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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

掌編 日常との交錯

今日は、自己満足的寄り道です。


ちょっと早めに出勤したり、
出勤途中で買い求めたサンドイッチやおにぎりを片手に、
仕事しながら昼休みを過ごしたり、
トイレの便座に腰掛けながらも仕事の段取りを考えたり、、

けっして仕事人間ではないけれど、
与えられた仕事と、押し付けられた仕事と、
様々な雑用をこなしながら、早めの帰宅を心掛けている。

だから帰りの電車が、一番ホッとする私だけの時間だ。
会社でのいろいろな状況を思い出しながら、
あの日、あの時、あんな展開になっていたら、、なんて、
勝手な妄想舞台で主役を演じて楽しんでいる。
妄想に入り込み過ぎて、降車駅を過ぎてしまったこともあるけど。


そんな妄想譚から、春夏秋冬、4つの掌編を選んでみた。

「あっ、私も似たような妄想したことがあるわ。」
そんな事をおっしゃっていただく女性も、
日本中に3人くらいはおいでじゃないかと、
勝手にそう思っている。


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環状線


「いい日和になったなぁ、もうすっかり春だな。」
吊革につかまりながら、冴島課長がおっしゃった。
そう、半月ほど前、
降り残した最後の雪をこの街にばら撒き、冬は去っていった。
今ではもうすっかり春だ。
「レイ君、打ち合わせなんてすっぽかして、
 このまま、終点まで乗って行って、花見でもするか?」
冴島課長の瞳がいたずらっ子のように笑っている。




「レイ君は、外出予定がない時は、昼の弁当を持参なんだねぇ。
 家庭的でいいなぁ、、、、」
「いえ、単にお昼代節約のためです。」
電車が揺れ、冴島課長の体が私に触れる、、、、、
そしてそのまま、私の耳元で話が続く、、、
「ただし、一つだけ注意しておく。」
「?、、なにか? 」
「たとえ休憩時間だろうと、たとえ個人のパソコンだろうと、
 誰もいない昼休みに、あんなホームページ閲覧は感心しない。」
ドキン、、、
「何のことでしょうか。」
「とぼけても無駄だ。
 会社の回線を使えば、通信ログが残る。」
ドキン、ドキン、、、打ち出した激しい鼓動は止まらない。
「先日な、昼休みに密かにきみのパソコンに侵入してみた。」
冴島課長は優秀なSEだ。そんな事も可能なのだろう。
「きみはマゾなんだな。
 あんなSM出会い系にメールしてるし、、、、」
うつむいた顔を思わずあげる。
冴島課長と目を合わせるのが怖く、又、うつむいてしまう。
その目の動きが、すべてを肯定していると気づかずに、、、

「あのう、、、、」
「大丈夫、きみの通信ログは完全に消去しておいた。
 それより、御主人様は見つかったか?」
「いえ、あれは、、、遊びです、、、、」
「たとえ遊びだとしても、深層心理ではそれを求めている。
 きみの画像倉庫というフォルダも覗かせてもらったよ。
 SM画像がたくさんあったが、傾向はみな同じだ。
 きみはあんなふうに縛られて、あんな事をされたいんだな。」
吊革にぶら下がるようにうつむいて、、
やがてはその顎が胸に突き刺さんばかりだ、、、、、、
冴島課長は、吊革の震える私の手首を撫でながら、
「終点の駅から、レンタカーで20分ほど、、俺の別荘がある。
 ついてくるか? 俺がお前の主人になってやる。」
『レイ君」が『きみ』になり、、、最後は『お前』になった。
うつむいたまま、私はコクンとうなずき、、
その顎が、乳房に突き刺さった、、、、、、、

「はい、、、、、ご、、御主人様、、、、、、」






冬が去り、人々の服装もすっかり春だ。
「レイ君、打ち合わせなんてすっぽかして、
 このまま、終点まで乗って行って、花見でもするか?」
冴島課長の目がいたずらっ子のように笑っている。
「えぇ、そうおっしゃるんなら、お付き合いしますよ。
 でも、この電車、、環状線です。終点はどこですか?」
「、、、、まぁ、仕方がない。
 打ち合わせ先のあの駅が終点だな。
 花見なんてバカな話は終わりにして、仕事の話をしようか。」
冴島課長の柔和な瞳が、真剣な仕事の目に変わった。

はい、
私も、、妄想にピリオドを打った、、、、、、、


 
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コンピュータールーム 


節電の名目で高めに設定された社内のエアコン温度。
普段なら慣れてしまっている室内温度も、今日の私には辛い。
体がやけに火照っている。生理が近いからかしら。

「ちょっと、システム管理室に行ってきます。」
隣の同僚に声をかけて、席を立った。

システム管理室の向こうに並ぶ大型コンピューター群。
防音、防弾ガラスに遮られて何の音も聞こえない。
彼らが働いていることを証明するのは明滅する緑の光だけだ。
コンピュータールームに季節はない。
熱すぎず寒すぎない一定の温度管理がなされていて、
コンピューターにはもちろん、人間にとっても快適。
椅子に腰掛けてフーッと息を吐く。

誰もいないと思った部屋の片隅で人の気配がする。
「あらっ? あなたもサボリ?」
ヤベェ、、まり子先輩だ。
「申し訳ありません、ちょっと体調が悪くて、、」



コンピューターは埃も嫌うのよ、、、
「たとえ体調不良だとしても、サボリである事に変わりはないわ、
 それに、あなた、先日の社内通達ちゃんと読んだ?」
「申し訳ありません、読んでいません。」
「コンピューターは、高温はもちろんホコリも嫌うのよ。
 この部屋への入室時には、全裸になる事が決められたの。
 サボリと社内通達違反。お仕置きが必要ね。脱ぎなさい!」
机に置かれた乗馬鞭を振りながら、
女王様のように、まり子様がそうおっしゃった。






誰もいないと思った部屋の片隅で人の気配がする。
「あらっ? あなたもサボリ?」
ヤベェ、、まり子先輩だ。
「申し訳ありません、ちょっと体調が悪くて、、」
「うぅん、いいのよ。
 この部屋の快適さを味わえるのは私達の役得の一つだもの。
 ただし、一つだけ注意しておくわ。
 手ぶらでここに来るのはおかしいでしょ。
 アリバイ工作として、せめて書類くらい持ってくるべきだわ。」
机に置かれた書類を振りながら、
いたずらっ子のように、まり子先輩がそう言った。



 
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社員名簿


「レイ君。君のIDレベルは?」
「はい、GⅢです。」
「そうかぁ、どうしようかなぁ、、、」
当然ながら、社員毎にコンピューターへのアクセス制限がある。
職務上、私のレベルは一般社員よりは高めだけれど、
それでも、管理職や役員レベルには遠く及ばない。
「この資料、午後の役員会に提出しなければならないんだが、
 急な来客で、一時間ほど席を外さなければならなくなってな、
 きみを信用して、秘密仕事、任せてもいいか?」
「私でよろしければ、お手伝いいたします。」
「よし、頼む。
 これとこれとこのデータベースから、
 この数字を加工して、新たな資料を作りたいんだ。」
「はい、かしこまりました。」
「ただし、一つだけ注意しておく。
 目にした数字、資料は、すぐに忘れてくれ。」
GⅠレベルの社外秘的データベースなのだろう、
そんな理由で、部長自らが資料を作ろうとしていたに違いない。

部長がどんな作業手順を考えていたかは不明だが、
小さなプログラムを2つほど作っただけで、
データの加工は簡単なものだった。
一時間ほど席を外す、、って言っていたよなぁ、、、、
数字自体に興味はないけれど、
GⅠレベルの資料って、どんなものがあるのだろう。





様々なファイルの表題を読みながらスクロールしていると、
一つのファイル名が目に飛び込んできた。
『管理者用社員名簿』、、、
わざわざ管理者用、、ってところが気になる。
もしや、勤務評定なんかが書かれているのだろうか。
経理資料や経営計画資料には興味がなくても、
勤務評定なら私自身に関わるから、ちょっと覗いてみたくなる。

自分の社員番号を入力して検索する。
社員ナンバー、氏名、性別、住所、電話番号、、、
なんてことはない、普通の名簿だ。
ただし、備考欄に『未使用』の文字。なにこれは?
そしてもう一つ気づいた。
私の性別は『牝』、、、、、、なにこれは?
会社は、、私の性癖を知っているという事なの?
じゃぁ、、、『牝』で社員を検索してみる。
5名の女子社員がヒットした。
数百名の本店女性社員のうち、5名が『牝』の性癖ということ?
備考欄の記述は、『未使用』、『使用済』、そして『常用』、、
『牝』で『常用』の、あの娘は、、、いったい、、、






一時間ほど席を外す、、って言っていたよなぁ、、、、
数字自体に興味はないけれど、
GⅠレベルの資料って、どんなものがあるのだろう。

いやいや、そんな事をしてはいけない。
部長が信用してくれたんだし、
へたに覗いたりしたらアクセスログが残ってしまう。

枯葉舞う窓の外の景色を眺めながら、
素知らぬ顔で、そっと妄想の電源を切った。


 
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ディナーショー


あまり気乗りはしなかったけれど、
お付き合いで、同僚女子社員とディナーショーにやってきた。

名前も知らない前座のような歌手や、
ジャグジーやマジックが早々と終って、
メインのディナーが始まった。
ちょっと強めのジンベースのアペリティフ、
スープ、魚料理、肉料理、、、、
ワインもおいしい本格的コースディナーだ。
デザートとコーヒーになって、
やっと、メインのショーが始まる。

客席が暗くなり、ステージが明るく浮き上がる。
「キャー、、お許しください、、、」
叫び声をあげながら、襦袢姿の女性が駆け出してくる。
後を追うのは、縄と鞭を持ったボンデージ衣装の女性。
襦袢女性の髪をつかみ、引きずるようにしてステージ中央へ。
麻縄が、襦袢女性の腕と胸に絡みつき、
あっという間に後手縛り緊縛の完成だ、、、、

私は息をのんだまま、吐き出すことができない。
隣の同僚女性にそっと尋ねる。
「ショーって、SMショーなの?」
「なに? あなたそんな事も知らずにここに来たの?
 あの美香子女王様、今一番の人気なのよ。それも女性にね。
 Mの娘もSの娘も、みんな彼女に憧れてるの。」
あぁ、今晩のディナーショーの客は女性ばかり、、、
それをちょっと不思議に思っていたのだけれど、、、

引き剥くように左右に引かれた胸元で乳房が露わになり、
両手首が天上からの縄に吊るされると、
そのままの勢いで、左太腿が高く持ち上げられて、
めくれた襦袢から無毛の股間が曝け出される、、、
続けざまに、両手の鞭が襦袢女性の叫びを強要している。
美香子様のその流れるような縄と鞭さばきに、
客席が、もちろん隣の同僚も、そして私も、、
うっとりとして見入っている、、、

やがて襦袢女性は、息絶えたかのように動かなくなって、
そこでやっと縄の縛めから解放された。
「この女はもう使い物にならないわ。
 次の獲物を探さなくちゃ。」
美香子様はそう言いながら、客席を見渡す。
その視線と呼応して、
天井のパーライトがサーチライトのように客席を舐めまわす。
そのライトが止まった。
私を照らしだして、止まった。
「そう、あなたよ。しっかり虐めてあげるわ。
 ここに上がって来なさい。」
私は訳も分からずきょろきょろしている。
「おめでとう、あなたが選ばれたのよ。うらやましいわ。」
同僚女性が私を立たせる。
客席の拍手が私の背中を押し、ステージに上がれと言っている。
羞恥と恐怖の淵を覗き込んだまま、、、""
ステージで美香子様がおっしゃった。
「一つだけ注意しておきますね。
 着衣緊縛でもかまいませんが、
 たぶん、破れた服で帰る事になりますよ。」
言葉使いは柔らかでも、その内容は脅迫にも似ている。
暗い客席からの注目を一身に浴びて、服を、下着を脱ぐ、、
「あらぁ、あなた素敵な躰してるわね。
 柔らかそうだし、それに、パイパンなんだ。
 じゃぁ、それを見せつけるような縛りをしてあげるわ。」
何をされるのか、まったく先が見えなかったけれど、
羞恥と恐怖の淵を覗き込んだまま、

、、、、私はそっと背中で手を組んだ、、、







あまり気乗りもしなかったし、
他の用事もあったので断わってしまったけれど、
今晩のディナーショーどうだったのかしら。
美味しい料理だったのかしら、
素敵なショーだったのかしら、
やっぱり行けばよかったかなぁ、、、、

たった一人のクリスマス。
一つ溜め息をついて、ショートケーキにかぶりついた。


 

************************** じゃんじゃん
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日常生活と妄想の交錯、、、
そんな展開にしてみたのだけれど、いかがでしたでしょうか。
「さりげなくていいけど、刺激不足ね。
 結局オチは妄想ってわかってるから、物足りないのよ。
 次は妄想オチはやめてもっと刺激をちょうだい。」
そんなハルさんと同様のご意見があるかもしれませんけれど、
まぁそこはそれ、日常の妄想なんてこんなものです。

それでも、私なりに一つのキーワードでまとめてみた。
『一つだけ注意しておく』だ。
日常業務でもよくある話だ。
仕事の出来栄えを褒めていただいたとしても、
「一つだけ注意しておく」という言葉が添えられる。
本当に一つだけなら、心して聴くのだけれど、
たいてい、4つ5つ注意されて、
「おいおい、一つだけって言っただろうがぁ、
 そんなに注意されても覚えきれねぇぞぉ、、、」
なんて心の中で毒づいている。


社内恋愛、社内不倫
そんな噂が聞こえてくる事はあるけれど、
残念ながら、社内SMは聞いたことがない。
だから、冴島課長に誘われることもないし、
まり子先輩に鞭打たれることもないし、
社員名簿の性別が『牝』という事もないし、
同僚女子社員とSMディナーショーに行く事もない。
だからといって、社内SMが絶対にないとは言い切れないだろ?
社内SMなんてものは、深く静かに潜航しているに違いないのだ。
そんな理由をつけて、一人妄想世界で遊んでいる。


もちろん登場人物は、レイも含めて全員架空の人物ですよ。
ネンノタメ。



じゃぁ、又。       レイ

  

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「年度末は、やけに慌ただしかった。
 温泉にでもゆっくり行きたい気分だなぁ。
 そういえば、お前達、将棋、知ってるか?」
昔、父と兄がよくやっていましたから、
それを見ていて、駒の動きくらいは知ってます。
定石とかは、あまり知りませんけど。
「私も、コンピューター詰将棋くらいなら、、」
でもどうされたんですか、いきなり将棋の話なんて。
「ああ、そろそろ人間将棋だなって思ってな。」

「それ、知ってます。山形県の天童市でしたっけ。
 巨大将棋盤で甲冑を着た人間が将棋の駒になるんですよね。」
私は知らなかったので、さっそくネットで調べる。
満開の桜の下での人間将棋の画像、、今年は4/25.26ですよ。
保養方々、山形の温泉に行って、人間将棋を見る、、、
なんてご提案かとふと思ったけれど、、、、、、

「その画像よく見てみろ。全員が鎧姿じゃないだろ。」
はい、一番前の列は女性ですねぇ。
「なぜか『歩』は、女と決まってるらしい。」
「ビジュアル的な演出なんじゃないですか?」
「確かに、現実はそうかもしれんが、
 裏人間将棋、、いや牝奴隷将棋だったらどうだろうなぁ。」
そうきたかぁ、、、
「『歩』は最初に捕られるだろうから、いきなり輪姦だな。」
「でも、相手陣地まで行けば、裏返って『と金』ですよ。」
「おぉ、その発想いいなぁ。、、、、、
 でもな、それを決めるのは指し手の主人だからな。
 この牝奴隷は捨て駒にするとか、
 敵のあの牝奴隷、スタイルがいいから絶対捕ってやるぞとか、
 いろんな思惑があるのさ。」
牝奴隷の『と金』ポーズ、、、、
そんなぁ、牝奴隷の『歩』だけ狙ってたら将棋になりませんよ。
「そこが素人の浅はかさ。好みの牝を確保してなお勝負に勝つ。
 それこそ名人の名人たる所以さ。」
「どうせなら、『王将』じゃなく、
 『女将』とか『姫将』にしちゃったらいかがです?
 『牝奴隷歩』と『姫将』を手に入れられますよ。」
「うん、ハルの発想は最高だ。
 牝奴隷将棋協会の事務長に任命してやる。
 それに引き替えレイは協会を盛り上げようという気力がない。
 お前は、『牝奴隷歩』の捨て駒から修行をやり直せ。」

世間 歩がなきゃ なりたたぬ、、、
    肩で風きる 王将よりも
    俺は持ちたい 歩のこころ
    勝った負けたと 騒いじゃいるが
    歩のない将棋は 負け将棋
    世間 歩がなきゃ なりたたぬ
          北島三郎 『歩』

、ボソボソボソボソ、、、、

温泉旅行の話は、どこいっちゃったんだぁ?



 

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目印

「先日、役所のトイレでな、小便しながら感動しちまったよ。」
トイレで感動?
「あぁ、男子トイレ便器にさ、
 ◎の目印シールが貼ってあってな、
 男の習性として、ついついそれを狙いたくなるのさ。」
「税金を使ってまで、どうしてそんなマトが必要なんです?」
「たぶん、それは逆だよ。
 男がそのマトを狙うとな、滴が便器の外に出ないのさ。
 だから、便所掃除の効率が良くなって人兼費節約だ。
 女だって、目印があれば狙いたくなるだろ?」
いやぁー、今はほとんど洋式のトイレですよ。
和式トイレだって、そんなシール見たことありませんし、
そんなマトがあっても、女は狙いようがありません。
「そうかぁ? 単に集中力が足りないんじゃないか?」
集中力じゃなくて体の構造的問題でしょがぁ。
「よし、試してみるか。
 ハル、お前、ションベンしたいだろ?
 レイは喉が渇いてるよな、なっ。」
そうきたかぁ、、、否はないんだろうなぁ、、、、
「立っている方が狙いやすいよな、
 じゃぁ、ハルは立ちションベン、レイは仰向け便器だな。
 ハルとレイの共同作業だ。
 集中して一滴もこぼさない自信があるなら、ここでしろ。」

たとえ私とハルさんが強い絆で結ばれているとしても、
たとえ私とハルさんがどんなに協力したとしても、
たとえ私とハルさんが驚異的な集中力を見せたとしても、、
一滴もこぼさないなんてムリ、、、、、
私は、仰向け便器、、、、
バスルームに移動しての立ちションベン、仰向け便器です。
当然ながら、トイレの目印マトにはなりきれなかった私です。




後刻、、、
御主人様、おトイレ、よろしいでしょうか。
「ションベンか? よし、行ってきていいぞ。」
へっ、、、、? それだけ?
「なんだ? 行きたくないのか?」
いえ、、、ハルさん、喉が渇いているんじゃないかって、、
「ハル、喉が渇いているか?」
「いいえ、、、」

そういう事らしい、、、、、、、


 

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シジミとパセリ

「レイさんは、シジミの味噌汁のシジミ、食べるよねぇ。」
「そりゃぁ食べるわよ。
 このまえ作った時、ハルさんだって食べてたわよ。」
「それが庶民の常識だよね。
 先日、ランチ定食にシジミの味噌汁がついててさ、
 一生懸命その身を食べてたら、いじましいって、
 一緒にいた女性に笑われちゃったのよ。」
身を食べようとして、殻までじゃぶってたんじゃない?
「うぅん、シジミの身は食べないのがマナーだって。」
へぇー、初耳だわ。
出汁にしか使えないような極小シジミでも、私、食べるわ。

「餅は餅屋、和食は彩さんに聞け。」
彩さんに、質問メールを送る。
彩さんの答えは簡単にして明瞭。

  料亭だろうと食堂だろうと、
  マナー違反などという事はありません。
  ハマグリのお吸い物は身を食べますよね。
  アサリだって身を食べますよね。
  多少食べにくいという事があったとしても、
  シジミだけ不当な扱いはされたくありません。
  料理人としては、
  出した料理は、全て召し上がってほしいと思っています。
  仕切に使うバラン以外は、全部食べられます。
  飾りのように添えられたパセリも残さず食べてくださいね。


パセリときたかぁ、、
いろどりでパセリを散らすことはあっても、
あの軸までついたパセリは食べないよねぇ。
パセリでブーケ、、、、、
「そうなの? 私、食べるよ。
 学生の頃さ、野菜不足だ、ビタミン不足だぁ、って、
 定食に付いてるパセリは軸まで食べてたよ。
 学食の料理のおばちゃん、きっと感動してたよね。」

なるほどぉ、そうかぁ。
こんど、パセリを栽培してみようかなぁ。
パセリでブーケを作ってさ、ハルさんにプレゼントしたら、
軸まで残さず食べてくれる、、、?

「うん、いいけど、、、何味?」


ドレッシング次第では食べてもいい、という返事なのだろうか?


 

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桜湯

(密かに、勝手に、)いただいてきた八重桜を塩漬けにして、
梅酢を入れ、八重桜の塩漬けを作った。
繊細な春の香り、、、、
お湯を注いで桜湯にしたり、花弁をピラフに混ぜたりして、
春の趣を楽しんでいる。

「おぉ、この淡い色が春だねぇ、、、
 こういう繊細な気分は生理中には最高だね。
 不足している女性ホルモンを補給してくれるよね。」

そう言ってもらうと嬉しいなぁ、ハルさんなりの褒め言葉だ。
生理中のイライラ解消になるならば、
最高の癒し効果というものだろう。

女性なんとかホルモンの補給ができるかは不明だけれど、、、

 

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ワインラック

過日の事、
家具小物売り場で立ち止まり、
じっと、見つめている御主人様、、、、、

「どうされました?」
「あぁ、こんなワインラックもいいなぁ。」
「えぇぇ? 御主人様、ワイン党になられたんですか?」

御主人様のワインの薀蓄はあまり聞いたことがない。
もちろんお嫌いではないだろうけれど、
東日本大震災後の節電要請で、「ほとんど使わないんだから、」
という理由でワインセラーは、だいぶまえに廃棄してしまった。
そんなこんなで、ワインラック、、というのだろうか。

「ワイン党? ワインは嫌いじゃないが、
 宗旨替えするほどではないな。
 基本的に、ビール、日本酒、バーボンだ。」
じゃぁ、どうして、ワインラックを?
「あぁ?、ああ、ちょっと思いついてなぁ。」

ハルさんと顔を合わせて、頷いた、、、
ハルさんも同じことを感じたに違いない。

だって、御主人様の目の光は、
どう考えても、スケベ妄想ビームだったから、、


そんなスケベ妄想ビームに刺激されて、
ハルさんが描いてくれた『牝奴隷ラック』2態、、、、



一匹用と




多頭飼い、、、、、?
     




 

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キャッチ

ボランティアにごいっしょさせていただくと、
御主人様は、どこに行っても子供達に人気がある。
『おじちゃん』って呼ばれる事に不満はあるようなのだけれど、、、

子供達になつかれるコツってあるんですか?


「子供の目の高さまでしゃがんで、名前を呼んであげる事かな。
 名札でもつけてりゃ名前を呼ぶのは簡単だが、
 そうでもなければ、それをゲームにしちゃうのさ。
 『名前当てゲーム』とか言ってさ。
 子供の目を見つめて「君は、、、ひろしくん!!」なんてな。
 当たる事なんてないけど、子供達がそれで盛り上がればいいんだ。
 次は、僕だ、私の順番だってドキドキしたり、
 「おじちゃん、又ハズレだぁ。」なんて声がかかったりな。
 まぁ、そうなれば、子供の心をキャッチ、だよな。
 でも、全員の名前なんて覚えきれないから、
 そのグループの中心的な子供と、
 まだ警戒心を解いていない子供の名前だけはしっかり覚える。
 とりあえずは、それだけでも、その後の展開をしやすい。
 それから単純なゲームを始める。
 最初は、ジャンケンでもいいよな。
 そこに、ちょっとだけ捻ったルールを付け加えていく。
 そして、勝った子供、うまくできた子供を褒めてやる。
 間違ったり、ルールを素早く理解できない子供がいたら、
 こっちもわざと間違える。
 そうすれば、間違えた子供の自尊心も保たれるだろ?
 まぁ、一番大切なことは、
 こっちも子供の心で一緒に遊びながら、
 大人の目線で子供の心に接し、怪我なんかに注意する、かな。」

「御主人様はいろいろ勉強なさったんですねぇ。」

「いや、これは体験から得た事さ。
 だから、学問的に系統だってはいないと思う。
 レクレーション団体のリーダーなんかは、もっとすごいぞ。
 大人まで夢中にさせて楽しませることもできるからなぁ。」

まぁ、体験的だとしても、凄い事ですねぇ。


「じつはな。牝奴隷の扱いも同じなんだ。
 子供達と全く逆をやればいい。
 常に上から目線。
 同じ目線になるのは、羞恥心をあおる時だけ。
 仁王立ちフェラをさせてから、しゃがんで目を見つめ、
 「お前はチンポが好きな淫乱牝なのか?」みたいにな。
 例えば調教も、ハルとレイを競わせて、
 へたくそだ、と言って負けたレイを罵倒し蔑む。
 得意顔になっているハルを、でもな、とか言いながら堕とす。
 牝奴隷達の羞恥と戸惑いが融けるまで責め続けて、
 叫び声が枯れて、嬌声になり喘ぎに変わったら、キャッチだ。
 まぁ、子供たちと同じところといえば、
 サドの目線で牝に接し、怪我なんかに注意しながら、
 俺自身が楽しむ、、ってところかな。」

御主人様ぁ、そんな内訳話的な事、
牝の前で話しちゃっていいんですか?
「そうですよぉ、私達も変に意識しちゃうじゃないですかぁ。」
牝奴隷の扱いは、、、、、
「バーカ、お前達、俺の牝になって何年になる?
 お前達だって調教されながら、展開を予想したりしてるだろ?
 でも、俺はいつもその予想を裏切ってると思うぞ。
 それに、そんな事を考えられるのは最初だけだろ?」

確かに、、、、、
最初だけかもしれない、、、、
縄のきしむ音を聞いている。鞭の唸りを聞いている、、、
やがて、、、叫び声が枯れて、嬌声になり、喘ぎになり、、
頭が白くなって、自分の痴態さえも忘れてしまうのだから、、



 

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暑中見舞

5月の御調教予定日と
生理の予定日をカレンダーに書き込みながら、ハルさんが言った。

「小学校の頃さ、
 夏休み中に担任の先生に暑中見舞い書けとか親に言われて、
 グズグズしているうちに8月になっちゃって、
 もう立秋過ぎたんだから残暑見舞いだ。
 なんて言われたことない?」
あるある。立秋の意味も分かんなくてね。
こんなに暑いのにどうして残暑なんだぁ、ってね。

「今、カレンダー見てて、しみじみ思っちゃったのよ。
 今年は5月6日が立夏なのよね。
 でも、まだ暑中見舞いじゃないでしょ。
 立秋過ぎたら残暑見舞いなのに、立夏の立場がないわ。
 不公平だと思わない?」
『立夏』本人が不公平と感じているかどうかは別としても、
確かに存在感が薄いことは確かだわね。
「でしょ? 立夏なんて誰が決めたのよ。」

まぁ、簡単に言えば、
春分、夏至、秋分、冬至の中間が立夏、立秋、立冬、立春よ。
「じゃぁ、5月から7月が夏って事なの?」
まぁそうなっちゃうね。
3月の春分だって『春を分ける』んだから、2,3,4月が春よ。
秋分だってそうだし、中秋の名月とも言うでしょ。
秋の真ん中の満月、、、9月でしょ?

「でも、ナツタチヌ、、は、やっぱり変だわ。」
うん、そう思ってるのはハルさんだけじゃないわ。
気象庁だって、6~8月を夏、って定義しているから。

「あぁ、、、、
 春分と夏至の中間が立夏なのかぁ、、、、
 春分と夏至の日にちは変えようがないもんねぇ、、、
 そうか、呼び名を変えればいいんじゃない?
 『立夏』じゃなくて『夏待ち』とかは、どぉ?」

『春待ち』『夏待ち』『秋待ち』『冬待ち』かぁ、色っぽいね。
私達だけでもそう呼ぶことにしようか。


そんなわけで、5月6日は『夏待ち』という事になった。
もちろん、まだ暑中見舞いをだしたりはしないし、
♪ 切りすぎた前髪 、、、 ♪ も気にしない。
  ARIA THE NATURAL Round Table feat. Nino



  

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ジェローム市場

「ハルの誕生日が近いなぁ。
 うまいもの食わせてやる。何が食いたい?」
「辛口の日本酒とお刺身がいいです。」
何が食いたい? って問われて、
お酒が先に出てくるところが、まぁ、ハルさんらしい、、、
御主人様が選んだお店は、例の馴染みのお寿司屋さんだ。

板前さんのお勧めは、
サヨリお造り、ホタルイカの沖漬、しめサバ、アラ汁、
もちろん、大トロや生エビのお寿司も、、、


いつも思うんですけど、お値段もあるのでしょうけど、
ここのお寿司お刺身は、新鮮で凄く美味しいですよね。
「料理人の腕や目利きもあるが、
 魚自体は産地市場、中央市場経由じゃなく、
 水揚げした鮮魚がその日に届くっていう流通らしいぞ。」
「あぁ、お魚の流通も変わっていくんですねぇ。
 市場で指を立ててのセリなんか、
 だんだん見られなくなるのかなぁ。」
「東京証券取引所も、昔は場立ちと手振りで売買してたよな。」
「市場のセリもIT化していくのかしら。」

「青果や鮮魚の市場なら、時代の流れで致し方ないとしても、、、」
御主人様が急に声を低くして、話を続ける、、
「牝奴隷は、やっぱりセリだな。
 その入札の時間の、さらし者、っていう羞恥や屈辱、
 それこそが調教の極みだよなぁ。」

私も御主人様に倣って、声をひそめる、、、、、
牝奴隷市場、、、ですか?
「築地の市場が移転して新しくなるだろ?
 そこの地下に、秘密ジェローム市場が計画されているらしい。」
ジェローム市場??
「『ローマの奴隷市場』で検索してみろ。」

 ローマの牝奴隷、、、、
     ローマの奴隷市場(Le Marché d'esclaves)
              ジャン=レオン・ジェローム

「今まさにハルが競売にかけられていて、
 隣でレイが次の順番待ち、、、って感じだろ?」




この後ろ姿はハルさんなのかぁ、、、
何人かが指を立てているから、セリは成立するんだろうなぁ。
私の順番が来て、だれも指を立ててくれなかったらどうしよう、、


そんな妄想と一緒に、
銀肌が綺麗に残るサヨリを口に放り込んだ。



            2015年4月25日の事です。

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マイナンバー

朝食後、コーヒーを飲みながら、御主人様がおっしゃった。
「マイナンバー制度って知ってるよな。」
えぇ、共通番号制度、、、国民総背番号ですよね。
「一人一人にナンバーが割り振られて、
 来年1月1日から導入でしたっけ?」

「なんか違和感を感じないか?」
国にすべてを管理されかねないっていう事ですか?
「いや、そうじゃなくて、マイナンバーという言葉そのものさ。」
「はい、私も違和感、感じてました。」
なに? どういうこと?
「個人識別番号だったら、My Own Number だと思うけど、
 マイナンバーだと、私の所有する番号、って感じだわ。」
「そう、正解。
 まさにそれこそが、このマイナンバーの胆だよ。」
??? どういう意味かしら?
「今年の10月頃、これがあなたのマイナンバーです、、って、
 12桁の数字の通知が来るだろ。でもそれだけじゃない。
 実際のデータベースには、さらに12桁の番号が付いてるのさ。」
「24桁、、ってことですか?」
「いや、その個人により、12桁と24桁があるんだ。
 36桁、48桁って奴も、やがては出てくる、、、、
 よし、ハル、レイ脱げ!
 頭隠してマンコ隠さずのポーズ!!」
申し訳ありません、、お話についていけません、、、
「なんだよ、ここはジェローム市場だ。
 昨日、寿司屋で画像を観ただろ?」
あぁ、、ローマの奴隷市場、、、、、

わけが分からないけれど、
とりあえず、あの画像のように『頭隠してマンコ隠さず』、、
頭隠してオマンコ隠さず、、、、、
御主人様は周りを見渡すようにして、5本の指を立て頷く。
続いて、3本の指を立て、辺りを見渡し、
慌てたように5本の指を立て、ガッツポーズ、、、
「お前達は、奴隷市場で俺に買い取られた、、
 なっ、分かったか? これがマイナンバーだよ。
 これでお前達の番号は24桁になった。
 上12桁がお前たち自身のナンバー、
 次の12桁は俺のナンバーが記載されて、
 お前達は俺の所有物という事が認められるって事さ。」
「My Own Number と My number って事ですか?」
「そうだ。この履歴は、一生ついてまわる。
 あの賢治氏が選んだ奴隷だから優秀に違いない、、
 そう評価されることもあるだろうし、
 あの賢治氏が売りに出した奴隷だから、
 よほどひどいに違いない、って思われることもあるんだ。」

国が何百億円もかけて準備したに違いない制度で、
ここまで歪曲して、牝で楽しむ御主人様は、、、、凄い、、、



「よし、ハルの誕生日祝いの続きだ。
 バイキングにしようか。」

もちろん、ランチバイキングでも、
ましてやケーキバイキングでもない。
床に並べられた、縄、鞭、蝋燭、浣腸器、、、、、、、

「ハルから、好きなの選んでいいぞ。
 食べ放題、だからな。」





御主人様の御調教の気分はどれかしら、、、、
御調教バイキングを目の前にして、二匹の牝奴隷は悩んでいる。

マイナンバーの所有履歴は、
御主人様の『My Own Number』だけでいい。
見知らぬ御主人様のナンバーが記載されたら大変だぁ、、



            2015年4月26日の事です。
 

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