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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

チャーハン

「今日は、餃子食いすぎて、飯を食わなかったなぁ。
 よし、残った飯で、明日は『チャーハン対決』にしよう。」
昨晩、そうおっしゃいながら、
御主人様が電気釜の保温を切った。
冷やご飯で、チャーハン、、って事なのだろう。

明け方、熟睡中の私をハルさんが揺り起こし、声をひそめて、
「ねぇ、『チャーハン対決』って、私も作るの?」
対決だから、、そうでしょ。
「私、チャーハンなんて作れないわよ。」
いい考えがあるわ。
今からこっそりとコンビニに行って、冷凍チャーハンを買うのよ。
「それでごまかすことができるかなぁ?」
まさかね。調理もきっとご覧になると思うから。
「なんか、格好のつくチャーハンの作り方教えてよ。
 順位は最下位でもいいからさぁ。」

じつは、私には秘密のレシピがあった。
先日、車で移動中にラジオで聞いた『カリカリチャーハン』。
後日、ホームページでしっかりチェックして、
ハルさんが、遅くなるから晩御飯は不要、と言った晩に、
秘密で自分用に試してみたことがあった。
しゃぁねぇなぁ、、、、、、
でも、このレシピをハルさんに教えたら、私はどうするの? 

冷やご飯に溶き卵と塩を混ぜて、冷蔵庫で寝かせる、、
早起きして、ご飯の下処理だけは、してあげた。
あとは、現場でのハルさんの熱意と努力とセンス、、かな?




『チャーハン対決』が始まった。
彩さんは、さすがにプロだ。
中華鍋のあおり方ひとつとっても見とれるほどだ。
そして、卵もご飯も、鍋と一緒に楽しげに踊っている、、、

隣のハルさんは、いかにも無骨だ。
私の走り書きした調理法を見ながら、、、
それでも必死に中華鍋を振っている、、、

私は、、、ハルさんに秘密レシピを提供してしまったので、
まぁ、反則技で凌ごうとしている、、、、、、、


当然『対決』なので審査員は必要なわけで、
当然、その審査員は御主人様しかおられないわけで、、、

盛り付けや香りを確かめながら、
御主人様が最初に手を伸ばしたのは、
もちろん彩さんのチャーハンだった。
「うん、うまい。さすが金をとるだけの味だ。」
「ありがとうございます。
 家庭用のガスで火力が弱いので、
 今一つかなとは思いましたけれど、お褒めいただき光栄です。」

次に手を伸ばしたのは、私の皿。
「レイは、勝負を逃げたのか?」
いえ、、こんな、、こんなバリエーションもありかと、、、、
「まぁ、苦肉の策なのかな。いろいろお前も苦労するなぁ。」
私のは、冷やご飯で作る簡単エビピラフ。
まぁ、洋風チャーハンという事で、、、、
本当は生米から作りたかったのだけれど、、、、

私とハルさんがじっと見つめる中、ハルさんの皿に、、、
「見た目は、、、ひどいな。
 味は、、、、それなりに、、うまい。
 うん、カリカリチャーハン、、、うまいなぁ、、、
 ハルも、やればできるじゃないか、、、」


審査員様の評価が始まった。
「ハルのチャーハンは、
 新婚主婦が旦那のために必死で調理する健気さを感じる。
 レイのチャーハンは、
 ベテラン主婦の一ひねりを感じるし、
 隣の新婚主婦を気遣う優しさを感じる。」
まぁ、私がハルさんに教えたことは、お見通しらしい。
「アヤのチャーハンはプロの味だ。見た目も味も一番だ。
 だが、同じ金を払うなら、もっとうまいチャーハンがあるかも、
 そう思わせる味だな。」
反論するかのように息を吸い込んだ彩さんの顔の前に、
御主人様が、大きく掌を広げた。

「何も言わんで、ハルのチャーハンを食ってみろ。
 どうだ? お前のチャーハンとは比較にもならんが、
 なぜか、素人ながらにジワッとうまさを感じると思わないか?
 人それぞれの意見もあるだろうが、調教も同じようなものだ。
 もっと言えば、人生もそうかもしれない。
 必死で頑張る事は、けっして恥ずかしい事じゃぁない。
 カッコワルイと嘲る奴がいたとしても、
 ちゃんと見ている、見極めている人間もいる。
 その瞬間に必死で没頭できる牝は美しいぞ。
 一つだけ言えば、必死とはな、、、、無条件の信頼だ。」
必死にがんばったハルさんが、誇らしげに胸を張る、、、
「ただし、『チャーハン対決』の結果としては、
 第一位はアヤ、第二位はレイ、必死さは認めるとしても、
 レイにおんぶに抱っこだったハルは、当然最下位。」



先ほどから風雨が強くなってきたような気がする。
「台風が近づいてきたんだな。
 この風の音、雨の音なら、隣に迷惑はかけないな。
 よし、心を解放して、叫べ!! 悶えろ!!」
のけ反った肢体から、自然に漏れる叫びと嬌声、、、、、
天上フックからの縄が、私達につま先立ちを強要して、
袈裟がけの鞭が、肢体ののけ反りを強要し、
次の鞭が、叫びと嬌声を引き出そうとしている、、、、、


私はその瞬間をしっかり受け止めているだろうか。
御主人様の鞭に、必死になって応えているだろうか、、、、


不気味な台風直撃の前兆の中、奔放な叫びは止まらない、、、、





             2014年10月13日の事でした。
 

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コメント


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もしかしたら、

御主人様は、凄い事をおっしゃっているのかもしれない。
そんな感想。
 

みこ | URL | 2014年10月17日(Fri)17:29 [EDIT]

みこさん、お久しぶりです

はい、おっしゃるとおり、本質的な、凄いお話なのでしょう。
しっかり噛みしめております。
後日、まとめて私の想いをご報告出来たらと思っております。

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2014年10月17日(Fri)20:32 [EDIT]

チャーハンって奥が深くて実は難しいみたいですね。私は素人の中の素人なので、その難しささえわからないんです。

私は中華風チャーハンではなく、ソース味で大きな鉄板で焼きながら食べる「焼き飯」が好きなんです。
あまりにも自己流で、ご主人様がご覧になったら呆れるかも知れませんが・・・

弟へのおもてなしは、チャーハンではなく、イタリアンでした。

佐知子 | URL | 2014年10月19日(Sun)13:42 [EDIT]

佐知子さん、ありがとうございます

佐知子さんのシチュなら、やっぱりイタリアンが正解でしょうね。
でも、ワインで酔っ払った弟さんが、、、なんて展開じゃないですよね?

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2014年10月19日(Sun)20:47 [EDIT]