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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

降る

出張で、あの地震の場所に立って、しみじみ思った。
瓦礫の撤去などの力仕事はできないけれど、
今、私にできる事をしたい、、
子供達の為になら、何かできるに違いない。
連休のボランティアが中止になって、悔しい思いをした。
だから、ボランティア団体なんて大掛かりな事じゃなくて、
私達個人としてなら、、、、、。

そんな想いを、御主人様にぶつけてみた。

「ボランティアをしなくちゃ、なんて強迫観念じゃないだろうな?
 レイが、毎日しっかり生活するのだって、密かなボランティアだぞ。」
そんな事をおっしゃいながらも、某学園に連絡を取ってくださった。


「一見、町は平和です。地震の深刻な被害もありませんでしたからね。
 でも、目に見えない放射線が降っているんです。
 原発から何十キロも離れているのにですよ、、、。
 最近学園では、些細な事でとっくみあいの喧嘩が多くなりました。」

学園のスタッフがそうおっしゃったそうだ。
児童心理学的な事は、よく分からないけれど、
子供達なりに、漠とした不安や動揺を抱えているのかもしれない。

「外では遊べませんけどね、
 みんなで遊べる程度の部屋はありますよ。」

庭で飛び跳ねる事はできなくて残念だけれど、
室内で汗をかくほど遊んで、
自分達で作ったおいしいご飯を食べて、、、、
それだけでも気がまぎれて、楽しい一日になるに違いない。
そんな思いで、そんな願いで、学園を訪れた。



御主人様は、魅力的なリーダーだ。
初対面の子供達を相手に、自己紹介から、手遊び、歌、ゲーム、、、
グイグイと子供達の心を惹きつけていく。

御主人様とハルさんは、すぐに汗だくで、子供達と遊びだした。


私はそっと厨房にさがって、食事の準備。
子供達が自分で食事を作るというのも今日のプログラムの一つだから。



指を切らないようにネ。指先を丸くして、、猫の手よ!
そんな叫び声を上げながら、筍を細かく切らせる。
「ゲェー、気持ちわりぃ」
そんな声は聞こえないフリして、鶏肉を切らせる。
先日、御主人様に習ったから、鍋でのご飯炊きも楽勝だ。
子供達も真剣に炎を見つめている。

「あっ、オコゲの匂いがするぅ、、、」
オコゲの香りがおいしい「筍と鶏肉の炊き込みご飯」ができた。


子供達の、学園スタッフの、満面の笑顔が嬉しい。
「おかわり」が何回もあって、鍋が空っぽになったのも嬉しい。




所詮は一日だけのボランティアだ。
所詮は自己満足的ボランティアだ。
誰かにそう指摘されたら、返す言葉はないけれど、
あの子供達の笑顔は、なんの嘘もついていない。
あの一瞬だけでも、全てを忘れた素敵な笑顔だ。

今回の震災、そして放射線漏れがなかったとしても、
生活にハンデを負っている子供達だ。
この地に住み続ける限り、永い永い戦いになるのかもしれない。
私、覚悟して、しっかりお供いたします、、、、。
きっと又、遊びに来ますね。
放射線が降るこの街に、、、、、。

うぅん、次は、しっかり外で遊びたいよね!!


東京電力さん、半年後の安定という行程、信じています。
現場で辛い作業中の皆さんには、頭が下がります。
でも、でも、、、もっと、、、もうちょっとでも早く、、、
、、、、お願いします。






帰り道、車は高速道路を走り続ける、、、。
会話は少ない、、、
でも、、車内には、静かな、静かなほほ笑みが満ちている。

大きな口でご飯をほおばるあの子達の笑顔が忘れられない、、、。

あえて口には出せないけれど、、
あえて口にはできないけれど、、、
   、、、負けるなよ子供達、、、ガンバ!!!








               2011年5月8日の事でした。
 

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コメント


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今日のブログタイトル「降る」、、、、
その言葉に、レイさんの悲しみ、憤り、優しさ、、
そんな全ての想いが集約されているようで、
しっかり噛み締めさせていただきました。ありがとう。

あつこ | URL | 2011年05月17日(Tue)13:04 [EDIT]

ありがとう

5月病にもならず、お元気そうでなによりです。

ボランティアは、元々自己満足のためにやるものです。

だから、機会を与えてくださった方々に感謝。笑顔のお子さん達に、ありがとう。

気長に行きましょう。

牧神の午後 | URL | 2011年05月17日(Tue)13:08 [EDIT]

愚痴です

レイさん達がどの地域に出かけたのかは分かりませんが、
学園の子供達の笑顔が見えるようです。
たとえ、周辺に放射線が漂っているとしても、、、。

我が子の学校でも、国の基準値は下回りながらも、
未だ、休み時間も体育も室内です。
最終的には学校長の判断らしいのですが、
量が多い少ないにかかわらず、
この街に通常以上の放射線が「降って」いる事は確か、、。
放射線が目に見えなくて、その影響の結果が数十年後、、、。
誰が責任を取ってくれるのでしょう。
やっぱり、子供を守るのは私の責任なのでしょうけれど、
どこを、誰を信じていいのか、さっぱり分かりません。
どこかに転校させたほうがいいのかしら?
それで、肉体的安全は確保されますが、
友達と別れる精神的負担を押し付ける事になってしまいますし、、。

又、レイさんに愚痴ってしまいましたね。ごめんなさい。
アダルトブログで、こんなことを愚痴っている私は、いけない母親です。
でも、子供の前では肝っ玉母さんで、毅然としているんですよ。

福島耐え子 | URL | 2011年05月17日(Tue)18:30 [EDIT]

あつこさん、ありがとうございます

「降る」は、ちょっと大げさかもしれません。
だって、降っているかどうかさえ分からないのですから。
逆に、見えない分、訳も分からない恐怖はありましたけれど。
専門家でもないし、難しい事は分かりませんが、
年間被曝許容量が1ミリシーベルトなんて言われていたのが、
いつの間にか20ミリシーベルトなんて事になって、
よくよく聞いてみたら、大人に対する値らしく、
それを子供達に押し付けるのかぁ?
って、憤慨したり、ますます訳が分からなくなったり、、。
地元の皆さんは、もっともっと混乱しているのかもしれません。
一日も早い終息を願うばかりです。

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2011年05月17日(Tue)20:07 [EDIT]

牧神の午後さん、初めまして

仕事上にさえも、震災関連の問題が密かに押し寄せたり、
個人的にも、震災から離れる事ができないようで、
5月病、などという言葉さえも忘れておりました。

>気長に行きましょう。
おっしゃるとおり、当然ながら所詮ボランティア。
全ての皆様に奉仕することはできませんので、
今回かかわった子供達に対するボランティアだけは、
長くお付き合いしていきたいと思っています。
長く地道に続けることによって、自己満足+α程度になれれば、と思っています。

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2011年05月17日(Tue)20:23 [EDIT]

福島耐え子さん、ありがとうございます

確信を持って、あなたはこうすべきだ!、なんて、言えるはずもありませんし、
いろいろな意味で、専門家と称する皆様のご意見も違っているようです。

私の体験を一つ。
学園を去る時、子供達は、一生懸命手を振ってくれました。
でも、けっして玄関から外には出てこないんです。
辛い現実でした。
放射線濃度が高い地域ではないのですが、
学園スタッフの指導なのでしょう。
まぁ、当然です。いくら数値が低くても、そこに非日常の放射線があるのですから。
天気がよくても、外で遊べずに我慢しているに違いない子供達のストレスはいかほどか、、。
今はまだ我慢できても、やがては、、、、なんて考えると、
ちょっと、恐怖ではあります。
一日も早い原発事故の終息を願うばかりです。

耐え子さん、
「肝っ玉母さん」、「小心者母さん」、うまく使い分けて、
的確な判断をなさるよう、願っております。

ありがとうございました。
じゃぁ、又。       レイ
 

Ray | URL | 2011年05月17日(Tue)20:40 [EDIT]

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| | 2011年05月18日(Wed)09:34 [EDIT]

度助平れいさんに

他の女人達も、れいさんぐらい頭の中でスケベな事考えてます?

茶 | URL | 2011年05月18日(Wed)11:07 [EDIT]

鍵コメ様、ありがとうございます

優しいお言葉ありがとうございます。
頻繁にとは言えませんが、この学園の子供達とは長くお付き合いしたいと思っています。
放射線に心も体も捻じ曲げられることなく、元気に成長して欲しいと願っています。

ありがとうございました。
又、遊びに来てください。       レイ
 

Ray | URL | 2011年05月18日(Wed)19:40 [EDIT]

茶さん、

コメントの意味不明です。
他人様が何を考えているかなんて知るよしもありません。
私が何を考えているかを知られたくないのと同じように。
じゃぁ、又。     レイ
 

Ray | URL | 2011年05月18日(Wed)19:44 [EDIT]