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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

ハルとレイ

「ハルとレイ、ついに見つけました、、、」
過日、そんなコメントをいただいて、
私も、一生懸命探しました。
「こち亀」の大阪キャラ、ハルとレイです。
出番が少ないので、苦労しました。


二匹の牝奴隷とは、関係あらへん!!

御堂 春、芦原 レイ、、、
もちろん、このブログのハルとレイは、
ここから名付けた訳ではありませんが、
これほど極端ではないにせよ、
なんとなく性格的に似てるかも、、?
まぁ、ハルの身長は160センチ以上あるけど、、


 上記画像、
 ジャンプコミックス「こちら亀有公園前派出所」より借用。
 こういう使い方は、著作権上問題ありですか? 
 台詞も変えてるし、、、、
 秋本先生、ごめんなさい。

 

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バール

無粋ではあるけれど、我が家の玄関ドア脇には、
大きなバールが立て掛けてある。
巨大釘抜き、って感じのあの工具だ。

東日本大震災の際、マンションのドアが歪んで、
脱出困難になった事例があったそうだ。
そんな話を聞いて、
賢治様がホームセンターで買ってくださったのだ。
「これをさ、ほら、こんな風に梃子の原理を利用して、、、。」
歪んだドアを持ち上げて、ドアを開く、、らしい。
「脱出時に、窓ガラスを割るのにも使えるし、
 それにな、不審者撃退の武器にもなるだろ。」

ハルさんが反応したのは、震災脱出ではなく、不審者撃退だ。
バトントワリングのように、孫悟空の如意棒のように、
少林寺拳法の棒術のように、
狭い我が家で、バールを振り回しての不審者撃退訓練は、
戸棚に深い傷をつけて、終了した。
どう考えても、女性が振り回すにしては重すぎるだろがぁ、。

あれ以来、誰も触ることなく、玄関脇に鎮座ましましている。


東日本大震災から11ヶ月、そして、もうすぐ一年。
災害時脱出用としても、不審者撃退用としても、
このバールが活躍しない事を願っている。


 

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飲料水

無粋ではあるけれど、我が家のキッチンには、
水の入った2.7リットルのペットボトルが2本、置いてある。

東日本大震災の際、水道水が供給されずに、飲み水はもちろん、
トイレを流す事もできない、という事例があったそうだ。
そんな話を聞いて、ハルさんが張り切った。

「飲み水は、コンビニや自販機で確保できても、
 トイレ用としては足りないでしょ?」

その日以来、ハルさんは、ペットの焼酎を呑みだした。
大きなペットボトルを確保する為、、という理由をつけて。
大は小を兼ねる、、、?
真偽の程は分からないけれど、ハルさん曰く、
「一回分のウンチを流すには、3リットルの水が必要なのよ。」
オシッコは?
「オシッコだけの時は流しちゃダメ。
 ウンチの時に一緒に流すのよ。
 ほら、大は小を兼ねる、って言うじゃない。」
ナイスボケ、その諺、そういう意味だったんだぁ、、、。

焼酎のペットボトルじゃなくて、
ポリタンクを買ったほうが安いと思うんだけど、、、。
「そういう問題じゃないの。
 焼酎を呑む、という付加価値がついてるのよ。」

でもなぁ、巨大地震で上水道が壊れたら、下水も壊れていると思う、、。
そんな時には、おトイレ流しちゃいけない気がするのだけれど。



東日本大震災から11ヶ月、そして、もうすぐ一年。
私は毎日、ペットボトルの水替えを続けている。
いざという時の飲料用と、、、一応、おトイレ用のために、、


 

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牝豚料理

さぁ、今日はハルさんの牝豚料理お披露目の日。

御主人様に喜んでいただけるバレンタインプレゼントになるよう、
ハルさんには、豚肉料理を私なりに指南した。
「もう、豚肉見るのもイヤだ。」って程に。


裸エプロンで、御主人様のキッチンに立っている。
お肉屋さんが綺麗にスライスしてくれた様々な部位肉が並んでいる。
時間のかかる煮物や下ごしらえは、ハルさんと一緒にやった。
あとはハルさんが実際にどの程度うまく作れるかだ。
現場と土壇場に強いハルさんのパフォーマンスが楽しみだ。



楽しみだ、、と思った私は、まだまだ、甘い。
ハルさんが、現場と土壇場に強いのは確かだけれど、
それにもまして、用意周到のパフォーマーだった。

えっ、何?、何するのよう、いや、いやぁぁぁ、、、。
訳がわからぬままに、ハルさんのパフォーマンスが始まった。



「御主人様、バレンタインデープレゼント、牝豚料理です。
 今日は新鮮な牝豚奴隷を用意しましたので、
 召し上がりたいメニューのスイッチを押してください。」

「そういう趣向かぁ、なるほど。
 じゃぁ、まずは、ここから食ってみるか。」
私の右乳首に貼り付けられたローターが動き出す。
「はい、かしこまりました。牝豚胸バラ肉の肉じゃがです。
 牛とは違う牝豚独特の味が自慢です。」
オイオイ、、そっそれは、、、ほとんど私が作ったんだぞ、、。
「という事は、これはぁ、、、」
左胸の乳首が震える、、、、。
「はい、ハツですね。焼き物でよろしいでしょうか、
 一緒に、トントロはいかがですか?」
「トントロっていうと、頬肉だっけ?」
口に咥えさせられたバイブが動き出す、、、、。

調理人とお客様のお酒と会話は弾んでいる。
お客様が調理人を褒めて、お酌なんかもしている。
牝豚メニューは、会話にも混ざれないし、
屈辱と快感の狭間を一人楽しむしかない、、、。

股間のローターが震えて、、、『子袋』のご注文、、、、
突然、股間のローターが震えた、、、。
「はい、かしこまりました。子袋の和え物ですね。」

続いて、アナルのローターが暴れだす。
「はい、かしこまりました。テッポーの野菜炒めです。」

「ハル、ちょっと聞いていいか?
 この、メニュースイッチを全部押すと、何が出てくる?」
「はい、ぜひお試しください。
 素敵なBGMが流れると思いますよ。」


牝豚メニューの喘ぎ声をBGMにして、
御主人様が、ハルさんにキッスする、、、。


「ハル、うまかったぞ。
 ところで、子袋蝋燭炙りはないのか?」



ありません、と否定してくれ!
、、牝豚メニューは、心の中で叫んでいる、、、、



              2012年2月11日の事です。
 

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奉仕者

「申し訳ございません、子袋は売切れてしまいました。」
ハルさんの言葉にホッと溜息をもらす。

ホッと溜息をもらしても、それで終わりではなかった。
「でも、牝豚のタンはあります。
 牛タンよりも脂がのってて、独特の歯ざわりですよ。」
お肉屋さんのウケウリだ。
「でも、メニュースイッチがないぞ。」
「少々お待ちいただけますか。
 蝋燭炙りで、よろしいでしょうか?」

ジュウジュウと豚タンの焼ける音がする。
いい香が漂ってきた。
真っ赤な蝋で、牝豚のタンをご注文です、、、
もう、、、もうメニュースイッチは押し終えたはずなのに、
まだまだ、真っ赤な蝋が牝豚の舌先に溜まっていく、、、






よく呑んで、よく食べて、よくしゃべって、
御主人様にはご満足いただけたようだ。
ソファで、うつらうつらなさっている。

私達は、キッチンで洗い物をしている。
「レイさんも満足してくれた?」
何言ってるのよ、牝豚メニューなんて聞いてなかったわよ。
「もちろん、それは秘密で、私なりのヒトヒネリよぉ。」
やっぱハルさんは、ちょいSだよね。
私をいじめて喜んでたでしょ?
「いじめた訳じゃないわ。
 レイさんだって、いじめられたなんて思ってないでしょ?
 それなりに感じて、悦んでたみたいだったよ。」
まぁ、楽しかったけど、、、

「今日、しみじみ思ったわ。
 御主人様が私達を御調教する時ってさぁ、
 いろんな設定で趣向を凝らしてくださるじゃない?
 ご自分の楽しみって事もあるけど、
 逆に言ったらさぁ、牝奴隷を喜ばせる為の奉仕みたいだなって。」

うん、そうだねぇ。
御主人様がご満足なさって、奴隷も満足させて、、かぁ。
御主人様って、ワガママ言ってるようで、苦労してるんだねぇ。





              2012年2月11日の事です。
 

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舟を漕いでいたはずの御主人様が、キッチンを覗いている、。

「バカか、お前ら。
 なんで俺がお前達に逆奉仕しなくちゃならんのだ?」

ヤベ、聞かれちゃった、って顔をしながら、
ハルさんが平然と答える。
「いえ、私達、素敵な御主人様にお仕えできて、
 幸せだなぁって、話していたんです。」


「女偏に喜ぶで、何だ?」
いきなりのご質問、、、
漢字ですか?、、嬉しい、、、です。
「そうだ。じゃぁ、喜んだのは誰だ?」
女、、、ですか?
「バーカ。女偏の女って誰だ?」
、、、、、
、、分かりません、、、。

「いいかぁ、漢字の成り立ちの勉強だ。
 女偏の女は巫女だ。
 巫女が踊り謡う。そして、喜ぶのは神様だ。
 神様が喜べば、巫女が喜び、民が喜ぶ。
 それが『嬉しい』だ。」

、、、、、
、、、、
、、
はい、申し訳ありませんでした。
女偏の女は、牝奴隷、喜んでいただくのは、御主人様です。

「よし、それでいい。忘れるなよ。
 ところで、俺のチンポコが言ってるんだ。
 牝豚の子袋、食いたい、って。
 ハル、レイ、ケツを突き出せ!!」
牝豚料理の〆は、子袋料理、、、、

牝豚料理の〆は、結局、子袋料理だった。
調味料はいらない。
お尻を持ち上げて、御主人様の視線を感じただけで、
牝豚奴隷の股間には、蜜があふれていたから、、、、、。




うん、御主人様が嬉しいと、牝奴隷も嬉しい。
基本、原点に戻った牝豚料理、でした、、、、。



              2012年2月11日の事でした。
 

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掌編 おかえりなさい

もちろん今でもご活躍だけれど、
デビュー当時を知らない私が、中島みゆきさんの「時代」を知ってから、
一時、彼女のCDを聴きまくった時期がある。
その中のアルバムタイトルの一つ「お帰りなさい」
他の歌手に提供した歌を、ご自分で歌っている。

今日の「掌編」はそれを真似て、
コメントのお返事に使ったり、
コメントをさし上げたりした時の「掌編」を拾い集めてみた。
その時々で、いろいろな想いはあったけれど、
こうして並べてみると、駄作、凡作、さまざまだ。
その当時は、全て傑作、そう思っていたのだけれど、、、、。




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バックモニター

 便利な世の中になったものだ。
 いちいち確かめなくとも、
 バックモニターで、後の様子がはっきり見える。

 どれどれ、今日の牝奴隷のアナルはどうかな、、、。


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家電量販店

 「お客様、何かお探しで?」
 「あっ、あぁ、喉が弱いんで、
  これからの季節、加湿器が欲しくてな。」
 「ちょっとお値段は張りますが、
  加湿、除湿兼用器もございますよ。」
 「いくらだ?」
 「税込みで、630万円になります。」
 「ちょっと高いなぁ、、、。600万でどうだ?」
 「ん~ん困りましたなぁ、、
  家電はいくらでも安く大量仕入れできますけど、、
  女の子はね、そう簡単に仕入れできないんですよ。」
除湿機、、、女子付、、、、
 「じゃぁ、いらない。別の店に行くから。」
 「お客様は、駆け引きがお上手だ。
  間を取って615万にします。」


 帰り道、かわいい女の子が助手席に座っている。
 いい買い物だったかな、、このジョシツキ。


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つり

 臨海公園のあの釣堀、
 看板はあれで正しいのだろうか?
 
 『吊り放題。入場料 9,800円』
 

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従者

 天の川の中州で、織女と牽牛の従者達が事前打ち合わせ中だ。

「秘密だけどな、
 姫様もさすがに耐えられないとみえて、
 時々、ベッドに俺を呼んでくださるんだぜ。」
「あぁ、それはそうだよな。一年に一度じゃぁなぁ、、。
 俺だって、時々、牽牛様に、、、」


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資格

 今の世の中、なんと言っても資格が必要だ。
 初級は比較的簡単に取得できたけれど、
 2級は、筆記、面接、実技はもちろんとして、
 実務経験1年以上の条件がつく。

 だから今、私は御主人様を探している。
 牝奴隷2級を目指して、、、。


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獣医師

 初めの頃は毅然と断っていたが、
 最近は、牝犬奴隷の診察もしている。


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面接

 今日は某企業の採用面接試験。 
 もうそろそろ就職先を決めないと、
 貯金も少なくなってきた、、、。

 「さぁ、脱いで!」 
 えっ、ぬ、、脱ぐんですか?

 「常識でしょう。
  面接ですからね。
  コートは脱いでください。」


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リサイクルショップ

 高く買います!
 安く売ります!
 マゾメス奴隷!


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廃品回収

 トラックの荷台で揺れている私。
 私は、トイレットペーパー3ヶの値打らしい。


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教師

 俺は女子高の教師を目指している。

 教鞭をとる、、、俺の夢だ。


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女子高の授業風景

 この方程式を、グラフで表すと、、、

 どうした? ちゃんと聴いておけ。
 ここは試験に出すぞ。
 えっ? お前達、寒いのか?

 仕方がないなぁ、特別だ。
 下着だけは着けていいぞ。


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菊人形
きれいな菊の花、、、、
 毎年恒例の菊人形展示会。
 今年も綺麗な菊が揃った。
 
 どのアナルを使うことにしようか。


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お茶

 朝、出勤しても、
 俺にお茶を入れてくれる女の子なんていない。
 まぁ、男女同権の世の中、こんなもんだろう。

 「あっ、部長、ありがとうございます。」
 朝のお茶は、俺の仕事だ。


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ペットショップ

 あのペットショップの看板が気になる。

 『18歳未満入店禁止!』


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オークション

 人妻奴隷インターネットオークション、、、。
 ビデオや小説ならまだしも、本当にこんな事が、、
 なんて、ちょっと信じがたかったが、
 入会金一万円が、逆に俺を信用させたと言ってもいい。
 この世界、タダほど高くつく事はないからな。
 

 オークション会場。
 司会者が、次のセリを告げた。 
 「新たな男の登録がありました。
  家族持ちの高給官僚。預金残高1200万。
  強請りに使ってもよし、
  事業拡張の手段に使ってもよし。
  
  さぁ、オークション開始、、、、。」




****************  じゃんじゃん 
********************************   

初めて書いたSМショートショートは麻子だった。
特別カテゴリー分類もせずに、
御主人様の縄に対する思いと、私の想いを綴った。

今回までに「掌編」として、80作品発表したけれど、
つらつらと読み返してみると、
稚拙ではあるけれど、作為が少なく一番素直な作品は「麻子」、
そんな気がする。
まぁ、当然といえば、当然だ。
事実を「麻子」の視点から綴っただけだから。

稚拙だろうが、冗長であろうが、
あんなにしっかりした「想い」を込めた掌編を
もう一度書いてみたいと思っている、、。

「麻子」は今も私の部屋で、静かな余生を送っている、、。



じゃぁ、又。       レイ
 

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春一番

「よく言うじゃないですか、
 S様は、М女を見分ける事ができるって。
 あれって本当なんですか?」

「先日、あの電車ダイヤが乱れた日にさ、
 駅前の喫茶店で待ち合わせをしててな、
 顧客から、遅れる、って連絡があったのさ。
 仕方がないので、駅前を歩く人を眺めていたよ。
 かっこよく言えば、ヒューマンウォッチング、
 実を言えば、スケベオヤジの牝観察かな。
 制服スカートの下にジャージを穿くなよ女子高生さん、とか、
 和服の女の内股歩きは、股間に何か挟まってるみたいだとか、
 タイトスカートのOLさんは、
 パンツのラインがはっきり見えるようにするべきだとかな。」

で?、М女は見分けられたんですか?
「おぉ、けっこうたくさんいたなぁ。」
ほんとですか?

「バーカ、通りすがりの女を喫茶店の窓越しに眺めて、
 Mを判断できる訳がなかろう。
 仕草がMっぽい、って思っても、
 追いかけていって確かめるわけにもいかないしな。
 まぁ、春一番でも吹いて、
 めくれあがったスカートの下が股縄だったら、
 一目瞭然、即、分かるけど、、、、
 これは、誰でも分かるよなぁ。」

そりゃそうだ、
今年の春のトレンドは『股縄』なんて、
そんなファッション雑誌も見かけないから、
やっぱりМ女さん以外の股縄は、いないと思う、、。


股縄の牝奴隷さん、、春の嵐には気をつけて!!
寒い日々が続いた今年の冬も、
ようやく春に向かって動き出したような気圧配置だけれど、
春一番の便りはもう少し先なのかなぁ、、。


これからの季節、
スカートを穿いている女性の皆さん、
春の突風にはお気をつけて。
スケベオヤジが、眼を皿にしています。

ましてや、股縄のМ女さんは、なおさら、、、。


 

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ダイエット

右腕を左上にあげたり、左腕を右上にだったり、
雑誌を読みながら、ハルさんが不思議なポーズをしている。

ねぇ、ハルさん、大福餅食べる?
「うん、食べる食べる。渋茶もお願い。」
お茶を注ぎながら訊ねてみた。
何の本読んでるの?
「うん、ダイエット本。
 脇腹を引き締めるには、仮面ライダー変身、のポーズよ。」



缶ビール片手に、キッチンの私にハルさんが言った。
「夕食を作りながらでも、ビールを飲みながらでも、
 ダイエット体操できるのよ。
 つま先立ったり、脚を大きく後に振り上げたり、、。
 ふくろはぎの引き締めとヒップアップよ。」


大福餅ダイエットは、、たのしい!!
大福餅を食べながら、ダイエット本を読む。
ビールを飲みながら、ダイエット体操する。

ダイエットは楽しい、、
だから、大福も、ビールもやめられない、、、ってかぁ?

まぁ、知り合った当時から、
ハルさんの体重、体形の変化はないみたいだから、
ビールと大福餅以上のカロリーをどこかで消費しているのだろう。

万が一、『大福餅ダイエット』、、そんな本が発売されたら、
その筆者は、ハルさんです。お忘れなく。

 

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一日一膳


ダイエット話をもう一つ。

書初め、というほど大げさではないけれど、
使い終えた前年のカレンダーの裏に、
一年の目標をマジックで書いた。

ハルさんが書いた言葉は、
『一日一膳』

なにこれ? 一日一善、じゃないの?

「違うのよ、一膳でいいの。
 ワープロソフトでさぁ、イチニチイチゼンって入力したらさ、
 これがでてきた訳よ。
 あぁ、これは、ダイエットの基本かなぁって。
 炭水化物を減らせって事だよね。」

でもさぁ、ハルさん、一日一膳じゃぁ、お腹減るでしょ。
一日の必要エネルギーの半分以上は炭水化物なのよ。
ハルさん、ダイエットする必要感じてる?
それにね、一膳飯って縁起悪いとか、
お婆ちゃんに言われなかった?。
亡くなった人の枕飯のことだよ。
ダイエットの基本は、ある一つを減らす事じゃないのよ。
いろんな栄養素、いろんな食材を満遍なく、ゆっくり食べて、
偏った食事にしないことなの。

「うん、分かった。規則正しい食事と運動だね。」


ハルさんは、すぐに理解してくれたらしい。
マジックを片手に、横棒を二本、書き加えた。


『 一日三膳 』


 

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