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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

みそひと(残り香)

久しぶりにちょっと寄り道。

先日、古いフォルダを整理していたら、
たくさんのSM短歌が書かれたメモ帳を見つけた。
記憶にある歌も、まるで忘れていた歌もある。
コメントのお返事に使ったり、
コメント的に投稿した時のSM短歌とその推敲下書きだ。
先様の『想ひ』を私なりに咀嚼しようとしたり、
私なりの解釈を、贈ったり綴ったりした歌々だ。
自分のブログへのお返事に使った歌はたやすく検索できるけど、
先様へ贈った歌は、その日付も覚えていないし、
なかには、閉じられてしまったブログもある。
それでも、古いSM短歌を読み返してみると、
その時の記事の内容がふつふつとよみがえる歌もある。

  みそひとの
  短き言葉に秘められしM女の想ひ
  胸にとどめん

そんな想ひを込めて、
かつての残り香のようなSM短歌を拾い集めてみた。


  ***************************


-- 残り香 --


 膝つめて
 主と向かいて問答す
 それはすなわち自我への問いか


 大晦日
 夕げの包丁止まりおり
 パイパン記念日と主が言いたり


 変態と変態の文字は
 同じなり
 サナギの我が 蝶になる日よ


 屈辱は
 いつしか我の主食なり
 皿の残りを貪るも嬉し


 たれもかも
 秘めたる性癖もちたれど
 それを引き出す 主のあらぬか


 閉ざされしマスクの中で
 光求め
 小さき鼻孔の息又うれし

マスクが我に闇をくれ、、、
 暗闇の中で
 主が素振りする
 うなりし鞭の位置を確かめ


 全頭の 
 マスクが我に闇をくれ
 灯火はただ主の一声


 腕を組み
 師走の街の買出しに 
 左の肘が乳房刺激す


 夕暮れの川辺に立ちて囁きぬ
 想ひよ届け 
 風よ渡れと


 指折りて
 みそひと文字と言いせしも
 数えているは 逢瀬の時よ


 みだれ髪
 全てを知りし唇の熱き想ひよ 
 なんの人目ぞ


 二人してドングリ埋めし公園へ
 確かめに行く 
 その成長を


 溜息と共に
 二の腕さする我
 縄目に頬を近づけてみん


 乳房撫で
 縄痕感じし指先を
 口に含みて 再びの酔い


  ***************************


正確な日付は確認できないけれど、
2009年秋から2012年まで、
ご投稿へのお返事や、私が先様へ投稿した歌々だ。
先様の『想ひ』を正確に解釈できていたかどうかは分からないし、
的確に歌えているかどうかも分からないけれど、
私なりの自己満足で、当時の『残り香』を楽しんでみた。
稚拙な歌もある、技巧だけにはしった歌もある、
実体験もないのにイメージだけで綴った歌もある。
そういう意味では、ご迷惑をかけたこともあっただろう。
いまさらながらではありますが、
この場を借りて、お詫びいたします。


じゃぁ、又。        レイ


 

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啓蟄

「ねぇ、レイさん、
 ケイチツってさぁ、膣が痙攣する日だ、って思ったことない?」

ない!!

 

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震災遺構

授業の一環だったのだろうか、
中学生が町民にアンケートを行い、自分達で討論して、
「1000年後の為に震災遺構は残すべき」
そんな中学生なりの結論に達したとの報道をどこかで見た。
肉親や友人を亡くした生徒もいたに違いない。
それでも「1000年後の子孫の為に、、」
そう結論づけた彼らに、尊敬の念さえ覚える。

地域再生復興への障害や遺構の維持管理費の捻出、
被災者、遺族の心情、、、
いろいろな意見があることは、もちろん承知だし、
当事者でもない私が言うべき事ではないのかもしれないが、
ただ一つだけ確かな事は、
解体したならば、もうその構造物は元には戻せない。
震災遺構解体と共に、震災の記憶が薄れる事を、私は恐れる。
震災遺構解体と共に、震災の教訓が薄れる事を、私は恐れる。
   1000年後の子孫のために、、
広島原爆ドームで、平和の誓いを新たにするのと同じように、
震災遺構のいくつかは保存し、その教訓を後世に伝える義務が
私達にはあるのではないだろうか。
100年後、1000年後の子孫のために。


一方、震災遺構とはまったく逆の構造物が、
いまだに、放射能汚染水を吐き出し続けている、、、
一刻も早くの廃炉、解体を願ってもそれは数十年先。皮肉な話だ。
居住制限地域では、やっと徐染作業が動き出したようだが、
帰宅困難地域は、その目途さえたっていないらしい。
「the situation is under control.」のプレゼンを、
「とりあえず、東京都心には影響ありませんよ」
って意味に解釈したのは、私だけだろうか。
真の意味での「、、under control」を祈るばかりだ。





あれから丸三年。
今年も『3.11』がやって来る。

それぞれの地域、それぞれの皆様の、それぞれの歩幅は違っていても、
それぞれに前を見据えて歩き出していただけるよう、
心から、願っている、、、、



           3.11によせて、、   黙祷
 

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ホワイトデー

そういえばハルさん、あの謎の女チョコ、誰だか分かった?
「あぁ、忘れてた。
 真剣に探索もしなかったし、
 さりげなく手を握られる事もなかったからね。
 でも、だいたい想像できるわ。
 レイさん、もうしらばっくれなくてもいいよ。
 あのチョコ、私のロッカーに入れたのレイさんでしょ?」
おいおい、私ぁハルさんの会社は知ってるけど、
入ったこともなければ、女子更衣室の場所も知らないわ。
「本当? 白状すれば、許してあげるわよ。」
白状なんてしようがないでしょ。何の証拠があるの?
「さりげなく『謎の女チョコ』なんて言いだした事自体が、
 なによりの状況証拠よ。それにあの時だって、
 私がチョコを食べるのを嬉しそうに見てたわ。」
はいはい、はいはい、
訪ねたこともないない会社で、、
来客を装いながら必死に女子更衣室を探して、
そこで又、苦労してハルさんのロッカーを探して、
そっとチョコを置いた『謎の女』は私です、って言えばいいの?
「白状したわね。
 こんなまわりくどい事しないで、
 ストレートにビアンしたいって言えばいいのにぃ。
 じゃぁ、お返しは体で払うわ。いらっしゃい。」
謎のチョコ女は私じゃないけど、、、、
アッホじゃぁ、、、なんて思いながら、
ハルさんのキッスに応えてしまう私は、もっとアホじゃぁ。

まぁ、、、それはそれでいいけど、、、、、、




『謎の女チョコ』事件は、解決を見ないまま、
ホワイトデーを迎えてしまったらしい、、、、、、


 

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あり

「アヤ、壁に手をついてケツを突き出せ!!」
壁に手をついてケツを突き出せ!!
壁に寄りかかるようにして、お尻を突き出す彩さん。
その格好を見て絶句した御主人様、、、
私達を振り向きながら、
「どう思う?」
「壁に手をつき、お尻を突き出して、、
 御主人様のご命令に忠実だと思います。
 これも、あり、ですね。」
私達なら、何も考えずに体を前に倒しますけど、
彩さんのポーズ、新鮮で色っぽくて素敵です。
あり、だと思います。
あわてて、体勢を変えようとする彩さん。
「アヤ、動くな。
 鞭を貰う格好じゃないが、これはこれで、あり、か。
 レイ、コーヒーを入れろ。」
手にした鞭を放り投げながら、御主人様がおっしゃった。


床に腰をおろしてコーヒーをすすりながら、彩さんを見上げる。
「アヤ、オマンコ、アナルがよく見えないぞ。
 脚を開いてもっとケツを突き出せ。」

鞭御調教の予定が、急遽、羞恥御調教に変更となりました。


先月、彩さんが遊びに来て、
御主人様のマンションで御調教をいただいた時のプチネタです。
彩さん、ごめん、書いちゃいました、、、。
 



我が家で、その後、これがちょっと流行った。
キッチンで食事を作る私。
ハルさんがやってきて、御主人様の声色で、
「レイ、壁に手をついてケツを突き出せ!」って。

私は、冷蔵庫に寄りかかって、お尻を突き出すのでした、、。
アホ。

 

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物件

「もう一度、見に行きたい。お前ら付き合え。」

車は、街を離れ、郊外と呼ぶには少し田舎、、、
そんなあたりの、木々に囲まれた建物の駐車場に滑り込んだ。
ただ、今は誰もいない。
『売物件』、、不動産屋の名前が書かれた看板があるだけ。

「先日、不動産屋とこの物件見に来た時、
 裏口の鍵を預かってな。」
御主人様に従って、裏口から建物に入った。
「どうだ?」
「御主人様、ここをお買いになるんですか?」
「さすがにそこまでの資金はないが、賃貸も可能らしい。」

かつては、レストランだったに違いない。
道路側からみるとのっぺらぼうの壁だったけれど、
逆側は、大きな窓と、狭いながらも素敵なテラス。
テーブルも椅子もないスペースはやけに広く感じる。
吹き抜けのような高い天井の太い梁には、
シャンデリアでも下がっていたのだろうか。
オープンキッチンのような厨房と、
奥には、個室だったに違いない小部屋が二間。

  裸エプロンで夕飯を作る私が見える、、
  あの高い梁から、吊られて揺れるハルさんが見える、、
  満足そうに、お酒を召し上がる御主人様が見える、、、
  今晩はまだ御調教が続くのだろう、、、
  それでも牝達は、この奴隷屋敷に満足している、、

「バーカ、会社の事務所だ。
 忙しくてな、社員もバイトも増えて、
 今のオフィスが手狭になったから、物件探したけど、
 なかなか手ごろのがなくてな。
 光ケーブルが来てれば、田舎でも充分仕事ができるし、
 ここなら、家賃、今の半額だぞ。」
「通勤が大変じゃないですか?」
「通勤距離は長くなっても、一般人とは方向が逆だからな。
 渋滞はないし、さほど時間はかからないんだぞ。
 外階段を上ると、あの厨房の上あたりに2階部屋があるから、
 いざとなったら、ここで暮してもいいし。
 そしたら、お前達も引っ越すか?」
えっ、ここにですか?
「バーカ、ここはオフィスだって言ってるだろ。
 奴隷屋敷じゃない。
 万が一俺がここで暮してもいいなぁなって思ったら、
 俺のあのマンションを、年間の税金位の家賃で貸してやる。」
「そして、時々はここで御調教いただけるんですよね。
 凄ぉぉいぃ。素敵ですぅ。
 そうと決まれば、帰りに不動産屋さんに行って、
 契約しちゃいましょうよ。」
「バーカ、そう簡単にいくか。
 もう少し、物件探しするつもりだし、ここに決めたとしても、
 このままじゃ仕事にならんから、改装も必要だし、、
 いざ引越しとなれば、仕事の段取りもつけにゃいかんし、
 まぁ、すぐには難しそうだが、いつかは郊外に移るつもりだ。」
いつの日か、、牝奴隷屋敷に、、、?



窓枠に手をついた私達を背後から犯した御主人様、
「会社のオフィスだ」なんておっしゃっていたけれど、
ほんの少しは『牝奴隷屋敷』と考えておられたかも、、




           2014年3月21日の事でした。
 

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二者択二

「今晩、外食しない? おごってあげるわ。
 いいお店があるの。」
なになにお給料前なのに、、、又、原稿料?
「うん、ちょっとね。前回とは違う業界紙だけどね。」
この前の原稿料でおごってもらった時は、
なんかSMビアンだったけど、、、、、
「じゃぁ、やめる?」
いえぇ、ご馳走になるわ、、たとえ何があっても、、、、

そんなこんなで、夕方に待ち合わせをした。
なんてったって年度末、
私は最後の足掻きにも似た土曜出勤だから。


高級じゃないけれど、ちょっとお洒落なイタリアン。
パスタもサーモンソテーもアンティパストもおいしい。
「ねぇ、気づいた?」
ワインをゆっくり飲みながらハルさんが言った。
気づく? 、、、なにを?
「このお店の造りよぉ。
 ここ、まえに先輩とランチを食べた事があるんだけど、
 昨日の御主人様の『物件』見た時に、似てるって思ったのよ。」
確かに、、テーブルがあるから気づかなかったけど、、、
まったく同じじゃないにしても、似てるわねぇ、、。
「ほら、もっとワイン飲んで。
 おごってもらったお礼をしたい気分でしょ?」
なに? ビアンで返せって?
「それでもいいけど、、、、」
私の手を握るハルさん、、、
「それはそれとしてさぁ、妄想広がるでしょ?」
妄想って何よぉ。
「昨日の『牝奴隷屋敷』でもいいし、
 今ここでのイメージ妄想でもいいわ。聞かせてよ。」
イタリアンのお礼が妄想話って事なの?
「分かってるじゃん。今日一日、妄想してたんでしょ?」
あのさぁ、今日私、土曜出勤、わかる? お仕事してたのよ。
妄想のために会社に行ったんじゃないわ。
「ふ~ん、じゃぁ、食事のお礼は体で払うんだぁ。」
ないなに? 二者択一なのかぁ?
「そんな事は言ってないわ。もちろん二者択二でもOKよ。」


 
  ***********************************

  フロアー係

   深く考えたわけではない。
   『フロアー係募集』に、なにげなく応募しただけだ。
   それがなんと、競争率30倍との事で驚いた。
   面接、身体検査、血液検査、、、、
   フロアー係って、こんなに凄い職業なの?

   最終的に私を含め5人の女性が残った。
   「これからあなたたちの事は番号で呼びます。」
   私につけられた番号はゼロ。
私はゼロ。フロアー係だ、、、、
   翌日から、フロアー係の研修が始まった。
   寝そべる私の手足に縄が結ばれ、四方に引かれる、、、
   フロアーに大の字になり、お客様に全裸を晒す、、
   「お客様に踏みつられても悪戯されても、犯されても、
    声はもちろん、動いてもいけません。
    あなた達は、フロアーマットなんですから。」
   これがフロアー係の仕事らしい。

   私はフロアー係ゼロ。レイと呼ばれることもある、、、

  ***********************************  
  

「即興プチ妄想にしては、おもしろいぃ、
 フロアー係のミスリードとゼロのオチが最高だわ。
 お望みどおり、食事はおごってあげるし、
 お望みどおり、ビアンフロアー係にもしてあげる。
 よっしゃ、急いで家に帰ろ。ゼロさん♪ 」


私に、二者択一はないらしい。


           2014年3月22日の事でした。
 

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呼び出しチャイム

日曜日、お墓参りにご一緒させていただいた帰り道、
ハルさんが、昨日の私の妄想を事細かに御主人様に報告している。
「それで? 家に帰って、しっかり責めたのか?」
「大の字に寝かせて、足の指で乳首つまんだりぃ、、
 足の裏をなめさせたりぃ、、、くすぐったりぃ、、、
 そのうち、普通のビアンになっちゃったんです。
 せっかくの妄想だったのに、責めはありきたりでした。」
「そうかぁ、、、、、、
 よし、昼飯は外食って思ってたけど、家に帰ろう。
 いい責めを思いついたぞ。」
御主人様とハルさんが小声で話をして、、
「おい、ゼロ、それでいいな?」、、って。
ゼロかぁ、、、
私はフロアー係なの? それともフロアーマットなの?


フロアー係でもフロアーマットでもなかった。
後手縛りでうつ伏せに寝かされた私。
ウエストに巻かれた縄尻が股間を通って上に伸びている。
その縄を御主人様が強く上に引き上げる、、、
私の口から、キャァともグエッともいえない声が漏れる。
ハルさんがキッチンから飛び出してくる。
「お客様、ご注文お決まりですか?」って。
ハルさんが、ファミレスのフロアー係。
そして私は、呼び出しチャイム、、、らしい。
「焼肉弁当にしようかなぁ。」
「はい、かしこまりました。」
ハルさんが、キッチンにさがる。
又、股間の股縄が引かれ、呼び出しチャイムが声を出す。
ハルさんが、飛び出してくる。
「味噌汁もつけてくれ。アサリがいいな。」
「かしこまりました。焼肉弁当とアサリの味噌汁ですね。」
まぁなんてことはない、さっきコンビニで買ってきた物だ。
股縄呼び出しチャイムは鳴りやまない、、、
しばらく、呼び出しチャイム音を楽しんでおられたが、
今度は、強く縄を引き上げて、チャイムを鳴らし続ける、、
チャイムは腰が上がったまま、喘ぎ的チャイム音も止まらない。
「おい、このチャイム、鳴りっぱなしだぞ。油切れか?」
ハルさんが私の股間を覗き込む。
「変ですねぇ。油切れどころかベチョベチョに濡れてます。
 お客様、もう少し揺すってみてください。」


呼び出しチャイム御調教は、終わる事を知らず、
チャイムは、いつまでたっても鳴り止まない、、、、



           2014年3月23日の事でした。
 

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82円

春荒や封書は二十四グラム 櫂未知子 

 長い長い手紙を書いた。
 80円切手を貼ろうとしてふと思った。
 もしや、重量オーバーで90円切手が必要なんじゃないかしら。
 あわててキッチン秤で量ってみたらなんと24グラム。
 よかったぁ。春の嵐の中、郵便局に行くのは大変だもの。
私の稚拙な解釈だけれど、そんな情景を詠っているのだろう。


この俳句を思い出したのは、
けっして春の嵐や春荒れからの連想ではない。


春荒や封書に切手二枚貼り レイ

 えぇ? 消費税増税で郵便料金も変わったの?
 最近メールだけだから、気にもかけなかったわ。
 え~ん、80円切手しかないわ、どうしよう。
 この春荒れの中、2円切手なんて買ってくるの面倒だから、
 80円切手2枚貼っちゃえぇぇ、、
ってな感じ。



消費税増税を明日にひかえて、こんな事もありえるかと、
まぁ、色気も情緒もない盗作であります、失敬。


           2014年3月31日 明日から消費税8%
 

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