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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

蚊帳

 
お店も素敵だったけれど、
お店の裏の生垣で囲われたご自宅も、同じような和風造り。
玄関の表札で、「紗江」さんと知る。

「彼はな、当時まだ珍しかった、地産地消の料亭、ということで、
 凄い借金をして、ここを建てたんだ。
 彼が死んで、紗江が女将として必死に働いて、
 それなりのブームはあったにせよ、
 もう借金、返し終わったのかな? まぁ、たいしたもんだ。」

座卓でそんな話をしていると、紗江さんが、

「まだ、借金だらけですよ。
 でも、借金も資産だ、って教えてくれたのは賢治さんよ。
 お風呂沸きましたからどうぞ。」

そう言いながら、タオルを差し出す。

「先に入ってるぞ、お前達も来い。」
「今、浴衣をお持ちしますね。」



浴衣を取り出しながら、
「私と賢治さんの関係、気になる?」

はい、、、でもまだ何も分からないし、、、、。

「賢治さんは、主人が亡くなった後、しっかり私を慰めてくれた。
 でも賢治さんに抱かれながら、私、主人を想っていたわ。
 あの事件で、Jさんが亡くなった時は、
 私が、賢治さんを慰めているつもりだった。
 でも、私を抱きながら、賢治さんはそこにJさんを見てたの。

 それがねぇ、ここ数年、ご接待でお店は使ってくれるけど、
 プライベートでの訪問は無し、、、、。

 先日、さりげなくお二人を紹介されて、納得したわ。

 逆にネ、今度私を抱いてくださる時は、
 Jさんの代わりじゃなく、
 紗江として抱いてくださるに違いないって、そう思ったのよ。
 私も、主人の代わりじゃなく、賢治さんとして、、、。

 私ね、こんな客商売してるけど、
 主人と賢治さん以外、ほとんど男を知らないのよ、、、。」

紗江さんは、そう言いながら、、、お仏壇の扉を閉めた、、、、。





四角い檜風呂。
紗江さんの裸体を眺めながら、御主人様がおっしゃった。
「紗江、お前、胸もケツもピチピチで、ちっとも変わらんなぁ。」
「あら、やだ、誰も使ってくれから、進歩してないだけですよ。」

私達も、紗江さんの全裸に見とれながら、
御主人様の背中を流している、、、、、、。

「紗江さんって、京都の方ではないんですか?」
「あぁ、あれ? 
 あれは営業上だけ。私、純粋にこの土地生まれよ。」





この部屋に冷房はない。
空け放れた縁側から、暮れ行く夕方の風が流れ込む。
ビール、冷酒、湯葉、豆腐、イワナ、
何も手をかけない冷やしトマト、
キュウリのぶつぶつを唇に感じるモロキュウ、
枝豆に振りかけられたお塩の味まで、違って感じる、、。


「お前達、暑いだろう。」
御主人様が、浴衣を脱ぎ捨てた。
紗江さんは脱ぎ捨てられた浴衣をたたみながら、
ごく自然な様子で、自分の浴衣も脱いでいく、、、、。

私達も、慌てて、服を脱ぎ捨てる、、。
牝奴隷の自覚が足りないのか、、、、、。
私達が、まだまだ子供で、未熟なのか、、、、。
紗江さん、やっぱり、素敵な大人の女だ。

テレビもない、パソコンもない、、、
御主人様と紗江さんの、静かな思い出話に耳を傾ける。
蚊取り線香の香りまでもが、やけに新鮮で、、、、
全裸の開放感で、夜がふけていく、、、、。









奥の部屋にも、夜の優しい風が流れている、、、。

生まれて初めての蚊帳の中。
修学旅行みたいに枕投げをして、
タオルケットにくるまって蓑虫になって、、
まるで子供みたいに、みんなで、タワムレて、、、、。




生まれて初めての蚊帳の中、なぜか落ち着いた心で、紗江さんの喘ぎを聞いている、、、、。
ハルさんと手を繋ぎながら、
紗江さんの、素敵な喘ぎ声を聞いている、、、、。


今晩は私達の出番はなさそうだ、、、、。
御主人様は、紗江さんを紗江さんとして抱いているに違いない。





紗江さんの喘ぎ声に、、、、
御主人様の中のJさんが、
、、、、、思い出に変わっていくのを感じている、、、、。






             2010年8月14日 夜の事でした。
 

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コメント


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はる・れい・さえ

三姉妹の誕生らしいね、勿体ないな~もう少し濃い内容に成ってほしい

茶 | URL | 2010年08月20日(Fri)03:37 [EDIT]

茶さん

まぁ、全ては主のお心一つですから、
>もう少し濃い内容に、、
と言われてもなぁ、、、こればかりはどうにも、、、。
じゃぁ、又。         レイ
 

Ray | URL | 2010年08月20日(Fri)07:48 [EDIT]