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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

トラウマ

Jさんは、寂しさからの自殺だったんですか?

「賢治さんはあなた達の調教写真なんか撮ってる?
 一緒にオフ会に出かける事なんてある?」
和子さんは、質問に質問で答えてくる。

いいえ、写真は撮っていただけないし、
ブログに掲載する事も禁じられています。
オフ会も、たとえ女の人とお茶を飲むのもだめだ、って。

「そうでしょうねぇ。賢治さんのトラウマだもの、、、、。

 さすがに賢治さんも詳しくは話してくれなかったけど、、、

 Jさん、やっぱり寂しかったのかしら、
 かつてオフ会で知り合った奴隷さんに誘われて、
 怪しげなSMパーティーに参加してしまったそうよ。
 そして、その時の写真が、ある投稿サイトに流出した、、、。
 何の加工もされずに、顔も体も丸見えで、、、。
 2、3日で削除されたらしいけど、
 本人にとってはショックだったでしょうね。
 外出もできなくなって、部屋に閉じ篭って、、、、。
 
 世間の目に対する恐怖もあったでしょうけど、
 賢治さんに申し訳ないって気持ちもあったに違いないわ。
 、、、、、、。」
 

お店の空気が重くなった。
私達は、その重さを細い肩でやっと支えている。
和子さんのお酒をすする音だけが聞こえている、、、。

賢治様が、モード変換をあんなに厳しくおっしゃるのも、
こんな事が理由なのかしら、、、、。



「ところで、あなた達、奴隷さんで生きてく覚悟はできてる?
 理想の奴隷って考えた事ある?(another story 5)
 、、、、、、、、。
 、、、、、、。」

だんだん、和子さんの呂律が回らなくなって、
和子さんを、奥の座敷にお連れして、
代わりに賢治様を起こして、、、、。



重くて、辛いクリスマスイブだった。
でも、いつかは乗り越えなくちゃいけない壁が、
たまたま今日やってきた、たぶんそれだけの事。
一晩かかったけれど、
私達の前に、「賢治様の過去」という壁は、もう見えない。
Jさんの話を思い出すことはあるかも知れないけれど、
「賢治様の過去」に嫉妬する事はなくなった、、、、、と思う。


でも、新しい壁が見えてきた。
まだ賢治様を取り囲んでいるであろう「トラウマ」という壁。

うん、それでいい。
過去も全部ひっくるめて、それが今の賢治様、今の御主人様だ。
私達はそんな御主人様を、お慕いしている。

重く深い雪も、やがてはとける、、、。
今日、私達は、柔らかな春の陽射しになる事を誓った、、、。


 2008年12月25日 クリスマスの夜明けを迎えてしまいました。


          ブログに掲載してもいいですか?
          御主人様に下書きをお見せした。

          「所詮、「、、物語」だ。
           当たらずと言えども遠からず、
           当たると言えども近からず、だな。
           俺はいつまでも過去を引きずってはいない。
           、、、、つもりだ、、、。

           時々夜中に思い出すことはあっても、
           今は、お前達がいるしな、、。

           まぁ、勝手にしろ。」
          

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コメント


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凄過ぎです

どこまでが「、、物語」?
どこまでが本当の事なの?

昨日、レイさんがコメント返しでおっしゃっていたけど、
書かずに済ませてしまいたい気持ちがよくわかりました。
 

あつこ | URL | 2009年06月08日(Mon)12:40 [EDIT]

あつこさん、ありがとうございます

>どこまでが?

全てが「、、物語」です。
主とJさんの名誉のためにも、
精一杯、話を丸くしました。
現実は、もっともっと、悲惨な話です。
短いお答えで、ごめんなさい。
じゃぁ、又。            レイ
 

Ray | URL | 2009年06月08日(Mon)17:11 [EDIT]

・・「マナー」・・



・・・・・・・・・・。
適切な言葉が見当たりません・・・・・・・・・・・・。

しかし、Jさんが体験した事はSM以前の問題です。
そのSMサークルの人間達が、あまりにもレベルが低すぎます。

主催者の責任、参加者達の思いやり・・・。
すべてに人間としての資質の欠如を感じざるを得ません。

どれだけ重大な事か・・・。
どれほど人の命が重い事か・・・。

主様に黙っての参加も、Jさんの絶望感と自己への嫌悪感・・。
辛かったでしょう・・・。

私もここで、書けば書くほど文律が乱れてきます。

人は誰でも思い出したくない程のトラウマを抱えて生きています。
しかし、それに押しつぶされては負けです。

そのトラウマを乗り越え、克服してこそ厚味のある人間へとなれるのです。
(年寄りなのでお許しください。)

とにかく、壁は乗り越え、突破してほしいと願っています。
御二人さん・・・・
御主人様にとって、支えや、時には癒しになってくださいね(^^

この事は主様の記憶から消える事はありませんが、彼はそれに耐え、糧に
しておいでです。

御二人の新しい思い出で、御主人様のトラウマが少しでも薄くなったら・・・・
と願っています。

BARI | URL | 2009年06月08日(Mon)22:59 [EDIT]

BARI様、ありがとうございます

優しいお言葉ありがとうございます。

実は、現実はもう少し、悲惨な話でした。

現実の話のギザギザをヤスリで削り取って、
現実の話のトゲトゲをペンチで抜き取って、
現実の話の極彩色を、淡いパステルカラーのペンキで封じ込めて、
今日のエントリーになりました。

ギザギザやトゲトゲや極彩色の事は、誰にも話せません。
一生、主とハルと私の3人で背負っていきます。

やがては、ギザギザは風化して丸くなり、
トゲトゲの痛みも感じなくなり、
極彩色も色あせていくに違いないと思っていますし、
そう、願っています。

主がJさんを忘れる事はないでしょう。当然です。
でも、私達の存在の比重が少しでも大きくなれば、
それが、主のトラウマを融かし始めるきっかけになると、
そう信じています。

一番辛い思いをしたのは、Jさんであり、主であり、
事情も良く把握できなかったであろうご家族でしょう。

私達は、所詮は第三者なのかもしれません。
でも、こうして、主にお仕えしている以上、
やっぱり、「春の陽射し」になるのが、私達の役目です。
同情や感傷ではありません。
さして力があるわけではありませんが、
一人より、三人で重い荷物を担いだ方が、
軽く感じるにきまっています。

やがては、荷物を担いでいる事さえ忘れてしまえればと、
そう願っています。


BARI様に御礼と思いながら、愚痴になってしまいました。ごめんなさい。

本当にありがとうございました。
又、遊びに来てください。      レイ
 

Ray | URL | 2009年06月08日(Mon)23:56 [EDIT]

忘れ物の凶器

君が「忘れ物の凶器」を
教えてくれたから
2月○日はトラウマ記念日

私が高校2年の時、同じ学校の同学年の子が自殺しました。
それを知った日、それまで何度も死にたいと思ったことのある私はすごく動揺し、メールだけでまだ会ってはもらえないでいたご主人様に、どうしても…とメールでお願いして初めて会っていただきました。
私が泣きながらそのことをお話しすると、ご主人様は「自殺は多くの場合、忘れ物の凶器を置いていくんだよ。その忘れ物の凶器が傷付けていまうから、残された人にトラウマが残るんだ」と、私を抱きしめて髪を撫でながら教えてくださいました。
そして、「これからは時々会ってもらえますか」と私がが顔を上げておずおずとお尋ねすると、大きくうなずいてくださり「もう死にたいなんて思わないよね?」と、また抱きしめてくださいました。私はご主人様の胸の中で、何度も何度もうなずきました。
私のしつこいお願いに根負けして、初めて私をご調教してくださったのは、それから数回後に会っていただいたときのことでした。
そのとき私は、辛くても絶対自殺はしないと、心に決めました。ご主人様や私によくしてくれた人たちに忘れ物の凶器を置いていくのは、絶対に嫌だったからです。
ご主人様に教えていただいたことはたくさんありますが、この残された人にトラウマを残すことになる忘れ物の凶器のことは、絶対に忘れられません。
Jさんと同学年の子のご冥福をお祈りしつつ、改めて今、この言葉の意味をかみしめています。

レイさん、ブロモグ、今度はここに出現しました。(うまく乗馬鞭をかわせたかな?)
重いテーマのところだったので、コメもずいぶん重くなってしまいました。ごめんなさい。

| URL | 2009年11月20日(Fri)07:12 [EDIT]

麗さん、ありがとうございます

>「忘れ物の凶器」、、
ですかぁ、、、、、。
こればかりは、「忘れ物ですよ」って、届ける訳には行きませんものね。

凶器は、いつまでも心の中に残ってしまうのでしょう。
でもね、毎日毎日、一生懸命ヤスリでけずり続けて、
やがては、危害を加えることのない「忘れ物の鈍器」にする、
それが私達の役目だと思っています。
消えることは、ないにしても、忘れる事ができるように、、。


こんな所にブロモグ出現では、乗馬鞭を準備する暇さえありませんでした。

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2009年11月20日(Fri)07:46 [EDIT]