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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

ドッグレース

「まったくアヤは愚図なんだからぁ。」
朝食の時、自分が飼う奴隷の不甲斐なさを嘆く紗江様。
「まぁそう言うな。
 アヤは羞恥心の塊りみたいな牝だからな。
 あの躊躇もなかなかそそるもんがあるぞ。
 レイだって似たようなもんさ。
 真っ先に行動するハルがいるから、それに引きずられて、って
 そんな面が多いにあるんだ。」
「そうかぁ、アヤには見習う牝も、競う牝もいないからね。
 もっと競争させて、牝奴隷を思い知らせてやろうかしら。」
「競争には、精神的なものと肉体的なものがあるが、
 とりあえずは、肉体的牝犬競争をさせてみるか?」
「ドッグレースですか? どこで? 」
「そこの芝生の広場に決まってるだろ。」
「でも、雪が積もってて、私、寒いの苦手です。」
「いや、たかだか、さらっと積もった程度の雪だろう。
 俺達は東屋でストーブ。牝達が、雪野原を駆け回る。
 ♪ 犬は喜び庭かけまわり~♪ さ。」


雪の上に競馬場のような楕円を描いた御主人様、
東屋前がスタート、ゴールだ。
「よーし、ドッグレース3回勝負だ。
 一度も勝てなかった牝は、雪の中に磔の刑だ。」

全裸で震えが止まらない中、私は密かに作戦を考えている。
かつて山小屋コテージでハルさんとドッグレースしたよなぁ。
あの時は、ハルさんのショルダーチャージに負けた。
まぁ、四つ足競争なら、彩さんには負けないだろうから、
とりあえずの競争相手はハルさんだろう。

「ヨーイ、、、、、ドン!」

   

出遅れた彩さん。やはり私とハルさんの勝負になった。
インコースで有利な私に、外側から来たハルさんが体を寄せる。
来るぞ、、、そう思って、立ち止まるようにして、
ショルダーチャージを避けると、ハルさんは無様に転がった。
結局第1レースは私が1位、彩さん、ハルさんの順だった。
第2レースはインコースのハルさんがぶっちぎりの1位だ。
さて最後の第3レース。
ハルさんが私の目を見る。私も、うんと頷く。
インコースで有利なはずの彩さんがちょっと遅れている。
私とハルさんが並んだ。
ハルさんが又、ショルダーチャージを仕掛けてくる。
私はまともにそれを受けて雪に転がる。
ハルさんも勢い余って、といった風に一緒に転がる。
その間に彩さんが余裕の第1位となった。

「なんだぁ、三匹とも1回ずつ1位をとっちまったか。
 磔の刑はボツかぁ。残念。」
タオルで体を拭き、ストーブを抱くように暖を取る牝犬三匹。
「多頭のダメなところはな、
 牝達が共謀したら、主もかなわないって事さ。」
「いえいえ、レイとハルの優しさですよ。
 アヤは助けていただいたのよ。わかる?」
「おい、風呂わいてるか?
 牝達が凍死でもしたら遊べなくなるからな。」


三匹で抱き合うようにしてお風呂に入った。
「勝ちを譲ってくれてありがとうございます。」
彩さんが、いつまでも涙を流していた、、、、、


          2017年12月30日 午前の事でした。
 

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