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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

落花生

殻つきの落花生とビールを持って、ハルさんが部屋に来た。
節分だから、豆まきをして、
お世話になったこの部屋を清めるのだそうだ。

共同生活の件は、いろいろ話し合って、
とりあえず、一年間だけでも暮してみよう、
どんな事になっても恨みっこ無しで、という事になった。
だから、この部屋では、最後の豆まきだ。

いい大人が、近所迷惑もかえりみず、大声で
「鬼は外、福は内!」
まぁ、私も居直るように、ちょと小声でお付き合い、、
、、、オニハァソト、フクハァウチ、、。
この部屋で最後の豆まきです、、、



豆まき終了後は、部屋中の、まいた落花生を探して拾う。
まぁ、マヌケな話だ。

よく探して拾ってよ。
踏みつぶすとお掃除大変なんだから、、、。


歳の数をはるかに超える落花生を、口にしながらビールを飲む。
「豆まきはやっぱり大豆がいいわよね。」

だったら最初から、大豆を持って来いよな、、、。


ハルさん、バイト決まった?

「うん、賢治様の紹介で、3月の半ばから。
 春休みの間は朝から働くわ。年度末で忙しいでしょ。
 授業が始まったら、毎日夕方、2~3時間。」

いよいよ勤労学生なのね。


「レイさんは、順調?」


就活や先日の辛口カレーの話なんかをしながら、
楽しい時間が過ぎていく、、、、、。


これから一緒に住む事になれば、こんな感じなのかなぁ。
新学期からハルさんが夕方バイトする事になれば、
当然普段は、私のほうが早く帰るわけで、、、、、。
帰ってきたハルさんに、
「御飯にします?、それともお風呂?」なぁんて、、、
夫婦みたいだね、、。

んーん、私も短期じゃなくて、継続的なバイトしようかなぁ、
まぁ、しばらくは就活で、それも無理だけど、、
このままじゃぁ、夕方からは専業主婦みたいになっちゃうよね。



ハルさんの帰り際、足元で、バリッの音がした、、、。
拾い忘れの落花生が、無残にもつぶれていた。
おかげさまで、余計なお掃除が増えました。





明日から、春だ、、、暦の上では。

私の春は、、、、、まだ遠い。


 

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手仕事屋

ハルさんの部屋。

ねぇ、ハルさん、バレンタインチョコできた?
今度の日曜、賢治様にお会いするから渡しちゃおうよ。

先日、ハルさんの指示で、角チョコを作った。
悩んだあげく、玉子焼きのフライパンでチョコを煮溶かして、
5cm×10cm×3cm の角チョコを4本作った。

「うん、出来たけど、、、、、。
 やっぱ、チョコレートでは難しいわ。
 苦労して、削りだしたあげくの果てに、
 ポキって折れちゃったり、溶け出したりしてさぁ、、、、。
 それにね、カッターで削ってるから、
 ちょっと汚くて、食べていただけないでしょ。
 溶けちゃうから部屋に飾っておく訳にもいかないしね。
 冷蔵庫の中のインテリアじゃぁさぁ、、、、、。」

それで?

「それでね、、。
 やっぱりバルサ材で作ってね、、、。一応チョコレート風。」
ハルさんが、箱から取り出した物を見て驚いた。

スゴーイ、この前よりサイズ大きくなってるしぃ、
なんか、リアルトルソー緊縛って感じが素敵。
縛りも、進歩してるし、ハルさん、やっぱり手仕事屋だね。
きっと、賢治様もニヤってしながら、喜んでくださるわ。
バイトで勤労学生なんて言わないで、これを商売にしたら?


、、、、、、、
、、、、



って、ここで、写真を公開したくてしょうがないのだけれど、
賢治様に贈る前に、お見せする訳にはいきませんので、、、。
後姿だけ、ちょっとね、、、

ほんのちょっとだけ、後姿をご披露、、、、。


今度の日曜に、賢治様にお会いします。

そんなこんなで、写真は、日曜の夜か、月曜の朝にでも、、、。


もったいつけてごめんなさい。


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排水口

正式な引越しは、3月6日に決まった。
ハルさんは、2月にはもう、部屋の鍵を借りてきている。
「女手で引越ししなくちゃいけないので、
 少しずつ、荷物を運びたいんです、、、。」
という交渉をしたらしい。
家賃は3月分から、、、、。さすがハルさん、
立派なネゴシエーターって感じ。


今日、賢治様が車で来てくださった。
夏物衣料や、当面の不用品を、車に詰め込む。


新居に初めて賢治様をお連れする。
何もない殺風景な部屋だけど、
とにもかくにも、私達の新しい「お城」だ。

「うん、これでこの家賃なら、まぁ、安いな。
 北と東向きだけど、午前中は陽が入るしな。
 引っ越し祝いに、何か買ってやるかぁ。なにがいい?
 双頭のバイブか?」

そんな事をおっしゃいながら、メジャーを取り出し、
キッチンやバスルームの脱衣場を計っている。
「うん、冷蔵庫か、洗濯機だな。」

「えー、そんな高価な物、買っていただけるんですかぁ。
 じゃぁ、冷蔵庫が欲しいです。
 今の冷蔵庫は、二人とも小さいから、それを並べて使おうか、
 なんて、話していたんです。
 賢治様のビール、いつでも冷やしておきますから、、、。」

「僕もお邪魔させていただけるのか?
 酔っ払って家を間違えて、ここに帰ってきたりしてなぁ。」


「大歓迎です。賢治様でも、御主人様でも、、。」




「ここに、レイさんの電子レンジを置いて、
 食器棚は二人のを重ねて使えそうだし、
 とりあえず食事はキッチンカウンターでいいけど、
 賢治様が来られた時用に、折りたたみのテーブルは欲しいね。
 それと、、、、、。」

ハルさんの話は続く、、、、。


私は、半分上の空で聞いている、、、、。

賢治様、カーテンレールも買わなくちゃいけないから、
ホームセンターもお付き合いいただけますかぁ?

「あぁ、そうだなぁ、
 電動ドライバーとか必要な工具も買わなくちゃな。
 よし、ついでに電気屋で冷蔵庫も注文しちゃおう。
 よし、もう少ししたら出かけるか。」


そうおっしゃらずに、すぐ出かけましょう。
そう言いたいのを、我慢する。
だって、さっきからおトイレに行きたくてしょうがない、、、。
まだ、ガス、水道、電気は契約していないから、
トイレは使えない。
ねぇねぇ、早く出かけましょう。心の中で叫んでいる。


じっと私達を見つめる賢治様、、、、。

「レイ、ハル。パンツ脱げ!」

突然、御主人様に変身した。
この部屋で、初めての御調教、、、、




この部屋で、最初の御調教は、、、、



バスルームの排水口を狙っての、放尿ショー、、、、。





 

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緊縛写真

私とハルさんの緊縛写真、初公開ですよぉ。
というのは冗談で、

昨日、バレンタインデープレゼントとして賢治様に贈った、
「チョコレート風、緊縛トルソー」のご報告です。


チョコレート風、緊縛トルソー、、、、、





ところでさぁ、どっちが私?

「そんな、二人の違いを削り分けられるほどの技術はないわ。
 まぁ、しいて言えば、肩幅の広い方が、レイさんね。」
初公開!、私とハルさんの緊縛写真、、、、


菱縄がハルさん、
後手縛りで股縄が、私という事らしい。
ちゃんとあそこに瘤まで作ってあって、、、、。


まさか、股縄を外したら、、、、、、なんてね。

そんな衝動に駆られた私でした、、、、










賢治様も、スッゴク気に入ってくださったみたいで、

「これ、いいなぁ。よし、リビングに飾っておくぞ。」

って。

私が作ったチョコ素材は、ハルさんの胃袋に消えたので、
、、、私は、何もしていないという事かなぁ、、、。

今年は、手仕事屋ハルさんの独壇場です。


私は、、、まぁ、気持ちだけ、、、、。




 

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ポストイット

私の部屋、
ハルさんが、家具や電気製品を品定めしている。
そして、次々と、黄色いポストイットを貼り付けていく。
私は、訳が分からず、それを眺めている。

「これでよし。」
満足そうに頷いた。

「この紙を張った物は、中を片付けてね。
 全部リサイクルショップに売り払うから。」

えぇぇぇ、このタンスとベッドまで?

「もちろんよ、
 考えてもみて、マンションは今の倍以上広いけど、
 個人のスペースは、今より狭くなるのよ。
 自分の部屋に、机を置いてベッドを置いてタンスを置いたら、
 って、想像してごらんなさい。」

じゃぁ、布団生活?、衣類はどこにしまうの?

「タンスは、私のを2人で使う。
 下3段をレイさんにあげる。
 下着はプラスチックの衣装ケースで充分。
 折りたためないスーツやコートなんかはぁ、
 安物の衣装ロッカーを買って共同で使う。
 季節外の衣類は、まめに片付けて仕舞う事。」

ハルさん主導で、話がどんどん進んでいく。
家具や電気製品の配置も平面図を見ながら、決まっていく。


あぁ~、それはそれで、お任せでいいけど、
これこそ、「退路を断つ」、「背水の陣」だ、、、。

だって、
やっぱりハルさんとは暮せないわ、
とは言えなくなる。
個人の持ち物が何もない、そんな状態になっていく、、。



ん~ん、夜逃げする時は、、、、
ショーツとパソコンだけ持って逃げるしかないかぁ、、、。

黄色いポストイットを見つめながら、そんな事を考えている。



 

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バンクーバー

冬季五輪が始まる。
バンクーバー冬季五輪
ジメジメした暑さよりは、寒いほうが好きだけど、
私の知っている寒さとは比較にならない冷え込みなのだろう。
そんな気がする。
今の時代だから、いろんな化学繊維の防寒下着があるけれど、
昔は、モコモコの毛糸のタイツとか穿いてたのかなぁ、、。



北京オリンピックを思い出す。
賢治様のリビングで、変態柔道、変態レスリング、変態水泳、、
、、あぁ、変態フェンシングも、、。
テレビ見ながら、いろんな競技(?)したよなぁ、、、。


冬季五輪の時も、変態競技の予定だったんだけどなぁ、、、。


全裸で雪野原のかけっことか、
雪溜まりに飛込んで、そのまま埋められちゃうとか、
スノーモービルに引き摺られるとか、、、、、。


もちろん、フィギアスケートも全裸よ。
優雅に脚を上げてスパイラル。審判員の前を滑り抜けるの、、
優雅さだけじゃダメ。
時には、無様なお尻突き出し姿勢も、得点の対象だわ、、。
転倒も、転び方の優劣があるわね。
いかに美しく、いかに卑猥に転ぶかが重要よ。
白いリンクに赤い鮮血、、、。好き嫌いはあるかもね、、。


妄想だけは広がるけれど、、、、、、、

今回のバンクーバー五輪では、御調教はないんだろうなぁ、、、
こんな就活中にぶつかるとは、考えてもみなかったなぁ、、。


次は、、、2012年夏、イギリスのロンドンだよね。

私、颯爽としたOLになってるのかなぁ、、、。
、、、、、、、、、

社会人になっちゃうと、
そう簡単に「合宿」とはいかなくなるんだろうなぁ、、、、。

その日の為に、しっかり有給休暇を貯めこもうか、、、、。

柔道で押さえ込まれるのがいいかなぁ、、、
あぁ、そういえば、射撃と乗馬なんておっしゃってたよなぁ。
どんな事になるのだろう、、、、。ウヒヒ、、、。





まぁ、変な夢想、妄想は脇において、



美帆ちゃん、真央ちゃん、美姫さん、愛子さんガンバッテ!

他の皆様もね。、、、、

あんまり名前を存じあげなくて、ごめんなさい、だけど。



 

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冷え性

かつては、足が冷たかった。
でも、みんなそんなもんだと思ってた。
特別、冷え性を意識した事なんかなかった。

「お前の足冷たいなぁ」
初めての彼に言われて、あぁ、そうなのかなぁ、
って、やっと気がついた。



でも、今、足が冷たいなんて感じない。
もちろん、今の季節、足先は冷たいけれど、
かつてのような、キィーンという冷たさとは違う。

御主人様に言われた事もない。


体質が変わった?
御主人様の男性ホルモンを沢山いただいたから?
何度も縛っていただいて、かえって血の巡りがよくなった?
御主人様を想う気持ちが、体の隅々までいきわたってる?
御主人様のおかげで、冷え性じゃなくなったのかな、、
よく分からないけど、
足が冷たくないのは、嬉しい。

一人寝で、冷たい布団にもぐりこんでも、
その冷たさがかえって心地よい、って、ほどではないけど、。



御主人様、
   
   もっと、もっと、、、、、、ください、、、。


 

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ラブホ

「ねぇ、レイさんって、SMホテル、行ったことある?」

あのねぇ、
賢治様とお会いする時は、いつもハルさんと一緒なのよ。
ハルさんが行った事が無ければ、私も無いわよぉ。


「私ね。今日、SMホテルに行ったのよ。」

えっ、誰と?
「友達とよ。」

男?
「うぅん、女性よ。同じ学科の娘。
 もちろん、行ったのは、ネットでバーチャルだけど、、。」




翌日に私の面接や試験が無い日は、
ハルさんが、お酒やビールを抱えてやってくる。

おバカな話をして、
気分転換や、応援をしてくれているのだろう。

ありがとうね。心の底からそう思う。


もっとも、面と向かってそんな事を言ったら、

「実は、夕飯目当てなの。」

という、返事が返ってくるよね。




そのうちに、ハルさんと行ってあげるわ。
SMホテルは怖そうで躊躇するけど、
ラブホなら、女二人でも断られないんじゃぁないかなぁ、、。




どちらにしたって、私が内定を獲得してからの話だけれど、、。


 

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侵食

私がパソコンで、ブログを書いている。
後からそれを覗き込む気配がする。


ねぇ、ハルさん。

「ホイホイ、何かね?、レイさん。」

しばし沈黙の後、思わず二人で、吹きだしてしまった。





もちろん、レイ、ハルは、バーチャル世界での名前。
でも、時々、ごっちゃになって、
リアルに、ハルさん、なんて呼びかけてしまう事がある。

ブログを書き出した当初は、
レイとハルを取り違えて書いてしまって、
記事を公開してから、慌てて修正、なんて事もあった。

それが今では、、、、、

なんと、バーチャルがリアルを侵食し始めている。


御主人様に「レイ、ハル、脱げ」なんてリアルに言われても、
なんの疑問も持たずにショーツに手をかけそうだ。



こうしてブログを綴りながらも、
私は今、どっちの世界にいるの?、って思うほど。

、、、まるで、岡嶋二人さんの「クラインの壷」だなぁ、、、。



ん~ん、、、、ブログ、恐るべし、、、、




今日はちょっと、「、、物語」を離れて、リアルなお話でした。



あれ?、ほんとに離れてる?、、


   、、、、、、、ねぇ、ハルさん、、、、



 

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休日

会社説明会、セミナーが続いて、
気力と体力、なんて言っていたけれど、
いざ、より具体的に、
筆記試験、面接、グループディスカッション等が始まると、
ますます、緊張が高まって、
試験日や面接が重なると、日程を調整したり、
取捨選択せざるを得なくなったり、
、、、、、。



プツンと切れた緊張の糸を、アパートで一人結びなおして、
翌朝、何事もなかったような元気な顔で、出かけていく。

合間をぬって、研究室に顔を出して、、、
その時間のおしゃべりが、
やけにホッとしたり、充実していたり、、。


土曜、日曜に、面接の場合もあるらしいけれど、
幸いにも、私には、今のところそれがない。
だから、土日の休日が、今まで以上に嬉しくて、
緊張を部屋の隅に追いやって、
何も考えず、引越しの片づけで一日を過ごしたり、
今まで買った事もない高級牛肉を焼いて、
ハルさんと、ビールを飲みながら、おしゃべりに興じたり、、。


社会人の休日って、こういう感じなのかなぁ、
なんて、しみじみ思ってしまう。

一週間必死に働いて、休日を向かえるのか、
新たな一週間の為に、休日を過ごすのかは分からないけれど、
充実した仕事の日々と、別な意味で充実した休日。

モードを変換するって、こういう事なんだなぁ。


あぁぁぁぁ、もっともっと、
「別な意味」で、充実した休みを過ごしたい。
あぁ、無邪気で、過激なマゾ牝でいたい、、、


御主人様のお呼び出しは、しばらくない。
私の就活に配慮していただいているのだろうけれど、


あぁ、こんな日は、無邪気なMに変身したくなる。
あぁ、こんな時は、過激なМに変身したくなる。


やっぱり、、、、すっかり、、、、

、、、私、、、、御主人様のマゾ牝奴隷だ。


 

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刑事

おまわりさんとなら、お話したことがある。
交番で、道を尋ねたり、
スピード違反で、どうしてぇ、なんて白バイさんに文句言ったり、。

でも、制服を着ていない、背広の警察の方と話するのは初めてだ。
何も悪い事はしていないのに、緊張してしまう。

先日、刑事さんから電話があり大学の学食で会う約束をした。


「あなたが先日お泊まりになったホテルでの事ですが、、、」

要するに、事件の容疑者が、
先日、私が就活の時に泊まったホテルに、
「あの日は、あのホテルにいたから犯行は不可能」
と主張しているらしい。
宿帳には、いい加減に書いたので覚えてないと、、、。

だから刑事さんが、宿帳を頼りに、宿泊者を一人一人あたって、
容疑者を見かけなかったか?
あるいは、他に、偽名で泊まった人間はいないか?
全員に訪ね歩いている、と言う事らしい。


不在証明ですか?
あえてそう言ってみた。

「あぁ、不在証明、、、久しぶりに聞きましたねぇ
 みなさん、アリバイ、と、おっしゃるんですがねぇ、、。」

「刑事なんて因果な商売ですよ。
 真実を一つずつ、つぶして、初めて嘘を知る訳ですから、。」

別の刑事さんが、溜息と共にそう言った。

でも、、、お二人とも、
軽口のようでいて、目の底は笑っていない、、、。
軽口をたたきながら、けっして相手から目を離さない、、、。
私はそこに、因果な商売、、そんな思いがしてしまいました。
生意気言って、ごめんなさい、、、、。




自販機ですけど、コーヒー飲みます?
因果な商売の刑事さんに、奢ってもいいかな、そう思ったけれど、
彼らは、サっと小銭を出した。
私は、供応の罪の問われるところだったのかしら、、、。
、、、、、。



不味いコーヒーだった。



 

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退路

 
「退路を断つ」なんて、、、、、

私は今、とてつもない決断をしているのかもしれない。



実家から遠く離れたこの街で、これからも暮したいと思っている。

でもまぁ、、、、

両親には申し訳ないけど、兄夫婦も同居してるし、孫もできたし、
私も、季節毎には、帰省しますから。
そんなところでお許しを。元気で長生きしてください。




仲がいいとはいえ、他人様と共同生活しようとしている。

でもまぁ、、、、

ハルさんとの生活は、どんな事になるのか分からないけれど、
ハルさんの、あの豪快とも言えるような捌けた気性も好きだし、
その陰にある、素敵で繊細な気遣いも知っている。
私がイヤになるより、ハルさんがどう感じるか、かも知れない。
でも、共同生活、同居の言いだしっぺはハルさんだからね。
うまくやっていきましょう、としか言えない。




遠い将来は分からないけれど、
とりあえずの人生を、賢治様に預けようとしている。

でもまぁ、、、、

賢治様とは、特に問題があるわけではない。
別れる切れる、捨てる捨てられる、なんて感じたことも無い。
私が、一生懸命努力してお仕えすれば、それでいい。
多頭の事だって、「二人に対して、愛の強弱は無い。」
そのお言葉を、信じているし、
賢治様の言動が、それを証明している。
努力が空回りしないように、
いつも賢治様を見つめて、気遣っていればそれでいいと思う。




でもまぁ、、、、、、

もっと気楽に考えれば、
退路はないけれど、前から敵に攻められている訳じゃぁない。
少なくても、目の前の道は、自分で選択しながら歩いて行ける。

そう考えればいいじゃないか。
まっすぐ進んでもいいし、右でも、左でも、、、、。

うんうん、そうだ、



とりあえずは、私がこの街で就職を決めることだ。

それが無ければ、何も始まらないのだから、、、、。
それが無ければ、退路を絶った意味がないのだから、、、。



 

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みそひと(鞭)

就職活動の事を事細かに書いてもいいけれど、
この「、、物語」には馴染まないような、つまらない話ばかりだ。
私個人の日記に書いておけば、それで充分の事が多い。

セクハラ面接官でもいれば、すぐに書くのだけれど、
ブログネタを提供してくれるような、
そんな優れた(?)面接官には、お目にかかっていない、、、。



就活は、時間調整や、現地での待ち時間もあったりで、
ポカンと空白の時が流れたりもする。
だから、緊張をほぐす意味からも、
手帳に「みそひと文字」を書いて、時間をつぶしている。

だから、今日は、ちょっと、お披露目。
かつて詠んだ歌、最近の歌、いろいろあるけれど、

前回の「みそひと」で、
やめてくれ!、の、コメントも無かったので、、、、。




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  ドレイという
  言葉の響きに憧れし
  今は覚悟とその意味を問う




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-- 鞭 --


 サーカスの猛獣使いの鞭音に
 胸ときめかし
 恥じた夏の日
 
鞭の痛み、痺れ、そして、悦び、、、

 おさな子の 
 拙く数をとるごとく
 臀部の鞭の数をかぞえし


 鞭打ちの
 その激痛で倒れこむ
 千切れし乳首拾うがごとく


 鞭音に負けじと
 大声発せしも
 叫びはやがて喘ぎにも似て


 鞭打ちの
 更にも数をかさねたり
 子宮に溜まるこの悦びよ



 今日も又
 健やかなるを喜びぬ
 振り出す鞭の位置の確かさ




 調教の痕に塗られし薬効の
 痺れもうれし 
 バスルームかな


 バスルーム
 臀部に残る体温を鏡に映し 
 一人微笑む



 朝風呂の
 我の臀部を這いずりしミミズの痕を
 いとしと思ふ





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面接の待ち時間に、
必死に手帳に何かを記入する私を、
周りの方は、どのような目で見ておられるのだろうか?
まさかSМ短歌を書いているとは思わないだろうから、
「あの娘、こんな時まで勉強して、凄いわ」
なぁんて、脅威を持ってもらえれば、
その時点で、精神的に私が一歩リード、に違いない、、
、か、どうかは分からないけれど、、、、。

「忙中、閑あり」、、、、

そんな時の方が、素敵な歌が生まれてくる、、、、。



所詮、、、、自己満足かもしれないけれど、、。


  自己満を誇れる表の我ありて
  裏の顔にて
  おのれ蔑む



じゃぁ、又。    レイ



 

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