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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

二者択二

「今晩、外食しない? おごってあげるわ。
 いいお店があるの。」
なになにお給料前なのに、、、又、原稿料?
「うん、ちょっとね。前回とは違う業界紙だけどね。」
この前の原稿料でおごってもらった時は、
なんかSMビアンだったけど、、、、、
「じゃぁ、やめる?」
いえぇ、ご馳走になるわ、、たとえ何があっても、、、、

そんなこんなで、夕方に待ち合わせをした。
なんてったって年度末、
私は最後の足掻きにも似た土曜出勤だから。


高級じゃないけれど、ちょっとお洒落なイタリアン。
パスタもサーモンソテーもアンティパストもおいしい。
「ねぇ、気づいた?」
ワインをゆっくり飲みながらハルさんが言った。
気づく? 、、、なにを?
「このお店の造りよぉ。
 ここ、まえに先輩とランチを食べた事があるんだけど、
 昨日の御主人様の『物件』見た時に、似てるって思ったのよ。」
確かに、、テーブルがあるから気づかなかったけど、、、
まったく同じじゃないにしても、似てるわねぇ、、。
「ほら、もっとワイン飲んで。
 おごってもらったお礼をしたい気分でしょ?」
なに? ビアンで返せって?
「それでもいいけど、、、、」
私の手を握るハルさん、、、
「それはそれとしてさぁ、妄想広がるでしょ?」
妄想って何よぉ。
「昨日の『牝奴隷屋敷』でもいいし、
 今ここでのイメージ妄想でもいいわ。聞かせてよ。」
イタリアンのお礼が妄想話って事なの?
「分かってるじゃん。今日一日、妄想してたんでしょ?」
あのさぁ、今日私、土曜出勤、わかる? お仕事してたのよ。
妄想のために会社に行ったんじゃないわ。
「ふ~ん、じゃぁ、食事のお礼は体で払うんだぁ。」
ないなに? 二者択一なのかぁ?
「そんな事は言ってないわ。もちろん二者択二でもOKよ。」


 
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  フロアー係

   深く考えたわけではない。
   『フロアー係募集』に、なにげなく応募しただけだ。
   それがなんと、競争率30倍との事で驚いた。
   面接、身体検査、血液検査、、、、
   フロアー係って、こんなに凄い職業なの?

   最終的に私を含め5人の女性が残った。
   「これからあなたたちの事は番号で呼びます。」
   私につけられた番号はゼロ。
私はゼロ。フロアー係だ、、、、
   翌日から、フロアー係の研修が始まった。
   寝そべる私の手足に縄が結ばれ、四方に引かれる、、、
   フロアーに大の字になり、お客様に全裸を晒す、、
   「お客様に踏みつられても悪戯されても、犯されても、
    声はもちろん、動いてもいけません。
    あなた達は、フロアーマットなんですから。」
   これがフロアー係の仕事らしい。

   私はフロアー係ゼロ。レイと呼ばれることもある、、、

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「即興プチ妄想にしては、おもしろいぃ、
 フロアー係のミスリードとゼロのオチが最高だわ。
 お望みどおり、食事はおごってあげるし、
 お望みどおり、ビアンフロアー係にもしてあげる。
 よっしゃ、急いで家に帰ろ。ゼロさん♪ 」


私に、二者択一はないらしい。


           2014年3月22日の事でした。
 

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