったし、
 なにより、左手首の独特な腕時計が同じだった。
 駅前の木立の陰で、コートを広げて全裸を晒していた。
 写真を撮影したのは当然男だろうから、
 彼女になにがあったかは想像に難くないが、
 あれだけの才女が、男に溺れて、世界中に裸体を晒して、
 消す事ができないデジタルタトゥーなんだぞ。
 たとえネットから削除されても、
 パソコンにダウンロードされたとしたら、
 もうどうしようもないよな。
 そんな事があってな、
 あの時のJが不憫でたまらなくなっちまって、
 涙が止まらなくなったのさ。」
「賢治さん、気持ちは充分わかりますけど、
 もうはるか昔の事よ。
 Jさんの画像をダウンロードした人がいたとしても、
 あの当時のデジカメは今ほど鮮明じゃなかったはずよ。
 もう誰もあの写真なんか残していないわ。
 悪い奴に引っかかったJさんは不運だったけど、
 苦い思い出と現実。しっかり区別しなさい。」
母親のような和子さんの言葉が、〆となった。

一気に大ジョッキを飲み干した御主人様。
何事もなかったかのように、近況報告やら、アホ話やら、、、




私達はまだ『春の陽射し』にはなりきれていないらしい。



           2017年6月10の事でした。
 

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擬宝珠

「橋の欄干に付いてる葱坊主って、なんて言うんだっけ。」
出張から帰ってきたハルさんがいきなりそう言った。

ネギボウズ?、、あぁ、ギボシでしょ。
「そう、それそれ。
 その擬宝珠を撫でてる娘がいてさぁ、、」
あぁ、伊勢神宮のナントカ橋の擬宝珠は知ってるわ。
撫でると、もう一度、来る事ができるってね。
でも、ハルさんの出張は伊勢じゃぁなかったよなぁ。

「私も、ついつい撫でちゃったのよ。」
その娘の真似したわけ?
「その娘が何を考えてたかは知らないけどさ、
 やっぱりつるつるしてないと痛そうじゃない。」

おいおい、一般人はそんな事を考えたりしないぞ。


アナルプラグだなんて。


 

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バスタブ

「おぉ、いいなぁ。
 片脚あげて、牝犬奴隷のションベンポーズか?」


子供がお風呂に飛び込むんじゃないんですから
普通お風呂に入る時は、片脚ずつ入りますよぉ。
ましてや、御主人様とご一緒させていただくんです。
多少は、しとやかにしたつもりだったのに、、、、、


牝犬奴隷のションベンと来たかぁ、、、

 

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テロ等準備罪

「テロ等準備罪、ってよく分かりません。」
お酒を飲みながら、ハルさんがそう切り出した。
「俺は法律の専門家じゃないから、ん~ん、難しいな。
 ただな、感覚的第一印象は、江戸時代の五人組だな。」
あぁ、近隣の監視、密告制度?
「五人組じゃないが、ハルとレイで言えばだな。
 『レイはブログにあんなこと書いてますけど。
  実際に陰で言ってる事はまるで違うんですよ。』
 なんて、ハルがレイを俺に密告したらだな、
 俺は、密かにレイの調教時の行動や反応を観察するだろ?
 官憲が個人を調査するための法律、隠れ蓑に使われる、、
 そんな恐怖を、漠としながら感じるよな。
 まぁ、なんてったって、『、、等、』だからな。」


うん、テロを計画するような非人道的な悪人は、
しっかり検挙して欲しいけれど、
『、、等、』という、法律の勝手な運用で、
健全な市民のプライバシーを探られたらたまらないぞぉ。

なんてったって、私、健全じゃないかもしれないけれど、
他人様に知られたくないプライバシーがあるんだから。

まぁ、いつも『緊縛』されているから、
官憲じゃなくて、御主人様に『お縄』にされてるのかもしれないけど、、



 

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サワグルミ


「やっと全国で梅雨入り宣言だねぇ。」
うん、毎日の雨はうっとうしいけど、
水不足にならない程度にそれなりに降って、
帳尻合わせの集中豪雨なんてのは堪忍して欲しいよね。
「ねぇ、サワグルミって知ってる?」
うん、くるみって言うけど、あんな実じゃなくて、
藤の花みたいに上から下に垂れるんでしょ。
「そう、それそれ、。
 上から下に垂れ下がる、ってのが妙に刺激されるでしょ?」

    
         『サワグルミと逆さ吊り牝奴隷』

なんか梅雨の雰囲気が、いいねぇ。
吊られた牝奴隷が、妙に風景に馴染んじゃってるし、、、


ハルさん予告シリーズ『季節の中の牝奴隷 6月』でした。

 

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