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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

順番待ち


昨晩は夢中で気づかなかったけれど、
朝食で食堂の椅子に座った時、お尻に痛みを感じた。
きっと、切れた毛細血管が、汚い紫色に変わっている、、、。

そんな思いを知ってか知らずか、
朝食の食堂で、身を乗り出すようにして紗江様が口火を切った。

「賢治さん、徹底的調教、11月末の連休にやりましょうよ。
 私の料亭なら、大声出してもいいし、
 死んじゃったら穴に埋めて捨てもいいし、、、ね。」
「11月かぁ、、
 夜は外に追い出して、落ち葉布団で寝かせるか?」
「私さぁ、裏にあるあの楢の樹に二匹を吊るしてみたいわ。
 それでね、一本鞭を振り回すのよ。」
「じゃぁ、そのまえに一本鞭講習会やらんといけないな。」
「そうね、お願いするわ。
 一本鞭は、賢治さん選んでくれる?
 私に使えそうなヤツを。」

きっと他のお客さんの席では、
今日の観光先の話だとか、お天気の話をしているに違いない。
牝奴隷調教の話をしている席があるとは誰も想像できないだろう。

私は、黙々と朝食を食べている。
何も聞いていないフリをしながら、、耳をダンボにして、、、。





「じゃぁ、賢治さん、そのうち又、レイを借りるかもよ。」
「おぉ、好きに使え。なんなら二匹でもいいぞ。」
「考えておくわ。」
「じゃぁ、レイさんハルさん、勤労感謝の日、楽しみにしてるわ。
 生理だから、なんて言い訳は許さないわよ。」

ブォォーン、、アクセルを噴かす音を聞いたと思ったら、
もう、紗江さんの車は、はるか遠くに消えていた。



「紗江も変わったな。
 仕事の鬱憤晴らし、なんて言いながら、
 あれはSに目覚めたって感じだな。
 目覚めさせたのは、お前達だからな。しっかり仕えろよ。
 俺と紗江で、それぞれに調教すれば、
 お前達の嫌いな順番待ちがなくなる、ってもんだろ。」


真剣に御調教なさる御主人様は、もちろん怖いけれど、
紗江さんは、同性だからなのか、別な意味で、ちょっと怖い。



いまさら、順番待ち最高です、、、とは言えないしなぁ、、、。




             2012年10月28日午前の事でした。
 

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半裸の日

「おぉ、やっぱり11月だなぁ。
 朝晩は、冷え込むようになってきたな。」

エアコンのスイッチに手を掛けようとしたら、、

「お前達も寒いだろ。
 脱がなくていいぞ、、、、上は。」

全裸でいるより、、なぜか、恥ずかしい、、、
上半身はちゃんと着ているのに、下半身だけ裸というのは、
全裸でいるより、なぜか恥ずかしい。
とんでもない違和感がある。

「いいなぁ、このアンバランス。
 そうだ、、、、
 あなたぁ~、いってらっしゃい。
 アパートのベランダから手を振る新妻。
 あいつが下半身丸出しだって知っているのは俺だけ、、
 って、そんな感じの新妻ごっこやろう。」
ニイヅマゴッコぉ、、、?

「俺、ファミマの大盛り明太子スパ、食いたくなったから、
 買って来る。お前達は?」
「和風スパの、、普通盛りで。」


御主人様が、風の中、歩いてファミマに向かっている。
私は躊躇したのに、ハルさんが、バルコニーから大声を出した。
「あなたぁ~、いってらっしゃい。」
御主人様も振り仰ぐようにして手を振る、、、
オイオイ、隣近所の手前もあるんだぞぉ、、、、

「私はノルマ果たしたわよ。次は、レイさんね。」

バルコニーの手摺にもたれて、御主人様のお帰りを待つ。
下半身丸出しで、、、、風が冷たい、、、。

レジ袋をぶら下げた御主人様が、木立の陰から出てきた。
意を決して、、、
、、あなたぁ~、おかえりなさぁ~い
御主人様は驚いたように、私を見上げて、手を振った。




スパゲッティを食べながら、
ハルさんが、足をモゾモゾしている、、、
「どうしたハル?」
「申し訳ありません。なんだか今日は足が冷たくて。」
「よし、ハルはパンスト穿いていいぞ。
 その代わり、当然、上は脱げよ。
 今日は半裸の日だから。」


そうかぁ、今日は文化の日じゃなかったんだ、、、、





             2012年11月3日の事でした。
 

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酪農家 

全裸で『気をつけ』する私達の股間に指を這わせ、
乳房を握りつぶしながら、御主人様がおっしゃった。

「俺は、多頭飼いの酪農家みたいなもんだな。
 牝奴隷の肌の色艶、乳房の弾力、おマンコの湿り具合、
 ケツの締まり、、、いろいろ見たり触ったりして、
 お前たちの健康チェックをしているんだぞ。」

半分冗談ではあるだろうけれど、
まぁ、御調教に耐えられるかのチェックはしているのかなぁ。

「お前たちにションベンさせるのも、浣腸するのも、
 実は、糞尿で健康状態を見るためなんだ。」

そこまで言われると、さすがにそれは嘘だろうなぁ、、、。


「よし、触診終わり。続いて、目視確認、、
 ハル、レイ。壁に手をついて、おもいっきり片脚上げろ。」

えっ、モクシカクニン?
躊躇しながら、片脚を上げる。

「ほら、そんなんじゃ、確認できないぞ。
 もっと、股が裂けるほど上げろ。
 確認して欲しくなければ、脚を下ろしていいぞ。」

この格好、、辛くて、、、恥ずかしい、、、
そこまで言われちゃぁ、、、。
必死に片脚を持ち上げて、御主人様に股間を晒す、、、


ハルさんの上げた脚を抑えながら、目視確認が始まった。
「色、よし。形、よし。香り、よし。
 ついでに、、、、、、、味、よし。
 よーし、ハルは異常なし。
 おい、レイどうした。お前は確認して欲しくないんだな。」

順番で待たされる私の脚は、いつのまにか下がっている、、
この姿勢、凄く辛いし、、、恥ずかしい。

いえ、目視確認よろしくお願いします。
ハルさんがしゃがんで肩を貸してくれた、、と思ったら、
、、いきなり立ち上がった。
それこそ、股が裂けるほどの大股開き、、、、、

御主人様が、私の股間と話をしている、、、
「よーし、レイも、色艶、形、香り、、、味も異常なしだ。
 ちょっと、ヨダレ垂らしてるけど、、、。」

羞恥責めの、触診、目視、味覚確認が終わった。



「二匹とも健康だ。それでは、搾乳を始める。」


乳首を摘む洗濯バサミは、牝奴隷乳牛の搾乳機らしい、、、、




多頭飼いの酪農家は、健康管理や搾乳と、なにかと多忙だ。

その忙しさが楽しくてたまらないようではあるけれど、、。




             2012年11月4日の事でした。
 

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掌編江戸妄想譚 其の壱

かつて、賢治様の本棚の話をブログに書いた事がある。
純文学、大衆文学、、戦争物から推理小説、、、新刊、古本、、
雑多でとりとめもないけれど、
賢治様曰く、「その時、自分にぴったりくる小説」をお読みだ。

それが、このところ、時代小説がやけに増えている。
昔から、池波鬼平や藤沢作品は多かったけれど、
私の知らない作家さんの短編が、山積みされている。
「現代小説にはない、癒しや情感が魅力」という事らしい。

賢治様のお勧めを何冊か読んで、
私も江戸の時代を放浪する事ができた。


うん、これは使えるぞ。
って、そんな訳で、今回は江戸の話であります。

本所五間堀に居酒屋を構える賢兵衛と、お礼、お春の物語、、。

連作掌編、全五話完結です。

はてさて、どんな事になりますことやら、、
ご用とお急ぎでない皆様、しばしのお時間を、、。



 
************************

居酒屋賢兵衛 
 

居酒屋賢兵衛は、江戸は本所五間堀界隈では評判の居酒屋。
めしがうまい、酒が、そして肴がうまい。
だから、近くの長屋の職人達はもちろん、
夜回りの与力も、お座敷帰りの芸者達も、ふらっと顔をみせる。



「おい、礼、暖簾をしまえ。今晩は仕事にならん。」

夕刻に降りだした雨はさらに強くなって、
店の前を流れる五間堀の水も、だいぶ嵩を増したようだ。
賢兵衛に命じられたお礼は、
油障子を開けて暖簾を片付けだした。

「あら? お礼ちゃん、もう店、お仕舞い?」
「あぁ、お春姐さん。
 えぇ。こんなお天気ですから、お客さんもいなくて。
 でも、、、、、どうぞどうぞ。
 おとっつぁん、お春姐さんがお見えです。」

番傘の雫を振りながら、芸者のお春が店に入る。
主人の賢兵衛に差し出された手拭を、さも当然と受け取ると、
雨に濡れた肩先と下駄の素足を拭いながら、
お春は、板場に横座りして、溜息をついた。

「賢兵衛さん、店仕舞いって時にやって来てごめんなさいね。」
「いえいえ、お春姐さんなら、いつでも大歓迎ですよ。」
賢兵衛は、暖簾をたたみ、雨戸をたてて、
入り口の油障子に心張り棒を掛ける。

「さぁ、これで誰も来やせんから、ゆっくりやってください。
 いつもの茶漬けで?」
「今日は、、、お酒と、、適当に肴を。」
「おやおやめずらしい。今日はお座敷じゃなかったんですかい。」

歳は二回りも上には違いない賢兵衛は、
なぜか、お春を、お春姐さんと呼ぶ。
お礼も、お春とは同い年位かなと思いつつ、お春姐さんと呼ぶ。

「それがさぁ、今日のお座敷は最悪だったのよ。
 その愚痴を聞いて欲しくて、ここに来たんだから。
 賢兵衛さんもお店閉めたんだから、いいでしょ?
 いっしょに一杯やりましょうよ。」

お礼が、酒と炙った畳鰯、煮物と漬物を運んできた。
賢兵衛がお春の猪口に酒を注ぐ。
お春も賢兵衛の猪口を満たす。

「おぉ、お春姐さんに注いでもらえるなんざぁ、光栄、光栄。」
「ね、そういうもんでしょ。
 芸者なんて、酌して三味弾いて、謡って踊って、、、ってね。
 それがね、今日のお座敷は、それがなかったのよ。
 ほら、お礼ちゃんも聞いてよ。」

お礼も、お盆を前に抱いたまま、
うなづき返して話の続きを促した。

「今日の若旦那はね、お店では常連なんだけど、
 私を呼んでくれたのは初めてでさ。
 お座敷で、お初のご挨拶しようとしたら、
 いきなり『白板お春とはお前か?』って。
 それでね、あたしも仕方なく
 『ぱいぱんお春と申します、以後お見知りおきを、』、よ。」

賢兵衛は、にやにやしながら話を聞いている。
お礼は少し身を乗り出すようにして、強くお盆を握り締めた。

お春は、猪口を飲み干して話を続ける。
「それでね、まずは御一献、って酌しようとしたら、
 『酌はいらん。手酌でいい。その白板を見せてみろ。』
 だもの。酷い話でしょ。
 それでも我慢して着物の裾を割って、お見せしたわ。
 そしたらね、『俺の長年の夢だ。』ってさ、
 懐から取り出したのは、なんと麻縄よ。
 苦労しながら、あたしに股縄をして、
 『白板股縄、、。おい、感じるだろ。もっと悶えろ。』
 だって。」

「当然、お春姐さんは、悶えるふりをした?」
「えぇ、お客様ですからね。そしたら、
 『おい、汚門戸、全然濡れてないぞ。』って。
 股縄した女はみんな、おまんこ濡らすと、思ってるの?
 痛いばかりで、なんにも感じなかったわ。
 あの縄男、口だけで、縄使いはへたくそよ。」

お春はよほど腹に据えかねたのか、
愚痴を並べながら、次々と猪口を重ねていく。
お礼は慌てて、台所に燗酒を取りに走る。

「お春姐さんだって、おぼこ娘じゃないんだから、
 男は助平で、いろんな好事家がいる事くらい知ってるだろ。」
「そんな事ぁ先刻承知でも、あれは酷過ぎでしたよぉ、、。」
お春の呂律も少し怪しくなってきた。

「お春姐さんが怒っておいでなのは、
 股縄をされた事ですかい? 
 それとも、股縄で感じられなかった事ですかい?」
「芸者を馬鹿にしてると思うでしょ?
 あんな股縄なんかで感じる女がいたら、見てみたいわ。」

「加虐の好事家がいれば被虐の好事家もいる。
 世の中、そんなもんでござんしょ。」

賢兵衛が、今まで見せなかった不気味な笑みで、
ひょいとお礼に顎をしゃくった。
「礼、お春姐さんに、お見せしろ。」
「あい、、賢様、、、、御主人様、、、、」

「ごしゅじん、さ、、ま?」
唖然とするお春の前で、前垂の紐を解くと、
お礼は、縞木綿の裾を持ち上げた。

「お春姐さん、触ってもいいですぜ。
 きっとぐちゅぐちゅに濡れていますよ。
 礼はこんな女なんです。」

お春の目の前に広げられたお礼の股間には深く食い込んだ股縄。
「ひっ、、、」
吸い込んだ息も吐き出せず、お春はお礼の股間を見つめる。

「お礼ちゃん、、お礼ちゃんも、ぱいぱん、、、、、
 股縄、、、、気持ちいい?」

「あい、しっかりご覧下さい。これが本当のあたしです。」

お礼は顔を赤らめ、うなだれながら、ぼそっと告白した。
同性に見られる事は、男に、とは違った羞恥があるのか、、

お春の白く長い指が、お礼の股縄股間を撫でる、、、
丸く見開かれた眼は、一時もそこを離れない。
亀甲縛りの裸体が、、、、
お礼は、続けて縞木綿を脱ぎ捨てた。
亀甲縛りの裸体が、灯明に浮かび上がる。
お春の、ごくりと唾を飲み込む音が、雨音よりも大きく響いた。

「賢兵衛さんは、実の娘に、いつもこんな事してるの?」
お礼から目を離すことなく、
つぶやくように、そして少し非難げに、お春が言った。

「いや、礼は、娘じゃねぇ。」
「えっ、」
お春が、思わず振り向く。
「親娘、、、じゃぁ、、ないの?」
顔を廻らせ、お礼と目を合わせる。
「あい、人前では、おとっつぁんですけど、、、
 賢様は、あたしの、ごしゅじんさま、、です。」


浮世の裏表を毎晩見ているお春が、
お礼の言った『ごしゅじんさま』の意味を理解するのに、
さほどの時間はかからなかった。
少なくても『主人と女中』というだけではなさそうだ、、。

お春の胸の中で、何かが弾けた。
その震えが乳首を刺激し、そのまま臍から下腹へ、、、
股間が勝手に、じゅく、、、と言い出した。

「賢兵衛さん、、、いぇ、賢兵衛様、、、 
 賢様に縛っていただいたら、あたしも濡れますか?」
気づけば、そんな言葉を口にしていた、、。

「さぁ、それはどうかな?
 痛いだけかもしれんぞ。濡れてみたいか?」

「あい、、お願いいたします、、ご、、、御主人様、、、。」
横座りから、慌てて正座すると、
お春は、深々と額を板場に着けた。

「よし、脱げ、春!!」

「あい、あたくし、、、ぱいぱんお春と申します。
 厳しい股縄、よろしくお願い、、いたします、、、、。」


薄紫の地に萩の花、、、
お座敷帰りのままのお春の着物が床に落ちて、
少しの躊躇いの後に脱いだ襦袢と湯文字の下から、
白い裸体が、無毛の股間が、姿を現した。








もう、雨はあがったのだろうか、
消えた雨音が、大きな静寂を連れてきた。

目を閉じたお春の薄い息づかいだけが聞こえる。




股間で咥える麻縄の瘤が、
お春にとっては、今この時間の全てに違いない、、。




 ******** つづく ******** 

 

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掌編江戸妄想譚 其の弐

 
************************

新巻鮭 


芸者お春が居酒屋賢兵衛に足繁く通いだしたのは、
しごく当然のなりゆきだったのか、、、。
しかし、期待する股縄をいただける事はなかった、、、。

「雨の日、嵐の日、雪の日、だけ。」

頑なな賢兵衛の言葉に、何度寂しく夜道を帰ったことか、、、




神無月十日、野分が江戸の町を蹂躙するなか、
お春は必死に走った。賢兵衛のあの居酒屋へ、、、、、。

堅く閉ざされた雨戸を必死に叩く。

覗き穴から、室内の明かりが漏れる、、、
誰かが、いや、賢様以外にはありえない。
賢兵衛様が、外をうかがっている、、、、

油障子が、板戸が、きしみながら開けられた。
「馬鹿、こんな日に何しに来た?」
お春は、『こんな日だからこそ、、、』の言葉を飲み込んだ。
「雨が吹き込む。とりあえず入れ、、。」



一歩足を踏み入れて、
その場の重い空気に、お春は身のすくむのを感じた。

天井近くの梁からの縄に、お礼が吊り下げられている。
まるで、、、まるで年の暮れの新巻鮭のように、、、、

「酒が飲みたければ勝手に、飲んでいいぞ。」
そう言われたが、酒を飲む雰囲気ではない。
それに今日は、酒を飲みに来たわけではない。

「お礼ちゃん、、、きれい、、、、。」
自ら漏らしたそのつぶやきで、お春の心は乱されていく、、
独り寝の閨ならば、きっと股間に手が伸びているに違いない、。

「とんだ客が来ちまったな。
 礼、今日のお前は見世物小屋の女だ。しっかり叫べ。」
ささら鞭がお礼の尻を捉え、、、、
その言葉が終わらぬうち、竹ささらの鞭がお礼の尻を捉える。
お礼の体は一度硬直し、口からは大きな叫び声が、、、
そして、、、「ありがとうございます。御主人様、、、。」

「客にも、挨拶!」
「お客様。あたしの淫らな痴態をごゆっくりご覧下さい。」
息も絶え絶えに、お礼の口上は続く、、
「お春姐さん、あたしは、鞭と縄でしか燃えない変態女です。
 もっともっと、あたしを蔑んでいただけますか、、、。」

「お春、礼の汚門戸に指を突っ込んでやれ。
 きっとびしょ濡れだぞ。」
おずおずと差し出したお春の指はたやすく股間に吸い込まれた。

鞭が、お礼の背中で音をたてる。
股間が強く収縮し、お春の指を締め付ける、、、、。
痛みと苦しみと羞恥に耐えるお礼の顔は上気し、
半開きの口から流れる涎は、陶酔以外の何物でもなさそうだ。

「お礼ちゃん、、きれい、。
 、、、そして、、、うらやましい、、、、、。」
賢兵衛に責めてもらえる事がうらやましいのか、
鞭と縄で陶酔できるお礼がうらやましいのか、、、、

そんなお春の言葉を聞き逃す賢兵衛ではなかった。

「お春も、新巻鮭になりたい気分かな?」
「あい、賢兵衛さん、、いぇ、
 賢様、御主人様、、、お願いできますか、、、。」
「よし、、、、春、脱げ!」


もどかしげに着物を脱ぐお春。
長襦袢で、動きが止まった。

「御主人様、、あたし、自分で、、してまいりました、、、。」
まるで蛇のような荒縄が股間に食い込んでいる。

「ほう、いい心がけだ。しっかり変態お春だな、、」
賢兵衛は、そう言いながら、お春を梁に吊るしていく。

「股縄塩鮭と傷だらけの塩鮭、、、、
 さて、どちらがうまい鮭なのかな?」

ささら鞭がお礼を捕らえ、返す鞭がお春の尻を切り裂く、、。

「痛ぁ、がぁぁぁ、、、、」
初めての鞭に、お春の口から叫びがほとばしる、、。

何度目かの鞭の時、
「もう、、もう、、お許しを、、、」
と叫んだお春だったが、次の鞭が乳房を揺らした時、
「も、、、もっと、もっと、、いただけますか、、、」
叫びなのか、喘ぎなのか、、、、
お春の声も心も、、、今は、宙を彷徨っている、、、




板場に転がされた二匹の塩鮭。
「春、よく耐えた。褒美だ。お前を食ってやる。」

お春の潤った股間に、賢兵衛の怒張が突き刺された。
又、大声で叫び声を上げるお春、、、
しかし今度の叫びは、明らかに声色が違っている、、




股を開いたまま恍惚から抜け出せないお春に、
お礼が唇を寄せてきた。
「お春姐さん、綺麗でしたよ。」
「あぁ、お礼ちゃん、、ありがとう、、、、
 あたし、恥ずかしい、、あんなに叫んじゃって、、、」
「大丈夫、叫びを聞いていたのは、あたしと御主人様だけ。
 今日の風と雨なら、隣家には聞こえなかったわ。」






江戸にも、あわただしい師走がやってきた。
今、居酒屋賢兵衛には、女中が二人いる。
芸者置屋に暇を願い出たお春が、
風呂敷包み一つで、居酒屋賢兵衛におしかけたのは、
霜月晦日の事だった。

めし、酒、肴がうまいのは、あいも変わらずだったが、
女中目当ての客も増え、居酒屋賢兵衛は大繁盛だ。






江戸の町には珍しい大雪が降った。
番傘に積もる雪を払いながら、
酔客が居酒屋賢兵衛の前で舌打ちしている。

「あぁ、やっぱりな。この店、うまいんけど、
 雨、風、嵐の時は、きまって休み、、、よぅなぁ。」


『今日休』の札が、風に揺れている、、

、、、その意味を知る客は、誰もいない、、、、、。




 ******** つづく ********
 

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掌編江戸妄想譚 其の参

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雨乞い


「おとっつぁん、一服してくださいな。」
仕込みも一段落した賢兵衛に、お礼が茶を持ってきた。

煙管をふかしながら、土間を掃除するお礼の尻を眺める。
開け放たれた油障子から、細かな早春の雨を感じる。

「色っぽい尻になったもんだ。
 、、、、
 あん時も、冷たい雨が降ってたよなぁ、、、。」

賢兵衛は、十数年前のあの日を思い出していた、、、、。






あの時も、五間堀には冷たい雨が降っていた、、

堀端沿いの柳の下で、泣いている娘がいる。
酒の肴の仕込みをしながら、賢兵衛はその声を聞いた。

「おい、どうした?」
四つ身着物の娘、年のころは十ほどか、、、
「おっかさんが、ここで待ってろって、、
 でも、、いつになっても戻ってこない、、、、」
「風邪ひくぞ、とにかく中に入れ、
 店にいれば、おっかさんが来ても、すぐにわかる。」
店に引き入れても、娘は、外を見続けている、、、。

「おい、名前は、年は? どこに住んでる?」
「あたい、、お礼、、、八っつ、、、家は、、印旛、、、。」
「印旛? 江戸は初めてか?」
「あい、昨日、おっかさんと初めて来た。」
「いつ、おっかさんとはぐれた?」
「今朝、、、この先の店で朝飯を食って、、、、。」
「おとっつぁんは?」
「知らん、会ったこともない。」

在で食い詰めた母親が色街に走ったか、、
どう考えても、おっかさんは、戻りそうにない。
この娘、、、捨てられたのか、、、
まぁ、娘を岡場所に売るよりは、まだまともか、、、

番所に届けるか?、それで済む話か、、、?、
しばし思案の賢兵衛。





「おとっつぁん、葱、足りないなぁ。」
お礼が台所で、今日の仕込みの点検中だ。
生きる事に貪欲で、逞しい田舎娘のお礼は、
いつのまにやら、賢兵衛を、おとっつぁんと呼び、
まるで店を切盛りする、かかぁのようだ。

昼間、寺子屋に通い、帰ると居酒屋を手伝い、
朝は、日の出と共に起きだして、草双紙を読む、
読み書き算盤がうれしくて、楽しくて、
そんな日々を過ごしながら、八年が過ぎた。
、、じきに、店の大福帳も任せられるだろう。




ある日、いつもより早く目が覚めた賢兵衛が見たものは、
明け方近くの薄明かりの下、草双紙を読むお礼だった。
声を掛けようとした口が、そこで言葉を失った。
お礼の目は一心不乱に文字を追いながら、
片手が、股間をまさぐっている、、、、。

そっと寝所に取って返し、あの黄表紙を探す賢兵衛。
もう大人だとはいえ、この裏黄表紙だけはいけねぇ、、、、
お礼が読んでいたのは、草双紙なんかじゃねぇ。
大人の黄表紙、それも世間には出回らねぇ、裏黄表紙だ。
先日、昔から付き合いのある版元が、
酒代代わりにおいていった裏黄表紙。
売りに出せねぇ粗悪品の刷り汚しだ、なんぞと言っていたが、
稚拙な物語とはいえ、
そこに描かれた緊縛女が、やけになまめかしい。
昔の俺のやっかいな癖が、もんぞもんぞと顔を覗かせたほどだ。
お礼は、あれを読んで、股間を濡らしていたというのか、、、
もう、大人だとはいえ、あれはいけねぇ。あれだけは、、、。

翌日も、翌々日も、裏黄表紙を読みふけるお礼を見て、
賢兵衛も、ついに声を掛けた。

「ごめんなさい、おとっつぁん、、、。
 あたしも、こんなの読んじゃいけないっては思いながら、
 どうしてもやめられないんです。
 どうか、一度でいいから、こんな風に縛ってください。」

交差させた手首を前に突き出しながら、
お礼は、深々と頭を垂れた。
乱れたままの寝巻きから、よく育った乳房が見える、、、。

「娘に、そんな事なしない。」
「元々、本当の親娘じゃないんですから、、、、お願い、、」

「馬鹿、おぼこ娘に縄する気はしない。」
「じゃぁ、私を抱いてください。、、男として、、、。」

賢兵衛の褌をまさぐり、口を寄せるお礼、、、。
「おめぇ、いつそんな事覚えたんだ?
 ここに足を踏み込んだら、二度と抜け出せなくなるぞ、、」



お礼が初めて縛められて喘ぎ声を漏らしたのは、
夜具を鮮血で汚してから、三日目の雨の夜だった、、、。




「お礼ちゃんももう年頃。嫁にはいかんのかい?」
酔客にからかわれるお礼は、いつも決まってこう言い返す。

「おとっつぁんが、離してくれないんです。
 あたし、ずぅぅっとここに居て、
 おとっつぁんの骨を拾うことにしたんです。」

賢兵衛は、苦笑するしかない。

実は、捕まったのは俺かもしんねぇ、
離さねぇのは、おめぇだろ。










「おとっつぁん、おとっつぁん、
 どうしたんです? そんな呆けた顔をして。
 雨が強くなってきましたよ。
 お店どうします?」

目の前に、お礼とお春が並んで立っている。
賢兵衛は、思い出から今に引き戻された。

「馬鹿、こんなてぇどの雨で、休みにしてたら、
 おまんまの食い上げになっちまう。」

うつむいたお礼とお春の細い肩が、
「せっかくの雨なのに、、」と言っている。

「だがな、これからもっと強くなるかもしれんから、、、
 股縄だけでも、、するか?」

はちきれそうな二つの笑みが、賢兵衛を見つめている。




日照り続きの百姓でも、これほど雨が好きな奴は居るまい。

こいつら、毎晩、雨乞いでもしているに違いない。
 


 ******** つづく ********
 

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掌編江戸妄想譚 其の四

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花散らし


急に降りだした雨と風が、堀の水面を波立たせている。

「雨ですねぇ、、」
「花散らしの風ですねぇ、、、、」
お礼とお春が、外を見やりながら、つぶやく。

手桶に、沸かした湯と手拭を入れ、
脇に賢兵衛自慢の剃り刀を置き、賢兵衛を待つお礼とお春、。

台所の釜がぐつぐついいだした頃、
賢兵衛が起きだしてきて、大の字で転がった。

賢兵衛の髭をあてるのは、毎朝のお礼の務め。
不慣れで何度か傷つけた事もあったが、今では慣れたものだ。
口吸いのように顔を近づけて、丁寧に髭を剃る。
手拭で拭ってから、糠袋で顔を磨き、
まるで自分の化粧のように、へちまみずを塗る、、、。

満足そうに顎に左手をあてながら、
賢兵衛の右手が、お礼の股間に伸びた。

「お礼、おめぇも髭剃り、だな。」

かつては賢兵衛が剃っていたお礼の股間の髭剃りは、
今では、お春の役目になった。
女二人、重なる髭剃りの格好が、賢兵衛の大好物だ。

赤子のような白板のお春に髭剃りはない。
顔、腕、脛の産毛を剃る程度だ。




朝飯を食いながら、賢兵衛が「雨かぁ、」とつぶやく。
「雨ですねぇ、、」
「花散らしの風ですねぇ、、、、」
お礼とお春が、相槌をうちながら賢兵衛を盗み見ている。

「一日、雨かなぁ、、、、」
「あい、一日、花散らしの嵐です。」

賢兵衛がにやっとして、顎をしゃくる。
花散らしの春の嵐、、
今年は花見遊山はできなかったけれど、
今、お礼とお春は、春の嵐を悦んでいる。

『今日休』の木札が、風に揺れ、
雨戸をたてた室内は、
高い明り取りからの光だけが、全てになった。


「おめぇ達には、いつも苦労ばっかかけてるから、
 ちったぁ贅沢するか。」
賢兵衛が取り出したのは二本の蝋燭。
「わぁ、ろうそくだぁ、これで明るくなりますねぇ。」

武家奉公したこともなく、もちろん花街で遊んだ事もなく、
湯屋の明かり蝋燭がせいぜいのお礼。
確かに蝋燭を灯せば、その明るさは魚油灯明の比ではなかろう。

目を細めて、単純に喜ぶお礼を眺めながら、
ふと、お春を見ると、本能的な恐怖なのか、
それともかつて、お座敷でそんな遊びをされたのか、
真剣で睨むようなお春の眼差しが、賢兵衛を刺している、、、。




うかつに里山に下りて来た姉妹狸を捕らえたかのように、
お礼狸とお春狸を梁から吊り下げて、
賢兵衛は、二匹の尻を撫でまわす。
狸のように縛られて、汚門戸と尻の穴を晒している、、、
「蝋燭なんちゅう贅沢品、
 灯りなんぞに使っちゃぁ、もったいねぇ。
 これが正しい使い方だ。」

蝋の雫を最初に受けたのは、お春の尻。
「ぐはっ、、、ぁ熱っ、、、、、」
お春の腰がはねる、縄がきしむ。

お礼の尻に蝋が落ちた時、
その叫び声は尋常ではなかった。
お礼の叫びを賢兵衛は喜悦と聞いた。
お礼の初めての蝋燭責め、、、贅沢のしがいがあったものだ。

二匹の牝狸が暴れると、
今にも梁が折れそうなほど、、、、、

「こら、おめぇら、暴れるな。
 動くと、ど真ん中に垂れちまうぞ。
 それとも、それを待ってるんか?」

蝋が尻に落ちた時、
汚門戸と尻の穴がぎゅっと縮む様子がおかしくて、
賢兵衛は、代わる代わる、お礼とお春に蝋を垂らし続けた、、。


じっと目を閉じて、
歯を食いしばりながら熱さと恐怖に耐えるお礼とお春、、、



今、、、蝋燭の明るさを、お礼とお春は感じていない。

知っているのは、蝋燭を差し込まれた汚門戸、、だけだ、、、。



 ******** つづく ********
 

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掌編江戸妄想譚 其の五

************************

幼女お春


お礼に続き、お春の狸縛りの縛めを解いた賢兵衛が、
お春を抱きしめて、「お春姐さん、、、」とつぶやいた。

手首の縄痕をさすりながら、お礼が賢兵衛を振り向く。
お春も、呆けた顔で、賢兵衛を見つめている。
賢兵衛がお春を、姐さんと呼ぶのは久方ぶりだ。

「いや、、お春、、、、おめぇの事、、じゃねぇ。」
つくろうような苦笑いで、賢兵衛がそう言った。

「昔な、俺を男にしてくれた女だ。
 縄捌きも鞭捌きも、お春姐さんに教え込まれた。
 もっとも、お春姐さんが自分で縛られたかった、らしいがな。
 そよなぁ、おめぇらと同じくらいの歳に、
 胸を患ってな、、、、。」
「亡くなったんですか?」
「あぁ、夫婦になろうとまで考えたんだが、、。」

遠くを見つめるようにしながら、
賢兵衛の指先が唇をさする。
お礼が、すかさず煙草盆をもってきた。
「あんがとよ。」
煙り草を煙管に詰めながら、賢兵衛がお春を見遣る。

「俺の事はどうでもいいが、お春、おめぇの郷はどこだい?」
「あい、あたしは、上州谷地窪の生まれです。」
「上州、、それはそれは、
 それがどうして、江戸なんぞに、、、、。」




お春が十五の時、
大店の番頭という男が谷地窪にやって来て、
お春を養女に貰い受けた。
どうしてこんな田舎娘をという父母の疑問も、
支度金という名目の大枚の前では、言葉にならなかった。


江戸の旦那様にお目通りする前には、
女中三人がかりで、体を磨かれ、
結いを解かれ、髪を切られ、振り分け髪にさせられた。
そのまま全裸での、お初のご挨拶となった。

主人は、お春を立たせると、
その無毛の股間に頬を寄せ、いたくお気に入りの様子だった。


お目通りの後、番頭が言い含めるようにお春に言った。

「旦那様は、一昨年、お内儀さんを亡くしましてな。
 お子はおりませんでした。
 旦那様が種無しという噂もありますが、、、。
 そんなこんなで、お子を欲しがりまして、
 ところが、いつのまにやら、その思いが捻じ曲がってきました。
 男のお子ではなく、女のお子が欲しいと、、、
 それも、、、幼女を、、、性欲の捌け口として、、、、。
 まさか、本当の幼女というわけにもまいりませんで、
 あっしが、町々村々を廻りまして、
 ようやく探し当てたのが、お春さん、あんたなんです。」

幼女の代わりに、白板娘を、、、ということらしい。


「あい、旦那様。
 かしこまりました、旦那様。」

お春に許される言葉はそれだけであった。
主人の命じられるままに、様々な格好で股間を開く。
乳房に興味のない主人は、いつも股間を舐め続け、
お春はその涎が、大の嫌いだった。
もちろんお春の望まぬ破瓜の後も、
快を感じた事は、一度も、、なかった。

月のものがくると、主人は途端に不機嫌になった。
幼女に月のものは来るはずがないと、、、、。
股ふさぎに六尺褌姿で、納屋に閉じ込められる事もあった。


お春が十七の時、番頭が新しい娘を連れてきた。
主人の興味はそちらに移り、お春は芸者置屋に売られた。
三味や謡い踊りも、読み書きすらもできぬお春は、
年端もいかぬ娘たちに混じって、小間使いからの出発であった。
あねさんの踊りの稽古を盗み見て、
夜は、お座敷陰の廊下で謡いを盗み聞き、
身を立てようと必死なお春であった。



ぼそぼそと語るお春の身の上話が終わった。

「そよなぁ、お春も人知れずの苦労があったんだなぁ。
 せっかくの芸を、こんな居酒屋に埋もれさせていいのか?」
「あい、あたし、人生で今が一番しあわせですから。」
「ぱいぱんお春、、、、
 ちゅうことは、今は、俺がぱいぱんお春を独り占めかぁ。」

白板の股間を晒しながら、、、お春は、、しあわせだ、、
お春が、柱に縛られ、白板の股間を晒している。
それを肴に、賢兵衛は、猪口を重ねている。
横で酌するお礼も、お春の緊縛姿に見惚れているようだ、、。
むろん、お春も、縄に責められ顔を歪ませながらも、
その心のうちは、、しあわせ、に違いない、、、








紫陽花が咲き、蝸牛が這い出して、
江戸にも梅雨の季節がやってきた。

「おい、知ってるか?
 居酒屋賢兵衛はなぁ、
 肴が傷みやすい、ちゅうこんで、
 雨ん日は、店を休みにするらしいぞ。
 客思いの、意気な店じゃねぇか。」

噂はしょせん噂。
これで、店を休みにしても、誰も文句は言うまい。


二枚の木札が店先で揺れている。
『今日休』『明日休』、、、、

はてさて、今日、明日、、、、
、、そこではどんな痴態が繰り返される事やら、、、、






本所五間掘においでの際は、
ぜひ、居酒屋賢兵衛にお立ち寄りくださりますように。
うまいめし、うまい酒と肴でお待ちいたしております。


、、雨や嵐の日、以外は、、、、






 ******** 完 ********



***************************************
 
言い訳的あとがき


時代考証も何もない。
江戸、と書いただけで、年号を推察する文章もない。
プロの作家さんの作品を読んだ真似とイメージだけで書いた。
風俗も話し言葉も、時代小説もどきだし、
まぁ、いい加減で、お叱りを受けるのは覚悟の上。
いえいえ、叱る事さえアホらしいのかもしれません。

いろいろ、力不足に歯噛みしながらも、
それでも、個人的には、気に入っている。
平成の今の世の中のすぐ隣に、
雨と嵐を恋願うお礼とお春の江戸が、
パラレルに流れているような、そんな愛しい気分だ。

江戸言葉、町民の暮らし、
まともに調べたわけではないけれど、
極めつけで困った言葉がある。
マゾって、サドって、江戸言葉でなんて言うの?
『被虐の好事家、、』いまひとつ、カチッと治まらない、、、。
、、『汚門戸』だけは、もっともらしく書いたけれど、、、。


今回は、勢いだけで書いた。
もう少し、勉強してから、書くべきだったかと、
半分、後悔している。

もっともっと調べて、
もっともっと煮詰めて、
情緒あふれるSМ掌編に挑戦してみたい。

いつになるか、可能かどうかは、わかりませんが、、、、。



じゃぁ、又。        レイ




ps.
時代小説ファンなら、お気づきでしょうが、
居酒屋賢兵衛は、宇江佐真理さんの『鳳来堂』を真似ている。
ついでに、短編「五間掘の雨」から、雨のイメージをいただいた。
もちろん宇江佐真理さんの連作短編は、
ほっこり癒される江戸人情を細かに描いておられる。
こんな卑猥なブログで取り上げる事すら申し訳なく、
この場を借りて、お詫びするしかない、、、。

 

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専業主婦

 佐藤さんちの奥さんとか、鈴木さんの奥様とか、
 そう呼ばれるのと同じように、
 高橋さんちの牝奴隷とか、田中さんの牝奴さんとか、
 そんな風に呼ばれるようになって、
 ある意味、牝奴隷が社会的に認知されるようになったのは、
 いつの頃からだろう。
 当然、当初は女性人権団体や教育委員会はもちろん、
 果ては、売上減少によるAVメーカーの反対までもがあり、
 社会的問題として混乱した日々が続いたが、
 SM行為としての牝奴隷達が、
 主人の深い愛の下に飼われているという認識が広まるにつれ、
 だれも、牝奴隷やその飼い主を非難しなくなったばかりか、
 今では、ごく自然の存在として、社会に受け入れられている。
 専業主婦と同じように、専業牝奴隷の言葉も定着しだした。
股縄牝奴隷が普通に街中を歩いている、、、、
 公園に行けば牝犬奴隷の散歩も普通にみかけるし、
 調教中の札を首から下げた牝奴が股縄で街を歩いていたり、
 道の真ん中で糞尿をさせられている牝奴隷もいる。
 通り過ぎる人々は、チラッと視線を遣るだけで何も言わない。
 問題があるとするならば、
 飼い主のいないナンチャッテ牝奴隷が増えてきた事と、
 その流行が女子高生、女子中学生にまで波及してきた事だ。
 これだけは、当局がR18指定で、厳しく取り締まっている。
 、、、、、、
 、、、、、



大学時代の友人から「結婚しました」との通知があった。
発展的で、いろんな噂の絶えない彼女だったけれど、
「彼一筋で、専業主婦してます」との事。
まぁ、愛は強し、ってところか、、、


そんなこんなで、専業牝奴隷妄想してしまったアホな私です。



 

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キャベツ

「キャベツ、豚肉、牛肉、、、さて、何を連想しますか?」
ハンバーグ、、かな?

「もっと、正直に!」

、、、、、キャベツの千切り、豚牛の挽肉、、、、
細切れの、、、牝奴隷、、、、

「うん、正解。」

迫ってきちゃったね。紗江様の徹底的御調教。
「私達、大木に逆さ吊りにされて、、
 一本鞭で切り裂かれちゃうのよ。」

なんか、ハルさん、ワクワクしてない?
「50%のゾクゾク期待と、50%のブルブル恐怖、、、かな?」

ねぇ、傷軟膏とか持っていく?
「紗江さんは、そんなところは手抜かりないわよ。
 ボクシング用の血止めのグリース用意してたりして、、。」
大股開きで鞭打ちなの?
生理、ちゃんと終わってよかったね。
「あの時の紗江さんの感じじゃ、たとえ生理中でも、
 ほら、こんな感じに大股開きで吊り下げられて、
 股間に一本鞭よ。」

ハルさんの舌みたいに柔らかな鞭なら、
何時間でも、責めを受けていたいのだけれど、、、、、。



明日金曜日から、、、紗江様の『徹底的御調教』が始まる、、、

 

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ベルト

勤労感謝の日がらみの3連休、
かつての約束どおり、紗江さんの料亭にやってきた。


「賢治さん、脚立と梯子と滑車、用意しておいたわ。」
その一言で、紗江様が本気である事を理解した。
私達を楢の樹に吊るし、一本鞭で、切り裂く、、、

「おぉ、じゃぁ、俺からのプレゼントはこれだ。」
御主人様が紙袋を差し出す。
「えっ、なにこれ、一本鞭じゃないの?」
紗江様が袋から取り出したのは、、ベルト。
もしや、そのベルト、、、、

「楢の樹から吊るしたハルとレイを鞭打つんだろ。
 揺れるだろうし、あばれるだろうし、、、
 紗江にはまだ、一本鞭をコントロールできないと思ってな、
 そのベルトにした。
 もう4年前になるかな、ハルとレイから貰ったベルトだ。」
そう、かつて私達が贈った、お誕生日プレゼント、、、。

「ベルトとしてしっかり使い込んだから、
 硬さ、柔らかさが、鞭打ち用としては最高のはずだ。」



ベルト鞭講習会が始まった。

「しょせんベルト、、なんて侮るな。
 取っ手のない一本鞭、スネークウィップだと思え。
 一本鞭のような鋭く切り取る、とは違うが、
 素早く叩き潰す、そんな快感が手に伝わってくるはずだ。
 よし、床を打ってみろ。」
お尻を持ち上げて、紗江様の鞭を待っている、、、、
私達は、お尻をを持ち上げて、床に『伏せ』している、、。
そのすぐ脇で、ベルト鞭がピシャリと床を叩く。

「そう、そんな感じ。
 左手でベルトの先端を持つと、狙いがずれないぞ。
 遠心力だけでも、それなりの痛みをあたえられるが、
 もっと大きく肩を回せば、もっと強く打てる。
 1/8拍遅れて、先端が肉を捉える、、そう思え、
 その時、ピシッとスナップを使うと、より効果的だ。」

床に振り下ろされる鞭音が、安定して鋭くなってきた、、。

「よし、うまくなってきたぞ。
 ハルとレイのケツ、一発ずつ打ってみろ。」

「レイ、いくわよ。」
その掛け声と共に、鋭い鞭がお尻に振り下ろされた。
ピシッ、ギャァァァー、、、
「次、ハル。」
ピシッ、グァァァァー、、、

もちろん、一本鞭もベルト鞭も経験はあるけれど、
やっぱり、怖いし、、、痛い。
その痛さも、バラ鞭や乗馬鞭とは痛みの種類が違う、、、。


「ようし、次は、水平打ちだ。
 頭の上で大きく円を描くと楽に打てる。
 ただし、間合いをちゃんと取れよ。巻き鞭はするな。」
柱に向かっての講習会が始まった。
「賢治さん、ベルト鞭って、けっこう疲れるわね。」
「そりゃそうだ。バラ鞭より、はるかに全身運動だからな。
 だからこそ、この鞭で奴隷が悲鳴をあげた時に満足感がある。」

大きく振られた分、遠心力が増えるのか、水平鞭の方が音が鋭い。
疲れたなどとおっしゃいながらも、
紗江様はしっかり練習し、しっかり上達している、、、、。


「よし卒業検定だ。ハル、部屋の真ん中に立て。」
「ハル、いくわよ。歯を食いしばりなさい。」
水平鞭の先が確実にハルさんのお尻を捉える
ピシッ、ギャァァァー、、、
一瞬硬直してから、二三歩たたらを踏んで、しゃがみこんだ。

「次ぎ、レイ、いくわよ。」
必死にお尻に力を入れて構えても、なんの意味もない。
振り出されたベルト鞭は、正確にお尻を叩き切り裂く。
ピシッ、ギャァァァー、、、
やっぱりハルさんと同じように、お尻を押さえてしゃがみこむ。

「うん、紗江、合格だ。
 飯食って休憩してから、午後は、実践だな。」


かつて私達が御主人様にプレゼントしたベルトが、
紗江様の鞭として、今、私達のお尻に帰ってきた、、、、

吊られた姿勢で、、このベルト鞭を受けるのかぁ、、、
一発だけ、、って事はないよなぁ、、、
紗江様の体力の続く限り?

、、、、、、、怖い、、、、




             2012年11月23日午前の事でした。
 

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楢の樹

完全に褐葉した楢の大木が、
その枯葉を舞い落としながら、私達を見下ろしている。

御主人様が、紗江様が、私達が、樹を見上げる。
西に東に、、張り出した太い枝が、牝奴隷を待っているのか、
今にも降りだしそうな暗い初冬の空を背景に、不気味ささえ感じる。

「ほぉ、立派な樹だな。
 紗江が、牝奴隷を吊るしたくなる気持ちがよくわかる。
 じゃぁ、こっちの枝にハル、こっちの枝にレイ、にするか。」
梯子をスルスルと上った御主人様が、
枝の強度を確かめるようにしながら、そうおっしゃった。


「紗江、これが本当のプレゼントだ。」
御主人様が、袋を紗江様に渡す。
「わぁー、賢治さん、やっぱり、用意してくれてたんだぁ。」
綺麗に編みこまれた、、、、、一本鞭だ、、、、
「スネークウィップだ。
 さっき練習したベルト鞭とイメージは同じだ。
 テーパーが付いてる分、先端がちょっと遅れて来るぞ。」

午前中のベルト鞭のように、
紗江様が、近くの樹を、縦に、横に、斜めに、鞭打つ、、。
「うん、これなら使えるわ、ベルトと同じくらいの長さだし。」

「よし、ハル、レイ、脱げ!」
全裸に羽織ったベンチコートを、決心して脱ぎ捨てる、、、、。
体の震えが止まらない、、
もちろん寒さのせいもあるだろうけれど、
それだけじゃないのは、潤いを忘れた股間がよく知っている。


後手縛りで寝かされた私の腰、足、足首を縄が廻る、、、
まるで、縄の締まりを確かめるかのように、
下半身だけ吊り上げられた後、
一気に、全身が宙に浮いた。
きゃぁー、、、思わず声が出る。

背後で、滑車の音がして、、ハルさんの叫びも聞こえた。

楢の枝に吊るされて、全裸のミノムシになった、、、
二匹の全裸ミノムシが、楢の枝でゆれている、、、、、、。

「わぁー、賢治さん、素敵ね。
 こうやって、自然の中に牝奴隷を吊るすと、
 なんか、神秘的で、神々しくさえ思えてくるわ。」
「おぉ、確かに綺麗だな。
 さて、じゃぁ、その神々しさを徹底的に破壊してやるか。」

「じゃぁ、小手調べに、ベルト鞭からね。レイ、いくわよ。」
「俺も参加させてもらっていいか?」
御主人様が、ご自分のパンツのベルトを引き抜いた。


間合いとタイミングを計るように、
ペシッ、ペシッと撫でるような鞭の後、
いきなり強烈な鞭が、お尻を切り裂く。
斜めに、水平に、、、
続けざまの鞭が、私の悲鳴を強要している、、

ギャァー、、、さ、紗江様、あ、、ありがとうございます。
「なかなかしっかりした奴隷ね。
 さて、いつまでそんな事、言っていられるかしら?」


袈裟懸けに、強烈な鞭が私のお尻を切り裂いた。
今までとは違う体の中まで届くような痛み、、、
「レイ、ベルトの革質の違いを感じるか?」
ハルさんを打っていた御主人様が、紗江様と交代したのかぁ。
あぁ、御主人様ぁ、、あ、ありがとうございます。
重くて鋭い鞭ですぅ、、、、


「さぁ、いよいよ真打登場よ。レイ、叫びなさい!!」
ベルト鞭が強烈な平手打ちだとしたら、
一本鞭は、カミソリでスパッと切られたような、、、、、。

ギャァーーーー、、、、
顎を突き出して叫ぶ、お尻の筋肉を収縮させる、、、、、
それが今できる私の精一杯の抵抗だ、、、、、


頭がボーっとしてきた、、、
どのくらい時間が過ぎたのか、分からない、、
何度鞭をいただいたのか、分からない、、、、
紗江様の鞭なのか、御主人様の鞭なのかも分からない、、、
あ、ありがとうございますぅ、、、機械的につぶやいている、、

、、、、、、、



滑車の緩む音がして、、
頭が、肩が地面に着いて、、
ゆっくり下半身が下ろされた時、、
落ち葉の冷たさがお尻に心地よかったのを憶えている、、、、





             2012年11月23日午後の事でした。
 

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ブランコ

「賢治さん、今日は何して奴隷たちをいじめる?」
「ハル、レイ、体の調子はどうだ?」
はい、元気です。お尻ちょっと痛いですけど。
「俺さぁ、あの楢の樹が気に入ったよ。
 あそこで、ターザンロープとか、ブランコとかで遊ぼう。」
「遊ぶんですか?」
紗江様が、不満そうにおっしゃる。
「まぁ、手間と時間はかかるが、楽しく過ごそうぜ。
 ちゃんと手伝えよ。いろいろ下準備も必要だし。」

昨日とはうって変わって、
柔らかな初冬の陽射しが、褐葉の森をそっと包んでいる。

楢の木の枝から垂らされた縄。
脚立に登り、丸太の横木に縄を結ぶ。
「ほら、3回巻いてから真ん中を丸太の下に通して、、、
 なっ、これがアブミ縛りだ。憶えておけ。」
左右のバランスを調整して、、、

まるで、サーカスの空中ブランコのような巨大ブランコの完成。

「一応、俺が責任者だから、安全確認するな。」
御主人様が、脚立からブランコに乗り移った。
両手で縄を引っ張ったり、体を揺すったりして安全確認。
「よし、大丈夫そうだな。」

座り漕ぎのブランコの振幅が少しずつ大きくなる。
やがて、立ち漕ぎになって、ますます大きく振れていく、、、。
「ヤッフォー、、、最高に気持ちいいぞ。」
ブランコの揺れと一緒に、落ち残った枯葉が舞う、、

まるで子供のようにいつのまにか順番を待つ列ができた。
紗江様、ハルさん、私、、、、、

振りの大きさが怖いけれど、でもとっても気持ちがいい。
本気で童心に戻って、遊んでいる。
何度も何度も、、、。

「よーし、次は、ハルとレイで二人乗りしてみろ。」
私が座り、ハルさんが立って、二人漕ぎだ。
もうもう、このくらいで、、、
なんて思っても、ハルさんは、全身を使って漕ぎ続ける、、。

「うん、二人乗っても、大丈夫だな。」

この時、当然気づくべきだった。
この言葉の意味と、
遊び、と言いながら、私達のベンチコートの下が全裸の訳を。

「アルプスの少女ハイジでさぁ、こんなブランコ乗ってなかった?」
うん、CMで観た事ある気がする。
なんて、ハイジの話をしている私達は、
まだまだ御主人様の裏を読めない未熟者だ、、、、。



「紗江、手伝え。ここからが本番だ」

6本の縄が垂れている、、、
2つの脚立に渡された横板に、後手縛りの私達が腰掛けている。
背中と腰と、両膝に縄が結ばれる、、、
御主人様が縄を引いたり揺らしたりして、強度とバランス確認。
さっきのブランコと同じ事をしている、、、。

「紗江、せえぇのでいくぞ、、、、、せえぇの!」
両側の脚立が倒され、横板が落ちた。
縦の縄が、ズンと突っ張って、膝と背で私達をぶら下げた。
キャァー、、
思わずでた叫び声が、牝奴隷М字開脚ブランコ完成の合図だ。
牝奴隷M字開脚ブランコ、、、、、
「あ~ら、素敵なブランコ。さっそく、揺らしてあげるわね。」
紗江様が私のお尻を押す。御主人様がハルさんを押す。
ゆったりと長い周期で、М字開脚ブランコが揺れる、、、
縄の食い込んだ腕が、膝が悲鳴を上げている。
前後に揺れているのと同じように、、、
なぜか、上下にも動いている気がする、、、
二匹の重みで、枝が撓んでいるのだろうか、、、
それが又、恐怖を増大させる、、、、。

枯葉舞い散る中で、牝奴隷ブランコは続く、、、、


「御主人様、もうお許し下さい。」
いつになく、ハルさんが先に弱音を吐いた、、
「どうした? 具合でも悪いのか?」
「いえ、、、お、おトイレ、、、、」
「なんだ、そんな事か。
 お前達、何のために股を開いてるんだ?
 したけりゃ、勝手にションベンしていいぞ。
 ほら、もう少し大きく揺らしてやるから、、、
 レイも、つれションだ。さぁ、だせ!!」


水痕が、、地面を何度も往復している、、、、


やっぱり、私達は、ハイジには、なれない。
アルプスの少女ハイジは、
全裸М字開脚で揺られながら、オシッコしたりはしない、、





             2012年11月24日午前の事でした。
 

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忍び寄り 

「ねぇねぇ、午後は何して遊ぶ?」
「遊ぶときたかぁ、、、
 じゃぁ、この季節なりのゲームをやるか?」
御主人様は、まるで子供会のリーダーだ。
子供達を飽きさせないように、次々とゲームを発想する。
あの学園でのボランティアが活きているに違いない。
もちろん、牝奴隷相手だから、それなりの捻りはあるはずだけど。


まるで、落ち葉を敷きつめたような小さな広場。
「動きの少ないゲームだから、体が冷えるぞ。」
御主人様はリュックから温かいお茶の水筒を取り出す。
皆で回し飲みする。暖かくておいしい、、。
私は、お茶を口に含みながら、、、オシッコを強要される? 
なんて、ゲームの行方を邪推している、、、、

「ゲームを説明するぞ。忍び寄りゲームだ。
 鬼が真ん中で目を閉じしゃがむ。
 他の者は、遠くから音を立てないように忍び寄る。
 鬼は、足音を聞きつけたら、その方向を指差す。
 正解なら、鬼の勝ち。指された者と、鬼を交代。
 鬼が方向を間違えたり、他の者にタッチされたら負け。」
「あぁ、確かに、落ち葉の季節感いっぱいのゲームね。」
「じゃぁ、最初は俺が鬼になる。
 5メートルくらい離れた所から、お前達はスタートな。」
御主人様は、リュックから、アイマスクを取り出した。
もちろん、夜眠れないから、、のアイマスクじゃない、、

御主人様がアイマスクを着けて、中央にしゃがむ。
「よーし、準備はいいか? スタート。」
準備はいいか?の掛け声に、思わず、ハイって返事した私。
一発で指差されて、負けてしまった、、、アホじゃぁ、、


私が鬼。
全神経を耳に集中する、、、、
風が揺する枯葉の音なのか、誰かが踏みしだく音なのか、、
、、、、
すぐ後で、小枝のポキッと折れる音がした。
素早く、振り向いて、指差し、ロックオン!!
ハルさんが、しまったという顔をしていた、、、。

地味なゲームではあるけれど、
枯葉のささやきを楽しんでいるようで、それなりに盛り上がった。

続けて鬼になったり、
一度も鬼になっていない紗江様が狙い撃ちされたり、、、


「ようし、じゃぁ、今度は2対2で勝負するか。
 ハルとレイが鬼な。」

そうきたかぁ、、きっと何かある。
ここからが、御調教の始まりに違いない、、、、、、
アイマスクを着けて、
ハルさんと背中合わせにしゃがむ。これで死角はないはず。

「ちょっとタイム。作戦会議するから、、、、。」
御主人様の声がする。

「じゃぁ私達も作戦会議しましょ。」
ハルさんはそう言うと、いきなりキッスしてきた。
おいおい、なんて思いながら、私もキッスに応える、、、

「ほら、何やってるんだ。始めるぞぉ。
 忍法木の葉隠れの術。スタート。」

声のしたほうに体を向ける。
向けたつもりだったけれど、足音は、私達の周りを廻っている。
木の葉隠れの術は、音はするけど、その方向を定めさせない、
そんな渦巻き戦法だ。
アタフタしているうちに、肩にタッチされ、、、、、、、
そのまま、押し倒された。

「負けた牝には当然、仕置きだ。ほらしゃぶれ。」
「レイもちゃんとしゃぶりなさい。」
硬いものが、口に押し付けられた。

アイマスクをはずす、、、、
裸の紗江様が、ペニバンを押し付けている、、、。
隣では、ハルさんが、裸の御主人様を咥えている、、、。

そうかぁ、これが作戦会議だったの、、、


ペニバンにさんざん犯されて、、、


落ち葉のベッドに、二人と二匹、果てた後は大の字で、、、

「おぉ、やっぱ寒いな。
 教訓、冬は青姦しちゃだめ。」

素早く、服を着る御主人様と紗江様、、

もう少し、、落ち葉にまみれて陶酔を楽しみたい、、、


私は、、、、寒いけど、

、、もう少し、落ち葉にまみれていたい気分、、、、、、




             2012年11月24日午後の事でした。
 

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癒しの時間

御主人様が、昨日楢の樹で使った縄を補修点検している。
隣でお茶を飲みながら、紗江様が、しみじみおっしゃった。
「いいわねぇ、この雰囲気。
 静かに、時間が流れていくようで。
 日頃のアタフタした生活が嘘みたいだわ。」

確かに、毎日毎日、ご接待に追い回されている紗江様には、
今のこのひとときが、最高の癒しの時間なのだろう、、、。

聞こえているのは、御主人様の縄を捌く音と、牝奴の微かな息づかい、、、
聞こえるのは、御主人様の縄を補修し捌く音と、
片脚を吊られて、股間を晒している牝奴隷の微かな息づかい、、


「ねぇねぇ、賢治さん、私にも緊縛、基本から教えて、、。」
「俺だって、半分は自己流と試行錯誤だぞ。」
「こうやって牝奴隷を緊縛して、ずうっと眺めていたい気分。
 緊縛美、、牝奴隷はもちろん、縄目も綺麗だしね。」
「いや、縄目は、な。見た目だけじゃないんだぞ。
 縄目を揃えることによって、力を分散してるんだ。
 吊りの時はもちろんだが、後手縛りだって、
 牝奴隷の痛みが少なく、長く耐えられる。」
「ふーん。賢治さんもいろいろ気遣いしてるんだぁ。」
「バーカ、SMはSMであって、拷問じゃない。」
「そのへんが、私の未熟なところね。
 賢治さんがいなかったら、私、もう何回も殺してるわ。」 
「ハルもレイも、いつでも貸し出ししてやるけど、壊すなよ。」

「ねぇ、年末、お正月、又来てくれるでしょ?
 年末に緊縛練習してさぁ、お正月の床の間飾りはどう?」
「おぉ、それこそ、注連飾りならぬ、締め飾り、ってか?」

「ねぇ、レイとハル、この格好で、何時間もつ?」
「何時間は無理だろう。そろそろ、ふらついてきたし。」
「ふーん、じゃぁ、気を紛らわせてあげなくちゃね。」



バイブを持った紗江様が近づいてくる、、、、、。




静かに流れていた癒しの時間が一転して、
喘ぎと叫びの時間に変わった、、、。

「紗江様、もう、もうお許し下さい、、
 イキますぅ、、、、イッちゃいますぅ、、、、、。」



そう、この喘ぎと叫びも、紗江様の癒しの時間に違いない、、




             2012年11月25日の事でした。
 

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