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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

家呑み

「さぁ、生理もそれなりに落ち着いたし、
 充実した連休にするわよ。」
御主人様のマンションに伺う前から、リキの入るハルさん。
どんな連休になるのかは、皆目見当がつかないけれど、
少なくとも前半は、ハルさんメインの御調教にになるのかなぁ。
だって、28日はハルさんの誕生日だったから。



「ハルの誕生会? 去年は何やったかなぁ。」
「昨年はぁ、レイさんのお尻の蝋燭照明でステーキ。
 一昨年はぁ、お寿司屋さんでジェローム市場の話でした。
 その前年は、御主人様の体調が悪くて、、、、
 あぁそうだ、映画「私の奴隷になりなさい」の鑑賞会。
 その前の年はぁ、、、、
 『居酒屋賢兵衛』ごっこで、江戸料理もどき、
 レイさんの蝋燭照明でおトイレに行ったわ。」
よくまぁ覚えているもんだ。
「そりゃそうよ。
 御主人様に祝っていただく誕生日ですもの。」
「印象としては、蝋燭がらみが多いな。
 今年もそれで行くか。という事は、『家呑み』だな。
 ハルは、何が食いたい? 何が呑みたい?」
「先日、居酒屋で、ふくよかな辛口の純米酒呑んだんですけど、」
 ちょっと酒の肴の選び方間違えちゃって、
 あぁ、これは酸味のある料理だな、なんて思ったんです。
 ですから、そのお酒を調達してきて、
 レイさんには、酸味系の料理を作ってほしいです。
 もちろん、他のお洒落な肴も大歓迎よ。」

rousoku09.jpg
買い物から帰ると、
全裸にむかれたハルさんが、
後手縛りで蝋燭の御調教をいただいている。

私は、サワラの切り身に下味と片栗粉をまぶし、二度揚げ、
漬けだれに入れ、味をなじませ粗熱をとっている。
じっくり味がしみるほどの時間はなさそうだけれど、
まぁ、それなりに美味しそうなサワラの南蛮漬けの完成。
さぁ、次の料理にかかろうか、、、、、、
私なりにテキパキと料理を進めている。
ハルさんの奔放な叫びと喘ぎを聞きながら、、、、、



家呑みは楽しいけど、
料理中は、私はかまっていただけないのが寂しいなぁ、
まぁ、今日はハルさんの誕生会だから、仕方がないかぁ。



          2017年4月29日の事でした。
 

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誕生会の蝋燭

サワラの南蛮漬け、豚肉と大根の黒酢煮、
赤身マグロのづけ、ひじきとシイタケの白和え、、等々、
テーブルに並んだ料理を
「ほぉー、よくこんな短時間で作ったな。」
御主人様にお褒めいただいた。
うん、自分でも満足。
肉、野菜、魚、全てそろった和の肴だぞぉ。


でも私はその料理を見る事は出来ない。
テーブルの片隅に伏せし、お尻を持ち上げている。
「さぁ、乾杯の前に誕生会の儀式だ。」
部屋の明りを落し、蝋燭をハルさんに渡す御主人様。
「好きな穴に突っ込んで火を点けろ。」
「今日は特別に鼻の穴に突っ込むなんて趣向はどうかしら。」
そんな事を言いながら、
股間の二つの穴に蝋燭を行き来させるハルさん。
「ハルのいたぶり方はまるでサディストだし、
 羞恥と屈辱に濡れるレイのオマンコは牝奴隷の美学だ。」
「羞恥と屈辱の穴なら、やっぱりこっちよね。」
コンドームをかぶせたらしい蝋燭が、お尻を犯していく。
ジュボッ、そんな音と硫黄の香り、、
マッチを擦ったハルさんが蝋燭に点灯したらしい。
「わぁ、綺麗。儀式は赤い蝋燭にかぎりますねぇ。」



「ハル、誕生日おめでとう。」
ハルさんお勧めの日本酒で乾杯だ。
テーブルから下りる事をお許しいただいたけれど、
立ったまま前かがみで乾杯する私。
だって、まだお尻で蝋燭の炎が揺らいでいるから、、

おいおい、誕生会の蝋燭は、吹き消すもんだろうがぁ。
「吹き消すのはキャンドルよ。
 赤い蝋燭は燃え尽きるまで牝のお尻に刺しておくの。」

隣で、御主人様がサワラをほおばりながら、
ウンウンと頷いている、、、、、、



          2017年4月29日夜の事でした。
 

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渓流風呂

今年のGWは、紗江さんが役員の仕事で忙しく、
あの料亭で過ごすことはできない。
はてさて、連休後半はどんなことになる事やら、、


「薫風って何が薫ると思う?
「新緑の香りかしら、、、」
柔らかな土の匂いもしてくるみたい、、、
「よし、それを確かめに行こう。」
御主人様のご提案で、低山トレッキングという事になった、
と勝手に解釈していたら、
テントやシュラフを持ち出してきた御主人様。
「えっ、テントでお泊りなんですか?」
「おぉ、低山登山で泊まる奴はいないだろ。
 みんな日帰りか、近くの温泉に泊まるだろうな。
 だからこそいいんだ。しっかり調教できるってもんさ。」
でも、そんな所にキャンプ場なんてあるのかしら?
そんな疑問は不要だった。

登山と言いながら、やけにゆっくり出発する御主人様。
途中で食料やお酒を調達しながら、
車は渋滞を避けるように、郡部の山に向かっている。
陽もだいぶ西に傾きだした夕方、
渓流脇の草地の駐車場に車を乗り入れた。
「おぉ、予想どおりだな。誰もいない。」
そうおっしゃいながら、テントを張りだす御主人様。
看板の矢印が、○○山登山口を示している。
そう、この山の登山者は、ここに車を止めて登るらしい。
車がないという事は、もう皆さん下山したという事だろう。


「よし、脱げ!
 四つん這いでケツを突き出せ。」
テントを張り終えた御主人様は、いきなりSMモード。
夕日の草むらで全裸になりお尻を突き出すと、
長めのバラ鞭が、私達のお尻を蹂躙していく。
「ほら、もっと叫べ。大声を上げろ。
 せっかくの無人のアウトドア鞭なんだからな。」
喰いしばっていた口を解放して、大声を上げる私達。
まるで鞭のひと叩きひと叩きを楽しむように、、

そしてその叫びは、嬌声、喘ぎに変わる、、、
御主人様の怒張が私達の股間を犯しだしたから。




「ほら、いつまで恍惚してるんだ、起きろ。
 風呂に入るぞ。」
バスタオルを投げてくる御主人様。
どこにお風呂なんてあるの?
あった。
駐車場脇の渓流がお風呂、という事だった。
まだ明るいとはいえ、外気温も下がり出している。
ましてや雪解け水に違いない渓流の水温は、もっと低い。
私達が恐る恐る水に足をつけていると、
「ちゃんとケツまで浸ってオマンコ洗うんだ。
 なんだったら、そのままションベンしてもいいぞ。」

5月5日は暦の上では立夏だけれど、
まだまだ渓流風呂は、辛い、、、、、、、、
まぁ、ちゃんとお小水はしたけれど。



          2017年5月3日の事でした。
 

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水洗トイレ

ここでキャンプしたことが知られないように、
日の出前にはテントを撤収する。

胸には麻縄ブラ、
気を使っていただいたのだろう、下半身は綿ロープ股縄、
山シャツを着て、カーゴパンツ、それが私達の登山服だ。
「股縄でオマンコが擦り切れる前にはちゃんと申告しろ。
 まぁ、擦り切れるほどのきつい登りはないがな。」
それは嘘だ。
氷壁をやっていた御主人様と私達の登山経験の差は歴然。
低山登山とはいえ、私達は登り出した途端に息が切れる。
それに股縄のせいで、歩幅を大きくするわけにはいかない。
ゆっくりゆっくり、登っていく。
傍から見れば、山歩きを楽しんでいるかのように見えるだろう。
最初の急坂を終えて、山道はやっと緩やかになった。

「御主人様、擦り切れますぅ。」
ハルさんが喘ぐように言った。
「しょうがねぇなぁ。ここで一服するか。脱げ。」
ブタンガスでお湯を沸かし、コーヒーを飲む御主人様の前で、
服とズボンを脱ぐ私達。
股縄を解きながらおっしゃった。
「犬ションベンしていいぞ。」
四つん這いでしろ、ということだ。
私達が一番乗りだから、まだ他の登山者は来ていない。
それでも、登って来た道を気にしながら、
四つん這いで片脚を上げる。

「擦り切れたら使えなくなるからな。」
とはいえ、股縄をお許しいただいた訳ではない。
ショーツを穿いて、その上からしっかりとした股縄だ。
でも、痛みは感じないし、
山道もだらだらの登りで、快適になった。
息が切れる事もない。喘ぎのような溜め息は出るけれど。

新緑を愛でる。路傍の小さな花を楽しむ。木漏れ日も嬉しい。
それでも小股歩きなので、何組かの登山者に追い越された。


小高い丘の上、そんなイメージの山頂だったし、
そんなに眺望がよいわけではなかったけれど、それなりの達成感。
股縄で登山したぞぉ、、って達成感じゃないだろうけど。

頂上下の草地の木陰で、ゆっくりのんびり、ごろ寝。
そのうちに本当に眠くなってきた。
だって、昨晩は、ヘッドライト一つで、暗闇の中の御調教。
そして、今朝も超早起きだったから。


「ほら、起きろ。」
御主人様に胸と股間をゆすられて目が覚めた。
時間は午後3時を過ぎている。
「もう誰もいなくなった。皆、下山しちまった。
 俺達も下りるぞ。脱げ。」
ズボンを脱いで、山服を肩に羽織った格好で下山する。
まぁ、今ごろからこの山に登ってくる人はいないだろうけど、
ハラハラドキドキの下山であります。


駐車場にはもう車は一台も止まっていなかった。
「よし、お前達だけでテントを張っておけ。」
ふらっと木陰に消えた御主人様。
やがて、パンツ一丁で戻って来た。
「お前達はクソしたくはないんか?
 水洗便所でクソしてもいいぞ。」
こんな処に水洗トイレ?
全裸でバスタオルを渡され、渓流に下りていく。
「ほら、あの石とこの石に足をついて、川を跨ぐんだ。
 俺も今そこでクソした。
 しおわったら、水でケツ洗えば、最高の水洗便所だろ。」
ハルさんと交代で、大股開きの自然排便をご覧いただく。
その恥ずかしさを除けば、なかなか気持ちがいいぞぉ。

やがて、御主人様もパンツを脱いで、
渓流混浴風呂で汗を流した私達です。



まだ虫も蚊もいない時期だから、
誰もいない駐車場での全裸御調教は最高でした。
なんか排泄登山、って感じだったけれど。



          2017年5月4日の事でした。
 

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新緑の森

「ほら、先日の連休の登山の時、
 登山者がたくさんいる中で、牝犬になれ、って言われたでしょ。」
あぁ、そうだったね。
水筒のキャップをわざと転がして、
それを拾うかのように、四つん這いで2歩、3歩、、、
「だからね、、、」

   
        新緑の森と牝犬奴隷達

ハルさん予告シリーズ、『季節の中の牝奴隷 5月』
という事らしい。

うん、確かに私達のイメージはこんな感じだったよね。

時の流れは速いねぇ。
ハルさんが『冬枯れの森を歩く牝犬奴隷達』を描いたの1月だよ。
「でも、どんなに時間がたっても、
 御調教が色あせる事はないわ。
 いざとなったらこのブログを読み返せばいいんだから。」
あぁそうだねぇ、
ここに書けなかった、もっと恥ずかしい事や辛いことも、
文章の行間で思いだしちゃうもんね。


  

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掌編縄雨捕り物控 捕り物其の五

今日はちょっと寄り道。

「ねぇ、その後、シンジロウどうしてる?」
シンジロウ? 衆議院議員の小泉進次郎?
「ちゃうちゃう、江戸の同心、槙次郎よぉ。」
どうしてる? って言われても、、、、
「ちょっと見てきてよ。」
見てくる?
「ほらぁ、昔、レイさん江戸にタイムスリップしたじゃない。」

すっかり槙次郎ファンになってしまったらしいハルさん。
縄雨捕り物控のつづきか、居酒屋賢兵衛と絡めた新作を書けと、
やたらとせっついてくる。

ネタはいろいろ考えてるんだけど、
書き出すと短編長篇もどきになっちゃって、
なかなか掌編にまとめるのが難しいのよ。

まぁ、とりあえず、一話完結連作掌編風に綴ってみました。
ご納得いただけるかどうか、愚作四編ほどですが、ご笑納を。


************************

赤い房 槙次郎 

「旦那、お同心の手札を預かって、いかほどになりやす。」
「先日、内々で兄の三回忌の法要をしたんで、
 同心になって三年目、丸二年が過ぎた事になるなぁ。」
「それでは、そろそろ手柄をたてませんと、
 十手の赤い房が泣いておりますぜ。」
「茂蔵にそう言われては返す言葉もないが、
 腐れ同心といえども、庶民町民の役には立っておるぞ。」
「ですが、、、」
「分かっておる。
 茂蔵も、いつまでも赤房同心の岡っ引きでは世間体が悪かろう。
 紫房同心の岡っ引きは、羽振りがいいもんだからな。」
「いえ、そうは申しませんが、、、」
「ただな、俺の十手の房が紫になる時は、
 手柄を立てたっちゅうことだ。それも大手柄をな。
 大手柄っちゅう事は、血が流れ、人が死ぬ。
 そんな大立ち回りをするより、
 素手で小悪党を捕えてるほうが、楽っちゅうもんだろ。」
「出世欲のないお方だ。免許皆伝の刀が泣きますぜ。」
「おぉ、赤房十手も刀も、勝手に泣いておればよいわ。」



「お光、おめぇも俺の十手は紫房がいいんか。」
「組屋敷では羽振りが良くなるかもしれませんが、
 手柄をお立てになる時、槙様がお怪我されては大変ですし、
 それに、立てる手柄の無いほうが、天下泰平の証です。」
「おぉ、よくぞ申した。お光は赤が好きか。」



「槙様、何をしておいでです。殿方は厨房に入らぬものです。
 あたしがやります。」
「いんや、俺がやる。
 弁柄を煮立てておるのよ。」
「弁柄でなにを。」
「麻縄を赤く染める。
 先日、赤い麻縄で縛られたい、と申したではないか。」
「十手の赤い房の話だったのでは、、」
「房も縄も同じことだ。赤が好きだと申したろう。
 おぉ、煮立ってきたぞ、楽しみだな。
 赤い縄がお光の白い肌によく似合いそうだ。」



 ******** つづく ********


 

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掌編縄雨捕り物控 捕り物其の六

************************

辻斬り 槙次郎 


「槙様、刀の柄巻がほつれております。」
八丁堀宅に帰った槙次郎から二本ざしを受け取りながら、
お光がそう言った。
「おぉ、五間掘りの居酒屋で茂蔵と呑んだ帰りに、
 辻斬りにあってな。」
「辻斬り、、、ですか。お怪我は。」
「怪我と言えば、その柄巻だけだ。」
「伊崎神道流の達人と知っての狼藉でしょうか。」


三河松平屋敷近くの暗がりであった。
「酒井槙次郎殿とお見受けいたす。お手並み拝見。」
夜目に切っ先が光る。
体を捻り一撃をかわした槙次郎、
刺客の二の太刀が来る前に間合いを詰め、抜刀の構え。
「したり、、」
このまま刀を抜けば、確実に相手は死ぬ。
しかし槙次郎は抜かなかった。
間合いの狂った刺客の切っ先を刀の柄で跳ね返す。
刺客は、たたらを踏んで、そのまま走り去った。


「俺も少しは酔ってたんで、追う気にもならんかった。」
「物取り、、、、」
「俺の名を呼んだから、物取りではなかろう。」
「それでは、遺恨、、、。槙様、なにか思い当たる節は。」
「小悪党や木端には恨まれてるかもしれんが、
 武士に命を狙われる覚えはないな。
 もっとも、どこぞの女が武士を雇って恨み打ち、、
 そんな事もあるかもしれんがな。」
「おなごに恨まれるような覚えはあると、、、」
「そう怖い目でにらむな。冗談だ。
 どれ、柄巻を巻き直すとするか。」

ほつれた柄巻を同じ黒糸で補修する槙次郎。
「なかなかの手際ですねぇ、」
「わけも分からず褒めるな。俺は職人じゃねぇぞ。
 世間様に恥ずかしくないほどには直さんとな。
 やがては柄巻師に頼まんといけんがな、、、」
「茶をいれます。」
茶を運んできたお礼の腕をつかむ。
「脱げ。柄巻きしていたら、おめぇを縛りたくなった。」



逆手の伸腕後手縛りで身動きがとれず、
肩の痛みと戦うお光を背後から犯しながら、
「辻斬り禁止のお達しがあったのは遥か昔。
 その御法度を破ってまで、辻斬りする訳が分からん。
 それに、、、」 
槙次郎の思見は長くは続かない。


お光の淫らな喘ぎが、槙次郎の思考をさえぎり続けている、、、、




 ******** つづく ********


 

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掌編縄雨捕り物控 捕り物其の七


***********************

抜かずの刀 槙次郎


「槙様、あたくし、心配でたまりませぬ。
 その後、刺客に襲われるようなことは、、、」
「ないな、
 ないが、奇妙な噂が飛び交っているようだ。」
「どのような、、」
「名のある流派の剣術士に手傷を負わせたと、
 自分の剣の腕を誇り、仕官の道を得ようとする輩がおると。」
「あの辻斬りも、仕官を望んだ狼藉だったと、、」
「そんな処かもしれんな。」
「たとえ、槙様に手傷を負わせたとしても、
 仕官なんぞできますか。」
「今の世の中、浪人の肩身は狭い。
 手だれの武士とて、田舎大名のお相手がせいぜい。
 剣で生きようと思えば、町の剣術道場か、、、」
「剣では、まともには生きていけませぬか。」
「権現様の時代ならともかく、今、戦乱があると思うか。
 武芸よりは、算術、学問が仕官の早道であろうが。」

「それでは、槙様はなにゆえに剣を鍛えておいでですか。」
「お役目がら、刀が必要な事もあるかもしれんが、
 俺は刀を抜かぬために、剣術をしておる。
 剣を極めれば、敵の息づかいを知り、間合いを見切り、
 素手でも戦えると信じておる。」

「刀を抜くことはありませぬか。」
「いんや、抜くこともあるかもしれん。」
「同心として、、」
「違うな、
 お光を縛った縄が首に掛かり、死にそうになった時に、
 その縄を素早く切り落とし助けるためじゃ。」
「あまりにそれでは、名刀が泣きまする。」
「いんや、俺の刀は血が嫌いなのじゃ。
 敵の血より、おなごの股ぐらの汁を欲しているのよ。」



 ******** つづく ********

 

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掌編縄雨捕り物控 捕り物其の八

************************

商人 槙次郎 

「浪人とまでは言わんでも、
 兄上が生きておれば、俺とて、部屋住みの次男坊。
 兄嫁お光の尻の丸みを、密かに眺めていたかもしれんな。」
「あの方の死を貶めるような言い方は、およしください。」
「貶めるつもりはないが、これが人の世の廻りというもの。
 お光とて、廻り廻って俺の女中になり、
 廻り廻って己の性の癖に気づいたのであろう。」
「いいえ、槙様に無理やり手籠めにされ、
 無理やり縛られたのでございます。」
「おぉ、そうか。それではそういう事にしておこう。」
「槙様は、お同心にならなんだら、何をされておられました。」
「そよなぁ、兄上とお光に子でもできれば、
 たちまち俺は厄介叔父になっちまうからなぁ。
 いっそのこと、剣を捨て商人にでもなったかな。」
「それでは、伊崎神道流が泣きまする。」
「しょせん剣は武士のたしなみ。
 剣で飯は食えんと申したであろう。
 同心なんぞ、二本ざしで偉そうな顔をしているが、
 一生このままの同心暮らし。与力になる事もありえん。
 商人なら、好きな事ができるっちゅうもんであろう。」

「商人なら、どんな御商売を。」
「そうよのう、、、、何がよいと思う。」
「商いは、飽きない、でございます。
 お得意な事、お好きな事をなさるのが一番かと。」
「そうじゃの。では、、、、『麻縄屋』でもやるか。」
「麻縄屋、、」
「弁柄で染めた赤い麻縄を売るのよ。
 頼まれれば、縄で縛ってやるのも商売になるやもしれん。」
「誰がそんな事を頼みますやら。」
「いんや、お光のような被虐の性を持つおなごもおろう。
 おぉ、山城屋お吟も、縄に酔うおなごであったろうが。
 秘密厳守ということで、人妻縛り、、、
 なかなかいい商売だとは思わぬか。」
「思いませぬ。
 できうれば、あたくしだけを縛って欲しく思います。」
「なんだ、妬いておるのか。
 いたし方ない。商人はやめにしておく。
 その代わり、お光を徹底的に縛る事にするか。」


 ******** つづく ********

**************************

ハルさんの要望的あとがき

「うん、槙次郎の人となりは見えてきたなぁ。
 次は、茂蔵を集中的に書くとか、
 推理小説的に捕り物を展開させるとか、
 あぁ、お光がマゾに目覚めるまでの過去を書くのもいいね。
 さりげなく五間掘りの居酒屋で飲んだ帰りに刺客に襲われた、
 なんて居酒屋賢兵衛とのつながりもできたし、
 そろそろ、お礼、お春とからませてもいいし、、、
 なんか、もっともっとおもしろくなりそう、
 期待して待ってるわ。」


まぁ、私なりに楽しんで書いているから、
ご期待は嬉しい限りでありますし、
色々なアイディアも参考にさせていただきますけれど、、
一番の問題は、これがSM掌編だって事であります。
推理小説的捕り物も考えたのではありますが、
なかなかSMシーンを盛り込めずに、
今のところお蔵入りしているというのが本当のところで、
はてさて、今後どうなりますことやら、
書き手自身、何も見えずに、
登場人物が勝手に動き出すのを待っている今の私であります。


じゃぁ、又。          レイ

 

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ぐずぐず

御主人様のマンションのエントランスから、エレベーター、
エレベーターフロアーから御主人様のお部屋。
その間に、気持ちを牝奴隷モードに変換しているつもりでも、
玄関で、「脱げ!」と御命令されてると、
おずおずとしてしまって、すぐには脱衣できない。
いつもいつも、全裸をご覧いただいているはずなのに、
やっぱり恥ずかしい。
「ほら、ぐずぐずするな、早くしろ!」
そんなお叱りをいただく。


お部屋に入って、
「壁に手をついて、ケツを突き出せ。
 自分でケツを開いてみろ!」
そう指示されても、おずおずとしてしまって、
なかなか行動にうつせない。
やっぱりやっぱり恥ずかしい。
「ぐずぐずするな。遅い!」
バラ鞭や乗馬鞭がお尻に炸裂して、
そこで初めて羞恥心が砕ける。

鞭の痛みが牝奴隷モード変換の合図なのだろうか。
そこからはもう夢中になって、
御調教の内容も、ところどころ覚えていない。




夕食後のお酒の時、御主人様に謝った。
いつもいつもぐずぐずしていて申し訳ありません。
「いや、ハルもレイもそれでいい。
 牝の羞恥心を弄ぶのも、サドの悦びだ。
 いきなりカパッと大股開かれたら、こっちがしらける。」


女と牝のモード変換時期さえも楽しんでいただいてるのかぁ。
ぐずぐず、おずおずも、そう捨てたもんじゃないらしい。

 

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女と牝

「牝奴隷に、いちいち説明するのもおかしな話だけどな、」
お酒を召し上がりながらの、御主人様の話はつづく。
「女と牝のモード変換をしっかりしろと言っているのは、
 お前達自身を守るって意味合いがある。
 Jのような不幸にあわせたくはないからな。
 だから、女と牝のモード変換だけは忘れるな。」
あぁ、モード変換の大切さは、
牝奴隷にしていただく時に、きつく言い渡されたな。

「そしてもう一つ、、、
 サドとしての楽しみはな。
 女が牝に変わる瞬間を見る時だ。
 貞淑な人妻が、聖職にある女教師が、
 とあるきっかけで千々に乱れて、牝に堕ちていく、、、
 ってななもんだ。
 まぁ、陳腐なエロビデオ的表現だがな。」
「私達はモード変換で、堕ちていくんですか?」
「堕落ではないにしても、堕ちていく、って言った方が、
 お前達のオマンコがクシュッとなるだろ。」
まぁ、当たらずといえども遠からず、、、かなぁ。

「もう一人のハル、もう一人のレイ、
 もう一匹のハル、もう一匹のレイ、
 二人の女、二匹の牝。
 女の陰に隠れた牝を引きずりだしたぞ、
 そんなサドの支配欲を満たすのさ。」
「では、、私達の羞恥は、
 御主人様の御不満じゃないんですね。」
「だから言ったろ、羞恥心をいたぶるのも俺の楽しみだ。
 お前達が羞恥心を忘れたら、最悪だ。
 慣れは牝の破滅だと覚えておけ。」



今、こうして全裸で御主人様にお酌していても、
時に鋭い視線を浴びると、ドキッとしてしまうから、
羞恥心もなくしていないし、慣れもないようだ、、、
まぁ、よしよしこれでよし、という事かな?

 

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カクテル

「御主人様は、カクテルなんかお飲みになります?」
「接待の流れで女性社員が混ざってたりすると、
 まぁ、あのバーで飲むことはあるな。」
私が牝奴隷に憧れていたころ、連れて行っていただいた、
あの半地下のバーの店名をおっしゃった。
「私、先日同僚とカクテルを飲んで、とってもおいしかったんで、
 又、カクテル飲みたくなっちゃって、、、」
なんてことはない、連れて行ってくれと、せがんでいる。


あの半地下のバー、
間接照明と喧騒の中の静寂、、、、
雰囲気はなにも変わっていないような気がする。
今日は、バーテンダーさんがいるカウンターに座った。
「カクテルってお酒はないんだから、
 お酒とお酒とか、お酒とジュースを混ぜれば、
 なんでもカクテルなんですか?」
早くもハルさんとバーテンダーさんの話が始まる。
「まぁ、無理やり日本語にすれば混合酒ですから、
 広い意味ではチューハイもカクテルですね。
 でも、お酒やジュースの組み合わせを楽しんでいただく、
 それがカクテルだと思っております。
 その組み合わせを創造するのがバーテンダーの仕事です。」

軽くすっきりとしたジンフィズで乾杯した後、
やがて、本格的なカクテルに、という事になった。
何が本格的なのかは全然分からないけれど、、、、
「俺は、バーボンウィスキーベースのマンハッタン。」
カクテルの名前を知っているだけでもお洒落ぇ、、
私に、そんな知識はない。
飲みやすくてあまり強くないものを、、、って言ってみた。
「女性に人気のバレンシアにしましょうか。」
バーテンダーさんが決めてくれた。
ハルさんは、「爽やかで飲みやすくガツン!」って。
「ガツン、、、中甘辛口でよろしいでしょうか。
 ソルティードッグをお試しになられますか?
 喉ごしはいいですけど、ベースはウォッカですから、
 それなりに『ガツン』だと思います。」


赤、白、黄色、、3色のグラスが並んだ。
ハルさんが、口から迎えに行く。
おいおい、いくら塩がついてるからって、
塩を盛った枡酒じゃぁねえんだぞぉ、、、、
「このソルティドッグ、おいしいぃ、、」
うん、私のバレンシアはブランデーベースらしいけど、
飲みやすくておいしいし、アルコールも強くない。
「俺もそんなに詳しくないけど、
 同じ材料を使ってもバーテンダーによって、
 だいぶ味が変わるらしいぞ。
 お前達、そんなにカクテルが気に入ったんなら、
 明日、俺が本格的カクテル作ってやろうか。」
「本当ですか。ぜひお願いいたします。」

 

「後手縛りをベースにして、鞭と蝋燭にするか?
 もっと刺激と羞恥が欲しければ浣腸も加えてやる。」

そう来たかぁ、、
まぁ、素敵なカクテルに違いないだろうけど。

 

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もう献立で悩まない

私、今晩のおかず何にしようって、悩むことありますけど、
御主人様は、お一人の時、何を食べようかなんて、
悩むことありませんか?
「まぁ外食が多いから、食いたい物を食うけど、
 今週は肉が多かったから、野菜や魚にするかとかは思う。」
今晩の夕飯は何がよろしいですか?
「なんでもいい。任せる。」
それが一番困っちゃうんですよねぇ。
「そこをうまく考えたり工夫したりするのがキッチン奴隷だ。
 おなじレイという牝素材を使っても、
 全裸放置調教とか、緊縛調教とか、鞭打ちとか、
 蝋燭調教とか、排泄羞恥調教とか、いろいろできるだろ。
 同じ鞭打ちだって、乗馬鞭、バラ鞭、一本鞭があるし、
 緊縛の発展形として吊り調教もあるだろ。
 料理もそれとおんなじじゃないか?」

毎日の料理がSMなのかぁ、、なんて思いながら、
脇で緊縛放置されてるハルさんを横目に、
一人、夕飯の買い出しに出かける。

まぁ、御主人様の食生活を想像すれば、
肉系が多いだろうから、今晩は野菜がメインだな。
商店街の八百屋さんで一番最初に目に飛び込んできた野菜は、
インゲンだった。
まだ地物じゃないかもしれにけど、
旬の野菜だから、今晩はインゲン責めにしちゃおうか。
最初に思いついたのは、当然のようにゴマ和え、、
他にはぁ、、、、なんて考えているうち、
御主人様の言葉がよみがえった。
『おなじレイという牝素材を使っても、
 いろんな調教方法がある。』
うん、それでいこう。


夕飯は、インゲン料理がメインで並んだ。
ゴマ和え、インゲンと鰹節のマヨ和え、
茄子とインゲンの辛味噌炒め、
そしてインゲンの豚肉巻きだ。
私的には、熱湯責め、辛味責め、後手縛り火責め、、
そんな責めでインゲンを調教したつもりです。
「おぉ、いろんなバリエーションになったな。
 これで天婦羅でもあったら、コース料理かもな。」
あぁ、油責めは忘れてしまったなぁ。


普段、ご自分で料理なさらない御主人様だけど、
外食や御接待で、いろんな料理を召し上がっているからなぁ。
生、茹、炒、煮、揚、、、、、
自然と料理の基本が身についているのかな。
いやいや、違うな。
御調教の基本を料理に当てはめてるだけかもしれない。


 

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