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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

乳フェチ

女子高生達が、こちらが道を譲るほどに広がって、
おしゃべりしながら、歩道を闊歩している。
これからクラブの夏季練習にでも行くのだろうか、
全員、白ブラウスと紺のスカートだ。

通り過ぎた彼女達を振り向いて、御主人様がつぶやいた。

「おそるべき きみらのちぶさ なつきたる、、、、」



御主人様を横目で見ながら、スマホでさっそく検索。

 おそるべき 君等の乳房 夏来る 西東三鬼

颯爽と胸を張って街を歩く女性の健康的清々しさ、
生命感、躍動感を詠った句らしい。

そこで、ふと思いだした。
まえにも、乳房の俳句をつぶやいた事あったよなぁ、、、、、
御主人様って、もしかしたら、オッパイフェチ?
そんな事を言ったならば、きっと、
「バーカ、博識と言ってくれ。
 その場その場で、適切な句を選んでるんだ。
 あの躍動する乳房は、いやらしさのない爽やかなエロだろ?」
なんておっしゃるだろうけれど。



爽やかなエロ、、だろうか、、、
早くマンションに帰りましょうか。
思わずそう言ってしまった自分が恥ずかしい。
だって、、、、後手高手小手に縛っていただいて、
ゆがんだ乳房をさらけ出す自分を妄想してしまったから。


 おそるべき 牝らの乳房 夏きたる、、、、


爽やかなエロだと思っていただけるだろうか、、、、、



 

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風の通り道

御主人様が高台の公園の駐車場に車を止める。
並んだ立木が日差しを遮り、木陰を作っていて、
その立木の間から見下ろす街並みの眺望もいいし、
その間から吹き上げる風も心地よく、まさに風の通り道だ。

「ギャァァッ、、」
ハルさんが変な叫び声。

遠くを見ていたから気づかなかったけれど、
近くに焦点を合わせると、木立の間は、なんと蜘蛛の巣だらけ。
そして、風に揺れる蜘蛛の巣をハンモックにするように、
足の長い大きな蜘蛛が、ゆらゆらと揺れている、、、、

「なるほどぁ、蜘蛛も賢いもんだなぁ。
 風に飛ばされた虫が蜘蛛の巣に引っかかるって作戦か。」

確かにそうなのだろう、
食べきれなかったに違いない昆虫の殻も、蜘蛛の巣で揺れている。


私は蜘蛛の糸に捕えられた虫、、、、
「おい、レイ、お前こんなところで何してるんだ?
 そうかぁ、蜘蛛の巣に引っかかっちまったのかぁ。
 ドジだなぁ。
 助けてほしいか? それともそのまま風に揺れていたいか?」
御主人様が蜘蛛の巣に向かって、話しかける、、、、
私は蜘蛛の巣に捕まった虫、、そんな設定なのだろう、、、

なんでもします、御主人様。どうか私を助けてください。
か細い虫の声、という役柄で、助けを懇願してみた、、、
「特別に助けてやろう。
 その代わり、お前はこれ以後、俺の牝奴隷になるんだぞ。」
はい、お約束いたしますから、どうかどうかお助けを、、、
「よし。
 蝋燭で蜘蛛の巣を焼き切るか、鞭で蜘蛛の巣を叩き落とすか、
 さぁ、レイ、鞭か? 蝋燭か? 好きな方を選べ。」

「御主人様、蝋燭で股間をふさいでから、鞭をください。」
ハルさんが、突然割り込んできて、そう言って、
ニヤッと私を振り向いた。

おいおい、昆虫の脚は胸についてるんだぞぉ。
昆虫の股間っていったいどこなんじゃぁ?

  

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かき氷

先日の出張の時、某地でローカル局のニュースを見た。

猛暑酷暑の日本列島。
地元の名物かき氷の現地レポートをする男性スタッフ。
苦しいローカル局の人員のやり繰りで、彼が担当となったのか、
それとも、新人アナウンサーの研修的レポートだったのか、
どちらにしても、脂ぎったかき氷のような気がして、
どのかき氷も、美味しそうには感じられなかった。
だいいち、ワイシャツ姿で、かき氷食べに行くかぁ?
局から慌てて現地に移動したってのが丸見えだぁ。


偏見だと言われても、甘味のレポートは女性だろうがぁ。
牝奴隷的かき氷、、、、

私だって、もう少し爽やかに、美味しそうにレポートできるぞ、

、、、、たぶん。       




 

 

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ナワトップ

「同性愛者が市民権を獲得しつつあるのに、
 マゾヒストは、なぜ戦わないんだ?」
「市民権を獲得することに意味を見出さないから、かしら。」
そうですよぉ、、
逆に、認められない事が被虐の喜び、かもしれませんものね。
「、という事はだな、
 マゾの恰好をして他人様に後ろ指をさされる、、
 それこそが被虐の快感という事になるだろ。
 お前達、ブラトップ持ってるか?」
いきなりブラトップの話ですか? ユニクロの?
「もちろん持ってますよ。
 ゆったりして楽ですけど、休日の部屋着って感じです。
 日常的に着続けると、緊張感がなくなって、
 たれ乳の原因になるってネットで読みましたから。」
「あれの構造ってさ、要は中にカップが付いているんだろ?」
はい、モールドカップとパワーネットで形を整えてます。
「そう、そのカップとネットの代わりに、麻縄を織り込むと、
 新商品、ナワトップの完成だ。
 一見、普通のタンクトップのように見えて、
 よくよく見ると、縄目が透けている。なっ、いいだろ。」
それが、、、?
「マゾ牝はそのナワトップを着て、調教に向かうんだ。
 電車の移動中はもちろん、途中の商店街で買い物もする。
 健全な市民の皆様の囁きが聞こえ、後ろ指を感じる、、
 そうやって、オマンコを濡らしてから、御主人様と会う。
 御主人様はいないけどマゾ牝に憧れる牝が着てもいいな。
 そうやって自らマゾの市民権を放棄して、
 後ろ指をさされる被虐の快感に悶えるのさ。」
そのナワトップを私達が着るんですか?
「おぉ、もちろんさ。試作品の試着はお前達の役目だ。
 せっかくだから、レインボーカラーのナワトップにするか?
 マゾ牝でレズビアン、って主張するためにさ。」
「私達、ビアンじゃぁないですよ。
 御主人様のお酒の肴のために、ビアンを演じているだけです。」
「本当か?
 レイのブログには、ビアン記事がよく登場するぞ。」
「あれは、、、
 御主人様に会えない寂しさをまぎらわせるためです。」
「まぁ、そんな事はどうでもいい。
 どこかのメーカーがこのアイディアを実現してくれないかなぁ。」

        これが、ナワトップ、、、?

どこかのメーカーが麻縄ナワトップを実現したとしても、
採算ベースに乗るのかしら、、、
それとも、ネットで受注生産?

着てみたいような、着たくないような、、、


 

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行水

狂ったような都会の酷暑には程遠いとはいえ、
紗江さんの料亭も、例年よりはだいぶ気温が高いそうだ。
今年のお盆も、この料亭で過ごす。

「賢治さん、夏の風物詩っていったら何かしらねぇ。」
団扇で風を遣りながら、紗江さんが言った。
「まぁ、こんな純和風の部屋だからなぁ、、、
 蚊取り線香、風鈴、夕立、、ってとこかな。
 あぁ、縁側から眺める牝の行水もいいなぁ。」
「あぁ、それいいわね。
 じゃぁ、お盆期間の調教は、純和風にしましょうか。
 アヤ、レイ、ハル。脱ぎなさい。」
夏の風物詩と純和風の展開も見えないまま、全裸になる、、、
「裏の物置から木のタライを持ってきなさい。」
私達がタライを運んでくる間に、
どんな会話があったのかは知らないけれど、
ゴザが敷かれ、たくさんの縄が用意されているから、
もうしっかり、紗江様と御主人様の打ち合わせ完了なのだろう。
行水、、、です
縁側先の庭にタライを置いて、水を張る。
ねぇ、ハルさん、タライで行水って、どんな格好すればいいの?
「そんなの知ってるわけがないでしょ。
 御主人様がご覧になりたいのは、色っぽい牝達の行水、、、」
まぁ、牝の証として、私とハルさんの股間には股縄だけれど、
この狭いタライに、二人で入るの?
「そうだねぇ、、、
 体を寄せ合って、ビアン行水って事にしようかぁ。」
そんな話をしていると、、
「よっしゃ、風鈴吊り下げたぞ。」という御主人様の声。
見上げると、彩さんが梁に吊られている、、、
丸いお尻と開かれた股間、、、牝風鈴の出来上がりらしい。

「賢治さん、御苦労さま。
 もうこれで、一杯やってもいいんでしょ。
 ゆっくり、牝行水と牝風鈴、楽しんでくださいな。」
彩さんの牝風鈴、、、、、
私とハルさんは狭いタライで抱き合うようにして、
お互いの体を手拭いで流している、、、
突然、ピシッと、鞭の音。
彩さんが悲鳴を上げる。
「あらあら、この風鈴の音は、ちょっとおかしいわねぇ。」
再び、鞭が振られる、、、
彩さんが、息を飲み込むようにして、、、
「チリ、、、チリリンンン、、、、、」って。
続けざまに、赤い蝋燭が足先に垂らされる、、、
「アチッ、、、チリリン、チリリン、、、」
彩さんが健気に牝風鈴を演じている。
「さぁ、蚊取り蝋燭、牝風鈴、牝行水、これでどぉ?」
御主人様は、うれしそうにビールを飲んでおいでだ。



冷たい風が、私の背中を撫でる、、、
空を見上げた御主人様が、
「こりゃぁー来るぞ、、、」
そう言い終わらないうちに、突然の雨。
タライから出ようと立ち上がった私達に、御主人様が首を振る。

立ったまま抱き合って、
スコールのような大粒の雨に打たれる私達、、、
激しい雨音の間から、彩さんの叫びにも似たチリリンが聞こえる、、


「あ~ら、夕立まで降ってきて、
 これで、賢治さんのお望み、全部そろったわねぇ、、、、」



             2015年8月13日の夕方でした。
 

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打ち上げ花火

なんとなくの雨空、、
「今晩は花火大会なのに、、」
紗江様がつぶやくようにおっしゃった。

ゲッ、、花火大会?
アナル花火、オマンコ花火、、、、
股間に突き刺されたすすき花火は、、一昨年のお盆だった。
又、あの花火大会をやるのかしら、、、
そっと紗江様をうかがう、、、

「麓の町で、今晩、花火大会なのよ。
 商工会の会長がやってきて、
 『だいぶ景気が回復してきましたなぁ』なんて話をして、
 花火大会の協賛金を奪うようにたんまり持っていったのよ。」

午後から晴れ間も見えてきて、
ネットの天気予報でも、雨はなさそうだ。
「じゃぁ、東屋でお酒を呑みながら、花火観ましょ。」


彩さんの手料理で早めの夕食。
夜、7時半ごろから花火大会が始まった。
とはいえ、ここは麓よりは標高が高い。
仕掛け花火的なものは、きらめく明かりが見えるだけだ。
そのうち、やっと3発の打ち上げ花火が、目の前に広がった。
遅れて、ドーンという音がやってくる。
「わぁ、すごぉい。花火を横から見るなんて初めて、、」
なんて、次の打ち上げ花火を期待したけれど、、、、、

「まぁ、ローカルの花火大会だからな、
 紗江が大枚の協賛金を払ったとしても、
 打ち上げ花火が何千発、何万発ってわけはないよなぁ。
 やっぱり、自分たちで花火大会を盛り上げないとな。」
「どうやって、盛り上げるの?」
「もちろん、オマンコ花火、アナル花火さ。
 よし、ハル、レイ、アヤ、
 そこに大股開きで四つん這いになって並べ。」


  打ち上げアナル、オマンコ花火、、、、?

又、何発かの打ち上げ花火が夜空で花開き、遅れてドーンの音。
「わぁ、綺麗ぃぃ、、
 ハルのオマンコ花火とアヤのアナル花火ね。
 レイがんばって。あなただけ、まだだわよ。」
打ち上げ花火を股間越しに眺めてのアナル、オマンコ花火、、
という事らしい。
がんばって、、って言われてもこればかりはどうしようもない。


次の打ち上げ花火までの奇妙な静寂の中、
私は、コロコロコロというコオロギの鳴き声を聞いている。
暑い暑いっていいながら、
自然界は着実に秋に向かっているんだぁ、、、、、



打ち上げ花火はまだ、私の股間で炸裂してくれない、、、、、



             2015年8月14日の夜でした。
 

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お稽古

昨日の安倍総理の『戦後70年談話』を批判、批評しながら、
それでも厳粛な気分で、正午には、皆でしっかり黙祷をした。


「さぁ、レイとハルのお望みの調教を始めましょ。
 アヤも、あなたたちをおもてなししたいって、言ってるわ。」
紗江様の言っている意味が分からない。
思わず彩さんを見るけれど、
彩さんも、分からない、という風に首を振っている。


午後早くから、夕食の仕込みを始める。
どうしてこんなに早くから? 彩さんにそう尋ねると、
「今晩はお座敷遊びの宴会らしいです。」って。
お座敷遊び、、、、、、、?
先日綴ったブログを思いだす、、、、、、
当然、紗江様も読んだに違いない、、、
それで、、、、、私達どうなるの、、、、?


仕込みが終わると、彩さんのお稽古が始まった。
申し訳ないけれど、門外漢の私には、
彩さんの奏でる三味線のメロディーが、全部同じに聞こえる。

「アヤの三味はまだまだだな。
 三味線を弾く事と唄いだけで精いっぱいで、
 色気もなければ、客を楽しませる精神的余裕もないな。
 紗江、見本を聞かせてやれ。」
紗江様が弾く三味線と彩さんとの差は、私にも分かった。
軽快な小唄のテンポと色気のある節回し、
三味線と唄の微妙なズレがとても艶っぽい。
この不思議な間の取り方が、お客様をゾクッとさせるのだろう。
「まぁ、こればかりは経験の差だからな。
 アヤに今必要なのは、技術以前に、姿勢と呼吸法だな。」
「そうね、じゃぁ、裸で三味を弾けば、
 姿勢も呼吸も指導しやすいわね。」

全裸で三味線を弾く彩さん。
乗馬鞭で拍子をとりながら指導する紗江様。
当然のように、叱責で乗馬鞭が振り下ろされる、、、、
神妙に彩さんのお稽古を見ているけれど、、、
「ハル、レイ。アヤが一生懸命稽古してるんだぞ。
 お前達の恰好は、なんかおかしくないか?」
慌てて服を脱ぎ、正座する私達、、、、、


でも、、、、
お師匠様の稽古の順番を待つ小娘のように、
神妙に彩さんの三味線を聞いているふりをしながら、
やがて来るだろうお座敷遊び、、
いや、お座敷御調教を、ドキドキ夢想する私がここにいる、、




             2015年8月15日の夕方でした。
 

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金毘羅船々

居酒屋賢兵衛でしたっけ?
 ああいう掌編を書くぐらいだから、
 レイは江戸の町は詳しいんでしょ?」
いえぇ、あれは勢いだけで綴った掌編ですから、、、
「五間掘り、ってどこだかご存じ?」
えぇ、深川、、、江東区の森下近辺です。
「じゃぁ、猪牙舟は知ってるわね。」
ちょきぶね? えぇ、水運が発達してましたから、
今でいう水上タクシーみたいなものですよね。
「それだけ知っていれば、この唄の気分も分かるわ。」

そんな会話から、お座敷遊びが始まった。

♪はっ、ちょぃなぁ 
 猪牙で セッセ 行くのは深川通い サテ 渡る桟橋を
 アレワイサノサ いそいそと 客の心はうわの空 
 飛んで行きたい アレワイサノサ 主のそばぁ~

♪はっ、ちょぃなぁ   
 駕籠で サッサ 行くのは吉原通い サテ 上がる衣紋坂
 アレワイサノサ いそいそと 大門口を眺むれば 
 深い馴染みが アレワイサノサ お楽しみぃ~

「俗曲深川、三下がりでした。」
私達の拍手に深々と頭を下げる紗江様と彩さん。
もちろん上座は御主人様。
末席を汚す私達の前にも、素敵な料理の数々、、、


何曲かの小唄、端唄の後、
三味線が ♪コンピラフネフネ~ と唄いだした。
「よっしゃ、紗江、勝負だ。」
御主人様が腰を上げる。
向かい合って座った御主人様と紗江様。
二人の間の台の上に置かれたお猪口。
傍らにはお酒の徳利。
何が始まるもか分からない私達は、
にじり寄って、お二人を見つめている。

彩さんが三味線をつま弾きながら唄う、、、
♪金毘羅ふねふね、追風に帆かけてシュラシュシュシュ~
御主人様と紗江さんがリズムに合わせて、
交互に掌でお猪口にさわる、、
どちらかがそのお猪口を握って手に持ったら、
次の人は、掌をグーにして、台を叩く。
ルールはそれだけらしい、、、

それでも曲がだんだん早くなってきて、
「おっとぉ、、、」の声で、御主人様がミスった。
紗江様がお猪口になみなみとお酒を注いで、
御主人様がそれを飲み干す。
次には紗江様がミスをして、、、、
まぁ、大人のお酒の席でのお遊びだ。

「これがお座敷遊びの『金毘羅船々』。
 さぁ、これから大本命、レイとハルの勝負よ。」
私とハルさんが向き合う。
御主人様達と違うところは、
最初にコップ酒を飲み干すよう言われた事。
二人とも全裸である事。
台に置かれたのがお猪口じゃなくて、バイブだった事。
「五回勝負にしましょ。負けた方がしっかり飲み干すのよ。」

♪まわれば 四国は讃州 那珂の郡 象頭山
 金毘羅大権現 一度まわれば、金毘羅ふねふね、、、♪
彩さんの三味線と唄でゲームを始めるけれど、
最初に呑んだコップ酒で、もう勝負は見えていた。
判断力以前に反射神経が無くなった私が負けて当然、、、
「レイの負けぇ。 さぁ、しっかり飲み干すのよ。」
しっかり飲み干すのよ、、、、
もちろん飲み干すのがお酒のはずがない。
お尻を突き出した私の股間にバイブを突き立てるハルさん。
飲み干したバイブが縦横無尽に暴れまわる、、、



とどまる事を知らない羞恥と快感の中で、
、、、ウラコン、、ウラ金、、、裏金毘羅、、、
頭のどこかで、そんな事をつぶやいている、、、、、、




             2015年8月15日の夜でした。
 

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おひらきさん

『裏』金毘羅船々が終わったからといっても、
お座敷遊びが終わったわけではない。
登りつめてボーっとする私に、三味線の音が聞こえる。

♪ お酒飲む人 花なら蕾 今日も咲け咲け 明日も咲け
♪ 信州信濃の 新蕎麦よりも わたしゃ お前の そばがよい
♪ 好いたお方に 謎かけられて 解かざなるまい しゅすの帯
♪ 嫌なお方の親切よりも 好いたお人の 無理が良い

紗江様の都々逸だ、、、
色っぽいなぁ、あぁ、これがお座敷というものなのかなぁ、、
崩れた姿勢のまま、私なりに都々逸を楽しんでいる、、、

♪ 女すわりの色気も確か おまえしっかり牝の尻ぃ~
紗江様と目が合う。
えっ私の事を唄ったの? 慌てて姿勢を正す、、、、
♪ 世間いつのも 白い目受けて 伏せて尻上げ 後ろ指ぃ~
♪ けっきょく最期はお股の縄で 牝のしあわせ噛みしめるぅ

お酒がまわってきたに違いない御主人様が、やんやの拍手。
「いいなぁ、即興都々逸。
 ♪結局最後はお股の縄でぇ、、♪、かぁ、、、、
 よっしゃ、紗江、『おひらきさん』、やるか?」 

なにか又、次のお座敷遊びらしい。
御主人様と紗江様が向かい合って立つ。
彩さんが、三味線で調子を取りながら、
「おひらきさん、おひらきさん、ヨイヨイヨイ、」って。
ヨイヨイヨイで、ジャンケン。
負けた方が、少しだけ足を広げる。それを繰り返す、、、
紗江様も夏和服で、負けるたびに足を広げていって、
まぁ、卑猥にならない程度の艶っぽさで、
和服の裾の乱れを晒して、降参した。

「よし、次は、ハルとレイの勝負だ。」
紗江様が手拍子を打ちながら囃し立て、
彩さんが三味線を鳴らす、、、、
「はい、おひらきさん、おひらきさん、ヨイヨイヨイ、、」
御主人様達と違っているのは、私達が全裸である事。
そして膝上くらいにピンと張られた縄を跨いでいる事。
ジャンケンに負けて足を開けば、当然腰が下がって、
縄が股間に近づいてくる、、、、

拮抗勝負のふりをしながら、結局女が負ける、、
それがお座敷遊びの粋ってもんなんだろうなぁ、、
なんて考えている私の股間に、もう縄が触れている。
まださほど足を広げていないハルさんは、
すまし顔で勝利を確信しているみたいだ。
その時、御主人様が、縄をヒョイって持ち上げた。
ギャッ、、、大股開きで辛い体勢だった私は、
たちまちバランスを崩して、
股間で縄に腰掛けるようにしながら、倒れてしまった。

股縄オナニーの罰ゲーム、、、、
『裏おひらきさん』に負けた私の罰ゲーム、、、
やんややんやのけしかけるような手拍子に合わせて、
腰を振りながら股縄オナニーの披露であります。


紗江様が、三味線を弾きながら、色っぽく唄う、、、

♪ けっきょく最期はお股の縄で 牝のしあわせ噛みしめる ♪




         2015年8月15日の夜のお座敷調教でした。
 

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湯気

鍋料理のふたを開ける時、覗き込むように背筋を伸ばし、
湯気と一緒に起こる歓声が好きだ。
今日の寄せ鍋は、鶏肉、エビ、ホタテ、イワシのつみれ、、、
魚介たっぷり、野菜もたっぷりで、だし汁もうまくできたぞぉ。
って、なぜ今頃、鍋の話かというと、、、

「レイの誕生日パーティー、するか。
 それにしても、盆明けから変な天気だなぁ。
 油断してタオルケット一枚で寝てたら、風邪ひきそうだった。」
「そうですねぇ、春先の冷夏予報が今頃来た感じですね。」
「寒い日に食いたくなるものといえば、、、」
「鍋!!」御主人様とハルさんが一緒に叫んだ。
でも、まだお店で鍋は出してないでしょ?
「なければ、作ればいいんだ。レイ、よろしく頼む。」
御主人様とハルさんはお酒の調達へ、
私は、鍋材料の買い出しへ、、、、、、
誕生日祝いって言ってたよなぁ、、、
それなのになぜ私が買い出しして調理までするんじゃぁ?
ってな流れがあった。


御主人様に一番最初にワインを注いでいただく。
実はよく分からないのだけれど、
ウィ♪、なんてフランス語風にうなづいて、
寄せ鍋誕生日パーティーの始まりだ。
「わぁー魚介鍋かぁ。白ワイン正解でしたねぇ。
 これ、ピュリニー・モンラッシェなのよ。」
へぇーと言っては見るが、何のことやら、、高いの?
「ワインは値段で決めるもんじゃないけど、
 諭吉さんが飛んで行ったわ。」
じゃぁ、心して飲まないと、、、

鍋を囲んで会話が弾む。
とはいえ、やっぱり季節的には無理がある。
冷房をつけながらの鍋パーティーは、
やがて、鍋もワインもカラになった。

「御主人様、そろそろ、誕生日プレゼントにしましょうか。」
「おぉ、そうだな。お座敷遊びならぬリビング遊びだ。
 レイ、脱げ!!」
プレゼントをいただくのに、どうして脱ぐの?

手首と足首を麻縄で縛られ、床に転がされた。
「さぁ、レイさん、誕生日プレゼントは『おひらきさん』よ。
 私と御主人様がジャンケンをして、
 勝った方が鞭でレイさんを叩くの。
 叩かれたレイさんは少しだけ脚を開くのよ。分かった?」
足枷おひらきさんが、誕生日プレゼント、、
「おひらきさん、おひらきさん、ヨイヨイヨイ、」
私を無視して、おひらきさんが始まった。
鞭は最初、足の甲を打ち、次は脛を打ち、、、
そのたびに、私は少しだけ脚を広げていく、、、、
御主人様がジャンケンに勝っても、ハルさんが勝っても、
必ず鞭は飛んでくる。
ゲームに私の参加する余地はどこにもない。私は単なるマトだ。
「おひらきさん、おひらきさん、ヨイヨイヨイ、」
ハルさんの鞭が、ひかえめに太腿を打った。
次は、当然、、、、
そう思いながらも、私は少し股を広げた、、、、



叫びと嬌声と喝采と、、、
少しのオシッコ漏らしの誕生日プレゼント、、、でした。


 

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