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御主人様と二匹の奴隷達の物語

レイが綴る牝奴隷ハルとレイの物語、、、、、。ほんの偶然が、私を、、、。

囲碁

節電と避暑を兼ねて、、ではないけれど、、紗江さんのお宅。
久しぶりだ。
あの昨年末の奴隷売買から、もう8ヶ月が過ぎた。

下界とはまるで違う涼やかな風が風鈴を揺らし、
縁側の籐椅子では、御主人様と紗江さんが囲碁をしている。

私達は傍らでその勝負の行方を見つめている、、、、
って言えば格好がいいけど、私達はルールも知らない。
正確には、交互に置かれる碁石模様を眺めている、、、。

「紗江さんは、囲碁もなさるんですねぇ。」
「えぇ、かつて囲碁好きなお客様がおられてね。必死に勉強したわ。
 だって、そのお客様、囲碁をするために通ってくれてたから。
 商売になるんだったら何でもやるわよ。
 囲碁も将棋もマージャンも、ゴルフだってね。」

さすが紗江さん、そのバイタリティは凄いよなぁ。



勝負は佳境に入ったらしい。
紗江さんは、じっくり長考中だ、、、。
フッと顔を上げて、庭を眺めながらつぶやいた。
「賢治さん、この勝負、賭けない?」
「何を賭けるんだ?」
「私が勝ったら、連休中、レイとハルを私にちょうだい。」
「俺が勝ったら?」
「、、、私が、最下層の奴隷としてお仕えするわ。」
「なんか、俺のメリットが少ない気がするけど、まぁ、勝負だ。」

パシッ!
紗江さんの黒石が音を立てて碁盤に打ち下ろされた。
「なぁるほど、その手を思いついて、賭けに来たわけかぁ。
 なかなかの妙手だ。」

今度は、御主人様が、盤上に体を乗り出して考え込む。
そのままの姿勢でおっしゃった。
「ところで、お前が勝ったら、レイとハルをどうするつもりだ?」
「私ねぇ、けっしてサドって訳じゃぁないけどさぁ、
 レイとハルを見てるとね、徹底的に虐めたくなっちゃうのよ。」
「ふ~ん。お前が女王様をやってる時に、俺はどうするんだ?」
「賢治さんは、、、、縄師として雇ってあげるわ。」
「ふ~ん、、、。」



どうやら勝負がついたらしい、、、。
「賢治さん、途中から手を抜いたでしょ。」
「あっ、分かったかぁ。縄師もいいかなぁ、って思ってな。」


紗江さんが、紗江様、、、女王様になった、、、


「レイ! ハル! 脱ぎなさい!」
紗江さんが、紗江様になった。
紗江様が、女王様になった。






             2011年7月16日の事でした。

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コメント


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悔しいけど

うまいよなぁ。
ついつい物語りに引き込まれて、
早く次を読みたくたってしまった。
こんな小娘のブログなのに。

俺 | URL | 2011年07月19日(Tue)07:34 [EDIT]

俺さん、ありがとうございます

悔しがらせる事ができて、嬉しい限りです。
長年ブログを書いていると、まるで連載小説的に、
読者に気をもたせる的作法を身につけてしまって、、、、、。
小娘のアサハカな、悪知恵であります。
明日の「、、物語」も、お楽しみに♪
ありがとうございました。
じゃぁ、又。      レイ
 

Ray | URL | 2011年07月19日(Tue)18:27 [EDIT]