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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

前夜祭

「今日は早く帰ってこられるから、前夜祭にいくぞ。
 ハル、レイ。準備しておけ。」

もう午前中から、二人でソワソワ。
ちょっと怪しげな天気だけど、雨降らないでね。

午後3時頃には、浴衣の着付けが終わってしまって、
御主人様のお帰りを待っている。

午後4時、願いがかなったのか、早いお帰り。
「立ち寄り先から、直帰にしちゃったよ。」

ハルさんは張り切って、お着替えを手伝う。
御主人様の浴衣姿、とっても素敵。

そのままタクシーで街まで繰り出した。

当然だけど街はすっかり七夕飾。
花火見物の座席確保なのかなぁ、
同じ方向に人が動いて行く。

「予約の桟敷席もあるみたいだけど、
 これだけ人がいると息苦しいよな。
 お前達、絶対、花火見たいか?」

御主人様は、混雑が嫌い。
浴衣を着て、御主人様とご一緒できるだけで嬉しい。
それに、履き下ろしたばかりの下駄の鼻緒が痛い。
遠くまでは歩けないかも、、。

「俺の隠れ家で、一杯やって、
 花火の音を聞いて、帰りにチラッて花火を見る。
 そんなんでどう?」

お任せします。御主人様。


御主人様の隠れ家は、大通りから、一本裏に入ったお店。

お店の女将さんが、ちょっとびっくりした顔をして、、、、。

「あーら、賢治さん、ほんとお久しぶり。
 今日は、別嬪さん連れですか。
 お店まだだけど、奥の座敷へどうぞ。」

何も注文しないうちに、生ビールと、お新香、焼き魚。

ハルさんと二人で、お料理運びを手伝った。
「すみませんねぇ。まだ開店前で、アルバイト来なくて。」

午後6時を過ぎても、板前さんと女将さんだけ。
「アルバイトの娘、遅れるって。困ったわ。
 これから忙しいのに。」

いつの間にか、ハルさんと二人、店員さんになった。
お客さんの注文を聞いたり、お酒や肴を運んだり。


「おーい、冷酒!」
奥の座敷からのご注文。

いらっしゃいませ。色っぽく、お酒を注ぐ。
「バーカ、俺は一人酒か?」
申し訳ございません。御主人様。
おば様があんなに忙しそうなので、、、。
なんか、こんな展開になっちゃって、、、。


7時半に、ようやくバイトちゃんが到着。やっと任務完了。

おば様が、お刺身と、焼きおにぎりを差し入れ。

「ありがとうございました。
 今日のお代は、サービスさせていただきます。
 バタバタしてて申し訳ありませんでした。
 賢治さん、又、お待ちしていますよ。
 礼子さんと春子さんもね。」
七夕祭の前夜祭、大きな花火です

お店を出ると、ドーン、ドーンと打ち上げ花火の音。
大通りでは、空に大きな花火が見える。

「わー、凄い。」
うん、なんか、夏だね。浴衣も着てるし。
左右から、御主人様の腕にぶらさっがって、花火を見る。

まぁ、近くで見たらもっと凄いんだろうけど、
たぶん、身動き取れない程だよね。

身八つ口から御主人様の手が入ってきた。

               2008年8月5日 夜の事です。
 

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コメント


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新キャラ?

又、又、推理。
この女将さんが、先日の「おば様」だと推理しましたが、
いかがなものでしょうか。

sige | URL | 2009年02月18日(Wed)11:30 [EDIT]

sigeさんの推理

アニメではないので、新キャラ登場という訳ではないですし、
度々、お会いする方ではないのですが、
おっしゃるように、大きな影響を与えてくださる方です。
今回のsigeさんの推理は大正解です。
じゃぁ、又。
 

Ray | URL | 2009年02月18日(Wed)12:47 [EDIT]

お尻から打ち上げましょ

ロケット花火の打ち上げの発射だい~ターミにもね

ちゃー | URL | 2009年02月19日(Thu)00:31 [EDIT]

夏の風情

いいなぁ。風情を感じるなぁ。
私、個人的に夏は大の苦手だけど、今日のエントリーを読んで「情緒」、「風情」という言葉を思い出しました。あの「夏」の独特の空気感。湿気。虫の声。
三人とも、精神的に豊かな時間を送っていますよね。例えそれが、涙する時間であったとしても。レイさん、幸せね。
そう言えば、ここのところ、挿絵が写真で表現されていますよね。何か、意味ある?

ルカ | URL | 2009年02月19日(Thu)00:51 [EDIT]

ちゃーさん

蝋燭の熱さには耐えられても、
ロケット花火のシューーは無理かも。
きっと、花火があらぬ方向に飛んでいきます。
じゃぁ、又。

Ray | URL | 2009年02月19日(Thu)07:50 [EDIT]

ルカさん、ありがとうございます

回想的に「、、物語」を綴っていくと、
どうしても季節ネタは違和感があります。
雪が舞い散るこの寒さの中で浴衣に花火かよ、
と、自分で突っ込みを入れております。
挿絵に関しては、夜の花火は描くのが難しい、
と、まぁ、そんなところでしょう。
じゃぁ、又
 

Ray | URL | 2009年02月19日(Thu)07:59 [EDIT]