FC2ブログ

御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

ココア

御主人様がココアを飲む姿を想像できない。
ところが、、、「ココアが飲みたい。」
突然のご要望。

「あらぁ、めずらしい、、どうされたんですかぁ?」
そんなハルさんの声を背に、コンビニに走る。



「若い娘がな、全裸にパジャマを羽織って、、
 フーフー言いながら、ココアを啜る姿を妄想してさ。」

結局は、ご自分で飲みたい訳ではなさそうだ。
コンビニに走った私は、アホみたいだろがぁ。
だったら、初めからそう言ってくれ。
お湯を啜りながら、いくらでもそんなポーズしてやるわい。

「そんなんじゃぁ、ダメだ。
 部屋が冷え切った朝、全裸にパジャマ姿の若い娘。
 カーテンを開けた途端、忍び寄る冷気。
 思わず身を縮めて、手にしたココアを口に運ぶ。
 彼女は気付いていない。
 忍び寄っているのは冷気だけではない。
 背後から見知らぬ男が、、、、、、、、、」

妄想といえども、それなりのこだわりがあるようだ。



2、3日続いた春の陽気も、今晩から又、冬に逆戻りとの予報。


明日の朝は、どんなに冷え込んだとしても、
暖房をつけてはいけない、、、、、、らしい。



             2013年2月2日の事でした。
 

PageTop

シルバコンパス

「去年は、登山しなかったなぁ。
 今年は、雪の具合もあるけど、
 ハルの卒業就職祝い山行でもするか。」
「ありがとうございます。
 私、北アルプス、行ってみたいです。」
「バーカ、アルプスなんて、しばらくは冬山重装備が必要だ。
 残雪の近くの低山だって、それなりに楽しいぞ。
 お前達が生理じゃない、、、3月半ば頃かな。」
行き先はお任せします。楽しみにしています。
「お前達も、ただ俺についてくるだけじゃなく、
 自分たちで地図を見たりできるようにならなくちゃな。
 よし、シルバコンパスの使い方、教えてやる。」
しるばこんぱす?
「方位磁石だ。今ではいろんな電子機器があるけど、
 方位磁石の基本は、このシルバコンパスだよ。」

長方形のプラ板の上で、私の知っている磁石が北を指している。
「この外側の矢印を自分の行きたい方向にあわせて、
 内側の矢印を、北とあわせる、、、。な、簡単だろ。」

私とハルさんは、ワイワイ言いながら、シルバコンパスのお勉強だ。


「ちゃんと理解したか?
 よし、試験を行う。レイ、ハル、脱げ。
 全裸で、方位角165度方向を向け。」

脱げ、の意味も分からず、オドオドしながら、
それでも、外側の矢印に165度の目盛をあわせ、
内側の矢印が北とあうように、体を向けていく、、、、
「はい、できました。この方角が方位165度です。」
よし合格だ、、咥えろ!!!、、、??
「よし、合格だ。ハル、咥えろ。」
突然の展開にびっくりしながらも、
ハルさんが、御主人様のズボンを下ろし、オチン様を咥える。
「次、、レイ、、、次、、、ハル、、」
何度も交代しながら、
最後は私達の頭を押さえ、、ドクドクが、顔に流れた、、。







御主人様宅からの帰り道、
コンビニで、缶チュウハイとおつまみ的煎り豆を買った。
売れ残りそうな太巻きが2本、そっと肩を寄せ合っている。

「ねぇ、レイさん、恵方巻って食べた事ある?」
ないわ。
少なくとも子供の頃はそんな風習も、言葉さえ知らなかった。
「そうだよね、、、、今年の方角は、南南東かぁ、、。」
方位角では、、、180-22.5でぇ、、157.5度、、、、、
思わず、ハルさんと顔を見合わせる、、、、、、、、
ち、、、近い、、、、、、?


『現在では簡略的に16方位を使って表現するが、
 陰陽道では24方位で、今年は丙の方角、
 南南東より少し南、方位角では165度方向が恵方である。』
そんな検索結果を見て、納得した。


「ねぇ、レイさん、恵方巻って食べた事ある?」

うん、今日、初めて咥えたわ、、、、、。




             2013年2月3日 節分でした。


ps.
 もし、帰りにコンビニに寄らなかったなら、
 もし、恵方巻のポスターを気にも留めなかったなら、
 もし、方位角の計算をしなかったなら、、、
 方位角165度は、単なるシルバコンパスの練習で、
 特別な意味さえ持たなかったかもしれない、、、。

 何もおっしゃらなかった御主人様、、
     、、、、、、、、、、、、、、、恐るべし。


 

PageTop

青森リンゴ

形の悪い『はね物』だけど、安かったから買ってきた。
食べる?

「何リンゴ?」
わかんない。ふじかなぁ、、、。青森県産よ。

果物ナイフを取り出した私を制して、ハルさんが言った。

「青森リンゴかぁ、去年は輸出で苦労したんだよね。
 放射性物質があるかもしれないって、、、、、、
 ちゃんとモニタリング検査済だし、
 事故のあった原発から、何百キロも離れているんだよ。
 だからね、ナイフなんか使っちゃダメ。
 ズボンでぬぐってね、皮をむかずにガブって、
 それが生産者に対する礼儀よ。」

ズボンでぬぐわなくてもさぁ、ちゃんと洗ったよ。

「そういう問題じゃないの。
 生産者のリンゴの味見は、
 こうやってぇ、枝からリンゴをもいで、、、、、」
いかにも、枝からリンゴを収穫している仕草、、、
「それからズボンでぬぐって、色艶を確認して、
 愛情を込めて、、、ガブって、、
 きっとそうに違いないわ。」
左手を腰に、右手に持ったリンゴをジーンズでぬぐって、
じっと見つめてから、おもむろに、、ガブリ、、

まぁ、大げさと言えば大げさだけれど、
ハルさんなりの、農家に対する思いやりの表現なのだろう。



いまだに風評被害に苦しむ生産者の皆さん、
こんなにもやさしく素敵な消費者もいます。

おいしい野菜や果物、がんばって生産してくださいね。

 

PageTop

太陰暦

今年は暦との廻り合わせが悪いのか、、
1月の成人の日がらみの連休も、ぶつかってしまった。
そして今月の連休も、憎らしいほど順調にやってきた。
生理が、、、、






御主人様の指が、ゆっくりゆっくり、廻っている。
アナルのまわりを。
時々、タンポンの紐を悪戯しながら、、、、、


御主人様の言によれば、
「アナルはな、元々、糞をひねり出す構造になってる。
 そこに、逆に突っ込もう、っていうんだから、、、」

だからこそ、アナルセックスには慣れがない。
私達の心がリラックスしていないといけないし、
リラックスするように意識しないと、『ひねり出して』しまう。

アナルで姫初め、、、、?
垂らされたローションの冷たさに、
キュッと萎んだに違いないアナルは、
御主人様の指とアナルの玩具で、
ゆっくりゆっくり、リラックスしていく、、、、




「さぁ、姫初めだ。」

??????

、、、、、、、
、、、、
、、



            2013年2月10日 旧暦元日でした。
 

PageTop

逆襲

「今日は、、、建国記念日かぁ。
 どこか出かけるか? 行きたい所はあるか?」

いざとなれば、私達から提案しようと思っていたのに、
思惑どおり以上の展開に、ハルさんと顔を見合わせる。
「はい、御主人様、お付き合いいただけますか?」


駐車場に車を止め、そのお店まで、ブラブラと歩いていく。
風がちょっと冷たいけれど、柔らかな陽射しは、少しずつ春だ。

お店の前で、両側から御主人様と腕を組む。
「ゲッ、、、、俺はいいから、お前達だけで、、、、、」
主人様の逃げ腰を、両側から押さえつける。

時間的に開店直後で、さほどお客さんは多くないけれど、
御主人様にとっては、きっと大混雑、、、
そして、お客さんは、女性ばかり、、、、、
そう、普段から女性が多いのは当然だけれど、
今の時期、チョコレート専門店は、当然、女性ばかりだ。

棒立ちの御主人様を引き摺るようにして、
ショーケースを覗き込む。
でもまぁ、あまり御主人様をさらし者にしてもかわいそうだ。
早く決めて、真の目的を達しなければ、、、、

9個入りのアソートメントと、、、、
ミルクトリュフチョコと、コニャックトリュフチョコと、、、

お会計を済ませると、その場で、御主人様に手渡しする。
「バレンタインディプレゼントです♪」って。
これが私達の考えた作戦だ。
お店の女性が小さく拍手しながら、微笑んでくれた。
当然、御主人様は、ペコペコ頭を下げながら逃げ出した。




マンションに帰ると、御主人様がおっしゃった。
「プレゼントありがとな、さっそくいただく事にする。
 レイ、ハル、脱げ! そしてここに四つん這い!!」


コーヒーの香と煙草の香りが漂う、、、
「しっかしなぁ、、この小さいチョコが、一個300円かぁ。」
そんな事をおっしゃいながらも、
口に運んでくださっているのだろう。
たぶん、ビターかコニャックトリュフだろうけれど、、、
御主人様の素敵な逆襲が始まった、、、、。
私達はそれを確認する事ができない。
ハルさんの背中にはガラステーブルのガラスが乗せられ、
コーヒーカップのせいで微動だにできないだろう。

私の背中に置かれた金属の灰皿は、
煙草のすいさしが置かれたままなのだろうか、
少しずつ、熱くなってきたような気がする、、、


御主人様の、素敵な素敵な逆襲が始まった、、、、




   2013年2月11日 ちょっと早めのバレンタインディでした
  

PageTop

美容師

アンダーヘアの美容師さんているのかなぁ?

「常識ないわねぇ、あれは国家資格で、超難関なのよ。」
へぇ、そうなんだぁ。

「だって、美容師的なヘアスタイリストの感覚も必要だし、
 理容師みたいに、剃刀だって使う訳でしょ。」
あぁ、言われてみれば、そのとおりだねぇ。
でも、需要はあるの?

「今は知らないけど、一昔前は、超多忙だったのよ。」
どうして?

「ヘアヌード解禁前はさ、
 それを隠すために、どうしてもポーズが不自然になるのよ。
 そこで、アンダーヘア理容師さん登場、ってわけよ。」
なるほどぉ。

「SM写真撮影なんては、もっと過激ポーズでしょ。
 だからね、写真家、縄師、パイパン師、3人で一組よ。」
さすがハルさん、いろんな事、知ってるねぇ。

「ちょっとそんな想像しただけよ。
 私がそんなの知ってるわけないじゃん。」
なんだよ、、冗談かよ。
アンダーヘア美容師さんがいたとしても私達には関係ない、、、、
「ほらほら、せっかく予約取ったんだから、
 早く着替えて。美容室行くわよ。」

うん、アンダーヘア美容師さんがいたとしても、
パイパンの私達には関係ないかぁ。






美容師さんのお勧めで、
ふんわりパーマのショートボブスタイルにした。
まだまだ風は冷たいけど、ちょっと柔らか萌え萌え春気分。



もちろん、頭髪だよ。


 

PageTop

洗髪

さっきさぁ、洗髪してもらってて、思ったんだけどさぁ、
あの仰向けの体勢って、凄く無防備じゃない?

「あのね、無防備って言葉はさぁ、
 防備が必要な時にね、何の対処もしてない、だから無防備よ。
 美容室って、何か防備の必要感じる?
 そんな事言ったら、床屋さんでは前に屈むのよ。
 見知らぬ奴に背中を見せるのよ。
 そっちの方がはるかに無防備じゃない?
 敵は剃刀持ってるしさぁ、、、。」
洗髪姿勢、、どうして全裸で洗髪なんじゃぁ、、、?
あぁ、そうかぁ。そうだねぇ。
でもどうして美容室は仰向けで、理容室は前にかがむの?

「女は正常位で犯され、男はバックで犯される、、、、
 そんな風習が、いまだに残ってるからよ。」
えっ、そういう事なの?

「そんなわけねぇじゃん。」
なんだぁ、又、冗談かよ。




考えてみれば私達、
いつもいつも、アホな漫才を繰り返している。


 

PageTop

アックス

この冬、出張で北の街に行った時、
不用意に踏み出した足が、表面の薄い雪を払いのけ、
その下にある氷の層で、勝手に滑り出した。
革靴だったし、雪道、凍った道の歩き方も不慣れな私だ。
幸い尻餅だけで済んだけれど、とても恥ずかしかった。

その晩宿泊したホテルで、突然あのピッケルを思い出した。
賢治様が、氷壁用のアックスとおっしゃった、
あの紗江さんのご主人の遺品のピッケルだ。

頑なに「触るな、」とおっしゃっていたあのアックスは、
最近、玄関脇に静かに飾られている、、、
もちろん、いまだにご遺体は氷壁から戻ってはいない。
それでも、山友達の死を、
しっかりお認めになった結果なのだろうか、、、。


転んだお尻の痛みと共に、
賢治様の心の痛みを感じた北国出張でした。



 

PageTop

性処理オフィス奴隷

年度末納期の仕事を抱えて、何かとあわただしい。
御主人様は、それ以外にも決算対策的雑用もあってもっと忙しい。
どう考えても一番暇なのはハルさんだ。

「じゃぁ、今度の土曜日は、私が家事全部やります。」
御主人様の部屋のキーをお借りして、やけに張り切るハルさん、
土曜の朝、土曜出勤の私と一緒にマンションを出る。
おい、いくらなんでも早すぎるだろう。
そうではないらしい。
「片付け、掃除、洗濯、、靴も磨いてさしあげたいし、、
 一番時間がかかるのは、じっくり煮込んだチキンカレーよ。」
料理のレパートリーが極端に少ないハルさんだけれど、
様々な香辛料の加減があるのだろう、、
市販のルーなんか使わないあのカレー(だけ)は、絶品だ。


夕方、会社からそのまま御主人様のマンションに向かう。
エントランスのインターフォンで「レイです、、。」
「よし、そこで全裸になって上がって来い。嘘だピョーン。」
やけに嬉しそうなハルさんの声だ。

御主人様も今しがた帰ったところらしい。
トロトロに煮込んだ骨付きチキンのカレーを大絶賛して、
お風呂で戯れて、、、

お風呂上りのビールを飲みながら、御主人様がおっしゃった。
「俺、レイのOL姿見るの久しぶりだなぁ。
 なかなかいいもんだな。縛りたくなった。」
性処理オフィス奴隷、、、そんなシチュ?
縄を掛けていただいて、
そこにブラウスとジャケットとスカートを着る、、、、

いきなり床に押し倒された。
「澄ました顔で仕事する女。
 一皮むけば淫乱な性処理オフィス奴隷、そんなシチュだな。」

「えっ、、、」
キッチンで食器を洗っているハルさんの声が聞こえた気がした。



お疲れの御主人様は、すぐにお休みになった。
ハルさんとワインを飲んでいる、、、

「レイさん、カレーおいしかったでしょ?
 部屋もお風呂も完璧に掃除したし、
 私、今日、がんばったのよ。
 なのに、どうしてレイさんが使われたわけ?」
ごめん、御主人様の流れだったから、、、
「私もスーツ着てくればよかったの?
 まぁ、レイさんをお選びになったのは御主人様だから、
 レイさんに責任はないけど、私なんとなく不満よ。」
ごめん、どうすればいい?
「一回貸し、だからね。」




牝奴隷は無償の愛と御奉仕、、、のはずではあるけれど、
でも、やっぱり二匹ともなれば、、、、
それなりの不満や葛藤や嫉妬は生じるわけで、、

あんなにがんばったハルさんなのだから、
御主人様ぁ、、、、今日はちょっと酷でしたよ、、、、。



借りた一回は、、どうやって返したらいいのだろう、、、。


            2013年2月23日 夜の事でした。
 

PageTop

大人の礼儀

「おっとぉ、、」
御主人様が車のブレーキを踏み、スピードが遅くなる。

どうされました?
「あっ、いや、あの自転車の女。パンツ丸見えだったから。」

風が強い。
まだスカートをおさえている自転車の女性から、
車は徐々に遠ざかっていく、、。

「わぁ、御主人様。オヤジ丸出しのスケベェ。」

「バーカ、こんな風の日に、スカートで自転車だぞ。
 パンツ見てください、ってもんだろ。
 しっかり見てやるのが、大人の礼儀さ。」

オイオイ、見て見ぬフリするのが大人の礼儀ってもんだろ。
それに、普通、ブレーキまで踏むかぁ?

ノーパン、ヒラヒラスカートで、モンローごっこ、、、、?
「今年の『春一番宣言』ってあったのかなぁ、、、
 風調教かぁ、、、、、
 ノーパン、ヒラヒラスカートで、マリリンモンローごっこ、
 なっ、季節感あふれる調教だと思わないか?」

オイオイ、、、
そんな御調教で、オヤジたちが皆『大人の礼儀』をしたら、
あちこちで、交通事故だらけじゃぁ、、、


           2013年2月24日 風の強い一日でした。
 
 

PageTop