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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

寿春


  


      昨年はお世話になりました
      本年もよろしくお願いいたします


      新春のご挨拶をさせていただくのも今年で10回目
      このブログもこの秋には新たな10年に突入です
      皆様のご支援 ひたすらの感謝感謝であります


      皆様にとりましても
      私達ににとっても
      今年も素敵な年でありますように


                            レイ ハル

 

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戌年

この年末年始も、紗江さんの料亭で過ごす事になった。
山を越えて吹きつけたらしい雪が、料亭の周りに積もっている。
今年は、綺麗に床の間が飾られていた。
昨年はあそこで、重ね餅、並べ餅だったなぁ、、、

彩さんが運んできた渋茶をすすりながら、
「おぉ、来年は戌年かぁ。」
と、御主人様。
床の間の掛け軸は、浮世絵風美人に子犬がじゃれている。
「えぇ、骨董的価値は分かりませんけど、それなりでしょ?」
「おぉ、客に見せる掛け軸としたら、充分だ。」
「賢治さんなら、主にじゃれる牝犬奴隷の画、
 そんなのがお好みでしょうけどね。」
「江戸の浮世絵師だって、そんな構想を練った奴もいただろうが、
 そんな掛軸があっても俺は買わん。」
「実践主義だから?」
御主人様と紗江さんが目をあわせて、ニヤッと笑った。
渋茶一杯を飲み終る前に、年末年始の御調教が決まったらしい。

「じゃぁ、まず何から?」
「当然、俺と紗江に、牝犬奴隷の年末の挨拶だろう。
 今年もお世話になり、ありがとうございました。ってな。」

全裸に首輪、四つん這いで額を畳に押し付ける。
「今年も御調教ありがとうございました。」
「よし、次!」
次?、、次って、何をどうしたらいいの?
「まだ挨拶は半分しかしてないぞ。
 ケツを向けてアナルとオマンコを晒して初めて、
 心底からの挨拶ってもんだろう。」
御主人様と紗江様にお尻を向ける。

   

「賢治さんは、アナルとオマンコを晒して、っておっしゃったのよ。」
 もっと脚を開きなさい。」
この格好はそれだけでもとても恥ずかしい。
でもお二人は、牝犬御調教をお望みだ。
この一年の牝としての成長をお見せしなければ、、、、

隣でハルさんが脚を開く。私も負けじとそれに倣う。
彩さんは、なかなか脚を開く気配がない、、、
「ほら、アヤ、何をそんなにグズグズしてるの。
 しっかり挨拶ポーズをしなさい!」

紗江様の投げたおしぼりタオルが、
彩さんのお尻に当たって、ボタッと床に落ちた。



     2017年12月29日 年末年始御調教の初日です
 

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ドッグレース

「まったくアヤは愚図なんだからぁ。」
朝食の時、自分が飼う奴隷の不甲斐なさを嘆く紗江様。
「まぁそう言うな。
 アヤは羞恥心の塊りみたいな牝だからな。
 あの躊躇もなかなかそそるもんがあるぞ。
 レイだって似たようなもんさ。
 真っ先に行動するハルがいるから、それに引きずられて、って
 そんな面が多いにあるんだ。」
「そうかぁ、アヤには見習う牝も、競う牝もいないからね。
 もっと競争させて、牝奴隷を思い知らせてやろうかしら。」
「競争には、精神的なものと肉体的なものがあるが、
 とりあえずは、肉体的牝犬競争をさせてみるか?」
「ドッグレースですか? どこで? 」
「そこの芝生の広場に決まってるだろ。」
「でも、雪が積もってて、私、寒いの苦手です。」
「いや、たかだか、さらっと積もった程度の雪だろう。
 俺達は東屋でストーブ。牝達が、雪野原を駆け回る。
 ♪ 犬は喜び庭かけまわり~♪ さ。」


雪の上に競馬場のような楕円を描いた御主人様、
東屋前がスタート、ゴールだ。
「よーし、ドッグレース3回勝負だ。
 一度も勝てなかった牝は、雪の中に磔の刑だ。」

全裸で震えが止まらない中、私は密かに作戦を考えている。
かつて山小屋コテージでハルさんとドッグレースしたよなぁ。
あの時は、ハルさんのショルダーチャージに負けた。
まぁ、四つ足競争なら、彩さんには負けないだろうから、
とりあえずの競争相手はハルさんだろう。

「ヨーイ、、、、、ドン!」

   

出遅れた彩さん。やはり私とハルさんの勝負になった。
インコースで有利な私に、外側から来たハルさんが体を寄せる。
来るぞ、、、そう思って、立ち止まるようにして、
ショルダーチャージを避けると、ハルさんは無様に転がった。
結局第1レースは私が1位、彩さん、ハルさんの順だった。
第2レースはインコースのハルさんがぶっちぎりの1位だ。
さて最後の第3レース。
ハルさんが私の目を見る。私も、うんと頷く。
インコースで有利なはずの彩さんがちょっと遅れている。
私とハルさんが並んだ。
ハルさんが又、ショルダーチャージを仕掛けてくる。
私はまともにそれを受けて雪に転がる。
ハルさんも勢い余って、といった風に一緒に転がる。
その間に彩さんが余裕の第1位となった。

「なんだぁ、三匹とも1回ずつ1位をとっちまったか。
 磔の刑はボツかぁ。残念。」
タオルで体を拭き、ストーブを抱くように暖を取る牝犬三匹。
「多頭のダメなところはな、
 牝達が共謀したら、主もかなわないって事さ。」
「いえいえ、レイとハルの優しさですよ。
 アヤは助けていただいたのよ。わかる?」
「おい、風呂わいてるか?
 牝達が凍死でもしたら遊べなくなるからな。」


三匹で抱き合うようにしてお風呂に入った。
「勝ちを譲ってくれてありがとうございます。」
彩さんが、いつまでも涙を流していた、、、、、


          2017年12月30日 午前の事でした。
 

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罪と罰

お風呂からあがると、紗江様が憮然とした顔でにらんでいる。
「そこに正座しなさい。
 あなた達、自分の間違いに気づかない?」
何かまずい事をしてしまっただろうか、、、、、
「いくらお風呂を許されたとしてもよ、
 賢治さんと私もあなた達と同じ場所にいたのよ。」
「申し訳ございませんでした。」
ハルさんが真っ先に伏せて、謝る。
「当然、御主人様や紗江様に先に入っていただくべきところ、
 自分達の事しか考えない行動、お許しください。」

三匹の牝犬奴隷は、
お風呂でゆったり暖まる御主人様と紗江様にお供し、
体を洗ってさしあげる。
もちろん、湯船には入れず、洗い場に正座している、、

「ドッグレースの八百長の罪、一番風呂独占の罪、、、
 当然、罪には罰が必要だよな。」
昼食後、何の前触れもなくそうおっしゃった御主人様。
「あの雪のコースを3周くらいさせるか?」
「罰を確認するのに外に出るのは寒いわ。
 そっちの座敷を、30周で許してあげましょうよ。」
座敷は30畳ほどの広さがある。
そこを30周と雪コースを3周、、、、さて、どちらかしら。
「よし、紗江の温情だぞ。座敷を四つん這いで50周に決定。」
いや、紗江様は30周っておっしゃったはず、、、、
「ただし、ションベンは外で片脚上げでだぞ。」

競争ではないので、今度は三匹まとまって座敷を周回する。
時々先頭を代りながら、一匹が先を歩き、
残り二匹がそのお尻を舐めるように後ろに続く。

   

四つん這い歩きもそろそろ半分くらい過ぎたころ、
腕も背中も腰も痛くなってきた。
それに、室内とはいえ、この広い座敷はやっぱり寒い。
先頭を交代する時、ハルさんにそっと尋ねる。
「今、何周目?」
「25までは数えてたけど、、、」
慌てて彩さんに問うてみると、
「えっ、私、数えてないわ。」
紗江さんの叱責が飛ぶ。
「ほら、お尻が下がってきたわよ。
 頭も下げない。しっかり前の牝の股間を見つめて歩く。
 御主人様は真の牝犬の姿をご希望なのよ。
 その屈辱を悦びに変えて、オマンコ濡らしなさい。
 まだ、20周しかしてないのよ。」
それは嘘だ、とは言えない。

21周目、、と改めて数えだした私です、、、、、、


          2017年12月30日 午後の事でした。

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元朝参り

大晦日は大忙しだった。
牝犬奴隷が三匹並んで、四つん這いの雑巾掛け。
おせちもどきのお料理作り。
その合間を見るようにして、
三匹を代わる代わるドギーポーズで犯していただく。

それでも一つだけ、
牝犬調教にありそうな、床での犬喰いはなかった。
紗江様、彩さんの料理人としてのプライドが、
それを許さなかったのだろう。
食事は必ず二人と三匹がしっかりテーブルについて、
御調教なしの楽しい会話で過ごした。
やがて、除夜の鐘がなりだし、静かに年が変わっていく。


元日は早くに目が覚めた。
早くに、と思ったのに、
紗江様と彩さんはもう、調理場に立っていた。
「レイが楽しみにしているお雑煮よ。
 元朝参りから帰ったら、みんなでいただきましょう。」
今年も丸餅白味噌の京風お雑煮が食べられる事に感謝だ。

元朝参りに出かける時、御主人様がおっしゃった。
「今年は戌年だから、犬を連れて参拝する人も多いだろうな。
 戌年だからこそ、全裸の牝犬奴隷を連れて行っても、
 神様は許してくれると思わないか?」
ハルさんがすかさず答える。
「はい、きっと許してくださいます。
 全裸牝犬奴隷を三匹連れて元朝参りなんて、
 御主人様、鼻高々ですね。」
「おい紗江、この辺に、誰も参拝に行かない神社ってないか?」
「誰も参拝しなかったら、神社って言いませんよ。」
その言葉が〆となって、全裸参拝はボツになったけれど、
道々、落した物を拾う仕種で四つん這い牝犬奴隷を演出した私達。

   

御主人様も、牝犬奴隷を連れての元朝参り気分だったろうし、
神様だって「元日早々アホがいる、」って微笑んだに違いない。

今年は、神殿で御祈祷までしていただいて、厳かな元朝参り。
申し訳なかったのですが私達、
御祈祷の際も寒さを理由にコートは脱ぎませんでした。
コートの下は、他人様に見られては困る格好でしたので、、、
神様、ごめんなさい。失礼いたしました、、、


             2018年1月1日の事でした。

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競争と観察

「あれほど不遜で高慢だったアヤも、
 最近は従業員ともうまくやれるようになったし、
 他人の意見も尊重できるようになってきて、
 人間的には成長してきたみたいで、
 料理の腕も、あれからさらに上がってきてはいるんだけど、
 牝奴隷としては、まだまだ不満があるのよ。」
「こうして見てると、なかなか従順な気がするがな。」
「飲食業、接待業の基本は、客に喜びと満足を提供する事よ。
 牝奴隷を通してそれを学ばせたいんだから、
 従順は必要だけど、それだけでは意味がないと思うの。
 レイとハルはどうぉ?」
「日頃は一緒に住んでそれなりに仲良くしてるが、
 調教の時は、競い合って、牝として自分を高めようとしてるな。
 かつてのレイのブログにぽろっと書いてあったが、
 主に、もっと気に入られるという事は、
 相手を貶める事ではなく自分を高める必要があるんだ、、、、
 そう気づいた時から、成長したんだと思うぞ。
 自由奔放と小心繊細という性格の違いはあるが、
 自分が待機してる時は、相手の所作、動作、叫び、喘ぎまで、
 観察して、自分なら、って考えてるみたいだ。
 まぁ、嫉妬心や敵対心を乗り越えてきた二匹だからな、
 多頭飼いが、いい方向に作用してるんじゃないか。」
「あぁ、確かに、理想的な多頭飼いになって来てるわね。」
「実際には、まだまだ不満はあるがな。」
「どんな?」
「それを気づかせるために、これからも調教を続けるのさ。」
「じゃぁ、アヤに、客の満足と競り合いと観察、
 もっと学ばせてくれない?」



玩具の骨を御主人様は遠くに放り投げる。
それを牝犬奴隷達は必死に追いかけ、咥えて戻ってくる。
どの牝がどれだけ多く骨を御主人様に運べるか、
そんな競技が始まった。

    

フライング、オフサイド、、、
そんなイメージだったとしても、最初に飛び出すのはハルさんだ。
私だって負けられない。
何度も何度も繰り返されて、
ハルさんが19勝、私が10勝、彩さんはまだ一度も勝てない。
「アヤ、どうせ私は勝てない、なんて思ってるだろ。
 客が求めているのは、お前の必死さと、
 骨を咥え拾う時のお前の卑猥な格好だ。
 客を喜ばせる事だけを考えて、必死になってみろ。」
御主人様が投げた骨は、彩さん側の部屋の角に飛んだ。
先を争ったのはやっぱり私とハルさん。
でも今回はハルさんの反則技的ショルダーチャージ。
まぁ、私もその意図を理解していて、一緒に転がった。
30回の競り合いで、彩さんがとりあえずの1勝。
それなりの卑猥ポーズで骨を咥える事もできたし、、、、、
      





「よし、最多勝利のハルを使う。2位のレイも使う事にする。
 1勝しかできなかったアヤは、正座して見学。」
ドギースタイルでひたすら犯され、喘ぎ、嬌声の私の痴態を、
彩さんにじっくり見られるのはひどく恥ずかしいけれど、
やがてその視線も意識できなくなって、崩れ落ちる私。
ぼんやりした意識の耳に、ハルさんの嬌声が流れてくる、、、


ひたすら牝犬奴隷御調教の年末年始でありました。


             2018年1月2日の痴態でした。
 

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初縄

「初めてかもしれんなぁ。」
「何がですか?」
「ん? あぁ、正月に紗江の料亭で牝を一度も縛らなかった。
 せっかく梁や柱があるのにな。」
「牝犬御調教とお決めになったのは、御主人様ですよ。」
「まぁ、四つん這い牝のケツばかり眺めるってもの、
 あれはあれで、羞恥責めの趣があったがな。
 よし、書道に『書初め』茶道に『初釜』があるんだから、
 緊縛道には『初縄』ってもんだな。」


後手高手小手縛りの『初縄』が牝の体を廻る。
並べて正座させた牝の『初縄』を、
満足そうに眺める眺める御主人様。
絞りだされた牝の乳房が震えているのは、
初縄の悦びだろうか、次の展開への恐怖だろうか、、
「よし、新年の挨拶!」
「今年も厳しい御調教、よろしくお願いいたします。」
下げた頭を足で踏みつけ、
「床を舐めてケツを持ち上げろ。」
体を二つ折りにするような苦しい姿勢で、額を床につけ、
お尻を上げる二匹の牝、、、


「『初縄』があれば、当然次は『初鞭』だよな。
 何発、打って欲しい?」
はい、ご、御主人様のお気がすむまで何発でも。
「よし、よく言った。今年は2018年、だな。」
「はい、、、、2018回、いただきます、、、、」
赤く腫れるどころか、血だらけの自分のお尻を妄想、、、
いきなりのバラ鞭がいい音をたててお尻を切り裂く。
「い、、いっかい、、、」
お尻を、太腿を、腕を、背中をバラ鞭が蹂躙していく。
その度に叫びを上げながら、回数を数える牝達、、、

ハルさんが30を数え、私が30を数えた時、
息の荒くなった御主人様が鞭を放り投げ、ボソッと、

「今年は平成30年だ。」


 

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赤身

「忘年会も、新年会も、なんか鍋ばかりだったなぁ。
 うまい寿司が食いたくなった。
 晩飯は寿司にするぞ。」
例の馴染みのお寿司屋さんに電話する御主人様。
「けっこう混んでるみたいだな。座敷は予約でいっぱいだ。
 成人の日がらみで、家族での予約が多いそうだ。」
あぁ、明日は成人の日かぁ、、、

どんなに混雑していても、御主人様は御贔屓様だ。
カウンターの隅に、3席ちゃんと確保してあった。
「今日は大間の本マグロ、入荷してますよ。」
板前さんが、クロマグロを薦める。
「まさか、築地の初競りの400キロ、3600万円じゃないよな。」
「残念ながら100キロ程度の大きさですけど、最高級です。」
「ん~ん、じゃぁ、大トロ、中トロ、赤身のにぎりと、
 刺身盛り合わせ適当に。」

寿司下駄に載せられたにぎり寿司。
当然のように大トロに手が伸びる私達。
御主人様が最初に召しあがったのは赤身。
赤身、中トロ、赤身、大トロ、赤身と召し上がる。
お酒も、お刺身も、にぎりも最高においしかった。

帰り道、お尋ねしてみた。
御主人様、マグロ寿司を食べる順番って決まってるんですか?
なぜ赤身から召し上がったんですか?
「まぁ、しょせん素人だが、
 赤身が一番マグロの旨さが分かる気がしてな。
 もちろん大トロも旨いとは思うが、すぐ飽きちまう。
 大トロ1貫、中トロ2貫、赤身3貫って位がいいな。
 牝を縛った途端に、オマンコがトロトロだったら、
 興醒めしちまうだろ。
 羞恥と痛みに耐えて、やがて融けていくオマンコがいいな。
 まだ固い赤身オマンコを味わってから、
 中トロ、大トロオマンコと楽しんで、
 〆は赤身のアナルかな。」


マグロ寿司を食べるのも、牝を犯すのも、
何事にも、それなりの決まりとお好みがあるらしい、、、

 

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黒板

ねぇ、『季節の中の牝奴隷シリーズ』、終わっちゃったの?
「おぉぅ、いいねぇ。
 なんだかんだ文句つけながら待っててくれてるんだぁ。」
うん、まぁそれぞれに衝撃と笑いがあっておもしろかったよ。
「高評価ありがとさん。
 でもなぁ、季節限定って、けっこうむずかしいのよ。
 それにね、その『衝撃と笑い』が私自身の手枷、足枷。
 どうしても、見た人のウケや笑いを求めちゃって、
 さりげないけど、渋い佳作ってのを発表しづらくてさ。」
そんな事言わずに、ぜひその渋い佳作をみせてよ。
「隠すようなもんじゃないし、私なりには好きなんだけど、
 衝撃と笑いは無し、物語も無し、って感じだよ、、」

   

               黒板アート

わー、後手縛りの黒板アートかぁ、素敵じゃん。
うん、物語なんか、いくらでも出てくるわよぉ。

  街のアンティークショップで思わず買ってしまった小さな黒板。
  ちょっとしたメモ書きに使っていたのかしら。
  あぁ、家族への伝言板として使ったのかもしれないなぁ。
  「夕方までには戻ります」、、なんてね。
  いやいや、牝奴隷の御主人様宛ての伝言板だったに違いないわ。
  「御主人様、又、後手縛りの御調教、お願いいたします。」

ってなもんよ。
「おぉ、レイさん、なかなかいいねぇ。
 この古い黒板もしっかり蘇ったって感じだね。
 よっしゃ、この生理期間中はお呼び出しもないだろうから、
 まとめて私の作品発表会にしようか。
 今、描きかけがたくさんあるのよ。」


生理にぶつかり、御調教がないだろう期間のブログネタを、
ハルさんが勝手に決めてしまった。

  

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組曲

「♪ パァンパァンパァン パラパァンパラパァン
   パァンパァンパァ~パンパァァ~ン ♪ 」
握った拳を口にあてて、
トランペットを吹くようにしてのハルさん登場だ。
なにその曲? 『展覧会の絵』?
「そう、ムソルグスキー作曲 組曲『展覧会の絵』よ。
 組曲って分かる?」
ん~ん、音楽で説明すんのは難しいけど、、、
例えば組み写真なんかだと分かりやすいかなぁ、、
一枚一枚が写真として成り立っているのはもちろん、
全体を見ると、写真家の主題や思想がより明確になっていく、、
って感じかなぁ。たぶん組曲もそうでしょ?
「さすがレイさん、
 表現も例えも、分かりやすいわ。
 やっぱり私が書くより、レイさんに頼んだほうがいいな。」
私は何を頼まれるのよ。
「だから、『展覧会の絵』よぉ。」
ハルさんがパソコンを開く。
わぁー、凄いぃ、、何これ。
「だから、『展覧会の絵』!!
 先日、約束したでしょ。」
あぁ、これを、ブログに掲載しろって言うのね。
「そう、そしてコメントをレイさんに頼むって事よ。」
でもこんなにたくさんは、掲載できないわ。
「そうかぁ、『展覧会の絵』だからたくさんアップしたいけどなぁ。」
かといって、縮小し過ぎたら迫力無くなるよね。
「まぁ、しょうがない。厳選して4,5枚ってとこかな。」
それに、展覧会なんだから、額も付けたら?
「おぉ、それナイスだね。」

そんなこんなで、明日『展覧会の絵』開催であります。

 

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展覧会の絵

そんなこんなで(昨日の記事参照)、
ハルさんの作品発表会。『展覧会の絵』であります。
タイトル、寸評は私が担当しております。


デッサン

   

    習作デッサン的でありながら、
    その緻密で柔らかい鉛筆運びが、女の羞恥を醸し出す。
    杭に縛られた女は、このまま放置されるのか、それとも、、、、
    そんな物語が生まれてきそうな繊細さが秀逸だ。



想い出

   

    淡いパステルカラーが、女に生まれ変わる少女を演出して、
    つぶやきにも似た青い吐息も聞こえてきそうだ。
    作者の初緊縛は女子高時代だったと聞いた。
    もしかしたらこの女は、作者自身なのかもしれない。
    そんな思い入れさえ感じさせる洒落た逸品。



色紙

   

    さしだされたファンの色紙に、
    サインペンで一気に書き上げたような、白と黒の大胆さ。
    それでいながら、
    辛い姿勢を支える脚とつま先の震えまで感じさせている。



存在感

   

    白い乳房を鷲づかみするような菱縄。
    その縄目一つ一つまで描きこまれていて、
    「主役は女じゃなく俺だ。」と縄が主張している。
    縄が解かれたとしても、
    女の肌に残る縄痕が、縄の存在を語り続けるような、
    そんな緻密さと迫力の作品に、思わず見惚れてしまう。



PR 画集『縄酔いの時』 ハル作

   

    たとえ緊縛したのが男であったとしても、
    ハルの画からは、性や卑猥さは感じられない。
    そこにあるのは、ひたすら縄に酔う女達の『緊縛美』
    そんな思にかられるのは、私だけだろうか。

    全国有名書店にて、絶賛発売中。
    尚、銀座ギャラリー『縛』にて、原画展も開催予定!!




、、、、ってがぁ 

まぁっ、アホといえばアホじゃなぁ。



 ps.
 阪神淡路大震災から23年目の朝、  黙祷、、、

  

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おふくろの味

お味噌汁をすすりながら御主人様がおっしゃった。
「お前達にとっての『おふくろの味』ってなんだ?」

「そうですねぇ、、、
 いろいろあるけど、パッと思いつくのは炊き込みご飯かなぁ。
 季節ごとに、必ず登場してましたねぇ。
 タケノコ、アサリ、ソラマメ、鮭、キノコ、牡蠣、、、
 旬を大切にしなさい、、って。」
「説得力のあるいいおふくろさんだなぁ。レイは?」
私は、、、自分でいろいろ料理するようになって、
これだけはまだ敵わないなぁというのがあります。
お魚の煮付け、カレイとか金目鯛だとか、、、です。
あれが『おふくろの味」なんでしょうか。
「あぁ、煮物、煮付けは、年季が必要なのかもな。」

御主人様は?
って言ってしまってから、あれっ、まずい質問だったかしら?
なんて思ったけれど、気になさる様子も見せず、
「まぁ、俺の場合は早くにおふくろを亡くしたからな、
 味がどうのって記憶は薄いなぁ。
 あの当時は、味より量だったからな。
 ただ、一つだけ、味噌汁がうまかったなぁって記憶はある。
 クラブで汗かいて、塩分を欲してただけかもしれんがな。」
そんな事ないですよ。
お味噌汁が御主人様の『おふくろの味』ですよ。
家庭で作るお味噌汁って、味噌も違えば、具材も違うし、
その味噌の入れ加減だけで、味が全然違ったりしますからね。
「おぉ、それは俺も経験済みだ。
 先日な、レイが作るこの味噌汁を食いたくなってな、
 豆腐とネギの味噌汁を自分で作ってみたんだよ。
 ところがさぁ、なかなかこの味にならなくてなぁ。
 なにが違うんだろ。お前と同じ味噌を使ったはずだがな。
 お前、隠し味でマン汁でも入れているのか?」

言っていただければ、いつでもお味噌汁つくりに来ますよぉ。
隠し味は『愛』なんです。
マン汁は、、、、秘密兵器として検討してみます、、、、


でも、私の味噌汁が『おふくろの味』になったらヤバイなぁ。
だって近親相姦になっちゃうよね。
アホ!!

 

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後学のために

「他人様にスカートの下を覗かれたと仮定してだな、、、」
ムムム、、、いきなり、、なんの話じゃぁ、、、?
「ノーパンとパンツ股縄、、どっちが恥ずかしい?」
「二者択一ですかぁ?」
「あぁ、ノーパン股縄ってのは無しだ。」
でも、御主人様、どうしてそんなご質問なさるんですか?

今晩は珍しく焼酎をお呑みの御主人様。
鹿児島イモ焼酎を口から迎えにいきながら、、、
「ん? あぁ、後学のために、、な、、、」
後学のため、、、?
御主人様の意味深なお言葉、、、

 matanawa135.jpg
  ショーツ股縄ならしっかり咥えこんでれば、
  股縄は目立たないかもしれないけれど、
  そのぶん、きつい股縄になってるだろうなぁ。
  それに、他人様に覗かれるって事は、街中かぁ。
  ミニスカート股縄でエスカレーター。
  御主人様が私の足もとに車のキーを落とす。
  「レイ、膝を曲げずに拾え。」って。
  後ろの他人様にスカートの下を覗かれても、
  しっかり縄を咥えていれば、、、、

はい、恥ずかしさからいえばノーパンですけど、
できれば、ショーツ股縄の御調教でお願いします。
妄想の果ての私の返事。

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インフルエンザ

「インフルエンザ、流行拡大なんてニュースでやってたねぇ。」
うん、A型、B型、H1N1型、いろいろあるみたいだね。
 
「レイさんは大丈夫?」
さぁ、潜伏期で症状がないだけかもしんないけど、
今のところはなんともないから、大丈夫なんじゃない。
「重要な打ち合わせがあるから、
 私、今、風邪ひくわけにはいかないんだ。
 ちょっと寒いね、、」
まぁ、大寒波襲来中だからね。


でもさぁ、
ハルさん、言ってる事と行動がまるで矛盾してるぞぉ。
裸で私の布団にもぐりこんできた人が言う言葉じゃないと思う。

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絵物語

「ねぇ、『寄り道』掌編、できてる?」
ん~ん、江戸物も現代物も、中途半端で、まとまらないわ。
「じゃぁ、寄り道提案、アイディアがあるんだ。
 先日の展覧会の絵、私、すごく気に入っちゃって、
 コメントも、それなりに好評だったじゃない。
 あのパターンで、物語を書くっていうのはどうぉ?
 そんなリクエストもあったでしょ?」
なになに、ハルさんの画像で私に物語を書けって?
「そう、SMに酔う女の絵物語。
 そうだなぁ、レイさんもそれなりの年齢になったんだから、、
 うん、『人妻レイの物語』よ。」
人妻が他人様に調教されるって、なんか陳腐だね。
「陳腐でいいのよ。
 設定が陳腐でも、物語はしっぽりしていて、
 読者はいつの間にか引き込まれていくのよぉ。」

又、ハルさんにブログネタを決められてしまった。
まぁ、そんなこんなで、今日はちょっと寄り道。
お暇なら御一読を。
しっぽりとしていて、思わず引き込まれる、、
そんな事は無いだろうけど。


************************
人妻レイの物語



まどろみ

 菱縄姿で目覚めた至福の朝を、
 誰にも邪魔されたくはない。
 昨夜の自分の痴態を想いながら、
 まだ残る火照りと共に
 けだるい躰で寝返りをうつ。

 そこにある厚い胸板が、
 夫でないことは、
 この菱縄と私だけの秘密だ。

 貞淑な妻であることを誓った男、
 その貞淑さを縄で踏みにじる男、
 貞淑な私は男をあなたと呼び、
 不貞な私は男を御主人様と呼ぶ。






記念樹

 大きく開かれたカーテン。
 窓の外から覗き見る気配を感じる。
 硬くとがった乳首の先を
 柔らかく湿った股縄の奥を、
 崩れかけた理性と戦う淡い吐息を、
 思わず発した屈服の喘ぎを、

 牝が歌をさえずる事はない。
 咆哮にも似た叫びが似合うのか、
 歯軋りにも似た堅忍が似合うのか、
 お尻を左右に撫でるバラ鞭は
 牝の遠吠えを待っているのか


 夫と植えた結婚記念樹が、
 呆れ顔で私の痴態を覗いている。
 どうかお願いだから、
 いつまでも寡黙でいておくれ。





奈落へ

 数千回の躊躇の後で、
 踏み出した最初の一歩。
 戸惑い、悩み、道を失う。
 明りを背に私を手招きする男。
 ただひたすらにその道を歩む。

 あれはいつだっただろう。
 夫が触れた事もない別の穴。
 そこ違いますの訴えは、
 いともたやすく無視された。
 羞恥と屈辱を
 吐息と共に吐き出したあの日。


 苦痛を噛みしめながら、
 過ごしてきた日々。
 辿り着いた奈落の底、
 夫婦間の隙間風。
 ふと気づいた己の性癖。
 奈落に堕ちる、
 そんな言葉でさえ、
 今では股間を刺激する、





ずるい女

 縛めを解かれた縄束の、
 かすかな馬油の香りに抱かれる、
 そんな無防備な恍惚。
 逢瀬を御調教と呼び出したのは、
 いつの日からだったろう。
 奈落の底の安寧と、
 地上の安定を行き来しながら、
 ある男をあなたと呼び、
 ある男を御主人様と呼ぶ。
 そんな私は、ずるい女。

 縄の悦びを知らずに過した事が不幸なのか、
 縄の悦びを知ってしまった事が不幸なのか、
 とりあえず私は今、奈落の底の花園で、
 全てをゆだねた快楽に遊んでいる。

 私はレイ。
 御主人様は私を『人妻レイ』と呼ぶ。


    ******** 完 ********

************************
ちょっとだけのあとがき

「うん、いいねぇ。さすがレイさん、素敵な起承転結。
 普通のビデオなんかじゃ興味本位の男性目線だけど、
 牝人妻からの視線にしたおかげで、
 陳腐な人妻物語ではなくなってるとこがいいんだなぁ。
 なんか本当に人妻レイが語っているみたいだわ。」
べた褒め的ハルさんの感想だけど、
ハルさんの画像があって初めてこの絵物語は成り立っている。
じつを言えば、あの恍惚画像を見つけた時にこの物語ができた。
世間に背を向けていても、なんとか幸せになって欲しい、、
って感じで綴ってみたんだよ。

企画としてはおもしろかったね。疲れたけど。
構想、推敲、、けっこう時間がかかった。
推敲してこんなもん? っていうご感想もあるでしょうが、
まぁ、そこはそれ、、、、、


じゃぁ、又。      レイ、ハル

 

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