FC2ブログ

御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

シミ

Jさんのお墓参りの後、途中で鰹を一本調達して、
和子さんの居酒屋に向かった。

和子さんが、いそいそと居酒屋の入り口の鍵を開ける。
「おぉ、久しぶりだなぁ、二年ぶりくらいか。
 でも、何も変わっていないなぁ、、、」
「あたりまえですよ。
 こんな場末の居酒屋、そうそう変わるわけがありません。
 まぁ、変わっているとしたら、カレンダーくらいかしら。」

手際よくお肴を作る和子さん。そして生ビールで乾杯です。
「あぁ、でもねぇ、
 変わったといえば、ここもね、国際居酒屋になったのよ。」
「なに、外国人が通う居酒屋って事か?」
「えぇ、外国人労働者って人ばかりじゃなくてさ、
 先日なんて、ネクタイした外国人も来たわよ。」
「わぁー凄い。ミシュランの秘密調査員だったりして。」
「まぁ、それはないでしょうけど、、、、
 そうそう、ハルさんは英語堪能よね。
 ルコメン、、、って何? シミ、、、って?」
「ルコメン?、、、あぁ、recommend、かしら。
 お勧めを聞いたんだと思うわ。
 シミ、、、分からない、、、何かしら、、、」

和子さんが帳場で、カツオを捌き始める。
私もカウンターの中でお手伝い。
「さぁ、カツオ料理のリクエストくださいな。」
途端にハルさんが大声で叫んだ。
「マダァム、プリーズ、シミ!!
 和子さん、シミ、分かりました。
 たぶん、お刺身ですよぉ。
 サシミのシにアクセントをつけると、
 ほら、シミ、、って聞こえるでしょ。」

サシィミもタタァキもステェィキもスリナガァシもおいしかった。


カウンターの隅のJさんの写真の前にも、
もちろん、サシィミが置かれています、、、、、


            2016年6月11日の事でした
 

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する