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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

恭賀新春



    恭賀新春



     消費税軽減税率の財源確保で
     税と社会保障の一体改革は守られるのだろうか
     結局 弱者にしわ寄せがくるなんて事はないのだろうか

     近隣諸国との摩擦は解消されるのだろうか
     世界で頻発するテロも 解決の道はあるのだろうか
   
     国内はもちろん 世界中の異常気象は
     人間の責任なんだと気づいているのだろうか
     COP21パリ協定は口約束で終わる事はないのだろうか


     政治的 外交的駆け引きだけで
     全てが解決したようなふりをするのはやめて
     庶民を そして社会的弱者を大事にする社会
     故郷を追われる難民が一人も発生しない社会
     そんな地球人であってほしいと
     そう願う新年の私であります   


   
     私達にとっても
     皆様にとりましても
     今年も 素敵な一年になりますように


                            レイ ハル


 

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一月一日

実家から戻る列車の到着は、昼過ぎ。
ハルさんとは15分違いほどなので、
茶店で待ち合わせ、、って言っていたけど、
ハルさんは、改札口で私の到着を待っていた。
「一刻も早く御主人様にお会いしたくてさぁ。」
まぁ、その想いは私も同じだ。

マンションに着くと、もう御主人様は戻っておられて、
紗江さんからのお土産らしいおせちを肴に、
ビールを召し上がっておられた。
「あけましておめでとうございます。
 親孝行させていただきました。ありがとうございました。
 御主人様は、ゆっくりできましたか?」
「おぉ、年末は、上げ膳据え膳で、酒飲み放題。
 朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、、アァコリャコリャ、、
 まるで、オハラショウスケさん、だったよ。」
SMの血は騒がなかったんですね。
「騒ぐ暇がなかったなぁ。
 まぁ、男の義務だけは果たしてきたけどな。」
、、、、、
「正月早々、そんな目で睨むな。
 ♪ と~しのはじめの ためしとてぇ~ ♪ ってなもんさ。
 『ためし』の意味、知ってるか?」
漢字で書けば『例』ですよね。
いつものような慣習とか先例にに従って、って意味です。
「熟れた女二人に、男一人だ。
 世の中の慣習に従えば、やっぱり、ヤル、、だろ?
 ♪ と~しのはじめの ためしとてぇ~ ♪
 ただし、『例し』は一般社会の話さ。
 SM業界としては、やっぱり『試し』だろうな。
 よし、脱げ!!」


    

 ♪ 年の初めの 試しとて
   終わりなき鞭の めでたさを
   後手縄かけて 牝ごとに
   祝う今日こそ 楽しけれ~ ♪


一月一日から、しっかり『試し』ていただいた私達です。


             2016年1月1日の事でした。
 

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ヱビスビール

御主人様の例年の新年会は、
お得意様が喪中のため、今年は中止となったらしい。

今日一日、ゆっくり御調教いただける、、、なんて思っていたら、
テーブルにお歳暮でいただいたらしいヱビスビールを並べる御主人様。
こんな朝早くからビールなのかしら、、、

「なんだその目は、不満そうだな。
 心配するな、徹底的に調教してやる。
 ほら、お前達が応援する大学を決めろ!」
御主人様がテレビをつける、、、

あぁ、箱根駅伝かぁ、、、
テレビに映ったマークを見て、ハルさんがすかさず『W』って。
私は、、、なんとなく見た事のある『C』のマーク。
私は、、たぶんハルさんも、、今年の有力大学を知らない。

全裸、四つん這いで、ローテーブルの上の私達。
「よし、お前達は、今、選んだ大学をしっかり応援しろ。
 勝った方を使ってやる。
 5時間半もあるんだから、しっかり応援しろよ。」
この格好で、、、、5時間半も、、、、、、


号砲と共にレースが始まって初めて、
青山学院が連覇を狙っている事を知る、、、
それでも、『W』も『C』も先頭グループだ、、、
第2区への襷渡しで、『C』4位、『W』5位、、、
よしよし、そのまま行けぇ、、、私は密かにほくそ笑む。
「襷渡し完了だな。」
袈裟がけに、背中に鞭が飛ぶ、、、、
あぁ、、、斜めの襷って、意味なのかぁ?

控え選手なのだろうか、、、
『給水』というゼッケンの学生が並走して、
ペットボトルの水を渡すシーンが映った、、、、
「よし、お前達も給水だ。二匹で分け合って飲め!」
渡されたのは、ヱビスビールの500缶、、、、
ハルさんがグビグビって飲んで、残りを私に、、、、、

やがて、『C』も『W』も、画面から消えていく、、
「ほら、遅れているぞ、もっと頑張れ!!」
叱咤激励の鞭が、お尻に何度も打ち下ろされる、、、
選手の名前も知らないけれど、一生懸命応援する私、、、
第3区の受け渡しでも『C』は13位、『W』は14位、、、
うん、なんとかなるかなぁ、、、
順位の問題じゃなくて、とにかく『W』に勝てばいいんだから。
背中に襷渡しの鞭が飛ぶ。
そして、、、、給水シーン、、、、
又、ヱビスの500缶を、二人で飲み干す、、、、、
お腹が、、、股間が、、、、モゾモゾしだす。

叱咤激励のお尻の鞭、、、、
4区への受け渡しで、、、、『W』が11位、『C』は15位、、
逆転されてしまった、、、、
それに、、、、、もう、、、もう耐えられないかも、、、、

まるでそれを見計らったように、、、
股間に置かれた、、、、、ボウル、、、
襷渡しの背中の鞭で、、、ボウルに失禁の私。
もちろん、隣のハルさんからも、、お小水の音、、、

もう、もう、給水シーンは、映さないでぇ、、、
と思っても、例年より気温は高めらしい、、、
何度か続けざまに給水シーンが映されて、、、、、

5区への受け渡しで、完全に差をつけられてしまった。
『W』7位、、『C』16位、、、、、
叱咤激励の鞭は、私のお尻で鳴り止まない、、、、
この選手、、山登りは得意なのかなぁ、、、、?





結局のところ、、往路は『W』が5位、、『C』は16位、、、、

5時間半の勝負に勝利したハルさんが、
四つん這いでバックから使っていただいて、、、、

負けた私は、目を閉じて、その喘ぎを聞いている、、








飲み干したヱビスビールの缶を片づけながら気がついた。
へぇ、ヱビスって、サッポロビールの商品なんだ。
箱根駅伝のメインスポンサーは、サッポロビールだったよなぁ。



             2016年1月2日の事でした。
 

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箱根駅伝二日目、復路。
『W』と『C』の差は、6分40秒で、
距離にすれば、2キロ以上だ。

「箱根駅伝の中継車に乗っている運転手やカメラマン、
 アナウンサーや解説者は、紙おむつ着けてるの知ってるか?」
御主人様がそんな事をおっしゃった。
あらぁ、、、今日は、紙おむつの御調教なのかしら、、、

私の予想は、少しだけ違っていた、、、、
「6分以上も離されたら、レイに勝ち目はなさそうだな。
 ハル、お前が鞭を振るって、叱咤激励役をやれ。
 俺は給水係とションベン管理係だ。
 ただし、アクシデントで『W』の襷が繋がらなかったら、
 攻守交代だぞ。」

両手を縛った縄が天上のフックを通されて、
私は爪先立ちで、吊られてしまった。

6区、7区、8区と順位は上げるものの、
『W』と『C』の時間差は広がるばかりだ。
当然のように、ハルさんの叱咤激励の鞭がお尻に炸裂する。

吊られた私の腕とふくらはぎが痺れるようになってきた。
給水係の御主人様が縄を緩め、ペットボトルを渡してくれる。
その時だけ、かかとが床に着き、腕を下ろす事を許される。
しっかり水を飲んだ事を確かめると又、縄が吊り上げられる。

「手元の温度計では20度近い、、、」
そんな現場リポートがあるほど気温は高く、
選手たちが給水するシーンが何度も映される、、、
その度に、水を飲まされ、、、、、
姿勢が楽になるのは嬉しいのだけれど、、、、、
ついに我慢できなくなって、御主人様に訴える、、
申し訳ございません、漏れそうですぅ。
「よし、脚を開いて、オマンコを突き出せ!」
ションベン管理係の御主人様が紙おむつを股間にあてがう。
吊られた姿勢のままの立小便、、、、


第9区からアンカーへの襷の受け渡しがあぶない状況になってきた。
「ほら、もう少しだけ頑張って、しっかり襷を繋ぎなさい!」
ハルさんの鞭が、いっそう強く激しくなったけれど、、
ついに、繰り上げスタートとなってしまった。
そこからは、御主人様も鞭を握って、
もう叱咤激励ではなく、懲罰的、鞭の嵐となってしまった。

必死に走ったアンカーがゴールで崩れ落ちるように、
『C』のゴールと共に、縄を解かれて崩れ落ちた私、、、
結果は、総合で『W』が4位、『C』は、15位だった。


「おぉ、腹減ったなぁ。
 レイ、なんでもいいから、昼飯作ってくれ。」

キッチンカウンターに手を掛けて、
バックから使っていただいているハルさんの喘ぎ顔を、
遅い昼食を作りながら、眺めるだけの私、、、、、


やがて、、、ハルさんが、口枷のハンドタオルを吐き出して、
「御主人様、お許しください。イキますぅ、、、」
嬌声を上げながら崩れていった。

御主人様は、まだお元気だ、、、、

カウンターに吐き出されたハンドタオルを口に咥え、
キッチンのシンクに手を掛け、お尻を突き出し、
御主人様をお待ちしている私。

まるで、ハルさんの襷を引き継ぐかように、、、、、、、




             2016年1月3日の事でした。
 

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鏡開き

「おい、レイ。
 ブログの季節ネタ、提供してやろうか?」
はい、よろしくお願いたします。。
「よし、1月11日は、何の日か知ってるか?
「今年は、成人の日、ですね。」
ハルさんがお答えしたけれど、
「季節といえば季節だが、成人の日は第2月曜日だ。
 1月11日限定じゃないだろ?」
1月11日限定の季節の行事はぁ、、、
あぁ、、、鏡開き、、、ですか?
「おぉ、正解だ。『鏡開き』、やるぞ。」

お忙しい年末をお過ごしになって、
それから紗江さんの料亭に向かった御主人様のお宅には、
正月飾りなど何もない。もちろん、鏡餅も、、、、
御主人様の意図が分からず、流れが見えない私。

「はい、かしこまりました。」
すかさず返事するハルさんを、思わず見つめてしまった。
「バッカじゃない?
 御主人様が鏡開きをしたいっておっしゃってるのよ。
 そこに鏡餅が無かったら、牝奴隷は何をすればいいと思う?」

伏せ姿勢の私の上にのしかかったハルさん。
「御主人様、鏡開きの準備ができました。」
、、、そういう事らしい、、、、

「鏡餅を食うのはな、年神様のおすそ分けなんだから、
 刃物で切ってはダメだ。使うのは鞭と決まってるんだ。 
 しっかり歯を食いしばれ!!」

鋭い鞭音と共に、
ハルさんの筋肉の収縮を背中に感じる。
次の鞭音では、私のお尻がビクッと緊張する、、、
何度も何度もの鞭、、、それでも『鏡開き』は終わらない。

「『鏡開き』、又の名を『鏡割り』、、、
 ケツとオマンコが割れるまで、鞭打ちは続くぞ。」
そんなお言葉で、、、おずおずと脚を開く、、、、
「よっし、やっと割れてきたかぁ。」
鞭を放り投げた御主人様の指が股間で遊び、
鏡餅の割れ具合を確かめている、、、、、


「うん、そろそろ、食う事にするか。」
上の餅、下の餅、万遍なく召し上がって、
年神様のおすそ分けをいただいた、御主人様でした。



  

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小正月

「レイ、季節ネタ、もう一つ、提供してやる。
 小正月って何するか知ってるか?」
小豆粥を食べるって聞いたことがありますし、
お正月中忙しかった女の本当の正月っても聞いたことあります。
「どんと祭は小正月行事じゃなかったかなぁ、、」
「あぁ、左義長、だな。
 正月飾りを燃やすと年神様がその煙に乗って天上に帰るのさ。
 でもな、枕草子にさぁ、
 小正月に、隠し持った鞭で尻を打ちあう女房たち、、、、
 そんな段落があっただろ?」

いやぁ、、、知らん。
枕草子は、受験に関係ありそうなところしか読まなかったなぁ。
それに、、鞭で尻を打ちあう、なんて事、あったのかぁ?

「はい、かしこまりました。」
いつものように、いち早く行動したハルさん。
お道具箱から鞭を取り出し、
まるで、ミストレスのように、
上から目線で鞭を構える。
「ほら、レイ。小正月行事始めるわよ。
 早く鞭を取りなさい。」

ハルさんが私を「レイ」って呼び捨てにした段階で、
もう勝負は決まっていたようなものだ。



遅ればせながら鞭を取りだし、
先制攻撃的に鞭を振ってはみるけれど、それは力ない。
見下したようなハルさんの目が笑っている。
そして、振り下ろされた鞭の威力は、
倍返し、3倍返し、、、、
ハルさんは容赦しないし、
私が本気でハルさんを鞭打ちできない事も知っている。

キャーキャー言って、部屋中を逃げまわりながら、
枕草子にこんな事、書いてあるわけないよなぁ。
なんぞと考えている、、、、、

   鞭打ちて、逃げ惑う牝を更に追い詰め、
   又、鞭打つも、いとをかし、、

ってがぁ?





ちなみに小正月行事は枕草子第3段にありました。
当然ながら鞭のはずはなくて、

   、粥の木ひき隠して、ナンタラカンタラ、、

もともとは安産祈願の小正月行事だったらしいです。




ちょっと早めの小正月でした、、、、
 

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鏡餅

「来年の正月は、どこで迎えるのかなぁ。」
もう、来年のお正月のご計画ですか?
「鬼が笑うか?」
「いえ、私達、年末、実家に帰らせていただきましたから、
 今年、来年の年末年始は、ご一緒できると思います。
 御主人様のご希望で、いかようにも計画してください。」

「鏡開きで思ったんだがなぁ。
 鏡餅はどうして二段飾りなんだ?」
福が重なるように二段なんだと聞いたことがあります。
でも、竈に飾るのは三段もあるとか、、、、
「ふ~ん、、、
 年末は、紗江の床の間に牝鏡餅を飾る事にしようか、、」

   
     こんなイメージなのかしら、、、


年の初めに、年末年始の御調教が決まってしまった?

  

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北風に

駐車場に車を止めて、御主人様がおっしゃった。
「このビルにある中華料理店は結構うまいぞ。
 昼飯なら、五目中華焼きそばかチャーハンか、
 まぁ、ランチ定食がお勧めだな。」

冷たい北風がふいている。
さほど強くはない、なんて油断していたら、
ビル風なのだろうか、ビルの近くで急に風力が増したようだ。
ひるがえるようなスカートを、あわてて押さえる私達。

「暖冬、暖冬、、なんぞと言っていたが、寒いな。
 やっぱり、冬なんだな。
 いい季節になったなぁ。
 静電気で、スカートがまとわりついたり、
 北風でスカートが股間に張り付いたり、めくれたり、、、」



御主人様お勧めのチャーハンを私が注文、
ハルさんは五目中華焼きそば。
二人で交換し合って食べる作戦。
御主人様はランチ定食をお頼みになって、

「日本人はな、特に、牝奴隷はな、
 季節、季節での調教を大事にせねばいかんのだぞ。
 だからな、北風に抗ってはだめだ。
 帰りは、スカートを押さえるな。
 北風さんが、スカートの下を覗きたい、
 って、そう言ってるんだからな。」

北風さんの視線は、即ち、御主人様の視線なのだろう。




季節を大事にする牝奴隷としては、、、、

 北風に あらがふことを 敢てせじ 
                      富安 風生

当然、作者の想いとはまるで違っているに違いないけれど、
御主人様的解釈なら、たぶんこうだろうと、、、、、、
勝手なこじつけ、であります。



  

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寒ざらし

開店と同時にホームセンターに飛び込み、
マリンブーツのような、作業靴のような長靴を買う。
それから、、、、プラスチックのソリも。
食料やワインも買って、
かつて行った森林公園のコテージに向かう。
昨年秋に御主人様がおっしゃった寒ざらしの実践らしい。
そんなわけで、私達のベンチコートの下は、
ソックス、ももひき、フリーストレーナー、、、

この森林公園は久しぶり。3年前と6年前に来ている。
前回は、雨の中の牝犬調教、、
今、穿いているももひきは、6年前の御調教の時のものだ。、、

チェックイン前に、広場の坂でソリ遊びをする。
『寒ざらし』調教のために降ったとしか思えないような大量の雪。
半分凍えながらのソリ遊びではあったものの、
いざ始まると、高低差4~5メートルとはいえ、意外と面白い。
もちろん滑り終えると、ソリを引きずって、
坂の上まで登らなければいけないけれど、
寝そべって滑ったり、ボードみたいに立って滑ったり、
3人乗りで滑ったり、御主人様と向かい合って座って滑って、
「ソリ滑りファックゥ」なんて言ったり、、、、、
少しずつ体が火照ってきて、汗さえも出てくるようだ。

ハルさんと競争した時、
はるか彼方まで滑っていったハルさんの姿が、突然消えた。
驚いて、御主人様と駆け寄ると、
少しくぼんだ場所で、ハルさんが雪まみれになって笑っている。

「あぁ、ここはキャンファイヤーの場所だな。
 よし、ここにしよう、、、、」
そんな事をおっしゃいながら、辺りを見回して、
「脱げ!!」


一陣の風が、汗ばんだ体から、たちまち体温を奪い取りる。
思わず体を縮める私達に向かって、御主人様がおっしゃった。
「せっかくのキャンプファイヤーのサークルなんだから、
 薪でも焚いてやりたいところだが、そうもいかんな。
 寒ければ、二匹で抱き合って、暖をとれ。」

     
御主人様にとってはこんなイメージを欲していたのだろうけれど、
はたして私達、どの程度まで、ご要望にお応えできたのか、、、。




              2016年1月23日の事でした。
 

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習性

「人間の習性として、
 7時になったら、とか、8時になったら、、ってもんだろ?
 だから、7時半頃に行けば、、、」

7時半頃にお風呂に行けば、
7時にお風呂に入った人はもうあがり、
8時からの人はまだ来ない、という御主人様理論により、
管理棟にある大きな温泉浴場に向かう私達。
もちろん『寒ざらし』御調教が終了したわけではないので、
私達の服はベンチコートのみだ。

そのベンチコートも、コテージを出た途端に、
辺りを見渡した御主人様に奪われた。
コテージ群の中の道を、街灯の明りを避けるように歩く私達。
管理棟の温泉浴場まで、たかだか10分程ではあるけれど、
寒さ以上に、他人様の視線が恐ろしい。
薪ストーブの暖かそうな炎と、家族団欒が見えるコテージ、
しっかり閉じられたカーテンで中がうかがえないコテージ、
薄暗い間接照明だけのコテージでは、いったい何が進行中?
どのコテージの皆さんも、それぞれにお楽しみいただいて、、
外の雪の様子を見ようなんて、ベランダに出ないでくださいね。

そんな『寒ざらし』御調教も、
管理棟の明りが見えてきた所で終了、
ベンチコートを着せていただいた。


御主人様の人間の習性を突いた中途半端な時間差理論は大正解。
私達と入れ違いに三人の女性が出ていき、
誰もいない大きな女風呂温泉を二人占めした私達。
ちょっと熱めの湯船にゆっくりと浸かり、
外の露天風呂に移動して、ビアン的にキャッキャしていると、
塀の向こうの男湯から、大きな咳ばらいの声が聞こえる。
「ご、、御主人様?」
「おぉ、そっちはお前達だけか? こっちは俺だけだ。
 じゃぁ、濡れタオルでお互いのケツを5発ずつ打ち合え!」
お尻を突き出して、ハルさんの濡れタオル鞭をうけ、
次に私がハルさんを鞭打ちして、
その音を、御主人様にお聞かせする。
「うん、いい音だ。チンポコ勃起しそうだ。
 あっ、誰かが入ってきた。遠隔調教終了だ。
 よく温まれよ、帰りも寒ざらし調教だからな。」



御主人様の『人間の習性理論』によれば、
帰り道では、お風呂に向かう他人様と出くわす事になるよなぁ、
全員がコテージの内風呂を使うはずもないし、、、
まぁ、否はないのだろうから、、、、
あとは出たとこ勝負って事なのかぁ?
熱い湯船につかりながら、そんな事を考えている。
 



              2016年1月23日夜の事でした。
  

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おちぶれた

「俺も、おちぶれたもんだなぁ。」
先日のコテージ泊の帰りの車の中、
御主人様がそうおっしゃって、ため息をついた。

「どうされたんですか?」
「ん? あぁ、、
 かつては雪山や氷壁をやってた俺がだな、、
 エアコンのきいたコテージにぬくぬくと泊まって、
 キャピキャピ騒ぐ牝のケツを眺めていたんだぞ。」
キャピキャピだなんて、
私達『寒ざらし』御調教で、
他人様の視線の恐怖と羞恥心で、ドキドキしていたんですよ。
「御主人様の理想は、どんな御調教だったんですか?」

「まずは、当然、山で雪中キャンプだな。
 それから、牝に自分で雪穴を掘らせてそこに埋めるとか、
 スノーモービルで引きずり回すとか、
 樹に縛りつけて放置するとか、
 凍えた体を鞭打って、雪を鮮血で染めるとか、、、
 それが、本当の雪山の男、本当のサディストってもんだろ。
 やっぱり俺は、おちぶれちまったなぁ。」

「はい、かしこまりました。
 次回の『寒ざらし』御調教までに、
 私、アウトドア料理、勉強しておきます。」
どゆいみ?
「レイさんが雪に埋められたり、樹に縛られているあいだに、
 私、御主人様のご飯を作らなけりゃいけないのよ。」
おいおい、雪中調教は私だけなのかぁ?
「私だって裸よぉ。
 裸で御主人様のシュラフにもぐりこんで、
 温めてさしあげるって役割があるわ。」
私が雪の中から戻ってきたら、ハルさんが温めてくれるの?
「いやよぉ、体、冷えてるわけでしょ。
 テントの前で1000回くらい腿上げ足踏みして汗がでたら、
 抱いてあげるわ。」

いつの間にやら、雪中調教を了解している私です、、、



「ところでさ、スノーモービルって、特別な免許、必要なのか?」
おいおい、、、、どこまで本気なんだぁ、、、
大丈夫です、御主人様は、けっしておちぶれてなんかいません、
って言ったら、やめていただけるだろうか、、、、

 

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