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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

カンチョウ

登山道はいきなりの急坂で始まった。
息が切れ、すぐに汗が出てくる。
やっぱり自然の山道は、マンションの階段とは比較にならない。

「ゆっくりでいいぞ。同じペースで歩け。
 つま先だけで歩くな。靴底をしっかり踏みしめろ。」

靴紐を結びなおすフリをして、しばし休憩。


急坂の後の、平坦な歩きが嬉しい。
ちょっとした下り坂では、つい早足になってしまう。
そして又、登り坂、、、、。

御主人様の歩きは流石だ。決してペースが変わらない。
上り坂で私に追いつくと、枯れ枝を拾って、お尻をつつく。
モタモタ歩いていると何度も何度も、、、。

御主人様、私が遅いんじゃないんです。
先を歩くハルさんが遅いんですよ、、、。

だから、私も、枯れ枝でハルさんに「カンチョゥ!」
「おバカ」をしながら、山道を登っていく。

不思議なもので、やがて脚が、体が、山道に慣れてくる。
息は切れるし、汗はかくけど、辛くはなくなってきた。

頂上直下の大岩をぐるっと巻くように上りつめると、
そこから上は何もなかった。
おもわず「やったぁ」って、バンザイしてしまう。

先着の方々が、微笑んでくれる。
「こんにちは」の挨拶も自然に出てくるから不思議だ。
あぁ、山はいいなぁ、そんな感想。
彼らは、先に下山して行った。

テントから見た風景をはるか上から眺めている、そんな眺望。
梅おにぎりでお昼御飯。
シンプルな塩味が最高に美味しい、、、。
なんの味もない水が、とっても爽やかだ、、、、。


右手にもう少し高い山が見える。
私、あの山にも登れるかなぁ、、、、。
山好きな人の気持ちがちょっと分かった、そんな気分。

山慣れしたお婆さん位にはなれたかなぁ、、、。


              2009年5月23日 昼の事です。
 

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コメント


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ご無沙汰

仕事柄、今の季節は、東奔西走、やたらと忙しい。
ま、今の時代、忙しいことはいいことなのだろうけど。

しばらくお邪魔しないでいるうちに、
いろいろ新しいお友達も増えたようで、なにより。

レイさん、ハルさんも、それなりの成長を遂げているようで、
お二人の努力と、ご主人様の陰ながらの巧みな御調教が窺える。

仕事が一段落したら、又、ゆっくりお邪魔することにする。

sige | URL | 2009年08月05日(Wed)08:50 [EDIT]

よかったですね。

なれた方にちゃんとペースを作ってもらうと、やっぱり違いますよね。
ご主人様のおかげですてきな経験ができて良かったですね。

次は首輪で引いてもらいながら……やっぱりお馬鹿ですみません。

ムクムク | URL | 2009年08月05日(Wed)09:17 [EDIT]

 「山登り」



山を登っていると、下からの視線では見えたところが頂上。

ところがそこに着くと、さらに登り道が続いています。
そうなんです!山登りは延々と自分との戦いなんです。

マイペースで登っていると時折振り返って見る、下界の景色が心地
よいものです。
登る人と下山する人・・すれ違いざまに・・「お疲れ様です♪」
自然に挨拶の言葉が出てきます。

みなが爽やかな笑顔に、額には汗・・・。
生きている実感・・・・海も山もターミと共に歩いて・・共に汗して・・
時間を共有する・・・。

皆、必要な人と時を過ごして生きて行ける・・・。
自然はそんな空間を実感できる場所です・・・。



BARIです。 | URL | 2009年08月05日(Wed)16:33 [EDIT]

sige様、ご無沙汰いたしておりました

お忙しい中、お気遣いいただきありがとうございます。
今年の夏は、冷夏ではないようですが、
それでも、なんとなく変な陽気が続きます。
お体、ご自愛ください。
お仕事の合間の息抜きにでも、このブログを使っていただければ、
最高の悦びです。
ありがとうございました。
じゃぁ、又。          レイ
 

Ray | URL | 2009年08月05日(Wed)17:25 [EDIT]

ムクムク様、ありがとうございます


>次は首輪で引いてもらいながら……

御主人様方の考え方って、そういう方向になるんですよね。

>やっぱりお馬鹿、、

ではありません。
当たらずといえども遠からず、、、。
それは、明日のお話です、、、。

ありがとうございました。
又、遊びに来てください。       レイ
 

Ray | URL | 2009年08月05日(Wed)17:30 [EDIT]

BARI様、ありがとうございます

主が申しておりました。

「最高の登山は、たった一人で、
 衣食住を担いで、一週間位、山を縦走することだ」って。

 一日、誰とも出会わなくて、キャンピングガスの炎に向かって、
 独り言を言いたくなる事もある。
 強い雨が降って、停滞か、出発かを悩む朝もある。
 3日目位から、完全に曜日の感覚がなくなって、
 初めて、自然に同化した事を感じ出す。
 大雨の中、水場まで行く元気がなくて、
 フライシートから流れる雨水を、飲み水にして、
 一緒に正露丸を飲んだりしたこともあった。
 でも、そんな体験をすると、
 自然にも、他人様にも、とっても優しい気持ちになれる。
 ある意味、登山は自己研鑽なんだ、、、。

7月の下旬に、夏山登山に連れて行っていただいて、
素敵な体験をしてきましたけれど、
まだ、縦走とまではいきません。

いつの日か、山を縦走する、、、
それが今の私の憧れです。

辛く苦しい山歩きの結果として、
自分を見つめなおし、他人様に優しくなれたら、
それはそれは、素敵な事ですよね、、、。

社会人なったら、なかなか長い休みは取りづらいでしょうから、
学生のうちに、一度だけでも体験したいなぁ、、。

自分の事ばかり書いてしまいました。ごめんなさい。

ありがとうございました。
又、遊びに来てください。    レイ
 

Ray | URL | 2009年08月05日(Wed)18:06 [EDIT]