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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

今年もよろしく

 

あけましておめでとうございます


   旧年中はお世話になりました

   拙く饒舌なブログではありますが
   皆様に支えていただき
   新しい年を迎えることができました
   今年もよろしくお願いいたします

   皆様にとりましても
   素敵な一年でありますように


               レイ、ハル
 

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六尺

「レイは就職試験。ハルは進学入試。
 しっかり褌を締めなおしてがんばれよ。」

という意味なのだろう、
例年の菱縄縛りの代わりに、今年は六尺おフンで初詣。

「俺も一緒に、祈願してやる。」

3人で、六尺おフンに、コート姿。
風が強い、山から雪が飛ばされてくる、、、。
さっ寒い、、、、、気温はもちろん10度以下だろう、、。
でも、御主人様のありがたいお心遣いですもの、、、。
膝下までのベンチコートがせめてもの救いです。

無病息災、家内安全、商売繁盛、大願成就。
一生懸命お参りです。

六尺姿のお正月、、、


冷えた体をお風呂で温めて、、、、
お風呂上りは、しっかり六尺おフンを締めなおします。

「御主人様、あけましておめでとうございます。」
今年もよろしくお願いいたします。

「あぁ、おめでとう。
 ところで、何をよろしくお願いしてるんだぁ?」

いきなり、おフンを持ち上げられて、お尻を突き出す四つん這い。
六尺おフン越しに、あそこに悪戯されて、

「先に試験のあるレイからだ。」
バックから、激しいズンズンズン、、、。
「姫初め」と、大願成就の「ご祈祷」です、、、。

今、息も絶え絶えで、ハルさんの「ご祈祷」を、見ています、。



昨晩食べ散らかしたおせち料理を、整えなおして、
お雑煮といっしょに、やっと朝食です。って、お昼近いけど。
もちろん、お酒も、、、。
お屠蘇ではありません。しっかりお酒で宴会ムード。
私達も、乱れた六尺姿で、ご相伴にあずかりながら、いい気分。
「特別だぞ」なんて、御主人様の膝に頭を乗せて、
ゆっくり胸を揉んでいただいて、、、。
このまま膝枕で眠ってしまおうかなぁ、、、、。



六尺姿の元日は、平和に過ぎていきます。


 

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キッス

例年どおり、御主人様は今日は新年会。

「あの別荘をお持ちの社長さんとはお会いになるのですか?
 雪の別荘にも行ってみたいですね。」
そうだね。
あのバイオリンの木の下でオシッコするのは、寒そうだけど、、。

「あぁ、でも、当面は無理だな。
 今年の暮れか、来年だな。
 なんてったって、これから、レイの就活が本格化だもんな。」

急に寂しくなった。そう、しばらくはお会いできないかもしれない。
連日の説明会や、試験や、面接が続くから、、、。
でも、土曜、日曜は、お呼びいただければ飛んできますけど、、。




「レイさん、集中力を切らさずに、がんばって。待ってますよ。」
そんなお言葉と、長いキッスをいただいて、冬合宿は終わった。


午後には、ハルさんが実家に帰った。
「一人きりの団体交渉!。要求貫徹!。」何て言いながら、、、。

私は、明日、実家に帰る。
昨年、祖母が亡くなったから、実家は喪中。
まぁ、静かに、ちょっとだけ親孝行して、、、、
お年玉は、、、まぁ、いくつになっても、欲しいよね。


いろいろな意味で、私の将来を決めるかもしれない新しい年。

賢治様のお言葉、「待ってますよ」、、、、
これって、、、、
ハルさんが、大学受験の時にいただいたのと同じ言葉だよね、、、。


賢治様の長いキッスを忘れないで、

よし、がんばろう。


 

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ピアス

 
another story 10 (ピアス)


ハルさんが、ピアッシングを希望した夜、
山廃仕込みを味わいながら、
御主人様が、訥々と、、、、
訥々と、もう一つの、ピアスの話をしてくださった。



「奴隷がな、ボディピアスをしたいと思う気持ちは、理解できる。
 飼い主としても、嬉しく思う。
 今だから、、、この歳になったから、分かるようになった。」

体中を耳にして、御主人様を見つめる。
そこから、紡ぎだされるお話を、一つも聞き漏らすまいと、
必死に、御主人様の唇に集中している。

御主人様の思い出話が始まった。





  Jが、俺の足元にひれ伏して謝っている。

  「御主人様に買って頂いたイヤリングの片方を、
   どこかで、無くしてしまいました。
   申し訳ございません。」

  確かに、Jの片方の耳だけで、イヤリングが揺れている。

  「お前、その格好で、仕事してたのか?」

  「はい、必死に探したのですけれど、見つからなくて、
   でも、私の宝物ですから、外したくなくて、
   一日、片方のイヤリングだけで過ごしました。
   本当に申し訳ございません、、、、。」  
   
  「まぁ、イヤリングを落とすなんて、よくある事だろ。
   又、買ってやるさ、気にするな。」

  「このイヤリングと、それからおそろいの指輪は、
   御主人様が、私を奴隷にしてくださる記念として、
   買ってくださった品です。
   私にとっては、奴隷の証でした。
   なかなかお逢いできずに寂しい時は、
   指輪を撫でて、イヤリングを握って眠りました。
   そんな品だから、申し訳なくて、辛くて、悔しくて、、。」

  大粒の涙を流しながら、自分の不甲斐無さを嘆いている。

  「実は、同じイヤリングを買いにあのお店に行ってみたんです。
   そしたら、同じデザインの物が、ピアスになってて、、。」

  「ピアスって、あの耳たぶに穴を開けるやつか?」

  当時、ピアスが一般的だったのかどうか、よくは知らんが、
  まだ、ねじ式のイヤリングが多かった気がする、、。


  「御主人様、ピアスをお許しいただけますか。
   新しいイヤリングを買って頂けるのなら、
   同じデザインの、あのピアスが欲しいです。
   それなら、無くす事もありませんから、、。」

  いつも、控えめなJにしては、大胆な発言だった。

  「まぁ、いまさら、体に傷をつけることもあるまい。
   改めて、指輪とおそろいのイヤリングを買ってやる。
   奴隷の証としてな。だから、ピアスはダメだ。」  

  それで、話は終わった。
  Jもそれ以上、何も言わなかった。
  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
  、、、、、、、、。
  、、、、、。






「今に思えばな、
 Jにとっての耳ピアスは、
 ハルの、ボディピアスと同じ発想だったのかも知れんなぁ。 
 
 自分の体を痛めて、奴隷を確認したかったのかもしれんし、
 ピアスの穴が、簡単には消えない奴隷の証だったのかもしれん。

 だがな、あの時も俺は、同じ事を言った。
 物理的なピアスに、俺は何の価値も感じない、、ってな。

 耳ピアスだろうが、ボディピアスだろうが、
 それを許して欲しいと懇願する奴隷を愛しいとも思うし、
 嬉しくもある。

 しかし、それは俺の主義に反する。
 例えば、ハルがボディピアスをしたとする。
 トイレに行く度、ラビアピアスを見て、
 私は奴隷だわ、って思うのか?
 モード変換から言えば、その時のハルは、ノーマルだ。
 お前達が奴隷になるのは、俺がそれを望んだ時だけだ。
 だから、消えない奴隷の証は、俺は不要だと思っている。
 消えない証が欲しいと思うその心だけで俺は充分満足だ。


 ただなぁ、あのいつも影のように控えめだったJが、
 あんなにはっきり懇願した耳ピアスだ。
 かなえてやってもよかったのかな、って思うこともある。
 今の時代なら、何のこだわりもないからなぁ。

 まぁ、そのうち、又、時代が変われば、
 女子トイレで、ワイワイ言いながら、
 ラビアピアスの見せっこ、なんて事もあるかも知れん。
 ハル、その時は、ラビアでもニップルでも臍でも、
 好きな所に、俺が着けてやる。

 まぁ、もっとも、そうなったら、
 奴隷の証、という価値はなくなるがな。」





御主人様から聞く、Jさんの思い出、、、。
御主人様から聞く、ピアスへの想い、、、。


お話が終っても、御主人様から目を離すことができないでいる。







やっぱり、ボディピアスのお許しは、なさそうだ。

トイレで見せっこ、の時代が来るまでは、、、、、。




 

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家族会議

帰省していたハルさんが、
地酒を抱えて、私の部屋に来た。


「帰省中さぁ、家族会議があって、
 大学院進学を了承してもらった。
 いろいろ条件付だけど。」

ちょっと爽やかな顔をしている。


いいなぁ、ハルさん。
私だって、院の進学に憧れがある。
理系は、就職に院卒が有利って事もあるけれど、
それ以上に、もう少し、学生でいたいなぁ、という思いがある。
決して、今の研究を続けたいとか、
もっとこれを学びたいとか、そんなのじゃなくて、
長い休みがあるし、時間的にも、社会人より余裕があるし、、、
という、不純極まりない、甘えの気持ちからだ。

たぶん、私は、研究者には向いていない。
院進学には、不適格な人間だ。
だから、就職でいい。
問題は、会社が、院卒と学卒とを比較して、
学歴だけで合否を判定しないかなぁって事だ。
まぁ、そんな事、いまさら心配してもしょうがないけど。


「、、、って、訳よ。
 お水でバイトは禁止されたから、
 ね、だから、真剣にバイト先、探さなくちゃ。
 将来に役立つバイトなんて、簡単には見つからないよね。」


ハルさんが、一生懸命、「条件」を話していたのに、
ごめん、聞いていなかった。
でも、、、水商売のバイトまで考えてたんだぁ、、。

ハルさんのホステス姿を想像してみる、、、。
まぁ、顔もスタイルも、それなりかなぁ。
あぁ、、ダメダメ。
お酒好きなハルさんの事だ。
きっと、本気で飲んじゃって、お客さんより先に潰れるわ。


「ねぇ、レイさんはどう思う?」

う、、うん、、、、この地酒、美味しいわ。


今日は、さっぱり会話になっていない。

まぁ、とりあえず、いろいろな「条件」が付いても、
ハルさんの進学予定は決まった訳だ。


私も、うかうかはしていられない。
私こそ、遠距離奴隷になったら大変だ。


 
 

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おっぱい

電車の中で泣きやまない赤ちゃんがいた。

若いお母さんは、オロオロしながら、、、、
でも、最後は、自分の胸をさらけ出して、
赤ちゃんにおっぱいを与えだした。

お母さん、エライ!
お母さん、スゴイ!!


新年会の帰りなのか、
好奇の目で見つめる酔っ払いスケベオヤジの脛を、
蹴っ飛ばしてやりたいと、ひたすら思った。

あのお母さんの勇気と決断と愛を評価しないオヤジは、
世の中から、消えていい!!

せめて、微笑みながら見つめて欲しかった、、、。



オヤジを蹴っ飛ばす事ができなかった私は、

、、、、きっと、卑怯者だ、、。

視線をさえぎる楯くらいには、なれたはずなのに、、、。


何もできなかった私には、オヤジを批判する資格はない。

、、、、溜息、、、、。



 

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家庭教師

声をかけることができなかった。

かつて、家庭教師をしていた、今は女子高生。
地元で一番といわれる高校に合格して、
「大学入試もお願いしますね。」なんてお母様から言われて、
ちょっと、臨時ボーナスをいただいたりしたけど。
公私共々忙しくなって、その後お付き合いは途絶えた。


その娘を、街で見かけた。
声をかけることができなかった。

、、、、その変わり様に、、、。


何があったの?。

やっぱり声をかければよかったかな、、、。






私自身は、どうかしら?
高校時代の友人に会ったら、どんな感想がでるのだろう?
賢治様やハルさんに出会って、確かに生活は一変したけれど、
それは奴隷モードの時だけ。
普段は、何も変わっていない、、、と思う。
化粧が濃くなったりもしていない。
精神的な変化は、、、、、、たぶん見えないだろう。


それでも
「あぁ、礼子さん、変わったわねぇ、、」
そんな事を言い出す友人が一人くらいはいるかもしれない。

自分でも気づかない私を見抜くような、そんな鋭い友人が。


あぁ、あの彼女なら、
きっとそんな事を言い出しそうだ。



彼女自身が、高校時代と変わっていなければ、、、、、。


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必勝

私の部屋で、お酒を飲んでいたハルさんが、
帰り際に、紙袋を置いていった。
「これ、今期分。」と言って。


ハルさんは、いまだに越中おフンを作ってくれている。
まぁ、季節毎くらいの間隔で。
普段の生活では、生理の日を除いて、その日の気分(?)で、
越中だったり、ショーツだったりして、大いにお世話になっている。
昔に比べれば、ショーツを買う回数が減ったろう。

賢治様も愛用している。
お仕事からお帰りになって、ズボンをお脱がせすると、
真新しい越中褌姿だったりして、おもわず微笑んでしまう。


今日もそれだろうと、
袋ををあけてみて、笑ってしまった。


確かに、越中は越中だったけど、、、
前垂れの片隅に、なんと赤い糸で「必勝」と刺繍されている。
それがなんと10枚も、、、、、。

ハルさんなりに、私の就職活動を応援してくれているんだぁ。
ありがとね。
素敵な「必勝おフン」


でも、これ穿いて面接に行けって事?

バッカじゃぁない。

高校野球の応援でもあるまいし、、、、。
浪人生の受験勉強でもあるまいし、、、、。


就職面接中に、いきなり思い出し笑いをしてしまいそうだ、、。
皆さんご存じないだろうけど、私、必勝フンドシしてるのよ、って。













私は今、リクルートスーツを着て、鏡の前に立っています。

お尻を突き出して、
タイトスカートの越中のラインを確認しています。



うん、これなら、就活に使っても大丈夫だね、、、、。





 

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つむじ風

枯葉で渦を作りながら、つむじ風が駐車場を這い回っている。

賢治様が、大学まで迎えに来てくださって、今日は3人で昼食。
平日にお会いするなんて、ほとんどない事だったのに、、、。



暖房のきいた車の中から、つむじ風の行き先を眺めている、、。

「礼子さん。就職活動、どう?」
礼子さん?、そんな呼び方されるの、久しぶり、、、。

えぇ、本格的に会社説明会が始まって、なんか慌しくなりそうです。


「春子さんは?」

「教授に進学希望の事伝えました。
 ですから、今、時間があると、研究のお手伝いです。」
ハルさんも、春子さんと呼ばれて、ちょっと不審げだ、、、。


賢治様の溜息、、、。
賢治様、とってもお疲れのようだ。






今はノーマルモードだけれど、、、、


こんな時は、、、


、、、、、こんな時は、私達から立候補してもいいよね。




賢治様、今晩は何時ごろお帰りですか?

「あぁ?、あぁ、今年になって、急に忙しくなってな。
 体壊すから、週に一度は、残業しない事にした。
 今日は、そのノーザンギョウデイだから、、
 まぁ、6時ごろかなぁ、、、」

「今晩、私達を性処理奴隷として使ってください。」
お食事、お風呂、もちろんお酒も用意して、お待ちしていますから。

そう言いながら、二人でスカートの前を持ち上げた、、、。

「、、あなた達も成長しましたねぇ。
 優しく、気遣いのできる良い女になりましたよ。ありがとう。」

賢治様の手が股間に伸びてきた。
優しくゆっくりあそこを撫でていただいて、
軽くキッスもいただいて、、、、、、。

ショーツの中に、何かが放り込まれた、、、、、、。
、、、、
マンションの部屋の鍵だった。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、。










大きな溜息と、やがての寝息、そして、いびきを確認して、
そっと、御主人様のマンションをあとにした、、、、。

ハルさんと手を繋いでアパートに戻る帰り道。
「あなた達も成長しましたね。」
そのお言葉を思い出して、そっと噛み締めている、、、、、。

ご満足いただけたかな?
少しは、賢治様の癒しになれたかな?
いろんな意味で、ちゃんと性処理奴隷になれたかな?



 

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2回

「C棟202号室って、どの辺ですか?」
ちょっと幼い顔の女の子に声をかけられた。


C棟は、この陰になってここからは見えないわ。

それに、今は立ち入り禁止になっているけど、
入り口と大体の位置を教えてあげる、いらっしゃい。


あなた受験生?

「ハイ、大学の下見に来ました。朝、迷ったりしないように。」


ここがC棟。
この入り口から入って階段を登れば、間違える事はないわ。
202号は2番目の部屋よ。


じゃぁ、暖かくして、がんばってね。
試験中って、結構、下半身、特に足先が冷たかったわよ。
上半身は着たり脱いだり調整できるけどね。
私なんか2回も受験したからよく分かるけど、、、、。



「ありがとうございました。勉強、お好きなんですね。」


オイ、オイ、、、、
勉強が好きで、2回受験した訳じゃぁないんだけど、、、。


笑顔が可愛い女の子だった。
スカートをひるがえして去っていく。


オイ、オイ、オイ、、、
そんなスカートじゃぁ部屋に暖房があっても足元は寒いわよ。
頭寒足熱!、、2回の経験者が、そう言うのだから、、、、、。





明日から、センター試験が始まる。




みなさん、全力を出し切れますように、、、
試験が一回で済みますように、、、、


 
 

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同意

ハルさんが、メジャーで家具や冷蔵庫などを計っている。

ねぇ、ハルさん、何してるの?


「2LDKのマンション、北東の角部屋。
 家賃は今の倍額以下。
 というのとさぁ、
 広くて庭付き、日当たりのいい一軒家、でもボロ家。
 家賃はマンションよりも安い。
 レイさん、どっちがいい?」

えっ?。何の話?

「こっちこそ、えっ?、よぉ。
 一緒に住もう、って言ったじゃぁない。」

あぁ、確かに去年の春先「共同生活提案」はあったけど、
何、もうそんな具体的な話なの?

「私、マジに考えてたのよ。
 不動産屋さんにお願いして、今の時期を待ってたんだから、、。
 それに、私が進学するためには、家賃だって節約しなくちゃ。」

で、不動産屋さんから連絡があって、
2LDKか一軒家か、ということらしい。


「明日さぁ、部屋見てこない?
 頼むとしたら、早急に手付金納めなくちゃならないのよ。」


さても急な話だ。
でも、ハルさんなりに着々と計画を進めていた訳だぁ、、、。

「どっちも、駅から遠いのが難点だけど、
 逆にネ、徒歩なら、賢治様のマンションに凄く近いの。
 地図見てびっくりしちゃった。まぁ、2Kmってとこかな。」
そういいながら、地図と部屋の平面図を広げだす、、。



ボロでも一軒家は魅力的だけどなぁ、、、。
御主人様に御調教いただいても、
物音や、叫び声や、喘ぎ声を、気にせずにすむだろうなぁ、、、。
お風呂は、木の浴槽でさぁ、、、。トイレは和式。
柱や梁もしっかりしていて、、、、。
なんか、昭和のレトロな和風SMって感じなの、、、、。

あぁ、いけない、いけない、妄想世界に飛んでいきそうだ、、、。



でもさぁ、ハルさん、
現実的に一軒家を管理するって大変なことよ。
家の中だけじゃなくて家周りの手間も増えるし、、、、。
そういう意味でも、マンションの方が気楽だわ。
多少、家賃が高くてもね。
それに、角部屋は魅力的よね。
お隣さんがどんな方なのか、って心配はあるけど、、。


そんな事を言い出して、
いつの間にか、話に引きずり込まれたみたいに、
同居に同意しそうな自分に気づいた、、、。

ダメダメ、そんなに簡単に決められることじゃないわ、、、。



               2010年1月16日 夜の事です。
 

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下見

駅前の不動産屋さんの車で、マンションを下見。
道の途中、「ボロの一軒家」も下見したけど、
一見して、パス。あれじゃぁ、家賃も安いわけだ。
毎日、補修作業をしながら住む、って感じだぁ。


案内されたマンションは築7年。
お隣は、赤ちゃん一人のご夫婦、との事。
北と東向きが気に入らないけど、
リビングは東向きで、明るい。
敷金、礼金も想定より安いし、
マンションの共益費を入れても、家賃は今の倍額以下だから、
二人で住めば、だいぶ節約になる。
引越し費用は、あの貯金を崩して、、、、

いつの間にか、具体的な計算を始めている、、、。




不動産屋さんの携帯が鳴って、外に出て行く。


「レイさんの部屋はどっちがいい?
 狭いけど東向き。広いけど北向き。
 あぁ、レイさんは社会人になる訳だから、
 洋服なんかも増えるよね。広い部屋をあげる。」


あのさぁ、話がトントン進んじゃってるけど、
私まだ就職決まった訳じゃないのよ。
最悪、私が就職浪人とか留年、ハルさんだって院不合格、
って事もありえるでしょ。
もっと最悪は、私だけが遠距離って事だってあるわ。
来年の春に引越し、ではダメなの?

「大丈夫。レイさん、すぐに内定来るわ。
 私もがんばって一発合格よ。」

根拠は?

「根拠が必要?
 私が大丈夫と言えば大丈夫なの。」


じっと見つめるハルさんの目を見ていると、
大丈夫、って思えてくるような、、、、。



「それにね、退路を断つ、
 って考えれば、真剣さが違ってくるわ。」

いきなり、私に抱きついて、深いキッス、、、、、。

ちょっと、ちょっと待って、退路を断ってレズる訳?


「もちろんそうよ。退路を断つ、って辛い事よ。
 時々は、慰めあわなくちゃ。」




、、、、これって、共同生活じゃなくて同棲?



             2010年1月17日 午前の事です。
 

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断つ

不動産屋さんに駅前まで送ってもらって、そこで別れた。
「前向きに検討します。一週間以内にご返事します。」って。

「さぁて、ここからが本番。
 まず、駅前商店街を探索。
 それから、マンションまでもう一度歩く。
 生活するんだから、いろいろ確認しとかないとね。
 そして、、、
 そこから、賢治様のマンションまで、歩いてみる。」


 
 駅前商店街をブラブラしてから、マンションに向かう。
 車では気づかなかったけれど、ダラダラとしたゆるい上り道だ。

 
 ねぇ、引越しだっていろいろお金がかかるのよ。
 せっかくの蓄えをこんな所で放出しちゃっていいの?

「いろいろ試算したらさぁ、二人で住んで家賃が安くなれば、
 一年以内で元が取れるわ。
 それに、レイさんがしっかり調理してくれれば、
 食費だって、浮く訳でしょ?」

「えっ?、私が食事係なの?、朝、昼、晩って私が作るの?」

「私の料理でよければ、私が作ってもいいのよ。」

まぁ、たまにはハルさんのあのワイルドな料理もいいけど、、、。
豪快な男の料理みたいで、かえって割高よね、、。

「その代わり、掃除洗濯は私が全部引き受けるから、ね。」


マンションまで25分かかった。
毎日、朝晩この距離を歩くとなると、いい運動になる。
でも、雨や雪の日は辛いだろうなぁ。路線バスも調べなくちゃ。

コンビニのコーヒーで一服。
24時間営業だから、このコンビニは重宝するわね、
なんて言いながら、、、。



ハルさんが、賢治様に電話する。

、、ただいま、車の運転中の為、留守番電話に接続します、、、

お出かけのようだ。

「まぁ、お留守でも、賢治様のマンションまで歩くわよ。
 こっちの大通りなら、道に迷う事はないし、
 夜でも明るそうだから、夜道用に確保。
 でも、この住宅地を抜けていけば、もっと近そうじゃない?」


地図を片手に、住宅地の中を歩き出す。
10分ほど歩いて、開けた公園に出た。


「あっ、あれ!、、、、」
ダラダラ坂の先に見えるひときわ高いビル、、、。
うん、あれ、賢治様のマンションだぁ。

ついつい早足になって、ついつい小走りになって、
ダラダラ坂を下っていく。


20分で、賢治様のマンションに着いた。


思わず、ハルさんに抱きついて言ってしまった。

うん!、私も、退路を断つ事に賛成!!




オイオイ、そんな理由で決めていいの?。

  自分に問いかけて、

うん、いいよ。

  自分で答えて、、、、、、自分で納得する。



     ちょっとだけ、躊躇いながら、、、、。





ん~ん、、、、本当は、、、、、、

どうしよう、、、、、って、真剣に悩んでいます。





             2010年1月17日 午後の事です。
  

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会社説明会

会社説明会、企業セミナーが続いている。
あらかじめ、分かっている予定どおりの事とはいえ、
それが、午前に某会社、慌てて移動して、午後から別の会社とか、
3日連続とかなると、緊張を持続させるだけで疲れてしまう。
まぁ、私なんぞ、エントリー数からみれば少ないほうで、
それでも、ひたすら、体力と精神力の勝負を続けている。

移動の交通費、宿泊費だって馬鹿になりませんよ。


世の中、買い手市場なのだろうけど、

私があなたの会社に入ってあげるわ、

くらいの気持ちでいないと、
とてもじゃないけど、精神的に耐えられない。

みんな、黙々と就活していてえらいなぁ、、、
なんて、客観的に感心してしまう私は、
まだまだ、努力と自覚が足りないの?

他人様を押しのけてでも、、、、かぁ、、。
私の一番不得意とするところだなぁ、、、。

でも、、それがないと、私の目標は達成できないし、、、


 

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立て板

立て板に水、とはよく言ったものだ。
就職面接のプロ?、、そんな娘と集団面接。


「えぇ~ところで、
 クラシック音楽はお好きですか?
 あなたは得意な楽器がありますか?」

面接官の質問が、方向転換。
彼女は、突然、「横板」になった。



私は、心の中で、面接官に拍手を送った。





「立て板に水」さん、ごめんなさい、、、。





 

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トルソー

今、賢治様の一番欲しい物って何かしら?

ハルさんと、バレンタインデープレゼントの相談中。

「賢治様の一番欲しい物は、奴隷を調教する時間よ。」
でも、賢治様、去年ほどバカ忙しい訳じゃぁないでしょ?
「賢治様に時間があっても、奴隷に時間がない。
 まぁ、私は暇だから、お呼びいただければ飛んで行くけどね。」
私だって、面接放り投げても、伺うわ。
「そんな事、賢治様がお許しになるはずがないわ。
 だから、レイさんは、就活に専念する事!」



「レイさん、トルソーって、知ってる?」
うん、知ってるよ。イタリア語だっけ?。
デッサン用の手足のない彫刻もそう言うし、、
ファッションでは胴体マネキン人形だよね。
そう言えば、ハルさんの得意なお裁縫でも、使うよねぇ。


「Sの人ってさぁ、縄の捌きとか縛り方って、
 どうやって、練習するのかなぁ、、、。
 初めはみんな初心者な訳でしょ?」
コロコロ変わるハルさんの話の展開についていけない、、、。
まぁ、本とかネットで調べて、
最初はぬいぐるみを縛ってみたりして、かなぁ、、、。
あぁ、、、、ここで、トルソーに話が戻るの?


「レイさん、股縄と菱縄縛り、どっちがいい?」
どっちが感じるかって事?
「いいや、見た目よ。」
そりゃ、見た目は、菱縄の方が断然、綺麗だわ。
「そうよねぇ、、、。でも、溶けちゃわないかなぁ、、、。」

バレンタインプレゼント、トルソー、菱縄、、、、。
ねぇ、ハルさん、三題噺じゃぁなんだからさぁ、
そろそろ、私に分かるように、オチを教えて。


「私さぁ、ちょっとの間だけど、裁縫、習ってたでしょ。
 だからね、裁縫用のトルソーやマネキンを見た時にね、
 あぁ、Sさんはこういうので、縛りの練習するのかなぁ、
 、なんて、思ったわけよ。
 賢治様は、どうやって修得したんだろうね?」
まぁ、事前に秘密練習して、Jさんで実践したんじゃない?

「うん、初めは試行錯誤しながらね、、、。

 先日さぁ、カービング同好会の人と話をしてね、
 私にもできますかって聞いたら、
 かんたんな形状なら、バルサ材か、石鹸でなら、
 とりあえずは、カッターナイフと紙やすりでできるよ、って。
 だからね、暇にまかせて、こんなの作ってみたんだぁ、、」

ゴソゴソと紙袋からハルさんが取り出したものを見て驚いた。
凄いじゃない、これ、ハルさんが作ったの?
バルサ材をカービングして、しっかり縄結び、、、。
趣味の人なら、素敵なインテリア?
これ、商売になるんじゃぁない?
トルソー緊縛、、素敵なインテリア?、、、


「、、、、これをチョコレートで作ってさぁ、、、、
 最高に素敵なバレンタインプレゼントだと思うでしょ?」


やっと、全てが見通せた。
要するに、チョコでミニトルソーを作って、
タコ糸(縄?)で縛って、プレゼントしよう、そんな企画なのね。
溶けそう、、、その意味も分かった。
まぁ、下半身トルソーなら簡単でも、全身は難しいかなぁ、、、。
菱縄より、股縄でいいんじゃぁない、、、。
ヒトヒネリとしてはさぁ、、、、。
「眠れない夜のための百匹の股縄奴隷」なんてのはどう?

「眠れない夜に、奴隷が一匹、奴隷が二匹、って数えるの?
 まぁ、、、、それを作るのは無理としても、、、、

 レイさんが、これを作るの大変でしょ?」

オイオイ、私は就職活動の身よ。

仕方がない、素材だけは作ってあげるわ。
寸法を教えて。カービングと緊縛は、お願いしますね。




どんなトルソーチョコが出来上がるか、
賢治様がどんな反応をなさるのか、、、。


とりあえずは、ハルさんにお任せ、という事にしよう。





                  2010年1月23日の事でした。
 

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喫茶店

就職活動の帰り道、見知らぬ街、初めての喫茶店。


物憂げなトランペットのブルースが店内の喧騒と混じり合って、
焦げたようなコーヒーの香りを、いっそう際立たせている。

コーヒーは、不思議な恋の薬、
って言っていたのは誰だっけ、、、



商談かしら、それとも下打ち合わせかしら。
資料を広げてサラリーマンが額をつき合わせている。

いかにも観光客風の3人組は、明日の予定を話している。

新聞を広げた白いお髭のご老人。
つっかけサンダルで、近くにお住まいなのかしら?。

ちょっと違和感のある男女のヒソヒソ話。上司と部下?
このまま路地裏のホテルに消えて行ったとしても、
あぁ、なるほど、なんて思ってしまうかなぁ、、、。



物憂げなトランペットブルースの喫茶店。
この雰囲気ならば、御主人様も、きっと気に入ってくれるわ。
御主人様は、どんなコーヒーを頼むのかしら、、、。


素敵な喫茶店を見つけた喜びに浸っている。




いかにも、の、リクルートスーツの女子大生。
周りのみんなは、就活ご苦労さん、なんて見ているのかぁ。
それとも、
一人で、ニヤニヤしている女子大生を、
不審気に眺めているのかなぁ。


私が他の人を観察しているのと同じように、、、。




 

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麻子

 
 私の名前は、麻子。
 賢治様にお仕えして、長い時が過ぎた。

 私も、もう歳だ。
 最近はすぐに疲れてしまって、厳しい御調教が辛くなってきた。



 賢治様がおっしゃった。

 「お前はもうダメだ。捨てる!」




 「捨てる、、、、ですか?」
 御主人様、、そんなぁ、、、、、、。

 春子様と礼子様が、悲しげな声をあげてくださった。



私は麻子、、、春子様の乳房も、礼子様の股間も、、、
 私は、春子様の柔らかな乳房も、、、、
 礼子様の股間の湿り気も、、、
 何度も何度も味わって、よく知っている。

 「御主人様、私達にいただけますか?」

 初めて縛っていただいた思い出の麻縄ですもの、、。




 私の名前は、麻子。

 、、、、、、、、、、賢治様は私を 「 縄 」 と呼ぶ。






short story (麻子)でした。 じゃんじゃん



   *******************



御主人様は、縄の手入れもよくなさるし、
ほつれたり、こすれたりした場合は、
切り取って、短い縄に加工したりもされている。
縛るという機能的な面はもちろんだけれど、
私達の命を預けるかもしれない縄だから、
そのご配慮を、とてもありがたい事だと感じている。

初めて麻縄で縛っていただいて、
その香り、締め付けに陶酔してしまったのはいつだったろうか。

昨年、捨てるとおっしゃった麻縄をいただいた。
御主人様は、「海老結び」にして私達にくださった。
私は麻子、、、静かな余生を楽しんでいます、、、

麻縄は今、力仕事のない飾り結びとして、
静かな老後を送っている。




ぼんやりそれを眺めていたら、
麻子のshort storyが浮かんできた。




ん~ん、、私、疲れてる?

こんないたずら書きを綴ってみたくなった今の私です。



 

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カレー

昨晩、同じ学科の女性5人が、居酒屋に集合した。
まぁ、今でも講義は時々あるので、
大学で顔を合わせる娘もいれば、
年末以来、ひさしぶり~、って娘もいたりする。
私も、4年生になれる単位は充分だけれど、
就活の合間をぬって、なるべく講義には出るようにしている。
授業料払っているのだから、、という訳でもないけど、、。


「これから本格化する筆記試験や面接、大いに頑張りましょう。」

まぁ、壮行会だ。乾杯の音頭をとった彼女は、進学組みだけど、。

女3人で、姦しい、、、。
それが、5人も集まって、お酒が入ると、女の5乗、、。
とても漢字では、書き表せないくらい、カシカシ姦しい、、。

ファッション、ダイエットは定番の話題としても、
就活の情報交換や、、やがては、男性店員の品定めも、、。
飲んで、食べて、しゃべって、トイレに駆け込んで、又飲んで。
お店の喧騒を作り出していたのは、たぶん私達だ。



しゃべり疲れて、「どっか静かな所に移動」、そうなった。


マスターと奥様が二人でやり繰りするような、
小奇麗で小さなお店。お客さんはカウンターに一人だけ。
一番奥のテーブルに陣取った。
お洒落なお勧めカクテルをみんなで頼んで、、、、。


このお店を紹介した娘が、突然涙を流しだした、、。

「ここさぁ、ホテルの帰り、彼と時々来てたの、、、」

、「、、来てたの」という事は、別れたか、疎遠なのか、? 
固唾を呑んで、次の言葉を待っている、、、。


涙ながらの話を要約すと、
 何度目かの時、いきなり縛られて、
 まるで犯されているようだった。
 SМという言葉を知らない訳ではなかったので、
 一生懸命我慢して、彼に満足してもらおうとしたけど、
 やっぱり怖くて、純粋に、普通に愛して欲しくて、
 彼がその後どんなに謝っても、二度と会わない事に決めた。

という事らしい。

「私、マゾじゃないから、彼とやっていくのは難しい、、。」


「それは別れて、よかったわ。」
進学組みの仕切りやさんが、断言するように、そう言った。
「SMは、辛口カレーみたいなものよ。
 もっともっと、ってどんどん辛さを求めだして、
 普通の辛さじゃ、満足できなくなるのよ。
 10倍カレー、20倍カレー、、、ってね。」

あなた、その口ぶり、経験者なの?。
って、突っ込みを、、、、、、入れずにじっと聞いていました。


辛口カレーの挑戦は、
単なる強がり、やせ我慢だったり、
興味本位の人もいるだろうけれど、
少しずつ段階を踏んでいけば、
辛さの中に、微妙な香辛料の旨味を
感じることができるようになる場合だってあるはず。
彼が、性急過ぎただけかもよ、、、。

私は、そう思っている、、、口にはだせないけれど、、、、。




彼女の涙もおさまったようだ。
「このお店さぁ、裏メニューが抜群においしいのよ。」
鼻をすすりながら、ボソッとそう言った。



すかさず私達は、声をそろえて叫んでいた。

「マスター、コーラとハンバーガー5つ!」





本日の摂取カロリー、、、

、、、、、、、考えたくもない、、、。





               2010年1月30日の事です。
 

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