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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

掌編人形屋秘譚 其の五


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時の鐘 お勝

人形職人の定吉は、不機嫌であった。
「お勝、お輝。お前達のせいで、俺まで御叱りを受けたぞ。」
「申し訳ありませんでした、、、、、
 あたしのせいで定吉さんにまでご迷惑をかけて、、、、
 一生懸命働きますので、何でもお申し付けください。」
お勝が床に額をこすりつける。慌ててお輝もそれに倣う、、、
「番頭さんに叱られたのはな、、、
 お針子を甘やかすな、早くに仕事仕舞いするくらいなら、
 特別注文をしっかりこなせ、だとさ。」
「特別注文? じゃぁ、、
 定吉さんが、生き人形職人、、、、」
「いんや、俺は源三とは違う。
 俺は、女の魂を人形に沿わせたいと思っとる。
 女を人形にしたいとは思わん。
 人形を女するには、、、、、」
定吉が生き人形作りではないと、安心しながらも、
特別注文の細かい処までは分からないお勝とお輝、、、、
「どんなに似せて作っても、女と人形は違う、、
 着崩した襦袢を纏わせても、所詮それは人形。
 麻縄で乳房を絞り出した形にしても、やはり人形に過ぎない。
 女の息吹きを人形に注ぎ込みたい、
 卑猥な肢体の人形だからこそ、
 そこに女の羞恥と吐息を感じる、そんな人形を作りたい。」
売り飛ばされる事だけはなさそうだと安堵するお輝の隣で、
お勝は、身を乗り出すようにして定吉の話に聞き入っている。
「お勝、お前、なんでもすると詫びたな。
 お前、俺の人形の雛型になれ。
 お前の羞恥と吐息を俺の人形に吹き込む。」


朝から昼過ぎまでは、今までと変わりなく表店の仕事をこなす。
昼八つ、本所横川の鐘が鳴り出すと、定吉は道具箱を脇にやり、
麻縄を取り出し、襦袢姿のお勝に縄をかけていく。
それから、お勝を立たせたり座らせたり、膝を崩させたり、、、
「お輝、お勝の右乳をさらけ出せ、」
「お輝、お勝の乳をしゃぶり、乳首を硬くしろ、」
「お輝、膝をもう少し開かせろ。
 お勝の核をしゃぶり、いい声で鳴かせてみろ。」、、、
そうしながら、定吉自身の心像を模索し続けている。
お輝は、命じられるままにお勝の羞恥と吐息を引き出す、、
定吉は、筆を走らせ半紙に下絵を描いている、、
描いては破り、描いては破り、、、
お勝を縛りなおしては又、描き、、、、、、
そんな日々がしばらく続いた、、、、、

緊縛活人形の雛型に、、、、
八寸ほどの檜の材にお勝の緊縛絵が描かれている。
「お輝、この寸法で襦袢を縫え。
 俺は本腰を入れて、緊縛活人形作りを始める。」
「定吉さん、襦袢、一生懸命縫わせていただきます。
 お人形の羞恥と吐息、、お待ちしております。」
定吉が目を上げる。
そこには檜材の下絵と同じ緊縛お勝が、羞恥と吐息を吐いている。

昼八つ、本所横川の鐘が三つの捨て鐘を鳴らしだすと、
お勝は、いそいそと帯を解き始める、、
お勝さん、変わったなぁ、、、お輝はそう思う。
定吉に緊縛されると、もううっとりとした瞳になるし、
半開きの口からは艶っぽい吐息と涎まで流している、、、、
惚れたのかな、、
定吉に惚れたのか、縄に惚れたのか、その両方になのか、、

大小そして様々な形の鑿を駆使して、緊縛人形を彫る定吉。
時々、緊縛お勝を見上げ、又、緊縛人形に目を落とす。
奇異な形にゆがんだ乳房も股間も、
鑢をかけ鮫皮で磨いて、襦袢を着せて縄をかけると、、、、
七寸五分の檜材に緊縛お勝が活人形になって息づいている。
「定吉さん、綺麗です。
 お勝さんの羞恥と吐息が聞こえてくるようです。」
「おぉ、いい出来だ。
 お勝、雛型役ご苦労だった。」

緊縛の縄を解くのももどかしげに、
お勝の股間に怒張を突き立てる定吉、、、

それはまるで、緊縛活人形を犯しながら、
最後の仕上げの、精を注ぎ込んでいるかのようであった。


 ******** つづく ******** 
 

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